太田述正コラム#11234(2020.4.18)
<皆さんとディスカッション(続x4412)>

<HH>

 おはようございます。

≫陸軍幼年学校不合格、第一高等学校合格、でも不思議はなかった、という点がミソなのよ。≪(コラム#11232。太田)

 中学4修の受験では一高が世代最高峰で陸士海兵は所詮2番手以下と聞きますが本当の上澄みはそれらにあらず、世代の最優秀はその前の陸軍幼年学校にまず集まっていたということでしょうか。
 それはともかく、引用されている記事を読むと、池田勇人は太田さんが言うところの日本国憲法の規範性のなさに唯一自覚的な総理だったみたいですね。
 その部分が評価されないのが戦後日本政治学の欠陥というか限界のような感想を持ちました。

<太田>(ツイッターより)

 コロナ対処をうまくやっていることで、「日本は、ジャンクフードを食べて運動もしていないのにほっそりしている。この国を<世界の>半分は無視しようとし、半分は憎んでいる」とさ。
https://asiatimes.com/2020/04/why-japan-gets-no-covid-19-respect/s
 2020年(日本の縄文性)は日露戦争の1904~05年(弥生性)と共に世界史に刻まれるかもね。

<太田>

 コロナウィルス問題。↓

 <ピークを過ぎたとの判断を変える必要はなさそうだな。↓>
 「・・・死者205人(+14人)・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55811680Z10C20A2I00000/
 <ハッハッ。↓>
 「“布マスク批判”を指摘の朝日記者に首相が反撃 「御社も3300円で販売」・・・」
https://mainichi.jp/articles/20200417/k00/00m/040/325000c
 <悲劇やねえ。↓>
 「「今、東京から?」拒まれ、仮住まいで焼死 岩手「ついの住みか」のはずが・・・
 新型コロナウイルスの感染を警戒され、入居が決まっていたマンションの住民に「しばらく来ないで」と告げられた。市からも転入届の提出を待つよう求められた。追われるように仮住まいに移ったばかりの悲劇だった。・・・」
https://mainichi.jp/articles/20200417/k00/00m/040/323000c
 <ご苦労様。↓>
 「海賊対処の海自隊員、コロナで交代なしか ソマリア沖・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASN4K7KWWN4KUTIL061.html?iref=comtop_latestnews_05
 <意図的隠蔽だったとすりゃあだけど、TPOを選んだ「白状」だな。↓>
 「武漢市、新型コロナ死者数を大幅修正 50%増の3869人・・・」
https://blogos.com/article/451313/
 <新しい話なのか、違うのか?↓>
 「コロナ重症患者の救世主となるか。中外製薬「アクテムラ」の実力・・・」
https://www.mag2.com/p/news/448879?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_fri&utm_campaign=mag_9999_0417&trflg=1
 <定型パターンのコラムだな。↓>
 「日本はまだコロナを侮っている、欧州では完全に戦争・・・
 <前段がそもそも誤り。↓>
 「隣人を愛しなさい」「寛容であれ」「ゆずりあいましょう」――などといったキリスト教的価値観が前提であるはずの欧州は完全に崩壊しました。・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60105?utm_source=editor&utm_medium=email&utm_campaign=weekendemail&utm_content=20200418
 <使ってるの、SkypeかZoomから、それとも?↓>
 「WHO幹部、台湾排除の指摘に反論「情報交換している」・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58230350Y0A410C2000000/
 <習ちゃんも慎重だな。ワシントンポスト紙引用しての攻撃。↓>
 「「米国は貴重な70日間を無駄にした」米紙が調査報道でトランプ大統領を批判・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0417/c94474-9681118.html

 近藤麻理恵さん、ますますご盛ん。↓

 Marie Kondo: Achieving calm through the art of organization・・・
https://edition.cnn.com/style/article/marie-kondo-sanctuaries/index.html

 現在も「9割」には変わりがないのだろうが・・。↓

 「国民9割が天皇支持 かくて退位論の火は消えた・・・」
https://special.sankei.com/a/society/article/20200418/0002.html

 日・文カルト問題。

 <昨日も人口当たり死者増数の少なさで、韓国、日本に勝利。↓>
 「・・・死亡者は前日より2人増えて232人。・・・」
 <「日本」、気にし過ぎ。↓>
 「世界報道写真コンテスト 韓国人がスポーツ部門3位=日本で取材・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/04/17/2020041780330.html
 <同じく。↓>
 「日本政府、韓国で作られたドライブスルー方式の検査を今になって公式採択・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/264962
 <そもそも、文カルトってそういうもんだが・・。↓>
 「韓国で「NOジャパン」長期化、ユニクロ・デサントなど日本企業の売り上げ減・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/04/18/2020041880010.html
 <ね。↓>
 「・・・総選挙で、未来統合党の候補者たちが大邱・慶尚北道地域選挙区25選挙区のうち24選挙区で当選したことから、・・・親盧武鉉詩人「目が一つの者たち…大邱は独立して日本に行け」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/04/18/2020041880021.html
 <教祖自身は軌道修正中。↓>
 「サウジ出発の韓国チャーター機に日本・サウジ企業関係者も同乗・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/264988
 <アイゴー。↓>
 「「マイナス経済」の嵐が来た・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/04/17/2020041780128.html
 <でもなあ。↓>
 「文大統領の国政支持率59%…18カ月ぶり最高水準・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/264981
 <褒め殺しだわ。↓>
 「ハリス駐韓米国大使「韓国コロナ対応、世界の模範事例…協力に感謝」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/264987
 <エクアドルの状況、それどころじゃないはずなのに、文教祖に利用されてな。↓>
 「エクアドル「韓国産コロナ検査キット購入を希望」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/264991

