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タイトルコラム#1778をめぐって(その1)
記事No446
投稿日: 2007/05/28(Mon) 22:40
投稿者極東の名無し三等兵
 ブログ上にお二人から投稿がなされているのを発見したので、こちらに転載させていただき、私の回答(というか質問)をつけました。
(太田)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 はじめまして。
 反論の一部を書いたものです。

 申し訳ありません、少し難しく書きすぎましたね。
 とりあえず、ガゼルを「対戦車機動攻撃力」と言えるか否かなどということは、今はおいておきましょう。

 問題点は、陸自のAH-1Sと英軍のガゼル、片や生まれながらの戦闘ヘリ、片やアルエットU観測ヘリの後継。空虚重量が三倍以上も違うヘリコプターを一緒くたにして、その機数だけで戦力を決めるは、間違いではありませんか? ということです。


 たとえ話をしましょう。
A社:積載量750kgの軽トラを270台運用している。
B社:積載量2250kgの中型トラックを90台運用している。
参考
A社:750kg×270台=202500kg
B社:2250kg×90台=202500kg

 この両社について比較する際に
 「トラックの台数が多いからA社の方がより多くの荷物を扱える」と言ってしまって良いのでしょうか?ということです。

タイトルRe: コラム#1778をめぐって(その1)
記事No447
投稿日: 2007/05/28(Mon) 22:43
投稿者太田 述正
<太田>
 おっしゃる論理に従えば、ガゼルを無視して「戦力を決める」のも間違い、ということになりませんか。
 そこで、こちらから質問しますが、あなたは、そのガゼルとAH-1Sの「戦力」比をいくらと算定されるのですか?
 よもや「空虚重量」の比と算定されるのではないでしょうね。
 ご回答をお待ちしています。

タイトルガゼルについて
記事No466
投稿日: 2007/06/02(Sat) 14:32
投稿者極東の名無し三等兵
返信、ありがとうございます。
でも、質問で質問に返すのですか?
では自分も答えるので、あとで太田氏の考えも、聞かせてくださいね?

英軍のガゼルの単純な戦闘能力は、陸自のAH-1に比べ“実質ゼロ”と考えて差し支えないかと。

1、現時点で非武装である。
2、実質は観測ヘリ
3、1970年以来、大幅なアップデートはなく、性能が陳腐化している。
4、ガゼルは退役途上にあり、今後武装化されることはまずない。
5、仮に武装したとしても、ロケット砲と機関程度では、射程や命中精度の問題で有効な対戦車攻撃をするのは難しい。

ということです。
あと一点。
「最新の対戦車ヘリコプターAH-1Sの1998年度単価は486,600万円である」と述べていますが、その後の計算で、ガゼルAH1を486,600万円であるかのように語っています。
しかし、英軍のガゼルと陸自のAH-1コブラは同じ値段ではないと思います。
手元にデータが無いので断定は避けますが、ガゼルとコブラの値段を、同じに見積もってしまって良いのですか?

自分は答えました。
では太田氏の考えをお願いします。

タイトルRe: ガゼルについて
記事No467
投稿日: 2007/06/02(Sat) 15:52
投稿者太田 述正
 質問にきちんとお答えいただけないのは残念ですが、

>1、現時点で非武装である。

→私が拠ったミリバラ執筆時(1999〜2000であろう)には非武装であったとは言い切れないということですね。

>2、実質は観測ヘリ

→いずれにせよ、ガゼルについて、英国には以前対戦車ヘリとしての運用構想があり、フランスは1991年に実際に対戦車ヘリとして運用した、という事実があるとすると、ガゼルは対戦車ヘリでもあったと言えますよね。

>3、1970年以来、大幅なアップデートはなく、性能が陳腐化している。
>4、ガゼルは退役途上にあり、今後武装化されることはまずない。
>5、仮に武装したとしても、ロケット砲と機関<砲?銃?>程度では、射程や命中精度の問題で有効な対戦車攻撃をするのは難しい。

→いずれも現在の話であり、1999〜2000年時点のことが議論の対象となっている以上、irrelevantです。

 以上からすると、私がガゼルを「対戦車機動攻撃力」の中にカウントしたことが誤りであるとは、到底言えそうにありません。

>「最新の対戦車ヘリコプターAH-1Sの1998年度単価は486,600万円である」と述べていますが、その後の計算で、ガゼルAH1を486,600万円であるかのように語っています。しかし、英軍のガゼルと陸自のAH-1コブラは同じ値段ではないと思います。手元にデータが無いので断定は避けますが、ガゼルとコブラの値段を、同じに見積もってしまって良いのですか?

 拙著執筆時には、ガゼルに限らず、ほとんどの英国の装備について、私の「手元にデータ」はありませんでした。ただ、仮に「データ」があったとしても、私は自衛隊の類似装備の価格で代替したことでしょう。ムチャ高い自衛隊の価格を用いることにこそ意味があったからです。
 また、ガゼルとAH-1Sの「対戦車機動攻撃力」としての戦力比が算定困難である以上、ガゼル=AH-1S と措定したこともまた、不適切であったとは言えないでしょう。

 蛇足ながら、拙著で英陸軍と陸上自衛隊を比較したこの箇所については、陸幕の防衛部の要職を経験した私の畏友の自衛官に、私の原稿を事前に見せて「校閲」してもらっていることを申し添えます。

タイトルRe^2: ガゼルについて
記事No469
投稿日: 2007/06/02(Sat) 23:51
投稿者JSF
返答者その2、「週刊オブイェクト」のJSFです。宜しくお願いします。

> →私が拠ったミリバラ執筆時(1999〜2000であろう)には非武装であったとは言い切れないということですね。

いいえ、1999〜2000時点では明確に非武装です。英軍のガゼルAHに武装が施されていたのはフォークランド紛争の期間だけで、しかもその実戦では使用されませんでした。

> →いずれにせよ、ガゼルについて、英国には以前対戦車ヘリとしての運用構想があり、フランスは1991年に実際に対戦車ヘリとして運用した、という事実があるとすると、ガゼルは対戦車ヘリでもあったと言えますよね。
----

いいえ、言えません。フランス軍は湾岸戦争でガゼルSA342Mを対戦車攻撃に投入しましたが、これはHOT対戦車ミサイルを運用できるモデルだったからです。イギリス陸軍のガゼルAHはSA341B相当です。対戦車ミサイルの運用能力はありません。ロケット弾ポッド程度では火力支援ぐらいしか行えず、対戦車攻撃に投入するなど無謀です。

> →いずれも現在の話であり、1999〜2000年時点のことが議論の対象となっている以上、irrelevantです。

1999〜2000年時点でガゼルAHは非武装でした。それまでに再武装計画も存在していませんでした。

>  以上からすると、私がガゼルを「対戦車機動攻撃力」の中にカウントしたことが誤りであるとは、到底言えそうにありません。

明確に誤りです。非武装機を攻撃ヘリとしてカウントするなど、やってはいけないことです。

>  拙著執筆時には、ガゼルに限らず、ほとんどの英国の装備について、私の「手元にデータ」はありませんでした。ただ、仮に「データ」があったとしても、私は自衛隊の類似装備の価格で代替したことでしょう。ムチャ高い自衛隊の価格を用いることにこそ意味があったからです。
-----

そのような比較に意味はありません。ガゼルは安いのですから。

>  また、ガゼルとAH-1Sの「対戦車機動攻撃力」としての戦力比が算定困難である以上、ガゼル=AH-1S と措定したこともまた、不適切であったとは言えないでしょう。
----

対戦車ミサイルを運用できるAH-1Sとロケット弾ポッド程度のガゼルAHでは対戦車攻撃力に雲泥の差が有り、また防御力の差は生存性の差となって現れます。

戦力比の算定は容易です。コブラとガゼルの戦力比は、例えるならFGM-148とRPG7の違いよりも差があるでしょう。

>  蛇足ながら、拙著で英陸軍と陸上自衛隊を比較したこの箇所については、陸幕の防衛部の要職を経験した私の畏友の自衛官に、私の原稿を事前に見せて「校閲」してもらっていることを申し添えます。
----

その方はガゼルAHが非武装だったことに気付かなかったのですね。意外と多いですよ、他国の装備に詳しくない現役自衛官の方は。イギリスは遠く離れた国で、仮想敵国でもありませんからね。

