太田述正コラム#10954(2019.11.30)
<皆さんとディスカッション(続x4272)>

<太田>(ツイッターより)

 中曽根元首相が101歳で亡くなった。
 私が役所に入った時の防衛庁長官であり、その後、彼が首相になった時には大いに期待したのだが、防衛費対GNP比1%超達成でお茶を濁しただけで、対米属国状態からの脱却のためには全く動こうとせず、日本の今日の政治と官僚の甚だしい劣化をもたらすことになった。

<太田>

 関連記事だ。
 彼に限らず、自民党の的言動は「タカ」は支持者向けポーズに過ぎないっていい加減ちゃんと書けってんの。(そもそも、「初めて」じゃないが・・。)↓

 「・・・中曽根氏は56年間、衆議院議員として平和憲法改正など右傾化路線を唱え、85年8月15日に日本首相では初めて靖国神社を参拝した。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260072

<文十郎>

和田氏も三谷氏も大学入学後は、その本業(和田氏:医学 三谷氏:法学)にて世界的に認められている仕事を為されていないと思いました。
 「社会の成功者」と言われるのは、東大の権威あってのものではないでしょうか?
 (もちろん、世界に通用しなくても日本国内でウケる程度の能力は必要)
 東大に比べて権威のない京大は、虎の威を借りずに勝負する必要があった、と想像します。

<太田>

 (念のため、昨日書いたことの補足ですが、国家公務員については置いておいて、大企業志向という点じゃ、東大生も京大生も同じだろってことですからね。)
 和田は「<東大では博士論文が受け入れられず、>東北大学大学院より博士(医学)の学位を取得・・・。この点については学位論文認定過程に強い違和感を持ったため<?!(太田)>経歴では省かれることが多い。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E7%94%B0%E7%A7%80%E6%A8%B9
ということらしいですし、三谷に至っては博士号すら取得していない
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%B0%B7%E5%A4%AA%E4%B8%80%E9%83%8E
というのに、どちらも学者であるということになっているようで、まさに東大の「虎の威」説があてはまりそうですが、むしろ、東大出身の「学者」のほぼ全員が「虎の威」的存在であることをこの2人が身をもって教えてくれている、というのが私の認識です。
 何度かコラムで指摘したように、東大は、徳川幕府の蕃書調所
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%95%83%E6%9B%B8%E8%AA%BF%E6%89%80
の後継機関であって、要するに、東大は、日本政府のための欧米の先端学術書/学術論文の翻訳機関であり続けて現在に至っている、と、いうのが私の見解なのです。
 つまり、東大は、欧米の先端学術書/学術論文、すなわち、国際的な学術の権威という「虎」、の「威」を借りまくる生業に勤しんできた機関である、というわけです。
 その限りにおいて、日本国内に東大に匹敵する機関は存在しません、というか、存在しえません。
 東大に日本の最高のIQの持ち主達が蝟集して、その中で特にIQに秀でた人々がこんな特殊な生業に血道をあげてきたんですから、他の機関がその生業に新規参入したとしてもかなうわけがありません。
 だから、京大が「欧米の先端学術書/学術論文の翻訳」以外の分野で抜きんでた存在たらんとしたのはごく自然なことであり、だから、当然ながら、京大人達は「先端学術の創造」という教育研究機関の国際標準たる生業に勤しむこととなり、その成果というか副産物というか、としてもたらされたものが学生数あたりのノーベル科学賞受賞者数日本一であった、というのが私の仮説です。
 和田が頭角を現したのは米国における精神分析「学」の学術雑誌に論文が掲載されたことが契機になったようです(前出ウィキ)し、三谷の場合は、彼、学士助手ですから学部時代の成績がよかったことが契機になったところ、どちらも、(欧米由来の)学説群を要約祖述する能力が評価されたものでしょう。
 (前者については想像、後者については私の実知見、に基づく。
 但し、精神分析学は私見ではフィクション文学でしかないので、和田に関しては、フィクション文学者としての才能が買われた、という可能性も完全には排除できませんが・・。)
 だから、この2人は、どちらも、欧米の学者達の「問題意識」、「定義」や「論理」、をそのまま借用する形で、いわば赤の他人の褌で相撲を取り続けてきたところの、つまりは、(そんなことは時間と労力のムダであるとして、)学術に係る自前の「問題意識」を持とうとせず、かつまた、「定義」や「論理」を真に身に着けないままの存在であり続けてきたところの、東大出身の「学者」達の「輝かしくも索漠たる」伝統、の申し子である、と言えるのかもしれませんよ。 
 そうである可能性を、和田は今次雑文を通じ、また三谷は自分の「学術」の総括を試みた一般向けの著書を通じ、遺憾なく我々に示してくれたところ、まことに失礼ながら、私としては、この2人に深く感謝したいですね。

