太田述正コラム#9706(2018.3.17)
<皆さんとディスカッション(続x3649)>

<太田>(ツイッターより)

 まだまだ高過ぎらい。↓
 「…時事…世論調査…安倍晋三内閣の支持率が前月比9.4ポイント減の39.9%に下がった…」
http://www.sankei.com/politics/news/180316/plt1803160027-n1.html
 いくら産経系だとは言え、何、この安倍チャンへの甘さ。↓
 「…産経<系>…世論調査…内閣支持率下落45%…麻生太郎氏は辞任すべき…71%…」
http://www.sankei.com/politics/news/180312/plt1803120025-n1.html

 「エジプトの学校に日本式教育 掃除や日直…「公共意識」育て…日本式教育の海外展開はベトナムやフィリピンなどでも行われて<いる。>…」
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_wor1803160062/
 日本文明継受競争が始まっている。
 韓国と欧米のどちらがバスに乗り遅れるのか、いや、乗り過ごしたまま衰亡するのか、が見どころだ。

<komuro>

≫AMP-KUMAMOTOが本日午前中に届き・・蕎麦屋の出前じゃなかったー!・・、さっそくセッティングを行い、ちゃんと音が出ました。ずっと鳴らしています。≪(コラム#9704。太田)

 AMP-KUMAMOTOは最初から高音質で鳴りますが、エージング(慣らし運転)を済ませるとより落ち着いた音になるようです。
 エージングを早く済ませたいときは、(音は出しても出さなくても良いので)数日間アンプの電源を入れっぱなしにしておいてください。

⇒そもそも、スイッチが電源オンの状態で届いたので、そういう趣旨ではないかと思っていましたが、昨日、アンプの使用を止めた後に取説を読んだら、そう書いてあったので、やっぱり、と頷いた次第です。
 本日も、電源を入れ、ずっと、ベートーベンの「大公」等を聴きながらこれを書いています。(太田)

 ただし問題が起きたときは、すぐに電源を切ってメーカーに報告してください。
 さて私の場合、オーディオ機器を入れ替えてもすぐにその差を感じることは少ないです。

⇒いや、昨日は、単に、動作確認だけをするつもりでアンプの電源を入れて音を出してみたのですが、使用を中止することができなくなったほど、Marantzのアンプの時に比して隔絶した高品質の音が出ましたね。(太田)

 ただ雑用をしながら聴きなれた音楽を流していると、「あれっ、いつもと何か違うそ」と感じるときがきます。
 そうなるといろんなジャンルの曲を掛けながら、「いったい音がどう変化したんだろう」と考え出します。
 ちょうど気になる記事を見つけたとき、ネットで調べまくっている誰かさんに似ているのかもしれません。
 でもその音の違いを他人にうまく説明できるようになるまでは、結構時間が掛かるんですけどね。
 まぁアンプの音の差はスピーカーほど大きくはないので、気長に付き合ってください。
 (スピーカーは音色の差が大きいのに対して、アンプは音の精度や品位の差になります。)

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 安部チャンがまだ辞任(内閣総辞職)してないのは、昭恵夫人と同じで、自分の発言と文書改竄との因果関係を理解する能力がないから。
 まさに、割れ鍋に綴じ蓋。↓

 「森友文書改ざん–首相答弁影響、否定せず 太田理財局長・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180317/k00/00m/010/209000c

 そんな安倍チャンが、田原の言うようにマスコミに「人気」があるだけじゃなく、国民の間でも人気があるのは、「影響力X数」で捉えられたところの、(並みのIQより少し上の)国民達の最大多数との間で相互にコミュニケーションがラクに成立しうるから、という仮説はどうだろね。
 現在の小泉進次郎人気も、同じだ、と。↓