タイトルRe^2: ガゼルについて
記事No470
投稿日: 2007/06/03(Sun) 03:03
投稿者極東の名無し三等兵
JSF氏の回答に付け加えて。


> 質問にきちんとお答えいただけないのは残念ですが、
どの部分が質問だったのかわからなかったので、お手数ですが、もう一度質問内容を明確にお願いできませんか。


> いずれも現在の話であり、1999〜2000年時点のことが議論の対象となっている以上、irrelevantです。
いいえ、2000年においても、上記の話は成り立ちますよ。


> フランスは1991年に実際に対戦車ヘリとして運用した、という事実があるとすると、ガゼルは対戦車ヘリでもあったと言えますよね。

いいえ、言えませんよ。
フランス軍のガゼル(SA342M)は、標準装備としてHOT対戦車ミサイルを装備し、索敵サイトや暗視サイトを装備し、AAM携行能力を持っています。
エンジンも高出力なアスタズー14が搭載されています。
しかし、英軍のガゼル(SA341B)は、そういったものは一切ありません。
ATMやAAMを運用するための照準装置や配線などが、搭載されていないためです。
エンジンも出力の劣るアスタズー3です。

仏軍はガゼルを攻撃ヘリとして使用し、そのためのアップデートを逐次行っています。
英軍はガゼルを偵察ヘリとして使用し、まったくと言っていいほどアップデートを行っていませんし、フォークランドの期間を除いて、武装すらしていません、

……まさか、英軍のガゼルと仏軍のガゼルの違いを知らずに書いていたのですか?


> ほとんどの英国の装備について、私の「手元にデータ」はありませんでした。

つまり、太田氏は自衛隊と英軍を比べる際に、データが無いのに(あるいはひどく不足している状態で)書いたのですか?
それはあまりにもお粗末で、厳密な比較を行ったとは到底言い難いのでは?


> また、ガゼルとAH-1Sの「対戦車機動攻撃力」としての戦力比が算定困難である以上、ガゼル=AH-1S と措定したこともまた、不適切であったとは言えないでしょう。

文の前段と後段が繋がっていません。
算定困難は、算定困難以上でも以下でもありません。
それがなぜイコールで結ばれることになるのか、理解できかねます。

AとBの比は、算出できない。
したがって、A=Bであろう。

と言っているように聞こえます。



>  蛇足ながら、拙著で英陸軍と陸上自衛隊を比較したこの箇所については、陸幕の防衛部の要職を経験した私の畏友の自衛官に、私の原稿を事前に見せて「校閲」してもらっていることを申し添えます。

単純にその方が知らなかったのではないですか?
この一文で文章の信頼性が上がるとか、そういうことは無いと思います。
見ず知らずの人物を、肩書きだけで信用してはいけないと、おばあちゃんに教わりました。

タイトルRe^3: ガゼルについて
記事No471
投稿日: 2007/06/03(Sun) 08:15
投稿者太田 述正
 お二人のコメントを一緒にさせていただいたことをまずお断りしておきます。

>英軍のガゼルAHに武装が施されていたのはフォークランド紛争の期間だけ
>1999〜2000年時点でガゼルAHは非武装でした・・再武装計画も存在していませんでした

 典拠をお示しください。

>いいえ、<ガゼルは対戦車ヘリとは>言えません
>ロケット弾ポッド程度では火力支援ぐらいしか行えず、対戦車攻撃に投入するなど無謀です。

 私の言う「対戦車機動攻撃力」であったとさえ言えない、ということですか。
 では、フォークランド戦争当時の英国のガゼルの「武装」は、何のためだったのですか? 火力支援と言っても地域制圧的な火力支援じゃないでしょう。戦車は狙わないとでもおっしゃるのですか?

>コブラとガゼルの・・戦力比の算定は容易です。

 そこまでおっしゃるのなら、後学のため、武装していた頃の英国のガゼル、武装しているフランスのガゼル、それとAH-1Sの、対応する時期における戦力比をご教示ください。

>太田氏は自衛隊と英軍を比べる際に、データが無いのに(あるいはひどく不足している状態で)書いたのですか?

 なかったデータは、英軍装備の価格データです。ミリバラにはそこまで載っていません。お二方は、少なくとも英陸軍の装備の価格データはお持ちなのでしょうね。うらやましい限りです。

><ムチャ高い自衛隊の価格を用いた>比較に意味はありません

 拙著のここの箇所は、英軍に比べて自衛隊がいかに高コストな軍事力であるかを示すのがねらいなので、意味は大いにあります。米国由来の装備の国際価格と自衛隊での調達価格を個々に比較すれば、自衛隊が高コストであることは誰でも分かります。私は、トータルで自衛隊がいかに高コストであるかを示そうとした次第です。

>陸幕の防衛部の要職を経験した私の畏友の自衛官・・

 拙著を書く際に、ダブルチェックをしている、という事実をご披露したまでです。
 もちろん、私もこの自衛官(当時)も万能ではありませんし、うっかり誤りを見過ごすことがありうることまで否定はしません。
 いずれにせよ、お二人が対戦車ヘリのことばかりをおっしゃっているところを見ると、それ以外の英陸軍と陸上自衛隊の比較については、ご異論がないと理解していいですね

タイトルRe^4: ガゼルについて
記事No472
投稿日: 2007/06/03(Sun) 18:21
投稿者JSF
>  典拠をお示しください。

http://en.wikipedia.org/wiki/Westland_Gazelle#Operational_history
United Kingdom
The Gazelle was used in combat in the Falkland Islands, Kuwait, Iraq and Kosovo and with 8 Flight Army Air Corps in support of 22 Special Air Service Regiment. It was also used for air patrols in Northern Ireland. British Gazelles were only armed when used in the Falklands, where they were fitted with machine guns and rocket pods, but these were not used.

イギリスのガゼルはフォークランドで使われた時だけ機銃とロケット弾ポッドで武装していましたがこれらは使われませんでした。

>  私の言う「対戦車機動攻撃力」であったとさえ言えない、ということですか。

はい、その通りです。せめて誘導ミサイルを運用できるSA342Mでないと対戦車機動攻撃力とは呼べません。

>  では、フォークランド戦争当時の英国のガゼルの「武装」は、何のためだったのですか? 火力支援と言っても地域制圧的な火力支援じゃないでしょう。戦車は狙わないとでもおっしゃるのですか?

戦車は狙いません。機銃とロケット弾は対歩兵制圧用です。ロケット弾ポッドは複数の目標を同時制圧する為の地域制圧兵器です。

>  そこまでおっしゃるのなら、後学のため、武装していた頃の英国のガゼル、武装しているフランスのガゼル、それとAH-1Sの、対応する時期における戦力比をご教示ください。

イギリス軍のガゼルは非武装ですので、対戦車攻撃力はゼロです。

武装した頃の話は年代が合わないわけですが、強いて言うなら生存性を無視し、攻撃力だけで算出する簡単な方法なら直ぐ出せます。

AH-1S・・・8
ガゼルHOT・・・4
ガゼルAH・・・0

これは対戦車ミサイルの最大携行数です。AH-1SはTOW8発を積んだ上にロケット弾ポッドを2個携行できます。イギリスのガゼルAHはロケット弾ポッドを2個だけです。

やっぱりゼロですね。ロケット弾ポッドだけ抱えて対戦車攻撃に向かうのは無謀でしかありません。例えるなら、歩兵が対戦車地雷を抱えて突っ込むのと大差が無いのです。

>  なかったデータは、英軍装備の価格データです。ミリバラにはそこまで載っていません。お二方は、少なくとも英陸軍の装備の価格データはお持ちなのでしょうね。うらやましい限りです。

ミリバラしか資料が無いのですか?