<鯨馬>

≫「果たしてそうだろか?↓
 「・・・なぜ日本で鎖国ができたかといえば、江戸時代の日本には世界商品がなかったからです。・・・」≪(コラム#10952。太田)

 私も違和感をおぼえました。で、ある本を思い出しました:
 戦国日本と大航海時代 – 秀吉・家康・政宗の外交戦略 (中公新書) 新書 – 2018/4/18 平川 新 (著)によれば「日本が鎖国可能なほど軍事的に強力だったから」ということでした。
 すなわち、当時のスペイン・ポルトガルは世界を二分する体制を作り上げたが、日本はそれをはねのけるほどの軍事力を有していた。軍事的な征服を断念したスペインらは布教による間接侵略に切り替え、ある程度浸透できたものの、結局閉め出された…ということでした。
 常識が覆され、とても面白かったです。

<山本>

 アポロ計画を否定してアポロ11号の月面着陸の特撮映像を作ったのはスタンリーキューブリック監督だ!と主張する副島隆彦に喧嘩を売っている、アポロ11号の『ファースト・マン』を観ました。
 なんだこりゃと思ったのがデイミアン・チャゼル監督、この人は音楽系で科学系ではない特撮に詳しいと思えないし製作側は宇宙飛行士の苦悩を主題にしたいからこの監督を選んだのかと思ったら本当にそうだった。
 アームストロング船長は仲間と嫁さんからずっと愚痴を聞かされていた。
 ロケットオタクから評判わるいのわかる。
 アポロ計画で宇宙飛行士が主人公になるのはネタとしても絵面としても仕方ないんだけど、プログラマーのマーガレット・ハミルトンお姉さんの映画が観たい。
 パンチカードで打ち込みするという超絶技巧、しかもアセンブラ!
 コンパイラ1週間かかってエラーでてやり直しなら発狂するぞ。
https://koyamachuya.com/column/voyage/33611/
https://www.youtube.com/watch?v=IlNlsP_4UFM
https://amzn.to/34vVbET

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 今日も渋野は行く。↓

 「逆転女王に向け歩み進める3位キープも 渋野日向子は冷静「攻めすぎないよう…“大人のゴルフ”ができたら」 ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/golf/%E9%80%86%E8%BB%A2%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91%E6%AD%A9%E3%81%BF%E9%80%B2%E3%82%81%E3%82%8B3%E4%BD%8D%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%82-%E6%B8%8B%E9%87%8E%E6%97%A5%E5%90%91%E5%AD%90%E3%81%AF%E5%86%B7%E9%9D%99%E3%80%8C%E6%94%BB%E3%82%81%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%86%E2%80%A6%E2%80%9C%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%95%E2%80%9D%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%82%89%E3%80%8D/ar-BBXuPBH?ocid=spartanntp
 「対照的な渋野と鈴木 3位キープの渋野、鈴木は後退 女子ゴルフ・・・」
https://www.sankei.com/sports/news/191129/spo1911290028-n1.html
 「渋野「イイ肉の日! きょうは水炊きだけど…」後半チャージで70で回り、3打差3位タイで第2R終了・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/20191129hochi111/
 「渋野日向子「おなか空いたぁ」 全英彷彿の強心臓、賞金女王争いも脳内はご当地名物・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/17456055/
 「渋野、逆転女王へ「イモっちゃった」けどノッてきた!2日間で唯一後半ノーボギー・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/sponichin_20191130_0050/
 「鈴木愛「誰か違う人に」申ジエ、渋野以外の優勝願う・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/golf/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%84%9B%E3%80%8C%E8%AA%B0%E3%81%8B%E9%81%95%E3%81%86%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%80%8D%E7%94%B3%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%80%81%E6%B8%8B%E9%87%8E%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E5%84%AA%E5%8B%9D%E9%A1%98%E3%81%86/ar-BBXvaxe?ocid=spartanntp

