太田述正コラム#10970(2019.12.8)
<皆さんとディスカッション(続x4280)>

<太田>(ツイッターより)

 今回行く前に日本政府から襲撃情報があることを本人に伝え、
https://mainichi.jp/articles/20191206/k00/00m/030/331000c
現地でもアフガニスタン政府、警告を聞かないので彼は反対したが警備車/警備員4名を付けた、ということらしい。
https://digital.asahi.com/articles/ASMD75G71MD7UHBI00R.html?pn=4
 結果、5名の現地人まで一緒に死亡させてしまった中村さんの責任は重大だな。

<太田>

 関連記事だ。
 中村さんの「過失」は、敬虔なプロテスタントだったことか、加齢に伴う判断能力の低下によるものだったのか、それとも、憲法9条を実践した/憲法9条下の戦後日本で生きてきた、ことによるものだったのか、それとも・・。↓

  「・・・憲法9条なくては日本でない・・・憲法は我々の理想です。理想は守るものじゃない。実行すべきものです。この国は憲法を常にないがしろに・・・」
https://mainichi.jp/articles/20191204/k00/00m/030/221000c

<HH>

 コラムでの追記ありがとうございました。
 私としてあれ以上のコメントする知見はないのですが、暗記がからきしダメでかつ机に座っての勉強は怠けて全然しなかった自分がなんとか生きてこれたのは、読書量の多さとそれによって鍛えられた読解力だったと言えるんじゃなかったか、・・・などと考えていたのであの様なメールを送った次第です。
 ちなみに、出張中の無聊を慰めるためにTwitterを眺めていたら、<下>に引用したつぶやきを見つけました。
https://pbs.twimg.com/media/ELJ2QEaVUAA-sdm.jpg:orig
 大正時代に男性逆差別社会の女性による本音が赤裸々に語られていて面白かったです。
 また、これは普通選挙法の時期に合わせた企画だと思います。
 歴史教科書的には治安維持法とセットでどちらかと権利制限を強調されて教えられましたが、大正デモクラシーの風潮っていうか雰囲気が同時に感じられて、当時の大日本帝国の自由さを感じますね。

<太田>

 前段の方の、やや苦しい関連記事です。

 韓国では依然増えているんで、このハナシ、知能、とりわけ上澄みの知能、を持った日本人青年の数の減少「も」背景にあるのではないか、と申し上げておきましょう。↓

 「「博士」生かせぬ日本企業 取得者10年で16%減 ・・・」
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO5300655005122019SHA000?unlock=1&s=4

 もっと苦しい関連記事ですが。
 平均知能の低下ならぬ、属国化、といった、根本原因を追求しようとしない、こういった、感覚的かつ浅薄な議論には吐き気を催します。↓

 「「桜を見る会」疑惑 安倍政権こそ「悪夢」そのもの・・・」
https://mainichi.jp/articles/20191208/ddv/010/070/019000c

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 世代交代がここにも。↓

 「15歳佐藤が初優勝、男子日本勢4人目 ジュニアGPファイナル・・・」
https://www.sankei.com/sports/news/191208/spo1912080004-n1.html
 「羽生、5度の4回転着氷 25歳誕生日に意地見せる・・・」
https://www.sankei.com/sports/news/191207/spo1912070049-n1.html
 「紀平は4位、2連覇ならず コストルナヤ世界最高でV・・・平昌冬季五輪女王のアリーナ・ザギトワ(ロシア)は・・・最下位の6位だった。」
https://www.sankei.com/sports/news/191208/spo1912080007-n1.html

 ま、新聞と同じ趨勢だね。↓

 「・・・総合週刊誌では『週刊文春』の1位は不動だが、『週刊新潮』の落ち込みが激しい。前年同期比21.3%減で20万部を切った。ちなみに『文春』も14.4%減。
(1)『週刊文春』    28万7241
(2)『週刊現代』    20万8014
(3)『週刊新潮』    19万7735
(4)『週刊ポスト』   19万401
(5)『週刊大衆』    7万5434
(6)『週刊朝日』    7万3914
(7)『週刊アサヒ芸能』 5万2243
(8)『AERA』    4万363
(9)『サンデー毎日』  3万7971
(10)『ニューズウィーク日本版』
             2万7107
 『ニューズウィーク日本版』は毎号、タイムリーでジャーナリスティックな特集を組み、この欄でも毎号のように取り上げているのだが、この部数は寂しい。ぜひ、もっと読んで(買って)いただきたい。
 不況の雑誌界で前年比40.9%増が2誌。『ポップティーン』12万8303と「50代からの女性誌」定期購読のみの『ハルメク』(かつての『いきいき』)24万8015。・・・」
https://www.sankei.com/premium/news/191208/prm1912080005-n1.html