>  拙著のここの箇所は、英軍に比べて自衛隊がいかに高コストな軍事力であるかを示すのがねらいなので、意味は大いにあります。米国由来の装備の国際価格と自衛隊での調達価格を個々に比較すれば、自衛隊が高コストであることは誰でも分かります。私は、トータルで自衛隊がいかに高コストであるかを示そうとした次第です。

ガゼルを対戦車ヘリ扱いして英軍戦力を水増ししている時点で、根本的に間違っていると指摘しています。

>  いずれにせよ、お二人が対戦車ヘリのことばかりをおっしゃっているところを見ると、それ以外の英陸軍と陸上自衛隊の比較については、ご異論がないと理解していいですね

いいえ、今後、他の事も語ります。まず問題を一つずつ処理していこうとしているだけです。それが対戦車ヘリの案件です。

話題を逸らそうとせず、真剣に向き合ってください。

タイトルRe^5: ガゼルについて
記事No473
投稿日: 2007/06/03(Sun) 19:37
投稿者太田 述正
 絶大なご協力のおかげでようやく議論が煮詰まってきたようですね。
 ロケット弾ポッド(Rocket Pod)のロケットの弾頭として、徹甲弾を使うこともできそう(http://www.militaryfactory.com/munitions/detail.asp?munitions_id=84
)ですが、その場合でも、ロケット弾ポッドを装備したヘリコプターは、戦車を狙ってロケット弾を発射することはありえないし、そもそも、この種の徹甲弾が(何発か)命中したとしても戦車を無能力化することはできない、という理解でよろしいですか。
 できれば、典拠をお示しいただき、ご回答をたまわるようにお願いします。

タイトルRe^6: ガゼルについて
記事No474
投稿日: 2007/06/04(Mon) 01:26
投稿者極東の名無し三等兵
返信ありがとうございます。
ロケット弾ポッドが対戦車攻撃に使えない理由を述べます。

http://www.globalsecurity.org/military/systems/aircraft/systems/lau-hydra-19.htm
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/hydra70.htm

ヘリの搭載するタイプのロケット弾というのは、弾頭は榴弾(一部に多目的弾)です。
これをある一定の範囲に、被せるようにばら撒き、面制圧を行う物です。

(なので、数発がまとめられて、ポッドの形を取っています)
(単発ではなく、一斉発射や連続発射の形で発射することが多いです)
(これは19発のものがよく普及しています)

ロケット弾をいっぺんにばら撒いて、それを爆発させて、一定の範囲を爆発の渦に巻き込みます。
そういう兵器なのです。
この辺は、地上発射式の多連装ロケットに似ています。
徹甲弾はまず使われません。
理由としては、ロケットの原理上命中精度が悪く、また初速に劣るロケットは貫通力に欠けるからです。



このロケット弾ポッドで戦車に立ち向かうのは、非常に困難です。
このロケットは、ミサイルと違って無誘導です。
加えて、ロケットの性質上、遠距離においては命中精度が極度に悪化します。

以上より、ロケット弾を敵戦車に命中させるには、十分近付かねばなりません。
さらに、ロケットは無誘導なので、ヘリを減速して照準操作をしなければなりません。
つまり戦車に十分近付いた上(おそらく、1km以内に近付く必要があり)、その上飛行速度を落とす必要があります。

これでは、敵戦車部隊に随伴していると予想される対空自走砲や、近距離対空ミサイル、携行式対空ミサイルの的です。



しかし、対戦車ミサイルを用いる場合は、この条件がやさしくなります。
ミサイルは誘導が可能であるため、(対戦車ミサイルの射程にもよりますが)最低でも3kmほど離れたところから、攻撃を行えます。
これだけ離れた位置から攻撃できるのであれば、匍匐飛行によって敵に気付かれずに接近したり、待ち伏せ攻撃を仕掛けたりし易くなります
また、攻撃を受けた場合でも、すぐに何かの陰に隠れたり、あるいは敵の火器の射程外へ退避することができます。
結果として、生存性が桁違いに高くなります。



このように、ロケット弾ポッドでは、対戦車ミサイルを使う場合と比べて、有効な対戦車攻撃が出来ません。
JSF氏が「無謀」というのは、この辺に理由があるのではないかと愚考しますが、いかがでしょうか?

タイトルRe^6: ガゼルについて
記事No475
投稿日: 2007/06/04(Mon) 06:11
投稿者JSF
>  できれば、典拠をお示しいただき、ご回答をたまわるようにお願いします。

無誘導のロケット弾は命中が期待できる有効射程が短いので、自殺的な攻撃になるということです。私はこう言いましたよね。

「FGM-148とRPG-7の差」
「歩兵が地雷を抱えて戦車に突撃するようなもの」

ロケット弾で対戦車攻撃を行うとはそういう事です。

それとロケット弾の「徹甲弾」は対施設破壊用(コンクリート用)です。戦車を破壊する気ならHEAT弾頭が必要です。ハイドラやSNEBは各種弾頭が用意されているので設定はありますが、基本的にHEAT型を使うことは殆ど無く、HE弾頭を使うのが主流です。

理由は、破片効果を狙った制圧射撃なら比較的遠距離から発射しても効果が期待出来るためです。しかし目標への直撃を要求される場合、無誘導のロケット弾では接近しなければ当たりません。

せめて誘導ミサイルを運用できるSA342Mでないと対戦車機動攻撃力とは呼べず、SA341BであるガゼルAHでは武装を施しても支援攻撃任務くらいにしか使えません。


欧州の最新攻撃ヘリ「ティーガー(ティグル)」でも、フランス軍は対戦車型のHAC(HAD)と偵察支援型のHAPに種類を分けていますが、ティグルHAPは対戦車ミサイルを運用せず30mm機関砲とミストラル対空ミサイル、SNEBロケットが標準装備です。一方、対戦車型のHAC(HAD)は機関砲を装備せず対戦車ミサイルの装備に集中しています。

フランス軍はティグルHAPを対戦車機動攻撃力などに分類していませんし、そのような任務に投入する気はありません。


同様に、フランス軍のガゼルHOT(SA342M)は対戦車攻撃用ですが、ガゼルCANON(SA341F)は対地支援任務にしか使いません。そしてイギリス軍のガゼルAHは、対戦車攻撃用ではないのです。

タイトルRe^7: ガゼルについて
記事No476
投稿日: 2007/06/04(Mon) 07:50
投稿者太田 述正
 お二人の懇切丁寧なお答えに感謝します。
 何せ、手元に2000-2001年版ミリバラがなく、また、もう6年半も前になってしまった拙著執筆当時の記憶も薄れている・・急に選挙に出ることになり、極めて短時間で拙著を執筆したものです・・ことから、ガゼルを対戦車ヘリにカウントした、ひいては対戦車機動攻撃力の中にカウントした、ことすら覚えていませんが、仮にそうしたのだとすれば、それは不適切だったかもしれないが、理屈が全くなかったわけではない、という感を深くしました。

 なぜなら、お二人は、

><ヘリ搭載の>ロケット弾は・・単発ではなく、・・ある一定の範囲に、被せるようにばら撒き、面制圧を行う<目的で>・・一斉発射や連続発射の形で発射することが多い

→面制圧を行うことを目的とせず、単発の形で発射することもある。

><ヘリ搭載の>ロケット弾の「徹甲弾」は対施設破壊用(コンクリート用)です。戦車を破壊する気ならHEAT弾頭が必要です。<しかし、>基本的にHEAT型を使うことは殆ど無く、HE弾頭を使うのが主流です。

→戦車を破壊できるHEAT弾をロケット弾の弾頭に用いることがある。

と言っておられるからです。
 このような建設的な議論は大歓迎です。

タイトルRe^8: ガゼルについて
記事No480
投稿日: 2007/06/05(Tue) 15:23
投稿者極東の名無し三等兵
単発射撃が可能であろうと、HEATがあろうと、有効な対戦車はできない、という点に変わりはありません。
上述の通りです。

とりあえず、『英軍のガゼルSA341Bを、対戦車ヘリにカウントすることは誤りである』という点について納得していただけた、と理解していいですか?