 囲碁界も世代交代中。↓

 「芝野虎丸名人、王座も奪取し史上最年少2冠 20歳0カ月で快挙・・・」
https://mainichi.jp/articles/20191130/spn/00m/200/008000c

 日・文カルト問題。

 <日韓交流人士モノ。↓>
 Shim Eun-kyung Wins Best New Actress Award in Tokyo・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2019/11/29/2019112900637.html
 <ザマ。↓>
 「「やっぱりGSOMIAが必要」日本との“1分差”を韓国ネットが懸念・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_726009/
 <「協議」という言葉遣いを除けば客観記事に徹して大変よろし。↓>
 「局長級協議への「ウォーミングアップ」? 韓日が課長級協議を開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/1129/c94476-9636851.html
 <日本政府関係者達の認識を伝えている点で大変よろし。↓>
 「自民党「旭日旗決議」推進・・・
 自民党内では「日本はGSOMIAで外交的に勝利した。あえて傷口に塩を塗る必要はない」という意見もあり、「自民党が黙っていては旭日旗に関する韓国の言い分を認めたことになる」という不満も漏れている・・・。」
https://japanese.joins.com/JArticle/260078
 <リップサービスだわさ。↓>
 「日本経済産業相、異例の発言「ホワイト国問題、良い方向に行くだろう」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260081
 <徴用工問題は外務省所管だから、関係ないよ。↓>
 「韓日の輸出規制巡る協議が来月本格化 首脳会談にらみ突破口開くか・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20191129001900882?section=politics/index
 <「さらに」以下の部分だけを言えっての。↓>
 「・・・鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長<は、>・・・「GSOMIA延期に関連して日本の外相が謝罪したのは事実か」という朴ギョン美(パク・ギョンミ)共に民主党議員の質問に対し、「発表当日の晩、日本側がいくつかの不適切な行動について釈明した。文書はない」と答えた。続いて「公式に伝達された」とし「発表の前後に日本が取ったいくつかの行動が非常に不適切であり、政府は強く抗議した。当日の夜遅く日本は外交経路を通じて釈明すると共に謝罪をし、韓日間で合意した内容も変わることはないという点を確認した」と述べた。さらに「わが政府は日本との積極的な対話を通じて葛藤を解決し、できるだけ早期に韓日関係が正常化するようにしたい」と話した。」
 <と言われ続けてウン十年。↓>
 「首都エリート層も配給停滞…金正恩「経済困窮」の末期症状・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/dailynkjapan_127918/
 <こんなところでもウソをつく文教祖。↓>
 「・・・徐薫(ソ・フン)国家情報院長は29日、国会情報委員会全体会議に出席し、「北朝鮮が28日に発射したのは事実上、弾道ミサイルなのに、なぜ韓国政府が(北朝鮮の発表どおり)超大型放射砲と主張するのか」という情報委員の質問に、「北朝鮮がそのように発表しているからだ。実際は弾道ミサイル技術を組み合わせた放射砲」と明らかにしたという。ある情報委員は東亜(トンア)日報との電話取材に対して、「弾道ミサイルを発射すれば、国連安保理決議案違反で制裁を受けるため、韓国政府が弾道ミサイルを北朝鮮の主張どおり超大型放射砲と受け入れているのではないか」と語った。・・・」
http://www.donga.com/jp/home/article/all/20191130/1915232/1/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E6%83%85%E5%A0%B1%E9%99%A2%E9%95%B7%E3%80%81%E3%80%8C%E5%8C%97%E3%81%8C%E6%92%83%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E7%B5%84%E3%81%BF%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%9F%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%A0%B2%E3%80%8D
 <そうなるといいんだけどねえ・・。↓>
 「韓日、「文喜相解決策」で関係改善の糸口を見出せ・・・」
http://www.donga.com/jp/home/article/all/20191130/1915231/1/%E9%9F%93%E6%97%A5%E3%80%81%E3%80%8C%E6%96%87%E5%96%9C%E7%9B%B8%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E7%AD%96%E3%80%8D%E3%81%A7%E9%96%A2%E4%BF%82%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%AE%E7%B3%B8%E5%8F%A3%E3%82%92%E8%A6%8B%E5%87%BA%E3%81%9B
 <アイゴー。↓>
 「・・・韓国社会を「信じられる」との回答は50.9%で、「信じられない」との回答(49.1%)をわずかの差で上回った。「とても信じられる」との回答は3.2%にすぎなかった。年齢別では、「信じられない」との回答が20代で54.9%、30代で51.5%に達し、若年層の社会不信が特に深いことが分かった。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/29/2019112980048.html
 「「数学の基礎学力ない」韓国の中学生11.8%、ここ5年で倍増・・・国語は中高生全体の4%が基準以下、英数得意の高校生は3年連続で減少・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/30/2019113080009.html
 「私は2人目の子を持つのを拒否する・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/29/2019112980064.html
 「「文大統領が従北左派に囲まれている」 米駐韓大使が与野党議員との会合で異例の発言・・・」
http://www.donga.com/jp/home/article/all/20191130/1915236/1/%E3%80%8C%E6%96%87%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%8C%E5%BE%93%E5%8C%97%E5%B7%A6%E6%B4%BE%E3%81%AB%E5%9B%B2%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%8D-%E7%B1%B3%E9%A7%90%E9%9F%93%E5%A4%A7%E4%BD%BF%E3%81%8C%E4%B8%8E%E9%87%8E%E5%85%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%A8%E3%81%AE%E4%BC%9A%E5%90%88%E3%81%A7%E7%95%B0%E4%BE%8B%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A8%80

