太田述正コラム#14055(2024.2.26)
<皆さんとディスカッション(続x5817)>

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 なし。

 ウクライナ問題。↓

 <ワクワク。↓>
 「・・・ロシア空軍が運用する早期警戒管制機はデジタルシステムを搭載したA-50MとA-50Uの7機と、次世代モデルA-100の1機に減った。これとは別に、デジタル化されていない1980年代のA-50が保管されているが、これらの戦闘能力はいうに及ばず、安全飛行できるかどうかは不明だ。 ロシアにとって問題なのは、約965kmにおよぶすべての前線を監視するには、南、東そして北の3方面に早期警戒管制機を配備する必要があるということだ。3方面をカバーするには、少なくとも9機のA-50を要する。各方面ごとに、1機が監視している間、もう1機は基地に戻り、別の1機はメンテナンスを受ける。 実際、ロシア空軍は乗員の訓練を支援し、機体が定期的な整備を受けられるようにするために、追加の機体が必要だろう。 つまり、A-50を2機撃墜し、昨年のベラルーシでのドローン攻撃で1機を損傷させたことで、ウクライナ軍は実質的にロシア軍がA-50を使って前線全体を監視できないようにした。これによりロシア軍は、どの方面をレーダー探知なしとするかを判断せざるを得なくなった。 ウクライナは各方面でミサイルやドローンを使って深部攻撃を行うため、難しい選択だ。A-50を追加してその厳しい決断を避けることも期待できない。 ロシア空軍は何年もの間、1機しかないA-100の開発とテストを終えようとしていることを忘れてはいけない。外国の制裁で、同空軍はA-100のシステムに必要な電子部品の一部を入手できていない。 自由なウクライナを支援する人々にとって興味深いのは、ロシアが残るA-50を再配備して必然的に航空レーダー探知のカバー範囲に隙間ができたとき、ウクライナ軍がどう出るかだ。その隙間をめがけてドローンや巡航ミサイルで攻撃し、艦船や司令部、兵站拠点、さらには兵器工場や石油施設を狙うのだろうか。 ほぼ間違いなくそうだろう。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebb549367d37bab72b9ec5ee83ab8b97b96c23c4?page=1
 <哀悼。↓>
 Zelenskiy says 31,000 soldiers killed, giving figure for first time・・・
https://www.theguardian.com/world/2024/feb/25/zelenskiy-puts-figure-on-ukrainian-soldiers-killed-for-first-time-at-31000
 <あらまー。↓>
 「・・・留意すべきなのは、前線のウクライナ人兵士の平均年齢が、イラクとアフガニスタンで私が率いた18~23歳ではないという点だ。実際には40歳を超えている。これは彼らの徴兵方針の結果で、今後は変更を余儀なくされるだろう(ウクライナの法律では18~26歳の男性の徴兵は認められていない。ただこの年齢層でも兵役に志願することはできる)。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dd0449dbd5b1cb8f7e3bdfa4fe2a89ee194dc46
 <かもね。↓>
 「ウクライナ情報局長「ナワリヌイ氏は自然死…血栓が死因との説は正しい・・・死因が血栓との情報をある程度確認」・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/02/26/2024022680017.html

 ガザ戦争。↓

 なし。

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 世界的ニュースに。↓

 Japan naked festival: Women join Hadaka Matsuri for first time・・・
https://www.bbc.com/news/world-asia-68378651

 澤井杏奈
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BE%A4%E4%BA%95%E6%9D%8F%E5%A5%88
が大きく取り上げられている。↓

 Anna Sawai’s ‘Shogun’ role felt personal: Mariko is ‘every woman in Japan who has suffered’
https://www.latimes.com/entertainment-arts/tv/story/2024-02-25/shogun-anna-sawai-toda-mariko

 エライがしかし・・。↓

 「人間の思考、将棋AIに 異なるプロセス融合 プロ棋士・情報工学研究者、谷合廣紀 二兎を追う・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E6%80%9D%E8%80%83-%E5%B0%86%E6%A3%8B%EF%BD%81%EF%BD%89%E3%81%AB-%E7%95%B0%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%82%B9%E8%9E%8D%E5%90%88-%E3%83%97%E3%83%AD%E6%A3%8B%E5%A3%AB-%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%B7%A5%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%80%85-%E8%B0%B7%E5%90%88%E5%BB%A3%E7%B4%80-%E4%BA%8C%E5%85%8E%E3%82%92%E8%BF%BD%E3%81%86/ar-BB1iSrjk?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=18e3397ec75c47a2b6db8724567985e3&ei=31