タイトルRe^9: ガゼルについて
記事No482
投稿日: 2007/06/05(Tue) 16:29
投稿者太田 述正
 英軍のガゼルを「対戦車ヘリ」にカウントしていたとすれば、その点は誤りであったと思いますが、ガゼルが対戦車能力をも有していた可能性に着目してそれを「対戦車機動攻撃力」にカウントしていたとすれば、その限りにおいては、明白に誤りであったとまでは言えないのではないか、と思います。

タイトルRe^10: ガゼルについて
記事No484
投稿日: 2007/06/06(Wed) 00:37
投稿者JSF
>  英軍のガゼルを「対戦車ヘリ」にカウントしていたとすれば、その点は誤りであったと思いますが、ガゼルが対戦車能力をも有していた可能性に着目してそれを「対戦車機動攻撃力」にカウントしていたとすれば、その限りにおいては、明白に誤りであったとまでは言えないのではないか、と思います。


明白に誤りです。

例えばRPG7を担いだ歩兵を、平原を疾駆する戦車相手に使う「対戦車機動攻撃力」としてカウントすることなど到底認められる事ではありません。ヘリコプターから使用する無誘導のロケット弾も、それと似たようなものだと考えれば分かりやすいです。

無誘導のロケット弾で対戦車攻撃をする場合、機関砲の有効射程と同程度に接近しないとまず当たるものではありません。それもポッド内全てバラ撒いてようやくの話です。

また、ロケット弾ポッドは正確な照準を付けなくて良いので(照準を付けた所で横風の影響を受けやすいロケット弾は真っ直ぐ飛んでいかない)、簡単に装着する事が出来ます。それこそ現地レベルの改修でも付ける事が出来ます。ロケット弾ポッドを装着可能だからといって「対戦車機動攻撃力」扱いした場合、観測ヘリや輸送ヘリもカウントされてしまいます。それはおかしい。

また、フランス陸軍での戦闘ヘリの扱いを見れば分かる事だと思います。
フランスは保有する200機近いガゼルSA341Fの内、三分の一にあたる60機ほどを支援型(20mm機関砲とロケット弾装備)のSA341Fキャノン型に改修。そして40機をHOT対戦車ミサイルを運用する対戦車型SA341Mに改修しました。(エンジン出力向上形のSA342Mはこれとは別に配備)つまりフランス軍は明白に「対戦車ミサイルを運用できなければ対戦車攻撃力ではない」と、任務を分けています。これはユーロコプターの最新鋭戦闘ヘリ「ティーガー(ティグル)」でも同様で、対戦車ミサイルの運用に特化して機関砲を装備していないティグルHAC(HAD)と、偵察・支援・対空戦闘に特化し対戦車ミサイルを運用しないティグルHAPとに分けています。

こうしてみれば、対戦車ミサイルを運用できないイギリス陸軍のガゼルAHが「対戦車機動攻撃力」とは呼べない事が分かるでしょう。ガゼルAHはSA341Bであり、フランス陸軍のF型相当です。決してM型ではありません。

ましてや2001年当時はガゼルAHは武装を施されていないのです。対戦車任務どころか歩兵支援任務からも外された、単なる汎用ヘリです。「対戦車機動攻撃力」扱いするのは明白におかしな事です。

タイトルRe^11: ガゼルについて
記事No485
投稿日: 2007/06/06(Wed) 08:18
投稿者太田 述正
>2001年当時はガゼルAHは武装を施されていないのです。対戦車任務どころか歩兵支援任務からも外された、単なる汎用ヘリです。「対戦車機動攻撃力」扱いするのは明白におかしな事です。

 だから、「単なる汎用へり」でない「(ロケット弾ポッド)武装」汎用ヘリであれば、それを「対戦車機動攻撃力」扱いするのは明白に誤りであったとは言えないのではないか、と申し上げているのです。
 なお、「2001年当時はガゼルAHは武装を施されていない」の「武装を施されていない」の意味を以前おたずねしたけれど、ご回答をいただけていません。
 ロケット弾ポッドは消耗品であると承知しています。消耗した時点でガゼルから取り外すのは当たり前です。問題は、「平時」においてはガゼルを単なる汎用機として運用するけれど、「有事」には、在庫の新品のロケット弾ポッドを搭載する・・すなわちガゼルを「武装」する・・場合がある、という運用構想が、2001年(より正確には1999〜2000年)当時、英陸軍においてもはや存在していなかったのかどうかです。
 存在していなかった、とあなたは証明できるのですか。

タイトルRe^12: ガゼルについて
記事No486
投稿日: 2007/06/06(Wed) 10:20
投稿者通りすがりの逸般人

>  ロケット弾ポッドは消耗品であると承知しています。消耗した時点でガゼルから取り外すのは当たり前です。問題は、「平時」においてはガゼルを単なる汎用機として運用するけれど、「有事」には、在庫の新品のロケット弾ポッドを搭載する・・すなわちガゼルを「武装」する・・場合がある、という運用構想が、2001年(より正確には1999〜2000年)当時、英陸軍においてもはや存在していなかったのかどうかです。
>  存在していなかった、とあなたは証明できるのですか。

それって「悪魔の証明」なのでは……?
・何かが「ある」と主張するほうが、その存在を証明する証拠を提出しなければならない。
・何かが「ない」と主張するには、「『ある』証拠がない」と言うだけで十分である。
・なぜなら、「ない」ことを証明することは事実上不可能だから。
──というのは、既に常識だと思っていたのですがねぇ。

なんにしろ「確かに対戦車攻撃能力が皆無というワケではない。しかし、単なる汎用ヘリを対戦車任務に投入するほどイギリス軍は貧乏な軍隊ではない」でファイナルアンサーだと思いますよ。
そりゃあ、追い詰められればどんなモノでも戦力として投入しなければならないでしょうが、アルファジェットが「空軍力」だったり、主力戦車がT-55だったりしてる貧乏な国と一緒にしてもマズいでしょう(苦笑) 「このヘリにはロケット弾ポッドが装備できるから対戦車任務に投入可能」という思考は、そのレベルの国での話ですよ。

なんにしろ、JSF氏の「RPG7を担いだ歩兵を、『対戦車機動攻撃力』としてカウントするか?」という比喩は実に的確だと思うのですがね。

タイトルRe^13: ガゼルについて
記事No488
投稿日: 2007/06/06(Wed) 13:57
投稿者太田 述正
> 単なる汎用ヘリを対戦車任務に投入するほどイギリス軍は貧乏な軍隊ではない」でファイナルアンサーだと思いますよ。

 東西冷戦終了後、日本とは違って、英国は大軍縮を敢行したことをお忘れなく。

>なんにしろ、JSF氏の「RPG7を担いだ歩兵を、『対戦車機動攻撃力』としてカウントするか?」という比喩は実に的確だと思うのですがね。

 カウントできるわけがないじゃないですか。
 歩兵に「機動」攻撃力などありません。

タイトルRe^14: ガゼルについて
記事No489
投稿日: 2007/06/06(Wed) 16:31
投稿者通りすがりの逸般人
>  東西冷戦終了後、日本とは違って、英国は大軍縮を敢行したことをお忘れなく。

「大」と表現できるかはともかく、日本もかなり軍縮してると思っていたのですが?
少なくとも
・総枠での防衛予算は増えてはいない
・MDや海外派遣など、今までになかった予算配分が必要な分野・任務が増えている
は事実でしょう。私はこの二点から、英国と日本との(今回問題になっている部分での)比較について特に、軍縮云々=予算問題について考慮する必要を認められません。

>  カウントできるわけがないじゃないですか。
>  歩兵に「機動」攻撃力などありません。
カウントできるわけがないじゃないですか。汎用ヘリ+ロケット弾ポッドなどという組み合わせに、機動「攻撃」力などありません。

私の一番最初の書き込みをお忘れなく。アルファジェットなどの練習機兼攻撃機あたりを「空軍力」とよび、T-55あたりを「主力戦車」と呼ぶ、その程度の国なら、まぁ「機動攻撃力」と呼べないこともないかもしれません。ただし『ソレを「機動攻撃力」というのなら、「RPG7を担いだ歩兵」にだって「機動力」はあるでしょ? 駆け足でなら時速数km/hで移動できるし、地形は問わない。立派な「機動力」ではないのですか?』と言われても反論は出来ないでしょうね、と申し上げているのですが。

英国も、そして日本も、その程度の「機動力」や「攻撃力」を当てにするほど貧乏な国ではないと思いますよ。

タイトルRe^14: ガゼルについて
記事No490
投稿日: 2007/06/06(Wed) 17:03
投稿者極東の名無し三等兵
・コブラ(AH-1S)と比較した場合、英軍のガゼル(SA341B)の対戦車戦闘能力は、実質ゼロである。
・上述の通り、ロケット弾程度では、有効な対戦車戦闘は行えない。

ここまでは太田氏も納得していただいたと思います。


さて、太田氏は著書の『防衛庁再生宣言』の中において、英軍のガゼル(SA341B)と陸自のコブラ(AH-1S)を同列の機体であるかのように語りました。

それは明確な間違いである、というのが本論の趣旨であります。
ご理解いただけたと思うのですが、どうでしょうか?