 「マスコミが安倍政権への忖度を続ける不思議・・・」
 僕<(田原総一朗)が>籠池氏に「では、翌年度はどうだったのですか」と聞くと、彼は「(国有地売却価格の値下げについて)満額回答だった」と言った。さらに続けて、「これは安倍昭恵夫人のご尽力のお陰だ。私は、心から感謝したい」と述べた。しかし、テレビ番組では、なぜかこの部分は、放送されなかった。
 籠池氏が釈放されたら、この件についてもっと詳しく話すだろう。安倍政権はこれを恐れている。拘留期間が長引いているのも、これが理由だろう。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/122000032/031400061/?&n_cid=nbpnbo_mlcm

 ユダヤ系イギリス人のイアン・ブルマの若かりし頃の日本体験が綴られている著書の書評。↓

 <敗戦→勝利、masculinity had been compromised→縄文モードの深化、だよ。↓>
 ・・・ Buruma is reserved on war history, and says little of the legacy of the bomb, except to observe that Japan’s masculinity had been compromised by defeat. ・・・
https://www.nytimes.com/2018/03/15/books/review/ian-buruma-tokyo-romance.html?hpw&rref=books&action=click&pgtype=Homepage&module=well-region&region=bottom-well&WT.nav=bottom-well

 米内務長官が、日系下院議員の質問に、「コンニチワ」という発言から答弁を始めたことが、人種差別だとして批判されている。↓

 Zinke is denounced for ‘konnichiwa’ remark during discussion of Japanese American internment・・・
http://www.latimes.com/nation/la-na-zinke-konnichiwa-20180316-story.html

 日本人の英語能力は依然として低いようだな。↓

 「・・・EF英語能力指数・・・ランキングは英語が母国語でない80カ国・地域を対象に、働く成人の英語能力を示すもので、100万人がオンライン上で受けた無料テストの結果から数値が弾き出されている。
 トップ3はオランダ、スウェーデン、デンマークのヨーロッパ諸国が独占した。・・・アジアではシンガポールが上位に入った。
 ・・・ランキングにおいて台湾が40位の初級レベルとなり、・・・日本が37位、中国大陸が36位とほぼ同レベルとなった・・・。台湾<は>前年に比べて順位を7つ落とした・・・。なお、日本も前年より2つ順位を落としたが、中国大陸は逆に3つ順位を上げている。また、韓国は27位から30位に落ちたが、4カ国・地域の中で最も高い順位となっている。・・・」
http://news.searchina.net/id/1655495?page=1

 露政府が、在英露元二重スパイ襲撃に使わせたと目されている化学「兵器」が、下手人が露政府としか考えられない理由(「兵器」として使用する困難さ、使用しないまま貯蔵しておくことの困難さ、等)のを、在米の、昔この「兵器」開発に携わっていた人物が明かしている。↓
https://www.theguardian.com/uk-news/2018/mar/16/russian-spy-poisoning-attack-novichok-chemist

 で、問題は、なんでそんな外国で評判落とすことばっかしプーチンはやるのか、なんだけど、下掲の記事の見出しに大した期待をせずに読んだら、案の定、中身ゼロだった。↓

 What Makes Putin So Popular at Home? His Reputation Abroad・・・
https://www.nytimes.com/2018/03/16/opinion/putin-popular-russia-election.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fopinion&action=click&contentCollection=opinion&region=stream&module=stream_unit&version=latest&contentPlacement=9&pgtype=sectionfront

