太田述正コラム#10166(2018.11.2)
<皆さんとディスカッション(続x3879)>

<太田>(ツイッターより)

 「徴用工問題飛び火!NHK紅白から韓流追放へ…TWICEも防弾少年団もアウト?…
 李明博大統領が竹島に上陸し、天皇陛下に謝罪を求めると…出場組数がゼロ<という前例あり>…」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00000004-tospoweb-ent
 それで構わんから、代わりに、ロシアで活躍中の朝鮮系ロシア人女性グループ(コラム#9972)出してよ。

 メキシコ最高裁判決によって同国でマリファナ使用が合法化された。
https://www.washingtonpost.com/business/2018/11/01/mexicos-supreme-court-overturns-countrys-recreational-marijuana-ban/?utm_term=.247c54641123
 この記事に北米における米国の諸州を含めたマリファナ既合法化地図が載っている。
 カナダも合法化したばかりだ。中共も日本も頑なに禁止を継続する姿勢だ。
 そのうち、鯨・イルカ問題のネガみたいな紛争要因に?

<Gl4XWYtU>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「韓国最高裁よ、お前はどこの闇金なのか?~日本企業が無視していると年利20%で4年ごとに倍増する恐ろしいカラクリ・・・」
https://blogos.com/article/335754/
 ネタなのか本気なのか、もう何と言っていいのか・・・、意表を突いてきたねw。

⇒関連記事だ。
 「強制徴用:安倍首相「訴訟起こした人々は旧朝鮮半島出身労働者」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/02/2018110200604.html
 「強制徴用:河野外相「100%韓国の責任」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/02/2018110200951.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/02/2018110200957.html 

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 少なくとも出だし部分を読む限り、大変分別ある内容で合格点。↓

 「安田さん会見詳報(1):ISの情報入手し取材開始・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%ae%89%e7%94%b0%e3%81%95%e3%82%93%e4%bc%9a%e8%a6%8b%e8%a9%b3%e5%a0%b1%ef%bc%88%ef%bc%91%ef%bc%89%ef%bd%89%ef%bd%93%e3%81%ae%e6%83%85%e5%a0%b1%e5%85%a5%e6%89%8b%e3%81%97%e5%8f%96%e6%9d%90%e9%96%8b%e5%a7%8b/ar-BBPeS0O?ocid=ientp#page=2

 この程度じゃ、まだまだ、全然不十分だよ。↓

 「政府、入管法改正案を閣議決定 外国人労働者受け入れへ大きく転換・・・
 一定の知識・経験を必要とする「特定技能1号」と熟練した技能が必要な「2号」の在留資格を新設する。1号は在留期限が通算5年で家族の帯同を認めないが、2号は配偶者と子供の帯同を認め、条件を満たせば永住にも道が開ける。・・・」
https://www.sankei.com/politics/news/181102/plt1811020010-n1.html

 アッポちゃん。↓

 「台湾脱線事故–事故車両に設計ミス 日本車輛製造が明かす・・・」
https://mainichi.jp/articles/20181102/k00/00m/030/107000c
 「基準値4倍超でも禁固8月 日航副操縦士逮捕、BBCアクセストップに・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%9f%ba%e6%ba%96%e5%80%a4%ef%bc%94%e5%80%8d%e8%b6%85%e3%81%a7%e3%82%82%e7%a6%81%e5%9b%ba%ef%bc%98%e6%9c%88-%e6%97%a5%e8%88%aa%e5%89%af%e6%93%8d%e7%b8%a6%e5%a3%ab%e9%80%ae%e6%8d%95%e3%80%81%ef%bd%82%ef%bd%82%ef%bd%83%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%bb%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%81%ab/ar-BBPeCjw?ocid=ientp#page=2