できれば「〜〜であったとまでは言えないのではないか?」などという、官僚じみた灰色の答弁ではなく、回答はYESかNOでお願いできますか?

タイトルRe^15: ガゼルについて
記事No491
投稿日: 2007/06/06(Wed) 17:22
投稿者太田 述正
 これで、「極東の名無し三等兵」へのお答えを兼ねさせていただきます。

>日本もかなり軍縮してると思っていたのですが?

 冷戦後、防衛費が減らなかったのは、先進国で日本くらいなものです。
 しかも、日本はずっとデフレ基調であったという点でもユニークでした。
 つまり、日本の防衛費は冷戦後も増え続けたのです。
 一方は、英国はまぎれもなく大軍縮を行いました。
 英軍はありとあらゆるケチケチ作戦を余儀なくされたはずです。
 このあたりのことは、ぜひ、ご自分でお調べになってご確認ください。

>「RPG7を担いだ歩兵」にだって「機動力」はあるでしょ?

 「機動力」にせよ、「対戦車攻撃力」にせよ、どこで線引きをするか、という問題です。
 私は、「RPG7を担いだ歩兵」を「対戦車機動攻撃力」扱いするのはいくら何でも誤りだろうけれど、「「単なる汎用へり」でない「(ロケット弾ポッド)武装」汎用ヘリであれば、それを「対戦車機動攻撃力」扱いするのは明白に誤りであったとは言えないのではないか」と申し上げているだけです。
 当然「対戦車機動攻撃力」扱いとすべきだ、とは言っていないことをお忘れなく。

 この話は大いにエンジョイしたけれど、そろそろ前に進みませんか。 

タイトルRe^16: ガゼルについて
記事No492
投稿日: 2007/06/06(Wed) 17:55
投稿者通りすがりの逸般人
すいませんが、貴方は本当に自分が何も答えてないのに気がついていないのですか?
それとも言葉を弄んでごまかそうとしているだけなのですか?

私は、「ロケット弾ポッドを積んだ汎用ヘリ」を「対戦車機動攻撃力」扱いするのはいくら何でも誤りだろうけれど、「「RPG7を担いだ歩兵」であれば、それを「対戦車機動攻撃力」扱いするのは明白に誤りであったとは言えないのではないか」と申し上げているだけです。
 当然「対戦車機動攻撃力」扱いとすべきだ、とは言っていないことをお忘れなく。

……自分が何を言っているのか、お分かりになりましたか?
ともあれ、「極東の名無し三等兵」さんへのお返事を兼ねる、と仰られているのなら、以下の質問に答えるべきでしょう。

>さて、太田氏は著書の『防衛庁再生宣言』の中において、英軍のガゼル(SA341B)と陸自のコブラ(AH-1S)を同列の機体であるかのように語りました。
>それは明確な間違いである、というのが本論の趣旨であります。
>ご理解いただけたと思うのですが、どうでしょうか?
>できれば「〜〜であったとまでは言えないのではないか?」などという、官僚じみた灰色の答弁ではなく、回答はYESかNOでお願いできますか?

タイトルRe^17: ガゼルについて
記事No494
投稿日: 2007/06/06(Wed) 19:20
投稿者太田 述正
 お二人とも、今までのやりとりをきちんとお読みになってください。
 既に以前、「英軍のガゼルを「対戦車ヘリ」にカウントしていたとすれば、その点は誤りであったと思いますが、ガゼルが対戦車能力をも有していた可能性に着目してそれを「対戦車機動攻撃力」にカウントしていたとすれば、その限りにおいては、明白に誤りであったとまでは言えないのではないか、と思います。」と申し上げています。

タイトルRe^18: ガゼルについて
記事No498
投稿日: 2007/06/06(Wed) 20:52
投稿者JSF
>  お二人とも、今までのやりとりをきちんとお読みになってください。
>  既に以前、「英軍のガゼルを「対戦車ヘリ」にカウントしていたとすれば、その点は誤りであったと思いますが、ガゼルが対戦車能力をも有していた可能性に着目してそれを「対戦車機動攻撃力」にカウントしていたとすれば、その限りにおいては、明白に誤りであったとまでは言えないのではないか、と思います。」と申し上げています。


明白に誤りです。ロケット弾ポッド程度では「対戦車機動攻撃力」にカウントしてはいけない。実際にフランス軍やイギリス軍は、その程度の装備のヘリコプターを「支援攻撃力」として分類している事からも理解できる筈です。

既にティグルHAP、ガゼルSA341Fの例を提示しました。

タイトルRe^18: ガゼルについて
記事No506
投稿日: 2007/06/06(Wed) 23:07
投稿者通りすがりの逸般人
本当にお分かりになられていないようなのでハッキリと申し上げます。

>ガゼルが対戦車能力をも有していた可能性に着目してそれを「対戦車機動攻撃力」にカウントしていたとすれば、その限りにおいては、明白に誤りであったとまでは言えないのではないか

は、少なくとも私から見れば、「『RPG-7を担いだ歩兵』を対戦車能力を持つ機動的な戦力」として考える程、明確に誤った捉え方だと言っているのです。両者は同一レベルの思考であるようにしか私には見えません。もっとも
>「機動力」にせよ、「対戦車攻撃力」にせよ、どこで線引きをするか、という問題です。
だけは仰るとおりです。つまり、汎用ヘリ+ロケット弾ポッドという組み合わせに対戦車攻撃能力を期待するような貧乏な国家は、当然『RPG-7を担いだ歩兵』にも機動力を期待しているはずだ、と申し上げているのですがね。

そして英国も日本も、いくら軍縮したとしてもそんなレベルにまでは堕ちてはいません。故に
> さて、太田氏は著書の『防衛庁再生宣言』の中において、英軍のガゼル(SA341B)と陸自のコブラ(AH-1S)を同列の機体であるかのように語りました。
> それは明確な間違いである、というのが本論の趣旨であります。
と指摘を受けているのではありませんか?

対戦車ミサイルを持たないヘリが対戦車戦闘において如何に脆弱かは既にJSF氏が語り尽くしています。対戦車ミサイルや歩兵戦闘車を持たない歩兵が戦車に対して如何に脆弱か、またを『RPG-7を担いだ歩兵』の機動力が如何に劣悪かを理解している太田氏が、なぜそのことを理解できないのか不思議でなりません。

英国も日本ももその事を理解しているから(理解していなければそもそも対戦車ヘリなど導入しない)、汎用ヘリ+ロケット弾ポッドという組み合わせに対戦車攻撃能力など期待しているとは考えられない。故に
>ガゼルが対戦車能力をも有していた可能性に着目してそれを「対戦車機動攻撃力」にカウントしていたとすれば、その限りにおいては、明白に誤りであったとまでは言えないのではないか、と思います
という貴方の言葉は(英国も日本も『対戦車機動攻撃力」にカウント』していないから)明確な誤りだと、私は指摘しているのです。

これに反論するのなら、太田氏がご自身で、日本もしくは英国が「汎用ヘリ+ロケット弾ポッドという組み合わせを『対戦車機動攻撃力」にカウント』している」というソースをご提示ください。
なぜ貴方がソースを提示する必要があるかは、私の最初の投稿の「悪魔の証明」を参照していただければご理解いただけると思います。
なにかを「ある」とする主張と「ない」とする主張が対立している場合、「ある」と主張する側が「ある」証拠を提示しなければならないのです。

タイトルRe^19: ガゼルについて
記事No509
投稿日: 2007/06/06(Wed) 23:41
投稿者太田 述正
#507をご覧ください。

タイトルRe^20: ガゼルについて
記事No511
投稿日: 2007/06/07(Thu) 00:29
投稿者通りすがりの逸般人
つまり、『対戦車機動攻撃力』とは、太田氏の脳内だけにある独自の基準を元にソレがあるか無いかだけを決定されうるものであり、現実の世界でイギリス軍や日本の自衛隊が何を考えていようと一切関係がない、ということですね?