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 頑張って取材してるねえ。↓>
 「・・・「環球時報」が伝えた。
 真っ先に影響を被ったのはお葬式で、故人との「最後のお別れ」がやむなくオンライン化された。日本の厚生労働省は、新型肺炎で亡くなった人の遺体は24時間以内に火葬するのが望ましいと提案している。「日本経済新聞」の10日付報道では、24時間以内の火葬のため家族も最後のお別れができず、火葬場で遺骨を受け取るしかない現実が紹介された。新型肺炎で亡くなったのではないケースでも、今は通常の葬儀はできず、お通夜もできないという。
 特殊な状況で亡くなった人の家族の気持ちをおもんぱかり、日本の葬儀会社が「オンラインお葬式」を次々に打ち出した。通常の儀式の流れに沿い、喪主のあいさつや僧侶の読経などをライブ配信し、故人の顔の写真を撮ることもでき、「参列した」家族や友人たちと「最後のお別れ」をすることもできる。
 若い人の間では、感染症への懸念から「永遠の別れ式のお別れ」が静かな人気を呼んでいる。ウイルスの拡散を防止するため、日本政府は商業施設に休業や営業時間短縮を求めるが、コンビニやスーパーなど生活に関わる商業施設は通常通り営業している。これはつまり、そこで働く大勢の人が引き続き仕事のために外に出なければならないということを意味する。これまで若い人のバイトはごく当たり前のことだったが、今はバイト先へ移動するための公共交通機関がさながら「危険への道」だ。
 そこで日本の若者の別れのシーンが「特別感」を帯びてきた。バイトに行く人と数人の友人が駅で別れる時、別れがたくていつまでもさよならが言えないという。バイトに行く人が電車に乗れば、友人たちは「生きて帰れ」と書かれた横断幕を掲げる。電車を追いかけて走る人もいて、本当に永遠の別れのようだ。日本のネットユーザーがSNSで語ったところによると、「こうした別れ方は一見『バカみたい』だが、特殊な時期にはこうした『中二病のような大げさなやり方』でしか友人を思う気持ちを表せない」という。
 人との関わりを減らし、外出を減らす感染状況の中の暮らしの中、図書館に注目が集まり、人気のある本は1年待ちの状態だという。「朝日新聞」の最近の報道によると、新潟市では図書館全体で小川糸さんの小説「ライオンのおやつ」の蔵書が20冊あるが、すべて貸し出されており、さらに523件の貸し出し予約が入っている。1回あたり最大2週間の貸出期間などを考えると、予約者全員が読むには、今のままでは計算上、約1年かかる。これは例外ではなく、蔵書数を予約数が大きく上回るケースは多々あり、ニーズに迅速に対応したいとして、図書館は市民に本の寄贈を求めている。感染状況の中でのこうした変化に直面して、日本人の中には「少しずつ慣れようとしているところ」と話す人もいる。」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0417/c94476-9680943.html
 <日中交流人士モノ。↓>
 「クレヨンしんちゃん父・野原ひろし役の声優死去 享年55歳・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0417/c94638-9680872.html
 <ここからは、サーチナより。
 定番。↓>
 「日本人はサルモネラ菌が怖くないのか? 卵を生で食べるなんて・・・中国メディアの遊民星空・・・」
http://news.searchina.net/id/1688685?page=1
 <定番になりつつある。↓>
 「日本の中華料理を見てみろ! 「柔軟に発展させる日本人の強さ」が分かる・・・中国メディアの百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1688687?page=1
 <なかなかよろしい。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「<その経済が>坂道を転げ落ちている日本人が、それでも幸せな理由」を分析する記事を掲載した。
 記事によると、日本人は「幸せそう」に見えるそうだ。・・・記事は、日本では逆に近年「ミニマリズム」が流行ってきたと紹介。車は軽自動車が多くなり、物を減らして必要なものはシェアする時代になっている。オリンピックのメダルでさえ、使用済み携帯電話等から金属を集めて製作したほどつつましく、物で幸福感を得ようとしてはいないと分析した。・・・
 記事は、日本人の幸福感は目に見えるものでは計れないと指摘。実際、世界の幸福度指数ではランキングは決して高いほうではないのに、「幸せそう」なのが伝わってくるそうだ。・・・例えば、日本で人気の本や映画を見ていると、ほのぼのとした日常やクスっとさせられるユーモアにあふれていて、日常を楽しんでいることが感じられるという。記事は、だから日本人は健康で長生きなのではないかと分析している。
 ほかにも、日本の失業率の低さや、交通事故死者数の少なさ、旅行者と留学生の多さ、不動産の安さなど、「日本人が幸せな理由」として考えられることは多くあり、もしかすると日本は「最も可能性のある国かもしれない」と締めくくっている。」
http://news.searchina.net/id/1688686?page=1
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 一人題名のない音楽会です。