 エジソンの新しい伝記が出た。(老年期から若年期へと逆に辿ってるらしい。)↓
https://www.washingtonpost.com/outlook/thomas-edisons-brilliant-life-told-in-reverse/2019/11/27/8c92139c-dfbb-11e9-be96-6adb81821e90_story.html

 やっぱ、インドと比較しても中共はスゴイわ。↓

 ・・・India’s growth rate is shrinking rapidly・・・
https://www.bbc.com/news/av/world-asia-india-50583731/gdp-why-india-s-growth-rate-is-shrinking-rapidly

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 そうなんだよ。それを目指すんだよー。↓>
 「自動車に匹敵する高級メロン 日本で果物は「ぜいたく品」?・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/1129/c94476-9636707.html 
 <ここからは、サーチナより。
 概ね定番だが、改めて。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は、日本を初めて旅行する中国人旅行客はみな日本人の親切さと礼儀正しさに深い感銘を受けると称賛。こうした日本人の礼儀正しさは家庭内での道徳教育によるものであり、日本社会に浸透しているものだと説明し、それゆえ、「もし日本社会に溶け込みたいと願うなら、普段から自らの行いに留意する必要がある」と提言した。
 続けて、日本社会のなか日本人と良い対人関係を築くために注意すべき点として、「あいさつをしっかりすること」、「建前と本音を見分けること」、「申し出を断るときは婉曲に行うこと」、「空気を読める人になること」を挙げた。
 さらに、日本には女性同士が手をつないで歩く習慣はないこと、人を指さすのは失礼な行為であること、日本では割り勘が相手に気をつかう方法であること、カラオケでは人が歌っている時にちゃんと聞いてあげることなどを紹介した。
 また、中国人は相手に何かを聞き返す時に「は?」という発音の単語を用いるが、日本社会でこの聞き返し方をすると「日本人は馬鹿にされている」と感じると説明。非常に失礼な印象を与えるため、中国式の聞き返し方を避けるようにとアドバイスした。
 また申し出を断るときは婉曲に行うことについて、これは日本人に「他の人の気持ちを気にかける習慣」があるためだと指摘。相手を不愉快な気持ちにさせたくないゆえに、日本人は直接NGとは言わずに婉曲な言い回しを用いると紹介し、直接的な言い回しは避けるべきだと強調した。」
http://news.searchina.net/id/1684799?page=1
 <同じく。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は、中国人の多くは中国車に対して不満を抱いていると伝え、その不満は中国車の販売台数の減少という形で表面化していると強調。また、中国国内でのガソリン価格の高止まりや新エネルギー車の普及といった要因も中国車の販売減少に拍車をかけていると指摘する一方、減速する市場において好調な販売を維持しているのが日系車であると論じた。
 続けて、中国車と日系車の「差」を見たければ、「チベット」に行けば一目瞭然だと指摘し、チベットのような自然条件の厳しい山岳地帯を訪れるには「信頼性の高い車」が必要不可欠だと強調。悪路の走破力だけでなく、故障しない信頼性も求められると伝え、チベットで見かける車の大半が日系車であり、特にランドクルーザーなどトヨタの大型クロスカントリー車が多いと指摘した。
