太田述正コラム#13259(2023.1.23)
<皆さんとディスカッション(続x5422)>

<太田>

 昨日、(それぞれに対して若干のツッコミをしたい気持ちを堪えつつ、)その通りだと思った「箴言」を2つ紹介しておく。↓

 「頭が良いとはどういうことか?・・・仮説の立案能力とか構想力が、研究者に最も重要な能力です。これが、法則を発見したり理論を作ったりするのに必要な能力になりますが、それ以前の段階として、理論なり現象の因果関係を深いレベルで理解する能力が大切ですね。物事を自分の頭で理解する能力ですね。これを人々は、彼は直感が発達しているとか、地頭がいいとか言ったりするんだと思っています」(小林孝雄
https://irbank.net/E32194/officer?m=%E5%B0%8F%E6%9E%97%E5%AD%9D%E9%9B%84
(コラム#13253(非公開)))
https://www.e-juken.jp/sample_pdf/interview_kobayashi.pdf

 「女性の第二の天性は猜忌、嫉妬、偏狭、虚栄、わがまま、愚痴であ・・・る」(廣岡淺子(次回オフ会「講演」登場予定))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B2%A1%E6%B5%85%E5%AD%90

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 <我が世の春が続く岸カルト。↓>
 「・・・内閣支持率横ばい・・・
 政党支持率は、自民党26%(前回25%)・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/04c631f311d7fc8a4fe666dd3fd2096f85a0de57

 ウクライナ問題。↓

 <こうしたドイツ。↓>
 Germany ‘would not stand in way’ of Poland sending tanks to Ukraine, says minister–Annalena Baerbock makes clearest signal yet that European allies could deliver German-made hardware・・・
https://www.theguardian.com/world/2023/jan/22/russia-claims-advances-zaporizhzhia-nato-squabbles-tanks-ukraine
<哀れな露軍。↓>
 「ロシア軍大誤算:戦車キラーの攻撃ヘリが全く活躍できない・・・
 その1:平坦なウクライナの地形では、ヘリが空中を飛行すると、直ちに発見される<。> 攻撃ヘリは地形に沿って飛行する。匍匐飛行して発見されないように近づき、そして、対戦車ミサイルを発射する。ウクライナの地形は起伏がなく、地平線まで見える平坦地であるがために、攻撃ヘリの飛行を秘匿することができない。攻撃ヘリが捜索レーダーに発見されないように、超低空あるいは地上10メートルくらいを匍匐飛行していても、上空を監視する兵から発見される。  
 その2:携帯SAM等の格好の餌食になる  発見されれば、携帯地対空ミサイルで、さらに地を這うように飛行しても、ジャベリン対戦車ミサイルに狙われる。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0de8a255048ea037ae2263b50906c59612026a6f
 <笑いものの露軍。↓>
 「ロシア軍の“嘘の戦果報告”が次々発覚…世界から失笑されても“大本営発表”を続ける苦しい事情・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5afeaac7bb432de8004677bb1e421e8c37fb9bee

それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 これが藤井五冠の一人プロレスだったとすれば、持ち時間が長い棋戦でもプロレスが可能であることを証明した画期的対局だったことになるが・・。↓

 「神技の凌ぎ~奇跡の限定合!藤井聡太王将 VS 羽生善治九段 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局ハイライト・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=JVfGwomv4Ps

 まさに、縄文人。↓

 「・・・アイヌ民族はよく「平和で争いを好まない」民族だと描写されるが、アイヌには「チャランケ」という武力を用いずに議論のシステムがあったそうだ。 チャランケには「相手の話を最後まで聞いてから、論破する」などのルールがあり、ルールを破ると正論でも負けるという。アイヌ社会には中央集権的な強力な指導者はおらず、村単位でのリーダーに求められる資質として「雄弁で、立派な容姿と風格や勇気があり、心身が強い人」があったそうだ。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%A4-%E3%81%A7%E6%B3%A8%E7%9B%AE%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E6%B0%91%E6%97%8F%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA-%E6%AD%A6%E5%8A%9B%E3%82%88%E3%82%8A%E8%AD%B0%E8%AB%96-%E5%B7%AE%E5%88%A5%E3%82%84%E5%81%8F%E8%A6%8B%E3%81%BE%E3%81%A0%E6%AE%8B%E3%82%8B-%E6%96%87%E5%8C%96%E6%96%BD%E8%A8%AD%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%8F/ar-AA16BQmA?ocid=msedgntp&cvid=ad72970bdb5847759bf1ce1b29e3f93b