 エライだー。↓

 「錦織圭、アンダーソンに雪辱して8強 マスターズ・パリ・・・
 ATPツアー・ファイナル・・・繰り上げ出場の公算がより膨らんだ。」
http://news.livedoor.com/article/detail/15535283/
 「個人総合「銀」の村上、1年前の悔し涙を糧に・・・」
https://www.sankei.com/sports/news/181102/spo1811020002-n1.html

 改めて、だが、スゴイもんだ。↓

 「衛星測位–「みちびき」運用開始 誤差最小6センチに・・・」
https://mainichi.jp/articles/20181102/k00/00m/040/035000c

 この話、例えばBBCは完全無視なんだけど・・。↓

 「サウジ記者殺害、遺体は酸で処理か 現地捜査と米報道・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15534967/
https://www.bbc.com/news/world-europe-46049204

 ショパンの新しい伝記が出てその書評なんだけど、ショパンの作品のように気が利いていて美しい。↓
https://www.csmonitor.com/Books/Book-Reviews/2018/1018/Fryderyk-Chopin-already-qualifies-as-one-of-the-best-biographies-of-the-year

 こりゃ、全球的標準に則った判決だが、私に言わせりゃ、この「宗教」を特別扱いする全球的標準の方が間違ってんだよな。↓

 「徴兵:宗教的兵役拒否は無罪、韓国最高裁が判例覆す・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/02/2018110200981.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 日中交流人士モノ。↓>
 「日本メディア代表団が訪中視察を終え帰国の途に・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1101/c94473-9514099.html
 <こっちが恥ずかしくなっちまうだよ。↓>
 「・・・東京国際・・・映画祭は国際映画製作者連盟 (FIAPF) 公認のコンペティティブ長編映画祭で、ヴェネチア国際映画祭、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭の三大国際映画祭とも肩を並べるアジア最大の映画祭・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1101/c206603-9514033.html
 <日本のTVドラマの海賊版を鑑賞せよキャンペーン。↓>
 「篠原涼子と西島秀俊が生と死の境界に迫る 映画「人魚の眠る家」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1101/c94689-9514051.html
 <希望的観測ね。↓>
 「日本とインド、協力強化も溝埋まらず・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1031/c94474-9513737.html
 <ここからは、サーチナより。
 真実は細部に宿る。↓>
 「中国メディア・鳳凰網は・・・「あなたに本当の日本を感じてもらう」とする文章を掲載した。そのなかで、日本人の「細やかさ」を感じる製品やちょっとした光景を紹介している。
 文章はまず、「日本を訪れた観光客の多くがショッピングに精を出す。それは、ある側面で日本製品の品質が保証されていることを説明している。その背景には、ニセモノを作った時のペナルティの大きさとともに、日本の製造業に存在する厳しい基準があるのだ。日本で日常体験をすると、物やサービスの利用者に対する細やかさを感じることができるのだ」とした。
 そのうえで、日本で販売されている個包装の味付けうずら卵の写真を紹介。「シンプルなうずら卵の包装なのだが、その設計はまるでコンタクトレンズのトレーのよう。卵と汁がベストな位置に置かれていて、包装を開けるのに力も要らないし、開けた時に汁や中身が飛び出すといった気まずい光景も発生しないのである」と説明している。
 確かに、中国で売られている個包装のお菓子を見ると、中身が袋の中心ではなくちょっとずれていることが結構ある。一方で、日本の個包装食品はどれも同じ位置になるようにパッケージされており、このあたりに「差」を感じる中国の人がいるというのも、うなずけるのではないだろうか。