 さらに記事は、中国メーカーも大型クロスカントリー車を発売していて、走破性能の高い車もないわけではないとしながらも、チベットで中国メーカーの大型クロスカントリー車を見かけることはまずないと指摘し、「厳しい条件下で自分の命を車に預けることができるかという信頼性」の点で日系車に大きく劣っているからだと主張した。
 記事には中国人ネットユーザーから「チベットでも中国車は走っているぞ」という指摘が寄せられていたが、確かに舗装された道路であれば中国車でも全く問題ないだろう。しかし、舗装されていない悪路を走る場合では、やはり日系車が愛用されているようだ。また、「日系車はチベットだけでなく、アフリカの砂漠地帯などでも活躍している」といった指摘も見られ<た。>」
http://news.searchina.net/id/1684814?page=1
 <単なる概ね定番。↓>
 「学校への送迎をしなくても「子供が誘拐されない日本」、一体どうやって・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1684812?page=1
 <定番。↓>
 「軽自動車は「小さいミニバン」? なぜ日本人は小さいミニバンに乗るのか・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1684800?page=1
 <同じく。↓>
 「訪日した中国人が経験する「心の変化」、「日本で暮らしたくなってしまう」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1684811?page=1
 <こりゃ新しいわ。↓>
 「日本の航空会社のビジネスクラスは「全然違っていた!」と感激・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1684805?page=1
 <そんなことまで報じるとは。↓>
 「日本のタクシー会社が出したユニークな規則に、ネットからも賛同の声・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1684815?page=1
 <ノーコメント。↓>
 「日本の<横浜の>チャイナタウンは人気だが、・・・今日頭条・・・記事は「実際にはもう1つの側面がある」と主張。それは、「中国人はごみの分別意識が希薄であるため、ごみの廃棄を巡ってトラブルが生じている」紹介。中国では一部の地域でごみの分別回収が始まったばかりで、日本のような指定された回収日や時間はない。中華街でもごみが細かく分別されずに捨てられるケースが目立ち、それを不快に思う日本人も存在するようだと伝え、日本人にとって中華街の美食や文化は魅力的だが、浸透しないごみの分別には頭を悩ませていると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1684813?page=1
 <サンクス。↓>
 「中国メディア・海外網・・・記事は・・・日本を訪れた中国の王毅外相が日中文化交流に関する会議に出席した際に、・・・西洋文化を積極的に取り入れた近代日本において生まれ、中国にも伝わり浸透していった数多の「新たな漢字語」が、「中国に西洋文明を触れさせる1つの道筋になった」と評価したことを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1684816?page=1
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 一人題名のない音楽会です。
 倉本裕基(注)特集を2回にわたってお送りします。(順不同)

