太田述正コラム#3580(2009.10.13)
<皆さんとディスカッション(続x626)>
<Chase>(2009.10.12)http://blogari.zaq.ne.jp/fifa/
 –太田述正の思想#9(図解:吉田ドクトリンの波及2)–
 吉田ドクトリンの波及の図解に関しての
MSさんのご指摘http://blog.ohtan.net/archives/51408767.html と
USさんのご指摘http://blog.ohtan.net/archives/51410221.html
の二つを合わせ考えて、以下のような図解に修正してみました。
 背景はインフルエンザウィルスです(著作権は弱いと思われ・・・)
 図解は関係性を実態以上に浮き彫りにするため、思うように表すには難しいこと、また、多くの関係性を表現するとごちゃごちゃするので、サブのキャプションを多用して、全体の構成を減らすようにしました。
 図解は、http://blogari.zaq.ne.jp/fifa/
 –太田述正氏の思想#10(日本開国論)–
 太田述正氏の次回本の目次案をUPいたします。
 これは、MSさんのドラフトをベースにUSさんのご意見、べじたんさんのFAQ等を踏まえ、私が全くの独断として考えたものです。
 MSさんのドラフトの中のアルゼンチンの記事は、時系列的に収まりにくいと思いましたので、とりあえずカットしています。その他、タイトルの修正や、アングロサクソンの章を挿入等を行っています。
 コラム#の記載は、一部未記載です。
 項目の表現のブラッシュは、まだ先の作業だと思いますので施しておりません。
 また、過去の出版物の著作権の観点からの見直し等はしておりません。
 全体のロジックとしては、日本開国論としながら、別ストーリーで、日本人とアングロサクソンの同盟の必然性を訴えることを意図してみました(そのためのサブタイトルの挿入をいくつか行っております)。
 コラムを切り貼りしてもやはり、全体像を意識しないと進めにくいため、とりあえずの仮説として置くものです。
 「19世紀の日本史」を何とか入れ込みたいと思いましたが、繋げにくそうなので断念しました。
 今後、コラムの切り貼りの過程で、随時、変化していくと思いますので、あくまでイニシャチブとしてお気に留め置いていただければと思います。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
       日本開国論~日本とアングロサクソンの同盟は必然
目次
第1 章序論
第2章 吉田ドクトリンと政・官の退廃・腐敗
  2.1 始めに~属国の現実(政権交代と核密約問題、米軍ヘリ墜落事件)
  2.2 日本は米国の属国
    2.2.1 属国とは何か
    2.2.2 吉田ドクトリンとは?
    2.2.3 自衛隊は米国の納税者への言い訳の産物
  2.3 吉田ドクトリンの起源 #249, 250 (2004.2.4, 2004.2.5)
    2.3.1 吉田茂の怒り
    2.3.2 吉田茂の対応
    2.3.3 感想
  2.4 吉田ドクトリンの波及~政・官の退廃・腐敗
    2.4.1 天下りを中核とした合法的腐敗(生活互助会)システム
    2.4.2 属国状態と官僚の合法的腐敗は表裏一体
    2.4.3 吉田ドクトリンを墨守してきた日本国民
第3章 日本の自由民主主義
  3.1 日本の民主主義の源は江戸時代 #1607, 1608, 1610, 1613(2007.1.6,1.7, 1.9, 1.10)
    3.1.1 始めに
    3.1.2 江戸時代における民主主義
    3.1.3 民主主義を指導原理とした明治維新
第4章 アングロサクソン文明とは何か~日本文明との親和性
  4.1 始めに~論壇に盤踞した岡崎久彦のアングロサクソン論
  4.1 アングソサクソンの起源 #1687(2007.3.10)
  4.2 アングロサクソン文明とは何か
    4.2.1 アングロサクソン文明~欧州文明との違いは?
    4.2.2 米国はできそこないの(bastard)アングロサクソン
    4.2.3 なぜ米国が世界の覇権国になれたか?
第5章 閉鎖主義に陥った両大国~なぜ先の大戦で日本と米国は矛を交えたのか
  5.1 先の大戦万華鏡 #876, 877, 879, 880(2005.9.23, 9.24, 9.26, 9.27)
    5.1.1 始めに
    5.1.2 日本と英国とポーランドの不思議な関係
    5.1.3 人種戦争としての先の大戦
    5.1.4 アングロサクソンにとっても正義の戦いではなかった先の大戦
    5.1.5 全般的感想
  5.2 閉鎖的な日本型経済体制#40, 41, 43(2002.6.12, 6.13, 6.14)
第6章 人間(じんかん)主義~日本文明とアングロサクソン文明に共通するもの
  6.1 和辻哲郎とジョン・マクマレー #113, 114 (2003.4.1, 4.13)
    6.1.1 始めに
    6.1.2 和辻哲郎
    6.1.3 ジョン・マクマレー
    6.1.4 マクマレーとブレア首相
    6.1.5 終わりに
  6.2 人間(じんかん)主義の起源 #3140(2009.3.8)
  6.3 人間(じんかん)主義の起源(続)#3571,#3573,#3575(2009.10.8,10.9,10.10)
    6.3.1 始めに
    6.3.2 (非公開)
    6.3.3 終わりに
  6.4 人間(じんかん)主義の普遍性 #3489(2009.8.28)
    6.4.1 始めに
    6.4.2 バンティングのコラムの概要
    6.4.3 終わりに
  6.5 人間(じんかん)主義の普遍性(続) #3491(2009.8.29)
    6.5.1 始めに
    6.5.2 罪と恥
    6.5.3 何が人間主義の発露を妨げているのか
第7章 今こそ開国を
  7.1 私の移民受入論 #965, 966, 981, 982(2005.11.24, 12.2, 12.3)
    7.1.1 始めに
    7.1.2 多様性の世界との出会い
    7.1.3 レジメ:リーダー不在の日本
<太田>
 2.1に、海峡における領海設定(コラム#3578)も入れましょうね。
 2.2、2.3は『属国の防衛革命』第1章と、2.4は(『実名告発 防衛省』全体とかぶっていることはもとより、)同第3章と、そして第7章は同9章とかぶっています。大幅に簡略化するか、逆にふくらませるかでしょうが、前者でしょうかね。
 第3章のタイトル中に「自由民主主義」とあって、節のタイトルが「民主主義」ばかりなのはおかしいのでは?