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 習ちゃんの、日本に係るご宸襟の悩みは続く。↓>
 「読書をしない日本人に未来はあるのか・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0316/c94473-9437976.html
 <これもそう?↓>
 「・・・外国の自動車ブランドの中で、日本車に対する好感度は非常に低く、ワースト5のうち、4席が日本ブランドという結果になってしまった。順位は上から順に、トヨタ、ホンダ、日産、三菱。ただ、調査では回答者が良いイメージを抱いていないことが分かったものの、中国の街の至る所で、日本車を見かけることができ、売れ行きは好調であることが分かる。では、なぜそのような矛盾が起きるのだろう?
趙部長は、「消費者は、高品質で性能が高く、広々とした大きさの自動車を好むものの、購買力という観点から見ると、そのような自動車を買う能力はない。そのため、日本車の評価は高くないものの、好みと能力のバランスを考えて、値段が比較的安い日本車を選んでいる。これは発展の段階の特徴」と分析している。
北京理工大学市場マーケティング学部の倪躍峰学部長は、「中国の消費者、特にミドルレンジ、ローエンドレベルの消費者の購買力は依然としてそれほど高くなく、ドイツ車や米国車を買おうと思っていても、見ているうちに日本車に心移りしている可能性がある」とし、「現時点で、都市部では、初めて自動車を購入する人の割合は約45%で、農村部になるとその割合がもっと高くなる。消費者は初めて自動車を購入する際、通常安くて、経済的で、実用的な自動車を選び、日本車はその条件にちょうどマッチする」と分析している。」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0316/c94476-9437878.html
 <これもまたそう?↓>
 「ガッキー主演の「ミックス。」が伸び悩み 夫自称する中国ファンたちどこへ?・・・
 なぜ中国では「ミックス。」の興行収入が全く伸びていないのだろうか?
 まず、中国では「スポーツ」をテーマとした映画ファンは少数派である点。加えて、映画のストーリーや人物設定、恋愛関係などがすべて「想定内」で、予想外の展開がないため話題性に乏しい。
近年、中国で公開される日本の映画が年々増加している。しかし、日本映画の公開はビジネスというよりは、ファンのニーズに応えている形と言える。「君の名は。」や「銀魂」などは大々的な宣伝が功を奏し、日本アニメのファン以外の人も映画館に足を運んだが、その他の映画は日本のアニメや映画が好きな人の間で盛り上がる程度にとどまっている。「ミックス。」も、中国公開前に大々的に宣伝されることはなく、映画館に足を運ぶファン以外の人が少ないという結果になっている。
また、中国のガッキーファンの多くは男性だが、中国人男性にはまだ自分の好きな女優が出演している映画のためにお金を払って映画館で見たり、SNSにその感想を書き込むという習慣に乏しい。つまり、中国人男性は特撮効果満載の大作映画であれば映画館に見に行くものの、低コスト作品の日本の映画はパソコンなどでお金をかけずに見るので、興行収入にはほとんど貢献しない。中国人男性は、自分の好きな女優のために、自発的に映画を宣伝したり、評価を転載したりして盛り上げようとする意識に欠けており、いわゆる「貢献度の高い」ファンとは言い難いのだ。こうしたことが、「ミックス。」の動員数の伸び悩みや注目度の低さの原因となっていると言えるだろう。」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0316/c206603-9437678.html
 <ここからはサーチナより。
 定番。↓>
 「生卵を食べても日本人が食中毒にならないのはなぜ?・・・」
http://news.searchina.net/id/1655489?page=1
 <謙遜のし過ぎでは?↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国にあるアニメスタジオの創業者へのインタビュー記事を掲載した。「日本と中国のアニメの差は縮まっているのか」話を聞いたという。
 記事が紹介したのは、アニメスタジオ「上海震雷」の孫猛氏だ。孫氏によると、中国のアニメの現状は、明らかに数は増えているものの、質はまだまだだという。基礎が非常に弱い中国アニメにとって、着実に質を向上させる方法は、1本ずつ制作して経験を積むのが理想であるが、中国のアニメ業界は結果と目の前の利益ばかり追っているために質がなかなか向上しないと苦言を呈した。
 では、日本のアニメとの差はどのくらい開いているのだろうか。孫氏は、中国アニメは台頭してきていて、日本との差は縮まってきたと考える人もいるが、実際には「差は縮まるどころか、むしろ開いている」と指摘した。日本との差が縮まったと思った人は「量と結果」しか見ていないのだという。
 そして、「遅れている人が自分は追いついたと思ったら追いつけないもので、追いついていないと思ってこそ追いつく努力ができる」と論じ、引き続き日本に追いつくための努力をすべきだと主張した。
