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日本属国論

598 名無し@安全保障 2017/03/28(火) 23:59:22 ID:dT9HZhLN
・・・モザンビークで「バイオディーゼル事業」に着手したところからの話です。・・・
現地の人を雇ってキオスクを経営していたのですが、ここで思わぬトラブル(?)がありました。
・・・月ごとに棚卸しし、帳簿と現金をつきあわせるると毎回必ず3割くらい、現金が足りないのです。
・・・もし、計算が不得意だって言うのならば、たまにはプラスになってもいいのですが、とにかく
必ずマイナスの方向に合わないのです。・・・

現地スタッフの話はこうでした。
「私は、電卓を持っているので計算違いなんてしないから、絶対に私のせいではない。
私が思うにこれは妖精のせいじゃないかと思う。あなたのやっている商売は今とてもうまく
いっている。「電気」を扱える店が他にないからだ。でも、アフリカの人というのは妬みの文化
なんだ。だから、この店を妬んでいる人たちが、悪い黒呪術師に頼んで呪いをかけている。
呪いがかけられると、豆粒みたいになった妖精が店の中に入ってきて、お金を持って行く。
だから、お金が減っている。」

………。「お、おう……。そうか……。」
さらに「対抗できる白呪術師を知っているから、紹介しようか?」と聞かれましたが、
丁重にお断りしました。

困りました。ただ、考えてみればどんなルールを定めて管理をしたとしても「現金」を扱う
以上は再発します。結局、考えた末の私の結論は「現金を使わなければいい」となりました。
実は当時、電子マネーがアフリカの発展途上国にも普及し始めていました。
アフリカに電子マネー?と思われるかもしれないですが、それほど難しいわけではなく、
キオスクに電子マネー用のPOS端末を1台置いておけば、そこでスイカのようなカードを使って、
電子マネーをデポジットしてもらえばいいのです。

良い機会です。NECが偶然にも「途上国向けの電子マネーシステム」を持っていると聞き、
私は彼らと共同で、キオスクに電子マネーを導入しました。
狙い通り、効果は絶大でした。今まで必ず3割違っていた現金が、誤差1%程度になったのです。
要するに全く豆粒の妖精が出てこなくなったわけです。
http://blog.tinect.jp/?p=36606


日本が未だに現金社会で、他国が急速に電子マネーに移行しているわけが解った気がします。
要は信用度の差なのでしょう。ただ、こういう国の場合は政府も信用できないので、電子マネーの
使用権限を急に停止させられるリスクと板挟みに成りそうですが。

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