 ポンコツ道長。↓

 「・・・998・・・年、道長が33歳のときに大病を患い、死を覚悟したのか、帝に出家を願いでたことがありました。このときは無事に治りましたが、その後も、たびたび体調を崩すことがあったのです。
 とくに道長が紫式部と歌のやりとりをした、といわれる<1008>年の夏は、病気のために参内もしていません。
 また、道長が著わした『御堂関白記』によれば、風病(ふうびょう:風邪など)の記述も多く、50歳のときには「糖尿病」と疑われるような症状も出ていたようです。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%B4%AB%E5%BC%8F%E9%83%A8%E3%81%95%E3%81%88-%E5%87%BA%E4%B8%96%E3%81%AE%E9%81%93%E5%85%B7-%E3%81%AB%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%9F%E9%81%93%E9%95%B7%E3%81%AE%E6%82%B2%E3%81%97%E3%81%84%E6%80%A7-%E6%A8%A9%E5%8A%9B%E3%82%92%E3%81%BB%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%BE%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%9F%E5%BD%BC%E3%81%8C-%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE-%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-BB1iQuCG?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=70f5df2ef0cc413f8c7289eefcd64618&ei=70

 と添い遂げた倫子。↓

 「・・・臣下女性が准参宮とされたのは、・・・藤原道長の摘妻・源倫子・・・が初めてであった<。>・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79482?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=top

 日・文カルト問題。↓

 <こんな風に日本の企業を引き合いに出すな。↓>
 「ベッドは科学? 今は芸術…韓国家具、高級化でニトリと勝負・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/315424
 <これは可。↓>
 「韓国のダイソー族・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/02/21/2024022180165.html
 <本件で日本の話を引き合いに出すことを許す。↓>
 「下層階は学校、上層階はマンション…ソウルで東京式の「住教複合」開発構想浮上 ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/02/20/2024022080165.html
 <「話」を「人」に変えるほかは上と同じ。↓>
 「辻井伸行氏「私にとって音楽は障害を克服するものではなく、挑戦という喜びを見いだす場」–日本人ピアニスト辻井伸行 2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝–来月3日に初来韓 ソロ・リサイタル開催・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/02/20/2024022080166.html
 <日韓交流に資する営みになってないんだけどなあ。↓>
 「・・・「ほうせん花Ⅲ」は、日本の植民地支配期に三菱重工業名古屋航空機製作所に動員された勤労挺身隊の人権侵害の実態と、40年以上にわたる人権回復運動の過程を盛り込んだ演劇だ。強制労働被害者を支援する名古屋市にある市民劇団が、日本社会に勤労挺身隊問題の実態を知らせ、人権回復の必要性を強調するために2003年に制作した。強制動員被害者が1999年に日本政府と三菱重工業を相手に訴訟を起こし、法廷闘争を繰り広げていた時期だった。
 今回の「ほうせん花Ⅲ」は3回目の公演という意味が込められている。2003年に名古屋で初演され、22年に名古屋で2度目の上演が行われた。日本以外で上演されるのは今回が初めて。出演する23人の役者の大半は、学生やサラリーマン、定年退職者など、ごく普通の日本国民だ。公演団の航空券などはすべて自費だ。
600席余りの大公演場を満席にした観客は、少女たちが強制労働をしながら息を殺して歌を歌い、日本企業に対する損害賠償請求訴訟で勝った時にアリランを歌う場面では涙を流した。元勤労挺身隊のチョン・シンヨンさんも公演を鑑賞した。・・・」
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20240226/4771837/1
 <好事家、もっともらしいリクツつけ。↓>
 「「朝鮮文化を女性で描写したはがき…日帝の支配的な視線を現すもの」・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/02/20/2024022080164.html

 そりゃ、西欧での話やろが。アホ。↓

 「18世紀前には存在しない?! 「女の友情」の意外な歴史とは・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/18%E4%B8%96%E7%B4%80%E5%89%8D%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84-%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%8F%8B%E6%83%85-%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AA%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-BB1iPWQd?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=70f5df2ef0cc413f8c7289eefcd64618&ei=63

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <邦語媒体より。
 まあまあ。↓>
 「バスケ日本に88年ぶり黒星で中国に落胆広がる 1万件超のコメント殺到「最後の1分は小学生以下」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/other/%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB88%E5%B9%B4%E3%81%B6%E3%82%8A%E9%BB%92%E6%98%9F%E3%81%A7%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AB%E8%90%BD%E8%83%86%E5%BA%83%E3%81%8C%E3%82%8B-1%E4%B8%87%E4%BB%B6%E8%B6%85%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E6%AE%BA%E5%88%B0-%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE1%E5%88%86%E3%81%AF%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E7%94%9F%E4%BB%A5%E4%B8%8B/ar-BB1iQOQ4?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=3d4162799a59434da3153787801728df&ei=40
 <ここからは、レコードチャイナより。
 互いに切磋琢磨を。↓>
 「<世界卓球>中国女子が日本に逆転V、俳優ホアン・シャオミンがはとこ陳夢を祝福「誇りに思う」・・・自身の微博(ウェイボー)・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b929071-s25-c50-d0192.html
 <えーねー。↓>
 「日本で高齢者を助けたら・・・日本の華字メディア・中文導報・・・」

https://www.recordchina.co.jp/b928742-s25-c60-d0190.html

<太田>

一 パソコン

 (一)PCのバックアップ

 昨日、X299パソコンのタスクバーのWindowsアイコンをクリックしたら、開いたポップアップの中の太田述正のアイコンの右上に初めて(?)オレンジ色の小丸マークが。
 で、このアイコンをクリックしたら、PCをバックアップすると→ファイル・アプリ・設定・パスワードに常にアクセスできるようになるので→バックアップを開始しなさい、みたいな表示が・・。
 これは、X299パソコンのシステムのバックアップを促したものなのか、また、バックアップをした場合、パソコンのシステム全体のリカバリーもできるだけではなく個々の「ファイル・アプリ・設定・パスワードに・・・アクセスできるように」なるのか、分からないことだらけ。