 日・文カルト問題。

 <いい加減な本だなあ。↓>
 「江戸幕府はオランダに学び、下層民はカトリックを受け入れた・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/06/2019120680097.html
 <もっと直截的に文カルト批判をしなさい!↓>
 「「北朝鮮の港に近づいたら先に北送された先輩が『降りるな、帰れ』と叫び声」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/06/2019120680104.html
 「北送された在日韓国人は9万3000人、あれから60年–1959年から25年間にわたった北送事業、北日合同の国家犯罪–慰安婦と徴用工には怒りをあらわにしながらも北送された海外同胞問題にはなぜ沈黙を決め込むのか・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/06/2019120680106.html

 勝手にしたらってカンジだな。↓

 ・・・Across the 34 countries surveyed, a median of 41 percent of respondents held negative views on China, while 40 percent viewed the country positively.
 The most concerning finding for the People’s Republic may not be the world’s mixed opinions, but the fact that net changes in perception skewed downward between 2018 and 2019. In both the United States and Canada, dislike for China hit record highs this year.・・・
https://www.newsweek.com/americans-view-china-unfavorably-russians-are-pro-poll-shows-1476052

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <ヨッシャー。↓>
 「JALのビジネスクラスに搭乗して実感「さすがは5スター」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685011?page=1
 <同じく。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国で自動車が売れなくなったのは「市況が悪いからではない」と主張し、それは「日系車が売れているという事実が教えてくれたこと」であると伝えた。・・・
 「品質こそ本質であるという流れを迎えていることを示す」とし、ビジュアルや動力性能、スペックなどで付加価値を高めるまえに、「高い品質」という基礎が存在してこそ消費者の信頼を勝ち取ることができると主張。これは市場が冷え込むなかで販売台数を伸ばしている日系車が教えてくれた「道理」であると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1685014?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・中国人に日本への医療観光が人気の理由について・・・今日頭条・・・記事は、「政府が積極的である」ことを指摘した。今から10年ほど前から成長戦略に組み込み、医療滞在ビザを中国人に優先的に発行するなどして力を入れていると伝えた。その結果、医療観光で訪日する人の8割が中国人で、しかもその数は急増しており、2020年までに医療観光を目的に来日する中国人は31万人を超えるのではないかとの予想もあると伝えた。
 記事はさらに、「先進的な設備と技術」も中国人にとって魅力だと指摘。日本には中国よりも進んだ設備が整っている病院が数多くある。痛みもなく手術の必要のない最先端の重粒子治療の治療機器もあると紹介、高い技術があるので不安が最小限に抑えられるとも伝えている。
 また、「サービスの高さ」も人気の理由だという。日本はお客様第一主義で、「信じられないほど高いサービス」を受けることができ、病院とは思えない静かさで、休憩室は「優雅なカフェ」のようだと伝えた。そのうえ、中国から飛行機で2ー3時間という近さや、業者が細かい日程を決めてくれて翻訳者も手配してくれる安心感もあり、中国人に人気なのもうなずけると感心している。
 中国人が日本に医療観光に訪れるのは、様々な要因が合わさっているようである。記事の中国人筆者も最近、友人の医療観光に付き添って日本に来たそうで、人気があるのも分かると称賛している」
http://news.searchina.net/id/1685015?page=1
 <現役引退後、随分時間が経ってるから、判断がつかんな。↓>
 「中国メディア・新浪新聞・・・記事は、日本のあるサイトが先日職場の雰囲気に関する小規模な調査を実施したところ、「会社内に殺気が満ちている」と答えた人の割合が参加者180人中36%で最も多くなったと紹介。「和やかで睦まじい雰囲気」の23%、「とても静かな雰囲気」の21%、「適度な緊張感がある」の20%をそれぞれ大きく上回ったと伝えた。
 そして、日本の会社に殺気が満ちる理由として、上司が厳しすぎる、もしくは、日常の作業があまりにも忙しく余裕がないといった点が考えられると説明するとともに、調査の実施者が「社員のモチベーションを高め、会社を発展させるという点からも働きやすい職場環境づくりを」と呼びかけたことを紹介している。
 この結果に対して、中国のネットユーザーは「搾取と圧迫。これが資本主義制度の姿である」、「ストレスが大きすぎる」、「仕事が終わっても、上司のお供で居酒屋に行かなきゃいけないなんて、あまりにも酷だ」、「業績を争う現場では、確かに殺気を感じる」といった感想を残している。
 また、昨今「996」(朝9時から夜9時まで週6日勤務)の勤務状況が社会問題化している中国の職場環境と比較して「中国に来てみるといい。きっと自分は幸せなほうだと感じるから」といったコメントを残すユーザーも一部で見られた。」
http://news.searchina.net/id/1685012?page=1
 <テーマは定番だが、新しく登場したものも?↓>
 「これも、あれも・・・わが国が起源なのに「日本で発展した文化や技術」・・・茶道・・・下駄・・・和紙・・・折り紙・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685013?page=1
 <まさに定番。↓>
 「20年も停滞しながら今なお先進国の日本、中国ネットの声は?・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685016?page=1
 <同じく。↓>
 「わが国の地下鉄では「保安検査」が必須なのに! なぜ日韓では不要なのか・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1685018?page=1
 <どーでもいいけど・・。↓>
 「シャオミの日本進出、いつまでも「低価格スマホ」だと思っていたら大間違い・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1685017?page=1
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<太田>

