太田述正コラム#11052(2020.1.18)
<皆さんとディスカッション(続x4321)>

名古屋オフ会 2020年3月14日(土)(名古屋駅前)の申し込みは下掲から!↓
https://www.ohtan.net/meeting/
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<太田>

 記事の紹介です。

 そりゃまあそうだよな。↓

 「高野弁護士にも懲戒請求 ゴーン被告逃亡肯定「品位に反する」・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_afr2001170033/

 だっからー、カイロ大なんて目くじらを立てる価値なんてない大学なんだってのー。↓

 「徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈5〉・・・
  カイロ大学文学部(オリエント言語学科ヘブライ語専攻、1995年中退)で学んだ経験がある浅川芳裕氏は2018年6月に一連のツイッターで次のように述べている。
 「小池氏の詐称疑惑についてカイロ大学に問い合わせれば済む話ではとの質問がくるが、そんなヤワでマトモな大学ではない。拙著『カイロ大学』読者はご存じのとおり、大学権力を完全に掌握しているのは軍部・情報部。カイロ大学は1954年、軍部に粛清され革命評議会下に置かれて以来その伝統は続いている。現在、軍事独裁政権トップ(シシ大統領)がカイロ大学長ならびに各学部長の任命権を持っている。学科長は軍部の息のかかった学長の任命。つまり、これまで日本のメディアからの取材に対し、小池氏を卒業生として認めたり、都知事就任を祝福した学長、文学学部長、学科長らは同じ穴のムジナなのだ。カイロ大学卒業生・講師として、小池氏を絶賛し、都知事就任を祝福したナサール元学長は現在、県知事の有力候補で、大統領からの任命待ち(無選挙)。学長(学者)は権力のトップには就けないが、大学の自治・民主化運動弾圧などでうまく立ち回れば、知事や軍閥企業社長などに天下りできる。そもそもカイロ大学を軍部管理下に置いた大元の一人が小池氏の後ろ盾、革命評議会の情報・文化・メディア担当のハーテム氏だった。現シシ大統領は、ハーテムからみれば、軍部時代の弟分タンターウィー(元国軍総司令官、11年革命後の国家元首代行)の部下、つまり孫弟子にあたる人物だ。小池氏の学歴偽証については長年、疑惑が出てきては、日本からのメディアの取材に対して、カイロ大学が卒業を認めることを繰り返しては、収束してきたが、その背後には、こうした小池のハーテム人脈を頂点とするエジプトの軍部・情報部と大学の権力階層構造があることも、念頭に置いておきたい。ただ、エジプト上層部・カイロ大学側にしても、何のメリットがなければ、いくらハーテム人脈といっても長年、わざわざ小池氏を擁護する理由はない。小池氏は(正規の学業を修めていないが)カイロ大学卒業(証書取得)がハーテムの権限による特別待遇だとすれば、その見返りは何かということが問題だ。これは、日本の国益にとってより本質的な問題である。小池氏の学歴詐称問題により、エジプトの軍部・情報部に借りがあり、弱みを握られた日本人が仮に現職の東京都知事だったり、長年国会議員、防衛大臣まで務めていたとしたら」。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E6%B0%8F%E3%81%AE%E8%A9%90%E7%A7%B0%E7%96%91%E6%83%91-%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AF%E5%90%8C%E3%81%98%E7%A9%B4%E3%81%AE%E7%8B%A2/ar-BBZ20ix?ocid=msedgntp

 そうかねえ。
 手で掴まなくたって竹馬に乗っちゃあダメなんだろ。
 なら、厚底の厚さ制限は当然だろう。↓

 「「厚底シューズは禁止されない」といえる2つの理由・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/tokyogorin-2020/%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B3-%E4%BA%94%E8%BC%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A4%96%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%82%82/ar-BBZ4oiV?ocid=msedgntp

 その通り。
 だから、産経は、日本軍が犯した戦争犯罪についてももっと追及し、一方で、日米安保絶対視を止めなきゃ。↓

 「これぞ戦争犯罪!非道な無差別爆撃 ついに皇居も炎上した・・・」
https://special.sankei.com/f/society/article/20200118/0001.html

