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太田述正
2018/02/21(水) 11:01:03 ID:4tazpCJz
前段について。
釈迦に説法ですが・・。
「三次元思考」の定義をした上で、谷川浩司、内藤國雄九段が「三次元思考」者であったことを説明していただかないと・・。
で、詰将棋についてですが、増田康宏五段(当時四段)が、「小さい頃はめちゃくちゃ解いてました。でも三段のときくらいにやめて、それからは解いてないです・・・詰将棋、意味ないです・・・実戦に出てきませんから」
http://www.fgfan7.com/entry/2017/05/17/070105
と言っており、私は「意味ない」とまでは思わないけれど、必ずしも間違ってないんじゃないでしょうか。
(なお、詰将棋創作については、当時将棋連盟会長だった谷川九段から、プロ入りまでは止めるように言われており、
http://dic.nicovideo.jp/a/藤井聡太
恐らくその忠告は守られたのでは。)
また、将棋ソフトが登場し、アマチュア高段者レベルになってからも相当の年月が経過しており(典拠省略)、電王戦が2011年(〜17年)から行われ、プロがコロコロ負かさされている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%86%E6%A3%8B%E9%9B%BB%E7%8E%8B%E6%88%A6
ことから、この増田五段のように、研究会に参加せず、研究相手は将棋ソフトだけ、という形ではなかったにせよ、藤井六段だって、小学校低学年の頃から、将棋ソフト「も」使って研究をしてきた、と考える方が自然でしょう。
とにかく、将棋って、一、読む能力、二、時間制限があるので読む手を絞る、三、読んだ先の局面での形勢判断を的確に行う、ゲームですが、私は、藤井六段は、一も三も傑出している可能性が大いにあるものの、最も傑出しており、決定的な強みとなっているのは、二の能力だとふんでいるんですよ。
つまり、彼は、経験(≒先入観)がないので、本筋、ないし、それに準ずる手、を絞る際に排除してしまわない、という能力において、既存のプロ棋士に比して、とりわけ傑出しているのではないか、とね。
釈迦に説法ですが・・。
「三次元思考」の定義をした上で、谷川浩司、内藤國雄九段が「三次元思考」者であったことを説明していただかないと・・。
で、詰将棋についてですが、増田康宏五段(当時四段)が、「小さい頃はめちゃくちゃ解いてました。でも三段のときくらいにやめて、それからは解いてないです・・・詰将棋、意味ないです・・・実戦に出てきませんから」
http://www.fgfan7.com/entry/2017/05/17/070105
と言っており、私は「意味ない」とまでは思わないけれど、必ずしも間違ってないんじゃないでしょうか。
(なお、詰将棋創作については、当時将棋連盟会長だった谷川九段から、プロ入りまでは止めるように言われており、
http://dic.nicovideo.jp/a/藤井聡太
恐らくその忠告は守られたのでは。)
また、将棋ソフトが登場し、アマチュア高段者レベルになってからも相当の年月が経過しており(典拠省略)、電王戦が2011年(〜17年)から行われ、プロがコロコロ負かさされている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%86%E6%A3%8B%E9%9B%BB%E7%8E%8B%E6%88%A6
ことから、この増田五段のように、研究会に参加せず、研究相手は将棋ソフトだけ、という形ではなかったにせよ、藤井六段だって、小学校低学年の頃から、将棋ソフト「も」使って研究をしてきた、と考える方が自然でしょう。
とにかく、将棋って、一、読む能力、二、時間制限があるので読む手を絞る、三、読んだ先の局面での形勢判断を的確に行う、ゲームですが、私は、藤井六段は、一も三も傑出している可能性が大いにあるものの、最も傑出しており、決定的な強みとなっているのは、二の能力だとふんでいるんですよ。
つまり、彼は、経験(≒先入観)がないので、本筋、ないし、それに準ずる手、を絞る際に排除してしまわない、という能力において、既存のプロ棋士に比して、とりわけ傑出しているのではないか、とね。