(注)1951年~。「東京工業大学理学部卒。ピアノ演奏と作曲を中田喜直に師事。東京工業大学大学院応用物理学修士という異色の経歴を持つが、在学中から大学オーケストラのピアノ協奏曲(グリーグなど)のソリストを担当するなど、演奏家としての力量も発揮し始めていた。
 多くのピアノソロおよび小編成の管弦楽との共演形式の楽曲、管弦楽曲がある。テレビドラマの付随音楽も多数手がける。作風は概してロマン派的であり、和声の色彩豊かな音楽である。また複合三部形式やロンド形式など、クラシック音楽の形式で書かれた曲が非常に多い。
 作品が韓国のドラマや映画で使用され非常に人気が高く、その甲斐もあり、2005年にNHK外国語講座『~アンニョンハシムニカ~ハングル講座』で最年長の生徒役に選ばれた。そこでは、お得意のダジャレも披露していた。そのため韓国において、若い女性を中心に知名度が圧倒的であり、CDの売上は韓国で多く、コンサートチケットも10分で完売する状況である。また、サイン会には3,000人が押し寄せることもある。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%89%E6%9C%AC%E8%A3%95%E5%9F%BA

 彼も私と同世代の人間であり、音楽的感性が極めて似通っているように思います。
 (もっとも、彼の感覚、私よりも、もう少し、おセンチで甘ったるいようですが・・。)

Paris in Winter(パリ冬物語) ピアノ:本人 オケ:London Philharmonic
https://www.youtube.com/watch?v=4Z1U2OJm2OA 
A Scene Of La Seine(哀愁のセーヌ) ピアノ:本人
https://www.youtube.com/watch?v=DKr4pIvhTAM 
Waltz Consolation(ワルツ・コンソレーション) ピアノ:本人
https://www.youtube.com/watch?v=R27s6GmEeU4 
Waltz Romantic(ワルツ・ロマンチック) ピアノ:本人
https://www.youtube.com/watch?v=e26Ndc9EIAc 
Lake Louise(霧のレイクルイーズ) ピアノ:本人 オケ:London Philharmonic
https://www.youtube.com/watch?v=clBZq77IGkI 
 +ヴァイオリン:川井郁子
https://www.youtube.com/watch?v=G2avkLtGWm4
Lake Louise II(霧のレイクルイーズII) ピアノ:本人
https://www.youtube.com/watch?v=YqJeG6Qjg4g 
Appassionato ピアノ:本人 オケ:London Philharmonic
https://www.youtube.com/watch?v=n1kvgwywBpk 
Nostalgia(ノスタルジア) ピアノ:本人 オケ:London Philharmonic
https://www.youtube.com/watch?v=rXzao0VvMl8 
Gentle Song ピアノ:本人
https://www.youtube.com/watch?v=Lqh8hRb9tgA 

(続く)
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<太田>

 [191116-04 MusicBeeで動画の音のみ再生させる]でうまくいっていたのですが、今朝から、その手順でやってもMPC-BEが起動してしまうようになりました。

