太田述正コラム#14103(2024.3.21)
<皆さんとディスカッション(続x5841)>

<太田>

 中国語ができる方、現代語の邦訳はGoogleやDeepL、使い物になってます?
 いわゆる漢文については、どちらも、邦訳させても英訳させても全く使い物になりませんが・・。

<文十郎>

 中国語ができる方ではありませんが、学習者として経験を言えば、日常で使いそうな日本語の文章を入力すれば、書き言葉として通じる中国語(普通語)が出てきている気はします。
 SkypeレッスンでGoogle翻訳で出てきた文を言うと先生に「喋り言葉では使いませんが、意味は通じます。」などと返答されます。
 漢文対応は未だなのでは?
 南部の人が書いた文だと広東語かもしれないし。
 次回のレッスンの時に聞いてみます。
 (中国国内はGoogleが使えないので話が通じるか分かりませんが。)

<太田>

 ということは、漢文を現代中国語に翻訳するソフトがあれば、それを使って、更に、Deeplあたりで邦語訳すりゃいいってことになりますね。

<文十郎>

 私が習っている先生に以前漢文(杜甫の詩)の意味を質問したことがありますが、現代日本人の古文みたいな感覚みたいです。
 それに加えて中国はたくさん言語がありますからどうなっているのか想像出来ません。
 そんな観点で聞いてみるつもりです。

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 なし。

 ウクライナ問題。↓

 <ウクライナの言う通り。↓>
 Symbolism or Strategy? Ukraine Battles to Retain Small Gains.–Despite American doubts, Ukrainians say that defending places with little strategic value is worth the cost in casualties and weapons, because the attacking Russians pay an even higher price.・・・
https://www.nytimes.com/2024/03/20/world/europe/ukraine-russia-south.html
 <がんばれー。↓>
 Ukraine races to build weapons at home・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2024/03/20/ukraine-weapons-industry-domestic-production/
 <シー!↓>
 「ポーランド外相 ウクライナに西側兵士駐留「公然の秘密」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%A4%96%E7%9B%B8-%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AB%E8%A5%BF%E5%81%B4%E5%85%B5%E5%A3%AB%E9%A7%90%E7%95%99-%E5%85%AC%E7%84%B6%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86/ar-BB1keJ3k?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=e6b95e965d31418da855c53d991ab2e3&ei=29

 ガザ戦争。↓

 なし。

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓

 どう転んでも通訳で食っていけるだろ。↓

 「ドジャース、大谷翔平の水原一平通訳を解雇「違法賭博の疑い」・・・」
https://mainichi.jp/articles/20240321/k00/00m/050/029000c
 <ネタ元ロサンゼルスタイムス記事。↓>
 Shohei Ohtani’s attorneys accuse interpreter of ‘massive theft’ tied to alleged gambling・・・
https://www.latimes.com/california/story/2024-03-20/gambling-story
 <ワシントンポスト・サマまで。↓>
 Shohei Ohtani’s interpreter fired amid gambling, theft allegations・・・
https://www.washingtonpost.com/sports/2024/03/20/shohei-ohtani-interpreter-fired/
 <NYタイムス(電子版)・サマですら、この記事↓を転載。↓>
 Dodgers fire Shohei Ohtani’s interpreter Ippei Mizuhara amid ‘massive theft’ allegations・・・
https://theathletic.com/5357619/2024/03/20/shohei-ohtani-translator-theft-gambling/

 ウム。↓

 「『ゴジラ-1.0』からハリウッドが学ぶべきもの、それは視覚効果と向き合う「態度」である・・・
 独自性と一貫性をあわせ持つビジョンと、デジタルエフェクトが映画にもたらすものに対する理解があれば、これほどの達成が可能なのだということを示す模範が現れたのもまた確かだ。もしも、より多くの監督たちが山崎のVFXに対する態度を見習えば、VFXの可能性に心から驚ける日が再びやってくるかもしれない。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9-1-0-%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%8C%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE-%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AF%E8%A6%96%E8%A6%9A%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%A8%E5%90%91%E3%81%8D%E5%90%88%E3%81%86-%E6%85%8B%E5%BA%A6-%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B/ar-BB1kbPkO?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=489b7eb28ab54c878c74674f3169b089&ei=37