だとすれば、確かに太田氏が仰られていることは全てそのとおりです。

ただし、ご自分がお使いになられている用語には客観的基準など存在しないのだ、ということは、最初にハッキリと相手に伝達しておくべきだと思われます。私も、そのような人間が軍事に関する著述をしているとは夢にも思っていませんでしたので理解が遅れてしまいました。今後のご自身のコミュニケーションのあり方について、ぜひともご再考いただければと存じます。よろしくお願いいたします。

タイトルRe^21: ガゼルについて
記事No520
投稿日: 2007/06/07(Thu) 08:19
投稿者太田 述正
>現実の世界でイギリス軍・・が何を考えていようと一切関係がない、ということですね?

 とんでもない。
 それをぜひお示しいただくように、求め続けてきたけれど、ご回答が得られなかった、という次第です。

タイトルRe^22: ガゼルについて
記事No524
投稿日: 2007/06/07(Thu) 14:12
投稿者通りすがりの逸般人
>  とんでもない。
>  それをぜひお示しいただくように、求め続けてきたけれど、ご回答が得られなかった、という次第です。

はい、ここで私の最初の投稿にある「悪魔の証明」に話が戻ります。
「ない」ことを証明することは事実上不可能です。何かが「ある」と主張する側が、「ある」証拠を提示する責任があります。「ない」と主張する側は「あるという証拠がない」「あるという証拠は○○という理由で間違っている」と証明するだけで「ない」と主張できます。

この議論は現在のところ、次のような経緯を辿っています

(1) 「汎用ヘリ+ロケット弾ポッド」という組み合わせがいかに脆弱であるかは、既にJSF氏が語り尽くしています。この点に関して特に太田氏は反論なされていません。よってこの点は(とりあえずは)論争のない「事実」です
(2) そして私は「英国も日本も、(1)のような脆弱な組み合わせを対戦車戦闘に投入するほど貧乏な国ではない」と指摘しました。
(3) そして太田氏は(最終的に)「(『対戦車機動攻撃力』とは私の造語なのだから)その造語の概念にこれはあてはまるとか、あれはあてはまらないとか、侃々諤々の議論をされているのですか? 造った私自身の感覚を尊重していただくのが筋である、ということになりやしませんか」と返答しました
(4) そこで私は「つまり、『対戦車機動攻撃力』の有無とは、太田氏の主観のみで決定される概念であり、現実の英軍や自衛隊が何を考えていようと関係ない、という事なのですね?」とお返事しました。
(5) 太田氏はその問いに対して「それをぜひお示しいただくように、求め続けてきたけれど、ご回答が得られなかった、という次第です」と述べました。

「汎用ヘリ+ロケット弾ポッド」という組み合わせは、対戦車任務に投入するには脆弱すぎる。よって、ちゃんとした対戦車ヘリコプターを装備している軍(=英軍および自衛隊)は、「汎用ヘリ+ロケット弾ポッド」という組み合わせに対戦車攻撃能力を期待しているわけがないし、事実そのような情報はない。よって太田氏の主張は間違っている。以上、証明終わり。

上記に反論するには、以下のいずれかの命題を満たす証拠が必要です。

a.『「汎用ヘリ+ロケット弾ポッド」という組み合わせは、対戦車任務に投入するには脆弱すぎる』という主張は誤りである。

b. a.は事実であるが、それでも英軍もしくは自衛隊は(何らかの理由で)「汎用ヘリ+ロケット弾ポッド」という組み合わせを対戦車攻撃任務に投入する構想を持っている。

おそらく太田氏は「b.が事実でない証拠が無いので、自分の主張は『明白な誤り』とは言えない」と主張なさりたいのでしょう。しかしそれは(繰り返しになりますが)「悪魔の証明」の要求そのものです。「UFOが地球外生命体の乗り物ではない証拠がないので、宇宙人が存在するという主張は『明白な誤り』とは言えない」という主張と何ら変わるところがありません。

なぜ私が太田氏に批判的かといえば、このような論理で(太田氏のような影響力のある方に)軍事を語られては迷惑だからです。太田氏の施設庁時代や防衛大学校時代の情報については興味深く拝見していただけに、氏の今回のような態度は非常に残念でなりません。今後、国防に関する議論は今までとは大きく様変わりしていくであろうことはご異論の無いことだとは存じますが、議論の一番の元になるのは正確なデータです。そのデータについて誤りを指摘されたのですから、間違っていた部分に関しては率直に誤りをお認めになられてはいかがですか? (繰り返しになりますが)「軍事や兵器など、戦争にかかわることを知ろうとすることはそれだけで悪だ」などという風潮がようやく改まってきた最中、太田氏のような影響力のある方にこのような論理で軍事を語られては困るのです。

繰り返しになりますが、今後のご自身のコミュニケーションのあり方について、ぜひともご再考いただければと存じます。よろしくお願いいたします。

タイトルRe^23: ガゼルについて
記事No525
投稿日: 2007/06/07(Thu) 14:42
投稿者太田 述正
>「ない」ことを証明することは事実上不可能です。

 英陸軍がフォークランド戦争後、ガゼルの武装を解除した、つまり、ガゼルはロケットポッド等をその後常装してい「ない」ことが、ウィキペディアで証明されたのではなかったですか?

>a『「汎用ヘリ+ロケット弾ポッド」という組み合わせは、対戦車任務に投入するには脆弱すぎる』という主張は誤りである。

 ロケット弾ポッドを装着した汎用ヘリの乗員が、有事において、戦車の装甲を打ち抜ける徹甲弾も携行していた場合、戦車を攻撃しない、とは考えられないと私は思います。より直截的に申し上げれば、そうしたとしても、それが自殺的攻撃であるとは到底言えない、と思うのです。

>b. a.は事実であるが、それでも英軍もしくは自衛隊は(何らかの理由で)「汎用ヘリ+ロケット弾ポッド」という組み合わせを対戦車攻撃任務に投入する構想を持っている。
 私は自衛隊については論じておらず、あくまで英軍の話ですが、英陸軍が、例えばフォークランド戦争の際、戦車の装甲を打ち抜ける徹甲弾をガゼルに携行させていた可能性はある、と思うのです。

 以上のような私の主張を、典拠に基づいて論駁すればよいだけのことです。
 さあ、どうぞ。

タイトルRe^24: ガゼルについて
記事No528
投稿日: 2007/06/07(Thu) 17:45
投稿者JSF
>  ロケット弾ポッドを装着した汎用ヘリの乗員が、有事において、戦車の装甲を打ち抜ける徹甲弾も携行していた場合、戦車を攻撃しない、とは考えられないと私は思います。より直截的に申し上げれば、そうしたとしても、それが自殺的攻撃であるとは到底言えない、と思うのです。

徹甲弾(AP弾)と成型炸薬弾(HEAT弾)の違いを理解してください。
ハイドラやSNEBのようなロケット弾では、徹甲弾では戦車の装甲を貫けません。

ああ、ところで、フォークランド紛争でガゼルAHはせっかく武装していながら一発も撃っていませんから、この時点で太田氏のこの主張は否定できると思います。

偵察・観測ヘリは、敵を発見したら味方の攻撃ヘリを呼び寄せるのが任務です。

無誘導のロケット弾では、対空砲火で守られている敵を攻撃するのは危険です。HEの破片効果を期待するなら遠距離発射でも効果がありますが、直撃を要求される場合、機関砲の有効射程と同程度に接近しなければまず当たりません。当然ながらその場合、敵の対空機関砲の射程に入ることを意味します。

だからこそ遠距離から発射して命中弾を期待できる、誘導式対戦車ミサイルを運用する攻撃ヘリが必要となるのです。

> >b. a.は事実であるが、それでも英軍もしくは自衛隊は(何らかの理由で)「汎用ヘリ+ロケット弾ポッド」という組み合わせを対戦車攻撃任務に投入する構想を持っている。
>  私は自衛隊については論じておらず、あくまで英軍の話ですが、英陸軍が、例えばフォークランド戦争の際、戦車の装甲を打ち抜ける徹甲弾をガゼルに携行させていた可能性はある、と思うのです。
>
>  以上のような私の主張を、典拠に基づいて論駁すればよいだけのことです。
>  さあ、どうぞ。

はい、アルゼンチン軍はフォークランドに戦車を揚陸していませんので、必要がありません。というか国産のMBT、TAM戦車はまだ開発中で投入不可能でした。

確かアルゼンチン軍の用意した車両はパナール装甲車くらいですから、HE弾頭でも充分撃破可能です。

タイトルRe^24: ガゼルについて
記事No531
投稿日: 2007/06/07(Thu) 21:28
投稿者通りすがりの逸般人
一体太田氏は何を仰りたいのでしょう?