 益々劣化している日本の政治史学。↓

 「・・・弱肉強食の国際社会を力の論理で生き抜こうとしたが、第一次大戦後の国際潮流の変化に気づかず破滅した-。そう理解されがちな戦前の日本外交。だが・・・佐々木雄一・明治学院大准教授・・・は「一貫して、日本外交では規範や秩序が意識されていた」とみる。・・・
 知人からは『洗練された(昭和から日本は悪くなったとする)司馬史観』と評されましたが、それは言い得て妙かもしれません(笑)」 」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee31f3e179e44f7a1bfffaa67773a176634b19bf

 どーでもいいわ。↓

 「・・・寛延元年(1784)夏、加賀藩江戸屋敷で、8代藩主・前田重熈の毒殺未遂事件が起きた。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a79e8862303dfadefb3616ca8ca57ee818fc25f

 そうした家康。↓

 「・・・信長の安土城も秀吉の大坂城も天主(天守)は単立だったので、大小天守を連結した家康の駿府城天守はまさに先進の設計だった。さらに駿府城天守は信長の安土城と同じように凹面に金箔を施した瓦を用いて、凸部に金箔を貼った秀吉流とは異なる金箔瓦で飾った。秀吉への対抗心が光っていた。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8117438dcb0d6a4b17a18bd9ab1fa42fa56af6fa

 ところが、毛利はその元家臣筋の岸の岸カルトによっていまだに生き延びているのに対し、徳川は雲散霧消状態。↓

 「・・・家康は野戦の名手と呼ばれますが、やはり野戦で思う存分戦えたのは、酒井忠次と石川数正に東三河と西三河の統治を任せて家臣化を進めることで、統一的な指揮体系を持ったからでしょう。陣払いの恐怖から解放されたわけです。なぜ毛利にできなかったことが、家康にはできたのか。漠然と私が考えている理由がいくつかあります。まず三河や遠江が毛利領国のような複雑な地形ではないこと。家康の領国はまだ三河一国で、9カ国を領した毛利に比べれば小規模だったこと。そして祖父の清康の時代に、ある程度、松平惣領家のカリスマ性が認知されていたこと。そして、周囲を強国に囲まれていたことです。もちろん、周囲を強国に囲まれていたのは毛利も同じですが、やはりいつ滅ぼされるかわからない恐怖感が、安祥・岡崎松平氏のもとへの統合を招いたような気がします。そうでなければ、自律した権力としての誇りを捨ててまで、三河の国衆や松平一族が、家康のもとで統合される道を選んだ説明がつかないような気がします。・・・
 <それとは次元の違う話だが、幕臣が尽く行政官に成り下がっちまったために、薩長に足を掬われちまった徳川。↓>
 幕府の老中というのは、実は二級の譜代がやるものなんです。老中――もとは年寄と言いましたが――を務めるのは格下の譜代で、一級の譜代は老中などやりません。この場合の一級、二級の差は、武功によります。つまり、行政上の事務的な仕事は、戦場ではあまり役に立たないような人間がやるという建前なのです。  ところが、軍功の家の人物が老中の役割を求められる時が例外的にある。それが大老なんです。本来、老中などをやるべき家柄ではないのに、あえて幕閣に入るときは、老中より一つ格上の大老となることでバランスを取ったわけです。・・・これは徳川家には限りませんが、戦いの前線、つまりフロントラインに置かれた巨大な備えとしての役割をもつ軍団の長は、ものすごい名誉なんですね。 笠谷:幕府の老中も、大名家の家老も、本来は行政長官ではなく軍事司令官ですから。そして彼らのいる場所は城のなかではなく、国境に配置される。まさに師団長です。それが時代とともに行政長官型家老に変容してくる。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c3319e062dd33d7992b050dbbd699eec241846d

 信長だけ、旗印を持ち出さなかっただけでペケ。
 (もっとも、旗印の本体だけを論じても
https://rekishiru.site/archives/12640
ペケ。
 旗印のてっぺんの小旗に書かれている「何妙法蓮華経」こそ決定的に重要(コラム#省略)。)↓