 昨夜、アマゾンが「サイバーマンデー」セール中であり、アマゾンのネットを眺めていたら、まず目に入ったのは、Echo Dot with Clock(3480円)という新製品
https://www.amazon.co.jp/dp/B07NQ8Y8FZ/ref=fs_ods_fs_aucc_doe
でした。
 というのは、生活パターンが変わって早寝早起きになってから初めての冬を迎えたわけですが、夜中、ふと目が覚めた時に、目覚まし時計の文字盤が暗くて見えないので起床してよい時間かどうか等が分からず、時間を確認するために部屋の蛍光灯を点けるということが頻発していたので、暗くても時間が分かる、ということに魅力を感じたからです。
 その時、一ランク上の製品であるEcho Show 5 スクリーン付き(4980円)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07KD87NCM/ref=fs_ods_fs_aucc_che
が大幅値引きされていることに気づき、最初に言及した製品とお値段が1500円しか違わないので、これを買うことにしました。
 (この2製品を比較する過程で、Amazon Primeに入っているとAmazon Photoに無制限で写真をバックアップできることを知り、さっそく、まずはパソコンにそのためのソフトをインストールしました。)
 現在使っているEcho Dotは無駄にならず、それをピアノ部屋に持って行けば、その部屋でkomuroアンプとkomuroUSB-DACの電源オフを行うことができるようになる・・現在、これはスマートコンセント自体の問題ながら、手動で電源オフができないものがあるので、2階のパソコン部屋でその操作を行ってから、後日、オフになっているかどうかをピアノ部屋に行って確認している・・ほか、(現在殆ど意味はないが)パソコン部屋とピアノ部屋とで通話ができるようになる、ということも背中を押してくれました。
 で、買おうとしたところ、合計で1万円を越えると、つくポイントが更に増えるというので、ギリギリ1万円超になる組み合わせを検討した結果、中共製の口腔洗浄機(3230円)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07QK75GCK/ref=sspa_dk_detail_2?psc=1&pd_rd_i=B07QK75GCK&pd_rd_w=hLTXr&pf_rd_p=aadbaebd-99fa-42cf-90e0-095e5b21f501&pd_rd_wg=om0C6&pf_rd_r=RZRA1DQCZWNNB4SE0VK7&pd_rd_r=97a30930-6af9-4e9b-9321-2c1502637fbd&spLa=ZW5jcnlwdGVkUXVhbGlmaWVyPUE5WllNNzJYUlVMRFMmZW5jcnlwdGVkSWQ9QTAxOTE2NzMyUlRPN1g4Slg2SFBSJmVuY3J5cHRlZEFkSWQ9QVEyNFgwRkpJRUMwOSZ3aWRnZXROYW1lPXNwX2RldGFpbCZhY3Rpb249Y2xpY2tSZWRpcmVjdCZkb05vdExvZ0NsaWNrPXRydWU=
、と、同じく中共性の電動歯ブラシ(2598円)
https://www.amazon.co.jp/Fairywill-4%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%8C%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A630%E6%97%A5%E3%81%AB%E4%BD%BF%E7%94%A8-%E4%BA%94%E3%81%A4%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A82%E5%88%86%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%90%AD%E8%BC%89-%E3%81%99%E3%81%8D%E3%81%BE%E7%A3%A8%E3%81%8D%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B7%E4%BB%98%E3%81%8D-%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB/dp/B07CPVN4L7/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&k
も買いました。
 どちらも、衝撃的な安さですが、カスタマーレビューが1000件を超えていてかつ比較的評判が良かったので、試用してみよう、と思い立ちました。
 (懲りない私。)
 前者については、歯間ブラシのうち一種類のストックが尽きかけて来ていたことやそもそも歯間ブラシが入らない歯間が結構多いことが前から気になっていましたし、後者については、ずっと以前に一読者が電動歯ブラシの使用を熱心に勧めてくれたものの、長年の生活習慣を変えることへの抵抗感があったのと、歯医者がとりたてて勧めないことから、これまで使わなかった、という背景があります。
 届くのは、明日の夕刻です。