日・文カルト問題。↓

 <強風で転覆? 帆船の時代かよ。ナンマンダブ。↓>
 「下関沖で11人乗り韓国船籍タンカー転覆 8人死亡2人不明・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/03/21/2024032180011.html
 <片面的日韓交流人士モノ。↓>
 「「1兆ウォンの男」大谷翔平の妻・真美子さん、質素なバッグが話題に・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/03/21/2024032180024.html
 「「似た者同士は惹かれ合う」とは言うものの…大谷夫妻の顔を入れ替えた写真に日本のネット民もビックリ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/03/21/2024032180029.html
https://www.chosunonline.com/svc/view.html?contid=2024032180029&no=1
 「MLB:ド軍・大谷躍動2安打1打点1盗塁、パ軍・金河成は満点守備…ソウルは野球に首ったけ・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/03/21/2024032180044.html
https://www.chosunonline.com/svc/view.html?contid=2024032180044&no=1
 「朴賛浩に始まり大谷で終わった…ソウルシリーズを盛り上げた韓米日のレジェンドたち・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/316455
 「大谷から数百万ドル窃盗…ケアまでした通訳の裏切り・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/316474
 「「大谷翔平ら傷つける」 大リーグ開幕戦に爆破予告=危険物は見つからず・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240320003700882
 <確かに・・。↓>
 「・・・2020年10月、韓国での愛国心に対する世論調査において「愛国心を持たなければならないか」という質問で「持たなければならない」との答えがZ世代63.7%、ミレニアル世代62.3%であった。1960年生まれから1979年生まれのX世代は79.3%、86世代(60年代の生まれ80年代の運動圏)は83.3%だった。
 次に「国家のための個人の犠牲について」に聞いてみると、Z世代は29.0%、ミレニアル世代は28.7%が「個人犠牲もやむを得ない」と答えた。この質問に対してX世代は46.3%、86世代は55.3%であった。
 この調査の統計を見ていると、韓国では若者世代は意識が変わりつつあることがよくわかる。
 そうした中で、最近は爆発的な訪日ラッシュが起きているのは“自然の流れ”だろう。
 最近の世論調査も興味深い。2023年時点のものだが、Z世代、ミレニアル世代の65%が「自分たちは他の世代と区別される特徴がある」と答えているというものだが、まさにこの「区別」こそが従北、反日正義だった韓国からの変化ではないだろうか。
 韓国の多くの若者の意識がこれまでの「国家(従北、左派)のために犠牲になること」を否定し始めている。
 韓国では今年の「三一節連休」に21万人が日本旅行に来たと報道されているように、もう韓国の日本文化ブームは止まらない勢いになっている。会社、自宅で会食的に出前をとっての酒は大体が日本ビールで、あとは国産ビールか焼酎だ。
 韓国地方のどこに行ってもいまでは日本語看板を多く見るのが自然の風景になっている。・・・
 日本の感覚ではここまでの世間の欲求が“爆発”している中で、いまさら従北左派勢力になにができるのだろうと思えるだろう。しかし、韓国では伝家の宝刀「ちゃぶ台返し」があるから本当にわからない。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%A7-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%8C%E7%88%86%E7%99%BA%E7%9A%84%E4%BA%BA%E6%B0%97-%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%81%A7-%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AA%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF-%E3%81%8C%E6%80%A5%E6%B5%AE%E4%B8%8A-%E9%9F%93%E5%9B%BD-%E6%9C%80%E6%96%B0%E4%B8%96%E8%AB%96%E8%AA%BF%E6%9F%BB-%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F-%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8C%96-%E3%81%A8-%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%B6%E5%8F%B0%E8%BF%94%E3%81%97-%E3%81%AE-%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E7%8F%BE%E5%AE%9F/ar-BB1kfdOX?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=80faa15a78b849318774df0c38f55a7a&ei=55