 「・・・信長、秀吉が極めて西洋的な意思表示をスローガンで行ったのに対し、家康は日本の大企業が掲げがちな抽象的な理念(ミッション)を生み出したというのも、また興味深い点です。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1d664ebba48859878dc38a3622edd8100abbd7

 日・文カルト問題。↓

 <そうはならじ。↓>
 「「ウォークマンを作っていたら没落したソニーのように」…日本車の没落・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/01/20/2023012080131.html
 <余計なお世話。↓>
 「・・・日本皇室もSNSを通した疎通で危機を打開するべきだと主張する・・・君塚直隆・関東学院大学教授・・・は「すでに大衆との距離も遠いうえ、構成員数も減っている皇室がSNSを通じて人々の意識の中に入っていくことができなければ早く消える」と警告した。
 だが、日本国内の一部保守主義者は皇室のSNS開設などに反対の立場だ。ジャパンタイムズによると、これらの人々は「天皇は神のような存在なので国民と近すぎてもよくない」と主張している。」
https://japanese.joins.com/JArticle/300183
 <文カルト健在。↓>
 「韓国地方自治体の旧正月挨拶映像に日本語登場・・・「おいしくなーれ」・・・「萌え萌えきゅん」・・・物議醸し削除・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/300178
 「【写真】天安市が投稿した日本語の旧正月挨拶映像・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/300179
 <同じく。↓>
 「米教授の「慰安婦=売春婦」論文、学術誌が撤回要請を拒否=韓国ネット激怒・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b908039-s39-c30-d0195.html
 <これもそう。↓>
 「・・・韓国・ソウル新聞は「日本の専門家らが独島問題について日本の若者層を啓蒙すべきだと主張している」と伝えた。・・・
 この記事に、韓国のネットユーザーからは「独島は韓国の領土だ!」「国防費の予算比率を2倍に引き上げて軍事大国となり、領土を取り戻そう」「韓国も民間に任せず政府の主導で独島問題、強制徴用・慰安婦問題など日本の蛮行を世界に暴露し、韓国の若者たちに決して忘れてはならないと呼びかけるべきだ」「日本の顔色などうかがわず、独島周辺の埋め立ても進めて軍の基地を作り、二度と妄言を吐けないようにすべきだ」などの声が殺到している。
 その他、「それでも日本旅行する韓国人が多いのだから、軽んじられて当然だ」「ノージャパンを叫んでいたはずが、我先に日本へ旅行に行くようになった。プライドというものがないのか」「(啓蒙活動を)やっても無駄だよ。日本の若者は政治に興味がないからね」などのコメントも見られた。」
https://www.recordchina.co.jp/b908040-s39-c100-d0195.html
 <日韓交流人士モノ。↓>
 「昨年12月の訪韓外国人 日本人が8.5万人で最多・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230120001800882?section=economy/index
 <文カルト信徒は説得不可能。↓>
 「強制徴用解決案の説得、まだ必要・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/300166
 <分かる分かる。↓>
 「「中国の伝統を盗んだ」…大英博物館の「韓国旧正月」表現に中国が怒り・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/300181
 「【写真】大英博物館が掲載した韓国旧正月関連の掲示物・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/300182
 
 だんだん書くことがなくなってきてるようで・・。↓

 On Savage Shores by Caroline Dodds Pennock review – a whole new world–In a reversal of traditional historical accounts, Dodds Pennock tells the story of indigenous Americans’ first steps in Europe・・・
https://www.theguardian.com/books/2023/jan/18/on-savage-shores-by-caroline-dodds-pennock-review-a-whole-new-world

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <ご愛顧に感謝。↓>
 「2022年「中国で最も高く評価された書籍」で総合第1位と3位は日本の書籍・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b908062-s25-c30-d0198.html
 <片面的日中交流人士モノ。↓>
 「<サッカー>スーパーゴールの三笘薫に中国ファンも賛辞=「マジでやばい」「強すぎでしょ!」・・・ブライトンの微博・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b908100-s25-c50-d0052.html

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太田述正コラム#13260(2023.1.23)
<増田知子等『近代日本の『人事興信録』(人事興信所)の研究』を読む(その17)>

→非公開