 文章はまた、ラーメン店で見かけた、調味料を入れるための小皿についても言及。テーブルに積まれている小皿の一番上に食品用ラップが乗っかっていたとし、「そうすることで一番上の小皿の衛生を保ち、客が安心して上から順に皿を取ることができるようにしているのだ」と解説した。」
http://news.searchina.net/id/1670349
 <同工異曲だが・・。(敬意の表明なんだからね。)↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国と日本の高速鉄道のどちらが先進的かと題する記事を掲載した。
 記事はまず、効率の観点からすると中国高速鉄道は新幹線を上回っていると主張。その理由として、インドの高速鉄道建設計画を巡っては、インドは日本の建設コストの高さと建設速度に不満を抱いているためで、日本もそれを自覚しつつも解決できずに中国を引き入れたいほど困っているためとしている。
 しかし、記事は「利便性と駅弁」においては日本のほうが優れているとしている。中国高速鉄道のほとんどが駅を郊外に建設しているため市内との行き来という点で利便性は低いが、日本の駅は街の中心部にあるため便利だ。また、日本の駅弁は種類が豊富でおいしさでも有名で「旅の特色」となっているが、中国高速鉄道で販売している弁当は「文句を言われる役回りに徹している」と指摘した。
 また、車両本体については「中国が勝っている」と記事は主張。乗車した体感として、揺れは中国高速鉄道の方が少なく、外観・内装ともに近代的で「ちょっと古めかしい新幹線」に勝るとしている。さらには、今後の技術発展にも期待が持てるのは中国の方だと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1670361
 <これもだ。(謝意の表明なんだからね。)↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国メーカーのSUVは外資ブランドのSUVに比べて安価で購入でき、品質も向上していることから近年は好調な販売を記録していると指摘する一方、その好調の水面下には中国メーカーに共通する悩みがあると指摘する記事を掲載した。
 記事は、中国の自動車メーカーが世界に向けて進出できない根本的な理由の1つが「優れたエンジンを自主開発できない」ことであると指摘。そして、これが中国メーカーのSUVに日本メーカーのエンジンが搭載されている理由となっていると伝えた。
 さらに、中国自動車メーカーが販売するSUVのなかには、欧米メーカーのSUVに引けを取らないほど優れたデザインの車もあり、販売が好調な車も多々あるとしつつも、こうしたSUVが「外観だけの見かけだおしにならないのは、日本メーカーのエンジンがあってこそ」だと強調した。
 続けて、中国メーカーのSUVは合弁メーカーのSUVより非常に安価であり、中国人はより割安でSUVに乗ることができるのは良い点であるとしながらも、中国メーカーのSUVのうち日本メーカーのエンジンが搭載されていないSUVは決して多くはないはずだと主張。中国自動車産業はさらに努力が必要であると主張している。」
http://news.searchina.net/id/1670367
 <これもまたそう。(期待感の表明なんだからね。)↓>
 「・・・中国メディアの一点資訊はこのほど、日本の軍事技術を軽視してはならないと主張する記事を掲載し、日本が島しょ防衛用高速滑空弾の開発を行なっていることなどを理由に「中国は日本の動きに高度に警戒すべきである」と主張した。
 島しょ防衛用高速滑空弾とはその名のとおり、離島防衛のための装備であり、島から島に向けて弾頭を発射するものだ。記事は、島しょ防衛用高速滑空弾について「高速滑空弾」であり、実質的には弾道ミサイルの一種であると主張し、近年の動きから「日本は高速滑空弾に関する技術的優位を獲得しようと資金を投じているのは明らか」であると主張した。
 続けて、弾道ミサイルは大量破壊兵器を運搬可能であることから、世界的な制限が存在すると指摘する一方、高速滑空弾は弾道ミサイルのような制限を受けないと主張。日本は高速滑空弾で攻撃的兵器を手にしようとしていると主張したうえで、これは軍事的拡張を目的とする戦略的意図に基づくものであると主張した。
 さらに記事は、日本には固体燃料ロケットや滑空弾に必要となる熱防護に関する技術はすでに存在しており、高速滑空弾の開発における技術的な難題は多くはないはずだと主張。高速滑空弾は弾頭の速度や射程距離の長さ、さらには防御能力の高さといった特徴を持つとし、日本が高速滑空弾を配備すれば、射程内の港や空港といったインフラ、さらには大型艦艇にとって重大なリスクとなるとし、中国は日本の動きに対して高度に警戒し続ける必要があると呼びかけた。」
http://news.searchina.net/id/1670385