 これには、中国アニメという業界の問題に加え、人材育成にも問題があるという。日本では高校卒業後18歳からアニメの世界に入る人が多く、大卒に比べて技術を積む時間があるほか、日本は晩婚化が進み、若い時期を仕事に費やすことができるのに対し、中国の若者は大学卒業時には24歳ほどになっていて、26歳までには結婚するよう圧力がかかるため、その後になって「残酷な人生の授業を受けても遅く、技能を磨く時間も情熱も持てないという厳しい現実」があるという。」
http://news.searchina.net/id/1655494?page=1
 <失敗作の、ガス抜き。↓>
 「・・・今日頭条は・・・この「精日」がしきりに称賛する日本が本当に素晴らしいところなのか、震災復興の観点から疑問を呈する記事を掲載した。
 記事はまず、日本の軍国主義を崇拝する「精日」と呼ばれる一部の中国人が、日本の戦後復興が早かったことや、技術面で先進的であること、ノーベル賞受賞者が多いこと、映画のレベルが高いことなどを称賛することに不満を示した。次いで「日本は本当にそんなに良いのか」と疑問を呈し、東日本大震災から7年も経つのに、いまだに避難生活をする人が7万人以上もいると指摘。いつ故郷へ帰れるかもわからない人たちがこんなにもいることは「精日のメンツ丸つぶれだ」と論じた。
 また、韓国でも2014年に沈没したセウォル号の引き揚げに3年かかり、遺族が座り込みをして抗議していたことも取り上げ、「中国ではありえないことだ」と主張し、「中国だったら1カ月で解決してくれる」と主張した。それで「中国人であることは本当に幸せなことだ」と感じたと述べ、「来世も中国人に」と、愛国心を強調している。
 記事によると、中国が日本や韓国と違って事故や災害発生時に迅速な対応ができるのは社会主義国家だからであり、トップに権力があるために動きが迅速なのだと主張、日本はイメージこそ良いが、「金を武器製造に充てていて被災者の支援まで行き届かないのだろう」と主張した。」
http://news.searchina.net/id/1655492?page=1
 <ここからは、今日頭条記事以外の引用。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・「他の国でも欲しくなる、日本の便利なもの」を紹介する記事を掲載した。・・・
 <ここまでは定番。こっから先だけが目新しい。↓>
 記事はさらに、駅などにコインロッカーが多く設置されてとても便利であることを紹介するとともに、その注意書きに注目。ロッカーに入れてはいけない物のなかに「corpse」、すなわち「死体」が含まれていることに驚きを示している。」
http://news.searchina.net/id/1655452
 <対日歴史認識修正に向け、こんな手で来たか。↓>
 「抗日ドラマで批判すべきは日本人ではない、<軍国主義だ。>…抗日ドラマをエンタメ化するな・・・中国共産主義青年団(共青団)の機関紙である中国青年報(電子版)・・・」
http://news.searchina.net/id/1655490?page=1
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一人題名のない音楽会です。
 交響曲の隠れた名曲シリーズの11回目(最終回)です。
 今回はRichard Wetz(注α)をお送りします。

(注α)リヒャルト・ヴェッツ(1875~1935年)。「ドイツの作曲家。<ブルックナーら>後期ロマン派の作風による交響曲によって知られる。・・・ライプツィヒの音楽院に<入学したが、>・・・わずか6週間後には講義が過度に伝統にとらわれていると感じ、幻滅した末に音楽院を後にしてしまった。・・・ライプツィヒ大学に籍を置<き、>哲学、心理学、文学などを学び始め・・・ヘルダーリン、・・・クライスト、そして特に・・・ゲーテといった詩人を研究したヴェッツは、その後の作曲家としての作品に彼らから大きな影響を受けている。同様に、・・・ショーペンハウアーの哲学思想も信奉していた。・・・
 1933年・・・に<結党直後のナチス>に入党すると、ドイツ文化闘争同盟のエアフルト支部音楽隊の責任者を引き継<いでいる。>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%84

Symphony No. 2 (1919) (注β)
https://www.youtube.com/watch?v=RhVbZt41sJg

(注β)ブルックナー、メンデルスゾーン、ブラームス、ワーグナーを思い起こさせる。
https://www.classicstoday.com/review/review-3857/
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太田述正コラム#9707(2018.3.17)
<竹村公太郎の赤穂事件論(その4)>

→非公開

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