> 戦車の装甲を打ち抜ける徹甲弾も携行していた場合、戦車を攻撃しない、とは考えられないと私は思います。
太田氏がそう思っているだけですね。そうでないなら具体的なソースを提示してください。
・ガゼルに搭載可能なロケット弾ポッドの種類
・そのロケット弾ポッドに徹甲弾もしくはそれに類する弾頭が搭載可能か?
・(英軍以外でも)その弾頭を用いて対戦車攻撃が実施された具体的な実績
などがあれば「具体的なソース」になりうるでしょう


> より直截的に申し上げれば、そうしたとしても、それが自殺的攻撃であるとは到底言えない、と思うのです。
太田氏がそう思っているだけですね。そうでないなら具体的なソースを提示してください。
・JSF氏が示した「汎用ヘリ+ロケット弾ポッドという組み合わせは対戦車攻撃を行うにはあまりにも脆弱である」という指摘に対する具体的な反論
があれば「具体的なソース」になりうるでしょう


>  私は自衛隊については論じておらず、あくまで英軍の話ですが、英陸軍が、例えばフォークランド戦争の際、戦車の装甲を打ち抜ける徹甲弾をガゼルに携行させていた可能性はある、と思うのです。
太田氏がそう思っているだけですね。そうでないなら具体的なソースを提示してください。
・ガゼルに用意(≠搭載)されていたロケット弾ポッドの種類
・そのロケット弾ポッドで使用可能な「戦車の装甲を打ち抜ける徹甲弾」の具体的な名称
・搭載して出撃させなかった理由を述べている英軍関係者の証言
などがあれば「具体的なソース」になりうるでしょう


一体、太田氏は何を仰りたいのですか?

ハッキリ言いますが、今回問題になっている誤りはごく末節の事です。別にこの部分が誤りだったからといって、太田氏の著作の全てが出鱈目であると決定付けられるわけではありません。
問題は間違えたこと自体にあるのではなく、自身の誤りを官僚的答弁によって誤魔化そうとしている点です。知らなかったなら知らなかった、勘違いだったなら勘違いだったと素直に認めればいいだけのことでしょう。
「確かにこの部分は誤りだった。次の版では修正するよう出版社・編集者と打ち合わせたい。指摘に感謝する」と、なぜ一言書き込めないのですか?
私達のような市井の一市民(苦笑)に指摘されて誤りを認めるのは、太田氏にとってそれほどの屈辱なのでしょうか?

私は太田氏の主張の全てを肯定しているわけではありません。ただし(氏とは若干違った捉え方で、ではありますが)現在の自衛隊が大変歪な形に成長してしまったとは思っています。その意味で、太田氏の問題になっている著作での指摘はそれなりに意義のあるものだと思っております。それだけに氏の今回の態度は残念でなりません。

タイトル本論は?
記事No493
投稿日: 2007/06/06(Wed) 19:19
投稿者極東の名無し三等兵
ガゼルSA341BとコブラAH-1Sの違いは「対戦車地雷を抱えた歩兵・RPG-7を装備した歩兵」と「FGM-148を使う歩兵」の違いに等しい。

これはたとえ話です。
そういうたとえ話で出た単語をあまり深く追求しすぎると、本論を見失うと思います。
通りすがり氏も太田氏も、本論はヘリのことだと思います。
「歩兵が対戦車機動攻撃力云々〜〜」は、本論とは関係ない話ですから、このへんにしませんか?


そして、できれば、記事No490について、答えていただけると嬉しいです。
No491のどこを探しても、自分の質問に対する回答が書かれていません。

タイトルRe: 本論は?
記事No495
投稿日: 2007/06/06(Wed) 19:23
投稿者太田 述正
 #494をご覧ください。

タイトルRe^14: ガゼルについて
記事No497
投稿日: 2007/06/06(Wed) 20:42
投稿者JSF
>  カウントできるわけがないじゃないですか。
>  歩兵に「機動」攻撃力などありません。

いいえ、第二次大戦後の歩兵は別に歩くわけではなく、ハンヴィーなどの車両で移動するのが基本です。

そしてFGM-148ジャベリンや01式軽対戦車誘導弾は車両に搭載可能です。

タイトルRe^15: ガゼルについて
記事No500
投稿日: 2007/06/06(Wed) 21:03
投稿者太田 述正
そんな当たり前のことまで、言わなくていいですよ。

タイトルRe^16: ガゼルについて
記事No502
投稿日: 2007/06/06(Wed) 21:10
投稿者JSF
> そんな当たり前のことまで、言わなくていいですよ。

ロケット弾ポッド程度の武装では「対戦車機動攻撃力」などとは呼べない、というのも「当たり前の事」なんですけどね。

タイトルRe^17: ガゼルについて
記事No503
投稿日: 2007/06/06(Wed) 21:16
投稿者太田 述正
> ロケット弾ポッド程度の武装では「対戦車機動攻撃力」などとは呼べない、というのも「当たり前の事」なんですけどね。

「対戦車機動攻撃力」ってのは、私の造語だということになったんじゃなかったですか。
 私の造語が軍事に造詣の深い皆さんの間で市民権を得たようで光栄です。

タイトルRe^18: ガゼルについて
記事No504
投稿日: 2007/06/06(Wed) 22:29
投稿者JSF
> > ロケット弾ポッド程度の武装では「対戦車機動攻撃力」などとは呼べない、というのも「当たり前の事」なんですけどね。
>
> 「対戦車機動攻撃力」ってのは、私の造語だということになったんじゃなかったですか。
>  私の造語が軍事に造詣の深い皆さんの間で市民権を得たようで光栄です。

私は「」で括っています。
つまり市民権を得ていない造語であるから、わざわざ「」で括っています。市民権を得ているならわざわざ「」で括って特別扱いはしません。

タイトルRe^19: ガゼルについて
記事No507
投稿日: 2007/06/06(Wed) 23:14
投稿者太田 述正
>市民権を得ていない造語である

のなら、どうして、その造語の概念にこれはあてはまるとか、あれはあてはまらないとか、侃々諤々の議論をされているのですか?
 造った私自身の感覚を尊重していただくのが筋である、ということになりやしませんか。

タイトルRe^20: ガゼルについて
記事No512
投稿日: 2007/06/07(Thu) 00:40
投稿者msr
> >市民権を得ていない造語である
>
> のなら、どうして、その造語の概念にこれはあてはまるとか、あれはあてはまらないとか、侃々諤々の議論をされているのですか?
>  造った私自身の感覚を尊重していただくのが筋である、ということになりやしませんか。

横から失礼します。

どうでも良いから英国軍のガゼルが対戦車攻撃ヘリであると判断しているか否か。
この問いに太田氏がはいかいいえで答えれば済む話では?
その上で、自らが用いた概念としての定義の是非に移ればよろしいのでは。
少なくとも、用語を設定し他者に発信した上で上記の物言いは
表現者として甚だ恥ずかしく思えるのは私だけでしょうか。

話は変わりますが、知っています?
論破される側にもそれなりの能力と人格が必要だと言うことを。
いや、単なる一般論ですが。

タイトルRe^21: ガゼルについて
記事No517
投稿日: 2007/06/07(Thu) 08:00
投稿者太田 述正
> どうでも良いから英国軍のガゼルが対戦車攻撃ヘリであると判断しているか否か。
> この問いに太田氏がはいかいいえで答えれば済む話では?

 何度もお答えしています。
 きちんと読んでから投稿してくださいね。

> 話は変わりますが、知っています?
> 論破される側にもそれなりの能力と人格が必要だと言うことを。
> いや、単なる一般論ですが。

 投稿される方についてもあてはまりそうですな。

タイトルRe^20: ガゼルについて
記事No515
投稿日: 2007/06/07(Thu) 01:06
投稿者JSF
> のなら、どうして、その造語の概念にこれはあてはまるとか、あれはあてはまらないとか、侃々諤々の議論をされているのですか?