 まだ、余波が。↓

 Culture shock: can trailblazing Japanese minister change minds on paternity leave?– Shinjiro Koizumi’s move raises hopes that more new fathers will be emboldened to stay home with their babies・・・
https://www.theguardian.com/world/2020/jan/17/japanese-paternity-leave-shinjiro-koizumi

 日・文カルト問題。↓

 <こんなん載せるなよ。↓>
 「「安倍首相は謝罪せよ」 日本の良心の叫び・・・」
http://www.donga.com/jp/home/article/all/20200118/1955469/1/%E3%80%8C%E5%AE%89%E5%80%8D%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AF%E8%AC%9D%E7%BD%AA%E3%81%9B%E3%82%88%E3%80%8D-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%89%AF%E5%BF%83%E3%81%AE%E5%8F%AB%E3%81%B3
 <だからどうした。↓>
 「米国債保有額、世界1位は日本…2位の中国との格差も拡大・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261635
 <同じく。↓>
 「安倍政府が再稼働した伊方原発、裁判所が停止させた・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261640
 <アイゴー。↓>
 「昨年訪日した韓国人観光客26%減…韓日関係悪化の余波・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261641
 「チョ前法相を職権乱用で在宅起訴 「監察を違法に打ち切り」=韓国検察・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/17/2020011780203.html
 <以下、アイゴー特別篇・・こんな時に戦線拡大をする愚か者達め。↓>
 「制裁違反話し合う韓米作業部会に韓国高官「それを作ったことが最大の敗着」–2018年11月にビーガン氏の主導で発足–北朝鮮が非難攻勢拡大するや有名無実化・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/18/2020011880014.html
 「韓国与党支持者ら、「ひげが日本の巡査みたい」「ハリスを追放せよ」と非難・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/18/2020011880009.html
 「韓国与党議員、駐韓米国大使を公開批判「米大使が朝鮮総督なのか」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261613
 「北朝鮮への個人旅行 駐韓米大使のけん制発言に「韓国の主権」と当局反論・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/17/2020011780204.html
 「南北協力巡る米大使の発言に警告 「非常に不適切」=韓国大統領府・・・」http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/17/2020011780232.html
 「北朝鮮への個別観光推進、同盟・制裁の亀裂も辞さないというのか・・・」
http://www.donga.com/jp/home/article/all/20200118/1955459/1/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%80%8B%E5%88%A5%E8%A6%B3%E5%85%89%E6%8E%A8%E9%80%B2%E3%80%81%E5%90%8C%E7%9B%9F%E3%83%BB%E5%88%B6%E8%A3%81%E3%81%AE%E4%BA%80%E8%A3%82%E3%82%82%E8%BE%9E%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%8B
 「NYタイムズ「“ひげ”のハリス大使、朝鮮総督を連想させ韓国人反発」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/261643
 South Koreans find a focus for their ire: A U.S. ambassador’s mustache・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2020/01/17/south-koreans-find-focus-their-ire-us-ambassadors-mustache/
 Harry Harris: South Koreans bristle at US envoy’s moustache・・・
https://www.bbc.com/news/world-south-asia-51146729
 「韓国に在韓米軍の負担増要求 米2長官「扶養家族ではない」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%89%B6%E9%A4%8A%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84-%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%B8%E7%B1%B3%E9%AB%98%E5%AE%98/ar-BBZ4Bsp?ocid=msedgntp

 なんだそうだったのか。
 ドラキュラって実際はどこまでもどこまでもアイルランドのお話だったのね。↓

 Never mind Transylvania, Dracula was Irish・・・
https://www.bbc.com/news/uk-northern-ireland-51053870 

