太田述正コラム#11485(2020.8.21)
<皆さんとディスカッション(続x4537)>

<太田>

 コロナウィルス問題。↓

 <ただ今、三途の川の川岸。↓>
 「・・・死者1159人(+11人)・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55811680Z10C20A2I00000/

 それでは、その他の記事の紹介です。

 藤井二冠でお祭り状態。↓

 <昨日視聴。↓>
 「第61期王位戦第4局結果速報 木村一基王位VS藤井聡太棋聖 最年少二冠&八段なるか? 第1~3局振り返りも・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=z4fohLommdM
 「聡太伝説誕生! 王位戦 藤井聡太棋聖 vs 木村一基王位 ピンポイント解説 【将棋】・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=2duPgFxWbBw
 <本日視聴。↓>
 「【藤井聡太二冠誕生】地元瀬戸市ドキュメント映像【王位戦第四局】・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=CJ2HdcmAGuQ
 「二冠!八段!【藤井聡太】木村一基王位vs藤井聡太棋聖【将棋】最年少記録更新・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=C5fy4LfX0DA

⇒AIのプロ棋士超えでプロ棋士業の危機との渡辺現三冠のかつての予感、も、私が何度か指摘してきたところの、AIの強さと藤井現二冠の常勝がもたらすであろうプロ棋士対局への国民の関心の減衰、なんてことは、全て藤井現二冠はお見透しで、既にその回避策を完成させている(コラム#11483)、という可能性を、今まで想定できなかった私の至らなさを猛省している。
 昔なら、超絶的に高い能力を持った若者は陸軍幼年学校を目指したのだろうが、もはや、属国日本にはそんな能力を生かしうる分野は、カタギの世界には自然科学の分野を除けばほぼ存在せず、娯楽の世界くらいしかない、という悟りの境地に、藤井現二冠は、かなり早くから達していたのだろう。
 では、彼は、どうして自然科学の分野を選ばなかったのだろうか。
 それは、人間相手の分野の方が、そうではない分野よりも、本質的に、より面白いからだ。
 もとより、人文社会科学だって人間相手の分野ではあるが、未だ、「科学」たりえておらず、だからこそ、「客観的な結果」が得られず、ある意味、「文学」でしかない空しさがあるからではなかろうか。(太田)

 私はセーフだし、根っこはどっちにせよデジタルなんだろうが、とにかく、みずほとデジタルって相性悪そ。↓

 「みずほ、通帳発行に手数料1100円…来年から新規の70歳未満にデジタル移行促す・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/18766159/

 こんなん、国際報道価値あんの?↓

 Ninja museum: Thieves carry out heist at Japanese site・・・
https://www.bbc.com/news/world-asia-53854371
 <日本では一応報じられてはいるが・・。↓>
 「忍者博物館に侵入 逃走まで3分 売上金など入った金庫盗まれる・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/18768450/

 これは、報道価値あるね。★↓

 Tokyo Now Has Transparent Public Toilets. Let Us Explain.・・・
https://www.nytimes.com/2020/08/19/world/asia/japan-transparent-toilets.html

 小笠原諸島の住民についての埋め草的記事。↓

 On remote Japanese isle, old bonds with America stir modern questions over race and identity・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2020/08/19/remote-japanese-isle-old-bonds-with-america-stir-modern-questions-over-race-identity/ 

 日・文カルト問題。↓

 <でも、日韓はcomparableな状況に戻りはした。↓>
 「・・・死者は2人増え、計309人となった。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200821001600882?section=society-culture/index
 <笑劇続く。↓>
 「ノー・ジャパン叫んだ与党「トクスリ5兄弟」ポスターに「科学忍者隊ガッチャマン」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/20/2020082080082.html
 「「親日清算」掲げる共に民主党、2年前に日本の『銀河鉄道999』コスプレ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/20/2020082080256.html
 「【社説】文大統領が賞賛した「抗日英雄」、報勲処の調査では「親日派」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/21/2020082180005.html
 「文大統領が賞賛していた学者も「親日」だった–報勲処の叙勲審査から3度脱落・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/21/2020082180003.html
 「「愛国歌作曲家・安益泰の親日行跡が収められている」 3分40秒のモノクロ映像を公開した韓国光復会長・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/269442
 <無理やり日本を登場させるなー。↓>
 「親文陣営の不吉な不動産暴走…日本の失敗した「韓国版三重野」は避けるべき・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/269424
 <なるようならそもそも関係悪化しとらんわ。↓>
 「韓流、韓日関係改善のカギになるか・・・」
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20200821/2157713/1/%E9%9F%93%E6%B5%81%E3%80%81%E9%9F%93%E6%97%A5%E9%96%A2%E4%BF%82%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%AE%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%8B
 <さすが教祖。↓>
 「政府が韓米日国防長官会議の提案を拒否・・・
 米大統領選局面や中国の習近平国家主席の年内訪韓の可能性、南北協力などを考慮して、(今回の会議には)政府が慎重な態度を示したようだ・・・」
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20200821/2157691/1/%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%8C%E9%9F%93%E7%B1%B3%E6%97%A5%E5%9B%BD%E9%98%B2%E9%95%B7%E5%AE%98%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%81%AE%E6%8F%90%E6%A1%88%E3%82%92%E6%8B%92%E5%90%A6%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%A8%E3%81%AF
 <正恩坊やもお疲れのようで・・。↓>
 「「金正恩氏、9年統治ストレス…金与正氏に対南・対米権限を委任」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/269437
 「韓国国家情報院「北朝鮮、金与正が委任統治…後継者決定されず」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/269435