それは簡単です。「対戦車機動攻撃力」云々を論じる以前に、「対戦車攻撃力」としてカウントすること自体がおかしいと言っている訳ですから。

>  造った私自身の感覚を尊重していただくのが筋である、ということになりやしませんか。

いいえ、造語と呼べるレベルですらありませんし(単なる継ぎ接ぎでしょう)、そもそも本題は其処ではありませんので。


「ガゼルAHをヘリコプター・対戦車攻撃力としてカウントするのは間違いである」というのが本題です。

太田氏が執筆当時、ガゼルAHが非武装であることに気付いていなかったことがこの問題の主要因です。

それを太田氏が認められれば済むことなのですが。

タイトルRe^21: ガゼルについて
記事No518
投稿日: 2007/06/07(Thu) 08:02
投稿者太田 述正
>太田氏が執筆当時、ガゼルAHが非武装であることに気付いていなかったことがこの問題の主要因です。

 完全な間違いです。
 もう一度、これまでのやりとりをきちんと読み返して御覧なさい。

タイトルRe^22: ガゼルについて
記事No526
投稿日: 2007/06/07(Thu) 16:57
投稿者JSF
> >太田氏が執筆当時、ガゼルAHが非武装であることに気付いていなかったことがこの問題の主要因です。
>
>  完全な間違いです。
>  もう一度、これまでのやりとりをきちんと読み返して御覧なさい。
>

では再度纏めます。

貴方は執筆当時、ガゼルAHが非武装であったことに気付いていなかった。そしてそれに気付いた後、「無誘導のロケット弾でも搭載可能なら対戦車攻撃力にカウントしていいんだ」と強弁を始めた。

以上で宜しいですか?

タイトルRe^12: ガゼルについて
記事No496
投稿日: 2007/06/06(Wed) 20:32
投稿者JSF
>  だから、「単なる汎用へり」でない「(ロケット弾ポッド)武装」汎用ヘリであれば、それを「対戦車機動攻撃力」扱いするのは明白に誤りであったとは言えないのではないか、と申し上げているのです。

明白に誤りです。無誘導のロケット弾で自殺的攻撃を行わせる気ですか?
それを指して「対戦車機動攻撃力」等と呼べる筈がありません。
それはフランス軍のヘリの分類を見ても分かる筈ですし、
イギリス軍はガゼルを攻撃任務から外しています。

>  なお、「2001年当時はガゼルAHは武装を施されていない」の「武装を施されていない」の意味を以前おたずねしたけれど、ご回答をいただけていません。

何度も提示した筈です。

http://en.wikipedia.org/wiki/Westland_Gazelle#Operational_history
United Kingdom
The Gazelle was used in combat in the Falkland Islands, Kuwait, Iraq and Kosovo and with 8 Flight Army Air Corps in support of 22 Special Air Service Regiment. It was also used for air patrols in Northern Ireland. British Gazelles were only armed when used in the Falklands, where they were fitted with machine guns and rocket pods, but these were not used.

イギリスのガゼルはフォークランドで使われた時だけ機銃とロケット弾ポッドで武装していましたがこれらは使われませんでした。

>  ロケット弾ポッドは消耗品であると承知しています。消耗した時点でガゼルから取り外すのは当たり前です。問題は、「平時」においてはガゼルを単なる汎用機として運用するけれど、「有事」には、在庫の新品のロケット弾ポッドを搭載する・・すなわちガゼルを「武装」する・・場合がある、という運用構想が、2001年(より正確には1999〜2000年)当時、英陸軍においてもはや存在していなかったのかどうかです。
>  存在していなかった、とあなたは証明できるのですか。

フォークランド紛争の際に付けて見たが「使わなかった」、そして戦後二度と再武装する事は無かった(湾岸戦争でもアフガン対テロ戦争でもイラク戦争でも再武装しなかった)という事は、ガゼルに武装させる意味無しとイギリス軍が判断した事を証明しています。

わかりますか、湾岸戦争でもアフガン対テロ戦争でもイラク戦争でもガゼルは武装していません。

そして貴方は執筆当時「ガゼルが非武装であることを知らなかった」のですよね? 

タイトルRe^13: ガゼルについて
記事No499
投稿日: 2007/06/06(Wed) 20:57
投稿者太田 述正
>>なお、「2001年当時はガゼルAHは武装を施されていない」の「武装を施されていない」の意味を以前おたずねしたけれど、ご回答をいただけていません。
>何度も提示した筈です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Westland_Gazelle#Operational_history

 あのー、私の問いは、上記ウィキペディア記事についての問いなのですが・・。
 その問いに、あなたはまだお答えになっていません。
 ウェッブ上の記事だけに典拠を限らなくても結構ですよ。

>フォークランド紛争の際に付けて見たが「使わなかった」、そして戦後二度と再武装する事は無かった(湾岸戦争でもアフガン対テロ戦争でもイラク戦争でも再武装しなかった)という事は、ガゼルに武装させる意味無しとイギリス軍が判断した事を証明しています。

 ひょっとして、これがお答えのつもりですか?
 アフガン戦争も対イラク戦争も私の執筆時より後の話ですから関係ありません。
 いずれにせよ、湾岸戦争では、たまたま武装したガゼルを使う必要がなかった、というだけかもしれませんよ。
 湾岸戦争で武装したガゼルが使われなかったからといって、それだけで「ガゼルに武装させる意味無しとイギリス軍が判断した事を証明し」たことにはならないでしょう。

>そして貴方は執筆当時「ガゼルが非武装であることを知らなかった」のですよね?

 フフフ。ガゼルを対戦車ヘリにカウントしたかどうか、ひいてはまた、対戦車機動攻撃力にカウントしたかどうか、すら記憶がない、という趣旨のことは前に申し上げましたよね。

タイトルRe^14: ガゼルについて
記事No501
投稿日: 2007/06/06(Wed) 21:04
投稿者JSF
>  あのー、私の問いは、上記ウィキペディア記事についての問いなのですが・・。
>  その問いに、あなたはまだお答えになっていません。
>  ウェッブ上の記事だけに典拠を限らなくても結構ですよ。

英陸軍の公式サイトを見てもガゼルAHにロケット弾ポッドが搭載できるなんて記述はありませんよ。ガゼルAHは対戦車機動攻撃力などではありません。

>  アフガン戦争も対イラク戦争も私の執筆時より後の話ですから関係ありません。

執筆当時ガゼルAHは非武装であり、対戦車機動攻撃力に分類したことは明白に誤りです。

>  いずれにせよ、湾岸戦争では、たまたま武装したガゼルを使う必要がなかった、というだけかもしれませんよ。
>  湾岸戦争で武装したガゼルが使われなかったからといって、それだけで「ガゼルに武装させる意味無しとイギリス軍が判断した事を証明し」たことにはならないでしょう。

その後のアフガン、イラクという実戦の最中でもガゼルAHは非武装のままでした。「たまたま」等ではありません。

> >そして貴方は執筆当時「ガゼルが非武装であることを知らなかった」のですよね?
>
>  フフフ。ガゼルを対戦車ヘリにカウントしたかどうか、ひいてはまた、対戦車機動攻撃力にカウントしたかどうか、すら記憶がない、という趣旨のことは前に申し上げましたよね。

あくまで官僚的答弁で逃げる気なのですね。分かりました。それでは議論の場を広げる事にします。

タイトルRe^14: ガゼルについて
記事No514
投稿日: 2007/06/07(Thu) 01:02
投稿者購読者
自らの誤りを認める能力も無かったのですか

呆れました、メルマガ購読も中止します。

所詮一般的な官僚だったんですね。

せいぜいもと官僚様でございと鼻高々で生きてください

タイトルRe^15: ガゼルについて
記事No516
投稿日: 2007/06/07(Thu) 07:55
投稿者太田 述正
> 呆れました、メルマガ購読も中止します。

 幸い、この掲示板への訪問者数はもちろんですが、このところ、購読者数が増えています。
 これも皆さんが熱心に議論をしてくださったおかげだと感謝しています。

タイトルRe^16: ガゼルについて
記事No618
投稿日: 2007/06/11(Mon) 09:58
投稿者JSF
>  幸い、この掲示板への訪問者数はもちろんですが、このところ、購読者数が増えています。
>  これも皆さんが熱心に議論をしてくださったおかげだと感謝しています。

そうですか、では遠慮は要りませんね。

タイトルRe^5: ガゼルについて
記事No612
投稿日: 2007/06/11(Mon) 03:15
投稿者Ralf
参照先http://musicguild.bc.edu/message.asp?MessageID=1126
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