<K.K>

 原因は、ちょっと思い当たらないです。
 「191120-01 MusicBeeをインストール直後の状態に戻す」の「<1> MusicBeeをインストール直後の状態に戻す」の手順で、初期設定に戻してみてください。

追記:「<1> MusicBeeをインストール直後の状態に戻す」の最後の部分の青い字の「まとめ」という部分の操作を行ってください。

<太田>

 行いましたが、やはり、MPC-BEが起動してしまいます。

<K.K>

 下記リンクの2枚の画像を見てください。クリックすると拡大します。
・一枚目:[左サイドパネル]の[ビデオ]が選択されて、青色反転している ⇒ MPC-BEで動画が再生される
<URL省略(太田)>
・二枚目:[左メインパネル]の[2018-12-30 XXXX]が選択されて、青色反転している ⇒ MusicBeeで動画が音のみ再生される
<URL省略(太田)>
 メインパネルの状態は、両者で似ています。二枚目のように[20YY-MM-DD XXXX]フォルダが青色反転している状態で、再生させようとしているかどうか、今一度確認してみてください。

<太田>

 同じでした。
 事態はより深刻化しており(?)、再生中のトラックにファイルを表示させた状態で、「ファイルが存在しません」または「Unable to start playback(error=BASS_ERROR_START)」というエラー表示がポップアップして音楽が流れないか、MPC-BEが起動して音楽が流れるかの3択になりました。
 (但し、同じファイルについての3択ではなく、ファイルはそれぞれ異なるものです。)

<K.K>

 原因は絞り込めませんので、とりあえず下記の操作を行ってみてください。
1.MusicBeeを再起動させてください。
2.MusicBeeのウィンドウがアクティブの状態で、[Ctrl]キーを押して押したままにしながら、[O]キー(←「ゼロ」ではなく「オウ」です)を押してください。[設定]ウィンドウが開きます。
3-一 左のフィールドで[プレーヤー]をクリックして、選択してください。
3-二 [出力]ドロップダウンリストの選択が[WASAPI (Shared)]になっているはずです。これを[WASAPI (Exclusice)]に変更してください。
3-三 [保存]ボタンをクリックしてください。
<URL省略(太田)>
4. もう一度MusicBeeを再起動させてください。
5. まず、音楽ファイル(CDをリッピングしたCD音源)が正常に再生されるかを確認してください。
6. 上記5が正常であった場合、動画に関しての再生を確認してください。

<太田>

 <5のところで、>ファイルが正常に音を出している波形や進行状況がMusicBee上に表示されるのにスピーカーから音が出なくなりました。
 (VLCメディアプレヤーやFirefox上のユーチューブ画面からは音は出ます。)

<K.K>

 下記の手順で、サウンドデバイスの選択を確認してください。
1.MusicBeeのウィンドウがアクティブの状態で、[Ctrl]キーを押して押したままにしながら、[O]キー(←「ゼロ」ではなく「オウ」です)を押してください。[設定]ウィンドウが開きます。
2-一 左のフィールドで[プレーヤー]をクリックして、選択してください。
2-二 [サウンドデバイス]ドロップダウンリストで、USB-DACを選択してください。
2-三 [保存]ボタンをクリックしてください。
<URL省略(太田)>
3.念の為にMusicBeeを再起動させてください。
4.音楽ファイル(CDをリッピングしたCD音源)が正常に再生されるかを確認してください。

<太田>

 「今度は、「動画に関しての再生」を含め、うまくいきました。
正しくは、(どんな操作をした時か思い出せませんが、)「動画に関しての再生」チェックの際、一度MPC-BEが起動したけれど、その後は起動せず、うまくいきました、ですけどね。」
という文面で送信しようとして、念のため、再度チェックしてみたところ、どういう操作をしても、常にMPC-BEが起動するようになってしまっていました。
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太田述正コラム#10955(2019.11.30)
<関岡英之『帝国陸軍–知られざる地政学戦略–見果てぬ「防共回廊」』を読む(その36)>

→非公開