 引き続き近藤由貴ですが、ポピュラー曲ならぬ、「クラシック」曲が2曲入っていることをお断りしておきます。

 –米国篇–

ラプソディー・イン・ブルー
https://www.youtube.com/watch?v=mRuP4M5inng

ギロック:魔女の猫(叙情小曲集より)
https://www.youtube.com/watch?v=rfkMFTY3cEQ

Aura Lee (注a)(1861年)
https://www.youtube.com/watch?v=6J2nzMtibQ8

(注a)「作曲はジョージ・R・プールトン (George R. Poulton)。エルヴィス・プレスリーの『Love Me Tender』はこの曲を原曲としている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC

My Way(注b)(1969年)
https://www.youtube.com/watch?v=QDRSz-UXfzw

(注b)「作曲はクロード・フランソワ、ジャック・ルヴォー・・・フランク・シナトラのシングル及び同名のアルバムとして発売された。後にエルヴィス・プレスリーはじめ多くの歌手によりカバーされ、カバーされた回数が史上第2位の曲(第1位はビートルズの「イエスタデイ」)だと言われている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4

美女と野獣(映画『美女と野獣』より)
https://www.youtube.com/watch?v=0F0WtFOtvIA

いつか夢で(映画『眠れる森の美女』より)
https://www.youtube.com/watch?v=7qyeKpjajEE

いつか王子様が(映画『白雪姫』より)
https://www.youtube.com/watch?v=CPwbLpAI2uo

ホール・ニュー・ワールド(映画『アラジン』より)
https://www.youtube.com/watch?v=89FcW0AH7UA

 附録として、西澤安澄さんがスペインの作曲家以外の曲の演奏をアップしていたので、紹介しておきます。

Debussy L’isle joyeuse, L. 106(注c)(1904年)
https://www.youtube.com/watch?v=5zBPwKccv6k

(注c)喜びの島。「この曲は、ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの作品「シテール島への巡礼」(ルーブル美術館蔵。当初は「シテール島への船出」というタイトルだったが後に改題され現在のタイトルとなった)の影響を受けている。シテール島はエーゲ海、クレタ島の北西にある島で、神話では愛の女神ヴィーナスの島とされている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%9C%E3%81%B3%E3%81%AE%E5%B3%B6
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一、Microsoftからの案内に対応

 X299パソコンを起動したら、パソコンとスマホの連携を勧める画面ができたのでやっておいたが、いかなる意味があるのか理解できず。
 (Edgeアプリがスマホにインストールされたが・・。)

二、Prime Musicの「存在」を知る

 「Amazon Musicで音楽を聴いて抽選で50名様にBOSEワイヤレスヘッドホンが当たる」
https://www.amazon.co.jp/b/ref=dmm_gw_hud_png_cp_sw?node=8073642051&pf_rd_r=PKR7FMPQB4GRRQCE115G&pf_rd_p=488a5d0b-40ae-4147-ac4a-befd999a1d50
というのを見て、応募した。
 なお、PCでPrime Musicの楽曲を無料ダウンロードするのは簡単じゃなさそう。
 「Amazon Music Converter 該当製品は現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません。」だったし、そもそも、このソフトは有料だ。
https://www.tunepat.jp/notice.html
 で、このドタバタの成行で、椎名林檎の「三毒史」(計13曲)と和楽器バンド「ボ加三昧」(計12曲)を聴く羽目になった。
 「羽目になった」と書いたが、どちらも和テイストのなかなか実験的な歌集であり、面白かった。

三、怪奇障害が「復活」

 「X299パソコンでこの数週間、時間が遡った状態で文書が保存されてしまうという怪奇障害が発生しなくなっており」(コラム#11226)と書いたが、本日、wordの日記文書を起動したところ、昨日の13:47のものだった。
 再び、シャットダウン前のドキュメント・フォルダのチェックが不可欠に。

四、Logicoolキーボード再び「障害」

 X299パソコンのLogicoolのキーボードだけが機能しなくなるという障害がまた発生したが、レシーバーをそれまでのUSB3.0端子から他のUSB3.0端子に付け替えたら障害が解消した。
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太田述正コラム#11235(2020.4.18)
<高橋昌明『武士の日本史 序・第一章等』を読む(その18)>

→非公開