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 日本へ行けキャンペーンの一環。↓>
 「奈良のシカ、温泉に入るサル 日本の可愛い動物大集合・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0117/c206603-9649748.html
 <日中交流人士モノ。↓>
 「日本の浮世絵「富嶽三十六景」展、湖北で初の開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0117/c94638-9649642.html
 <こんなことまでご心配いただき・・。↓>
 「中国の春節を前に各国が「ウォーミングアップ」開始  日本は競争力低下を懸念・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0117/c94476-9649704.html
 <でも、やがて減り出すんだよなあ。↓>
 「中国大陸部の人口が初めて14億人以上に 男性が女性より3049万人上回る・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0117/c94475-9649768.html
 (ね。↓
 China’s Birthrate Hits Historic Low, in Looming Crisis for Beijing・・・
https://www.nytimes.com/2020/01/16/business/china-birth-rate-2019.html ) <こからは、サーチナより。
 だよー。↓>
 「中国が迎える高齢化社会、日本と違うのは「豊かになる前に老いること」・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1686113?page=1
 <サッカー・オブセッション。↓>
 「安部裕葵に続き、また日本の少年がバルサに? 羨ましくて口が酸っぱくなる!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1686071?page=1
 <定番。↓>
 「日本のラーメンは「数々の美食を知る中国人すら唸らせる珠玉の一杯」・・・中国メディアの新浪網・・・」
http://news.searchina.net/id/1686093?page=1
 <同じく。↓>
 「傷つくくらいなら「日本の駅弁と中国高速鉄道の弁当を比較しなければよかった」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1686096?page=1
 <これもそう。↓>
 「中国人留学生が語る、日本留学を選んだ理由・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1686104?page=1
 <これもまたそう。↓>
 「大病を患うと家計が破綻する中国とは違う・・・日本が羨ましい・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1686109?page=1
 <概ね定番。(それにしても、「神譯局」?)↓>
 「日本人が家計簿をつける本当の目的とは・・・中国メディア神譯局・・・」
http://news.searchina.net/id/1686112?page=1
 <よちよち。↓>
 「中国企業がスウェーデンで地下鉄工事を受注した! 「実力が認められたということ」・・・
 今日頭条・・・記事は、いかに中国の高速鉄道が世界に認められ、日本が信頼を失ったかを強調しているが、中国人ユーザーは意外と冷静なようだ。記事に対して多くの人が反論しており「中国は速度で世界一、質は軽視」と自嘲する人や、日本の新幹線を高く評価して「何十年も運行を続けている日本の技術を疑う必要はない、インドやベトナムの工事が停滞しているのは現地の問題が過半数を占める」、「日本は実力がないのではない、リスクを冒さないため厳しいのだ」など、むしろ称賛するコメントも目立った。」
http://news.searchina.net/id/1686094?page=1
 <同じく。↓>
 「・・・中国人旅行客は日本を訪れると、日本では歩道がしっかりと整備されていて、歩行者は自動車よりも優先されるため、安心して歩くことができることを知り、逆に「中国の歩行友好度の低さ」を実感することになるようだが、記事は「街歩きの楽しさという点で、日本の歩行友好度が高いのはもう1つ別の理由がある」と伝え、それは「飲食店の多さ」であると主張。現在の中国は大型ショッピングモールや商業施設があちこちに建設され、小規模な飲食店や個人経営の飲食店がどんどん少なくなっていて、街歩きが楽しくなくなっていると指摘した。・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1686102?page=1
 <これもそう。↓>
 「日本の取り組みに学べ! ごみは見方を変えれば「宝に変わる」・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1686114?page=1
 <かの茨城県までお引き立ていただき・・。↓>
 「四季を通して花が咲き乱れる日本の公園、ここはまさに「花の天国」だ・・・」
http://news.searchina.net/id/1686097?page=1
 <そんなんあるんだ。↓>
 「この値段と質で「お弁当」だと? 日本の最高級駅弁に驚愕・・・中国メディアの新浪財経・・・」
http://news.searchina.net/id/1686110
 <同じく。↓>
 「・・・中国メディアの新浪は・・・「小さいからといって日本の公園をばかにしてはいけない」と題する記事を掲載した。
 日本在住20年という記事の中国人筆者は、日本には小さな公園が点在していて、どの公園にも重要な目的があると紹介。それは「防災拠点」としての役割だ。地震などの自然災害の多い日本では、その経験から災害が起きたときにまず家の近くの公園などに避難するようになったと伝えた。
 公園によっては、特別な防災機能を備えた「防災公園」に指定されている場所もある。東京では22の公園が防災公園になっており、水道や電気などのインフラが寸断された場合でも利用できるマンホールトイレ、停電した場合でも公園灯を照灯できるソーラー発電、普段はベンチとして使用し災害時にはかまどに使えるかまどベンチ、水道などのライフラインがストップした時のための揚水ポンプ、地中に埋め込まれた防火水槽、応急給水槽、さらにはヘリコプター臨時離着陸場を備えた公園まである。災害の多い日本だからこそ、ここまで発展したと言えるかもしれない。
 記事はまた、市民の憩いの場としても日本の公園は魅力的だとも紹介。日本の公園では当然の設備である「飲用水」も中国人には驚きのようだ。公園には様々な種類の木が植えられ、一年中緑であふれていて明るく、遊具もあって子どもを連れた親が集まってくるとその魅力を伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1686111?page=1
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<太田>