 いや、ましろ、だからこそ、米国に未来はないのだよ。↓

 ・・・America’s Past and Present Are Racist. We Deserve a Black Future・・・
https://time.com/5880929/pharrell-williams-black-future/

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 やっぱ、饅頭怖い記事と見るべき。↓>
 「「ファイブ・アイズ」参加に強い意欲を繰り返し示す日本の目的とは?・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0820/c94474-9736725.html
 <ここからは、サーチナより。
 あら、そうだったの。↓>
 「・・・中国メディアの網易・・・記事は、日本の準天頂衛星システム「みちびき」についても紹介、誤差は世界最高水準の精度で「日本がこれほど高性能な衛星システムを持っているとは驚かざるを得ない」と紹介。これは、「ひとえに作るなら最高のものを作るという匠の精神のおかげで、衛星測位システムにおいてもいかんなく発揮されている」と感服している。」
http://news.searchina.net/id/1692052
 <ウム。↓>
 「・・・日本の対中ODAが始まったのは1979年のことであり、これは中国が「改革開放」政策に舵を切った時期と重なる。中国メディアの網易は・・・改革開放を通じて現代化に向けて舵を切った中国を助けてくれたのは「日本だった」と伝え、日本が提供してくれた技術や人材協力があったからこそ中国の改革開放は成功したと伝えた。
 中国は1978年に「改革開放」政策を通じて、計画経済から市場経済への転換を決めたわけだが、記事は当時の中国の新聞では「決して目立つわけではなくとも、日本企業と中国企業の協業が始まったことが報じられていた」と紹介し、中国政府が1977年にカラーテレビの生産を行うことを決め、その協業相手となってくれたのが日本企業であったと紹介した。
 さらに、改革開放で外国資本を受け入れ始めた中国において、初の外資企業として中国に進出した企業は日本企業であったと紹介、その後も多くの日本企業が中国に進出し、技術協力を推進し、中国での人材育成に協力してくれたと強調し、中国が改革開放を通じて現代化を進めるにあたって大きな支援を提供してくれたのが日本であったのは「疑いようのない事実である」と強調した。」
http://news.searchina.net/id/1692053?page=1
 <定番。↓>
 「中国で売れる日系車、日本で売れない中国車「この現実が実力差を示している」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1692059?page=1
 <同じく。↓>
 「日本人が「超」恐ろしい民族である理由、真似できないことを「いとも簡単に・・・」・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1692066?page=1
 <これもそう。↓>
 「日本の農作物は驚異的だ! 美味しいうえに「色や形、大きさ」まで揃っている・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1692071?page=1
 <定番だがメッチャ詳しい。↓>
 「新幹線に乗って、トイレを利用すれば分かる「驚きが詰まった日本人の配慮」・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1692057?page=1
 <概ね定番。↓>
 「肥満率ランキングが世界でもトップレベルで少ない日本 いったいなぜだ?・・・中国メディア百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1692079?page=1
 <こりゃ新しいのでは?↓>
 「だから日本人は長生き? 睡眠改善グッズの充実ぶりに驚き・・・中国のポータルサイト・百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1692058?page=1
 <軽いガス抜きの要素もある記事。↓>
 「・・・中国メディアの百家号・・・記事は結論として、日本は世界への影響力が不足しているため、強国とは言えないと主張。強国入りしたければ「脱亜入欧をあきらめ、歴史問題を反省」するように促した。」
http://news.searchina.net/id/1692067?page=1
 <★のトイレ(上出)について。↓>
 「不思議な物を作ることで定評のある日本人が、また不思議なことを始めた・・・中国メディア・威鋒網・・・」
http://news.searchina.net/id/1692069?page=1
 <要するに、饅頭怖い記事。↓>
 「日本人が強者に付き従うのは、いつか自分が強者になるためなのだ・・・中国のポータルサイト・百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1692077?page=1
 <もうそこまで来た、と、受け止めるべきだろうな。↓>
 「米国、中国のいずれかの市場を選ぶことは難しいとの見解を大部分の日本企業が示す一方、「もしどうしても米中のいずれか一方を選ばなければならない」とした場合、調査に応じた62%の日本企業が中国ではなく米国市場を選ぶと回答した・・・中国メディア・錦州新聞網・・・」
http://news.searchina.net/id/1692081?page=1
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太田述正コラム#11486(2020.8.21)
<高橋昌明『武士の日本史 序・第二章以下』を読む(その40)>

→非公開