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <ま、そんなとこか。↓>
 「・・・独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国版サイトは、中国の1〜2月の主要経済指標が「全面的に予測を上回った」とする中国政府の見解について、専門家の意見を紹介する記事を掲載した。
 記事は、中国国家統計局が18日に今年1〜2月の経済データを発表し、一定規模以上の工業生産が前年同期比7.0%増と経済学者の予測を上回り、この2年で最大の伸び率になったほか、消費財の小売額も同5.5%増と予想の5.2%増を上回り、サービスの小売額は同12.3%増になったと伝えた。
 そして、同局の報道官が「中国の今年1〜2月の経済状況は回復し続けており、春節(旧正月)休暇の活況もあり、経済は安定の中で成長している」とし、「5%前後の経済成長目標を達成する条件は整っている」と述べる一方で、世界の経済成長の見通しは依然として不透明であり、国内需要の不足といった問題がなおも存在していると指摘したことを紹介した。
 その上で、仏大手銀行ソシエテ・ジェネラルの中華圏エコノミスト、ミシェル・ラム氏が「中国経済は供給面の刺激策と輸出需要の改善に後押しされて安定しつつあるが、消費者需要はまだ弱い」としたことを伝えた。また、中国企業・華宝信託のアナリストが「不動産は依然として下落傾向にあり、投資の減速幅が縮小したとはいえこの状況が変わることはないだろう」とする一方で、現在の不動産が中国経済に与える悪影響は最悪期を脱しており、「注目すべきはいつ底打ちして反発するかだ」との見方を示したと紹介した。
 記事は、9日に発表された中国の消費者物価指数が5カ月ぶりに上昇したと紹介しつつ、アナリストからは「春節で消費が活発化したことが主な原因で、長続きしない可能性がある。内需はまだかなり弱く、新築住宅販売も安定していない。中国でデフレが終わったと結論付けるのは時期尚早だ」との見方が出ていると伝えた。」
https://www.recordchina.co.jp/b930413-s25-c20-d0193.html
 <日中交流人士モノ。
 総体継受の結果?↓>
 「日本の作家・伊藤比呂美さんが3月中旬、上海、杭州、北京、天津などを訪問。・・・
 日本の新聞などでは、割とネガティブなことが書かれていますが、全然違いましたね。国家とかの大きなシステムの中の日本人とか、中国人とかというイメージで捉えられがちですが、実際に来てみると、全然違うなと思いました。・・・
 実は1980年代に受けた印象では、中国の女の方が男と同格に仕事ができる。なんでもできてうらやましいなと思っていました。でも今回来てみたら、日本とあまり変わらないかもしれないと思いました。ただ、今の日本の女性は少し元気がない。だから、今の中国の若い人たちは一段とエナジェティックだなと思いました。・・・
 日本人と中国人はもちろん違いもありますが、基本的な家族制度や生き方の倫理とかがすごく似ていますよね。それは、アメリカのそれとは全然違うと思うんですよ。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b930471-s12-c30-d0189.html
 <現在の漢語の話し言葉は文字の上では同じでも、どう発音されるかは地域によって違うってことか?↓>
 「中国の観客にとって映画やドラマの字幕は「必需品」であり「羅針盤」?・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b930446-s6-c30-d0189.html
 <縄文人だけになっちまった日本。↓>
 「・・・「100歳まで生きたいか」との質問に「とてもそう思う」「そう思う」と回答した日本人は27.4%で、対象国の中で最も低かった。最も高かったのは米国で66.7%。以下、中国(65.6%)、フィンランド(58.4%)、韓国(53.1%)、ドイツ(52.8%)と続いた。
 10点満点で表す幸福度では、日本が5.9点で最低だった。最も高かったのは中国で7.4点。以下、フィンランド(6.8点)、ドイツ(6.6点)、米国(6.5点)、韓国(6.2点)だった。
 このほか、「この国の未来は明るいと思う」「この国の人の幸福度は長期的には上がっていく」「今後10年でこの国の経済は成長する」のいずれの項目でも日本は最低だった。一方、「生まれ変わるとしてもこの国が良い」では63.7%でドイツを上回った。中国は全ての項目で80%を超えて1位だった。・・・」

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%BA%A6%E6%9C%80%E9%AB%98%E3%81%AF%E4%B8%AD%E5%9B%BD-%E6%9C%80%E4%BD%8E%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88-%E6%9D%A5%E4%B8%96%E3%82%82%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%84-%E4%BF%A1%E3%81%B4%E3%82%87%E3%81%86%E6%80%A7%E3%81%8C/ar-BB1kfZTS?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=80faa15a78b849318774df0c38f55a7a&ei=48

<太田>
 
 [太田→Value Domain]

一 ヨドバシカメラ(ネット)からの受注しましたというメールが届かない。同社からのそれ以外のメールは届く。
二 AUからのメールが一切届かない。(二段階認証のコードが届かないことで、同社サポートに問い合わせた結果、判明。)

備考:一と二での使用メルアドは、ohta@ohtan.net
   もちろん迷惑メールフォルダ等の確認はしている。
   AUからは、御社からの回答を得なければ、何もできないと言われている。

<Value Domain>

 ・・・確認させていただいたところ、当該ドメインは他社サーバーにて
運用いただく設定になっております。
https://www.value-domain.com/moddnsfree.php?action=moddns2&dnsid=338835&domainname=ohtan.net <※>
 メールが届かない件につきましては、サーバー会社様にお問い合わせください。

<太田>

 山本さん、この「他社サーバーにて運用いただく設定」にしたのは山本さんですか?
 ということは、他社=さくらインターネット、なんでしょうね。
 だとすれば、同社に問い合わせればいいんですね?(コラム#14101参照。)
 (※の中身をご覧になりたければ、措置します。)

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太田述正コラム#14104(2024.3.21)
<岡本隆司『物語 江南の歴史–もうひとつの中国史』を読む(その34)>

→非公開