 (二)Thunderbird

 昨日、Dellパソコンの週一メンテの際、同パソコン上のThunderbirdが「健在」であることを確認。
 (HPパソコンやASUSパソコンのThunderbirdのアップデートを控えてきたことに何の意味もないことに今頃気付いた。
 今度の両パソコンの週一メンテの際、アップデートする所存。)
 インストールされたソフトのレジストリ記載等を含め、完全アンインストールできる IObit Uninstaller なんてソフトがあるんだから、どうして、Dellパソコン等のThunderbirdのアカウント群のパスワードも含めて、その全体をX299パソコンに移すことができるソフトがないのか、疑問に思った。
 (そして、上出の(一)の最後のくだりが妙に気になった。)

 (三)DellパソコンのCドライブ

 前回のメンテ以来、電源を落としていたというのに、今回のメンテでは満杯じゃなかった表記が満杯になっていて、理解不能。
 IObit Software Updater で2つほどソフトのアップデートをした上で、CCleanerとIObit Uninstaller をかけたが満杯状態の解消はできなかった。
 こうなると、やっぱり、X299パソコンについても同じことにいつかならないか、再び心配になってきた。

二 長生き

 (一)老衰の足音

 ・・・。↓

 「・・・皮膚が乾燥し、筋力が衰え歩けなくなり、臓器の機能が低下して食事をとることもままならなくなる。そして呼吸機能が低下して、心臓が動かなくなり、そのまま死に至るのだ。
 そうした老化の速度は個人差があり、だからこそ「70代で老衰で亡くなる人もいれば、100歳で老衰の人もいる」(板倉氏)というわけだ。
 実際、昨年6月、落語家の古今亭八朝が71歳の若さで死去し、死因が「老衰」だと報じられた際は、ネット上で「老衰にも若年性がある?」「同世代だから気になる」など、決して“憧れの死因”とは言えない動揺の声が多く聞かれたものである。」
https://www.msn.com/ja-jp/health/other/%E4%BB%8A%E3%82%84%E6%AD%BB%E5%9B%A0%E3%81%AE%E7%AC%AC3%E4%BD%8D-%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E3%82%B3%E3%83%AF%E3%81%84-%E8%80%81%E8%A1%B0-%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-%E4%B8%8A-%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84-%E5%89%8D%E5%85%86-%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B/ar-BB1iPQls?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=70f5df2ef0cc413f8c7289eefcd64618&ei=40

 (二)筋肉の重要性

 とにかく、ウォーキング兼筋トレ、を続けなきゃ。↓

 「・・・多くの研究が行なわれているのが、筋肉から直接分泌されるホルモン様物質であるマイオカインの働きです。マイオカインとは、ギリシャ語の「Myo(筋)」と「kine(作動物質)」から作られた造語で、筋肉から分泌された生理活性物質がホルモンのように働くのです。現在では100種類以上のマイオカインが見つかっています<。>・・・
 筋肉増量剤を与えられたマウスは、同じがんにかかっていても、健康体のマウスと同じくらい生きるのです。筋肉をしっかり維持することが命に直結するということです。
私自身がんになり、文字通り、筋肉がやせほそっていく体験をしています。がん治療を続けながら、筋トレを実行し、筋肉を保ってきたことが、今日までの私のがんとの闘いを支えてきたといっても過言ではありません。・・・
 筋肉の果たす役割はこのほかにもあり、免疫力を高めたり、肥満や糖尿病の予防・改善に役立つなど、筋肉が多彩な働きをしていることが判明しています。このように多くの効能が期待されるだけに、筋トレを実践し、筋肉を保ち続けることは健康長寿へとつながるといってもいいでしょう。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/health/other/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%A7%E4%BA%A1%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%AF%B8%E5%89%8D%E3%81%AE%E8%91%97%E5%90%8D%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C-%E9%9D%A2%E3%82%84%E3%81%A4%E3%82%8C-%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%91%BD%E3%81%AB%E7%B9%8B%E3%81%8C%E3%82%8B%E7%AD%8B%E8%82%89%E3%81%AE%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%A0%94%E7%A9%B6/ar-BB1iPxeA?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=645117dfc2bf405aab63ad2d5c1f745c&ei=36

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太田述正コラム#14056(2024.2.26)
<岡本隆司『物語 江南の歴史–もうひとつの中国史』を読む(その10)>

→非公開