 <これもまたまたそう。(日本へ行けキャンペーンなんだからね。)↓>
 「日本に行った時に、興味本位で試そうとすると痛い目に遭うかもしれないこと・・・中国メディア・東方網・・・カプセルホテル・・・パチンコ・・・隠れ家・・・日本語<のできる人と一緒に行け>・・・」
http://news.searchina.net/id/1670395
 <定番。↓>
 「日本の文具は、匠の精神とおもてなしの精神が十分に体現されている!・・・中国メディア・新民網・・・」
http://news.searchina.net/id/1670389
 <これもそう。↓>
 「中国のトイレは一刻も早く立ち去りたい場所、日本のトイレは「もはや文化」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1670408
 <これもまたそう。↓>
 「信じられない・・・日本のタクシーはどうしてこんなに高いの?・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1670417
 <まあまあの出来の、まあ新しい記事。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・記事は、「中国の自動車メーカーもかなり発展してきたが、それでも中国のクルマづくりは国外より遅れている。そこで多く技術を国外から導入してきたのだが、その大部分が日本から買い入れたものであることに気付く。どうして日本のメーカーだけは中国に喜んで技術を供与したのだろうか」と疑問を提起したうえで、3つの点からその答えを示している。
 まずは、日本の自動車企業が中国市場を開拓するためだと指摘。「中国の技術が不十分ななかで、中国市場という巨大なパイにありつくために、日本企業が自らの技術を中国に売って稼ごうとするのは自然なことだろう」と説明した。
 2つめの理由は、日本メーカーが中国に供与してきた技術は基本的に日本ですでに古くなったものだからとし、すでに自国内では最新技術の開発が進む中、中国に供与してももはや国内業界に影響がないうえ、中国ではまだまだ「最新技術」として儲けることができ、しかもそのお金をさらなる研究に費やせるという好循環ができると伝えた。
 3つめは、自らの技術を中国に売れば、中国でその技術を利用するうえで自然と日本の部品が必要となり、日本企業は部品の輸出でも設けることができる点をを挙げている。
 記事は最後に「日本企業は本当にしたたかであり、お金儲けのチャンスを少したりとも無駄にしなかったと言わざるを得ない。しかしその一方で、これらの技術があったからこそ中国の国産車は進歩、発展ができたことも否定できないのである」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1670424
 <これもそうだ。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「日本の科学技術がこれほど発展しているのはなぜなのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、その理由について分析した。結論から言えば、教育と技術開発の投資が理由だという。
 記事はまず、日本の科学技術の発展と日本人のノーベル賞受賞者の数には大きな相関性があると分析し、日本は古くから教育を重視してきた国であり、明治維新前から各地に寺子屋が存在し、子どもに対して教育を与えてきた国であると強調。また、江戸時代に鎖国が行われていても、海外の文化を学ぶことを放棄したわけではなく、長崎などに限定しつつも常にヨーロッパの進んだ文化や技術を取り入れてきたと伝え、こうした事例からも日本は「学ぶ」ことの重要性を深く認識している国であることがわかると指摘した。
 続けて、日本は戦後になると科学技術への投資を積極的に行ってきたとし、大学、企業、政府の三者が一体となって協力するケースも多かったと紹介。また、日本では開発された技術という「知的財産権」を保護するための厳格なルールが制定されたことが、研究開発を活発化させるうえでの基盤となったと指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1670426
 <これは、ドヤ顔記事。↓>
 「日本はインド高速鉄道で「苦戦」、「インドネシアで順調なわが国と対照的だ」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1670386
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太田述正コラム#10167(2018.11.2)
<井上寿一『戦争調査会–幻の政府文書を読み解く』を読む(付け足し)(その13)>

→非公開