 ムツカシー。↓
 
 「マイクロソフトの新「Edge」、グーグル「Chrome」との重要な相違点は・・・」
https://japan.cnet.com/article/35148114/?tag=as.latest

 Edgeを新Edgeに切り替えたところ、各種既定URLを開いた画面での操作感が大きく変わった場合が多々あるのだが、それ以外に、以下のような変化があった。↓

一、フェイスブックの「お知らせ」が開かなくなっていたのが開くようになった。
二、このサイトで、日本語入りURLをナシに変換している
https://ysklog.net/tool/japanese-url-encode.html
のだが、これまでは、面倒だったし、一発で変換できないこともあったが、今や、そのページの枠内へコピペするだけで、「変換」ボタンを押すまでもなく、変換できるようになった。
三、太田掲示板を開いた時を中心に頻繁に生起していたところの「Windows Defenderからのエラー表示画面に切り替わ」り(コラム#11038)が一切なくなった。
四、(これは山本さんにしか分からないことだが、)太田ブログ管理者画面に入るURLが新しい方のではなく、古い方のものに戻った。

 この機会に、ダウンローダーも入れとこうかと思いつつ、Video Downloader for Edge
https://microsoftedge.microsoft.com/addons/detail/khnchhjodcdjcmmnaikbieogfaglcbca
あたりかと目星をつけつつも、実行はまだ。
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一人題名のない音楽会です。
 ブラームスの交響曲シリーズの2回目として、第2番(注)(1877年)をお送りします。

指揮:ベーム オケ:ウィーンフィル
https://www.youtube.com/watch?v=FQIdA3DeX2I

(注)「「ブラームスの『田園』交響曲」と呼ばれることもある。・・南オーストリアのケルンテン地方、ヴェルター湖畔にあるペルチャッハ<で主として作曲された。>・・・第1楽章<の>・・・第2主題・・・の冒頭は「ブラームスの子守歌」として親しまれている子守歌 op.49-4を嬰ヘ短調にしたものを基にして<いる。>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC2%E7%95%AA_(%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9)

 上の「注」の中に子守歌への言及があるので、下掲を聴いてみてください。
 お馴染みだから聴くまでもないって?
 あそー。
 で、子守歌は長調ですが、それを短調に転調しているんだけど、アナタ、ワーカリますか?↓

“Wiegenlied” (Cradle Song) Op. 49, No. 4 歌唱:Anne Sofie von Otter ピアノ:Bengt Forsberg
https://www.youtube.com/watch?v=JONHWjs78UY&list=PL3QOGr9xvt58nAtOqIm7i6DGuKBlT82kv&index=3

(続く)
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太田述正コラム#11053(2020.1.18)
<丸山眞男『福沢諭吉の哲学 他六篇』を読む(その29)>

→非公開