 第5章中、先の大戦中の日本の(自由)民主主義をどこかでとりあげたらどうでしょうか。なお、これについては、『防衛庁再生宣言』(141~147頁)でもとりあげています。
 5.1.3 では、米国における優生学の流行、有色人種との婚姻禁止、ユダヤ人差別、先の大戦中の黒人兵差別も忘れずにとりあげてください。念のため。
 5.2には、あなたが図書館で借りたことがある私の原論文についても、それこそ、その中の図を活用する形であなたが要約して掲げたらいかがですか。
<Chase>
 ご指摘いただいた点は修正いたします。
 5.2につきましては、論文を使用させていただきます。
<太田>
 今頃気づいたのですが、最終の第7章は、「今こそ開国を」ではなく、「今こそ開国を、そして米国からの独立を」ではないでしょうか。
 自ずから、節の構成等も変わってきます。
<Chase>
 修正しますとともに、節の構成は検討してみます。
 <とりあえず、>コラム抜きで、目次ベースのみですが、できる範囲で、ご指摘に沿った修正をしてみました。(一部、メモ的な記述を残しています)
 過去の本とダブる点はサブタイトル等で下位項目とし、概要を抜粋する方向で考えます。
“ 始めに”、”終わりに”等は、本文に入れ込むことを前提として、項目の呼称としては外しました。
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        日本開国論~日本とアングロサクソンの同盟は必然
目次
第1章 序論
第2章 吉田ドクトリンと政・官の退廃・腐敗
  2.1 属国の現実(政権交代と核密約問題、米軍ヘリ墜落事件、海峡における領海設定)
  2.2 日本は米国の属国
    2.2.1 自主的な属国を裏付ける吉田ドクトリン
       ~朝鮮戦争参戦要求にキレた吉田茂  
    2.2.2 自衛隊は米国の納税者への言い訳の産物
  2.3 吉田ドクトリンの波及~政・官の退廃・腐敗
    2.3.1 天下りを中核とした合法的腐敗(生活互助会)システム
       ~属国状態と官僚の合法的腐敗は表裏一体
    2.3.2 吉田ドクトリンを墨守してきた日本国民
第3章 日本の自由民主主義
  3.1 日本の民主主義の源は江戸時代
    3.1.1 江戸時代における民主主義
    3.1.2 民主主義を指導原理とした明治維新
    3.1.3 明治初期の自由民権運動をどう見るべきか
第4章 アングロサクソン文明とは何か~日本文明との親和性
  4.1 論壇に盤踞した岡崎久彦のアングロサクソン論
  4.2 アングソサクソンの起源
  4.3 アングロサクソン文明とは何か
    4.3.1 アングロサクソン文明~欧州文明との違いは?
    4.3.2 米国はできそこないの(bastard)アングロサクソン
    4.3.3 なぜ米国が世界の覇権国になれたか?
第5章 閉鎖主義に陥った両大国~なぜ先の大戦で日本と米国は矛を交えたのか
  5.1 先の大戦万華鏡
    5.1.1 ポーランドの不思議な関係
    5.1.2 人種戦争としての先の大戦
       ~米国における優生学の流行、有色人種との婚姻禁止、ユダヤ人差別、先の大戦中の黒人兵差別
    5.1.3 アングロサクソンにとっても正義の戦いではなかった先の大戦
    5.1.4 先の大戦中の日本の民主主義 
  5.2 閉鎖的な日本型経済体制
    5.2.1
    5.2.2
第6章 人間(じんかん)主義~日本文明とアングロサクソン文明に共通するもの
  6.1 和辻哲郎とジョン・マクマレー
    6.1.1 和辻哲郎
    6.1.2 ジョン・マクマレー
    6.1.3 マクマレーとブレア首相
  6.2 人間(じんかん)主義の起源+(続)
  6.3 人間(じんかん)主義の普遍性
    6.3.1 人間主義(じんかん)の科学的根拠
    6.3.2 罪と恥
    6.3.3 何が人間主義の発露を妨げているのか
第7章 今こそ開国を、そして米国からの独立を
  7.1 多様性の世界との出会い~移民の大量受入れを
  7.2 リーダー不在の日本
  7.3 米国からの独立
<太田>
 
 タイトルが第7章(結論部分)とややズレているのを直された方がよいと思いますが、いずれにせよ、しかるべき時に、読者からタイトルを募ることとして、タイトルは未定、ないし仮題とされておいたらいかがでしょうか。
<Chase>
 タイトル、結論等は最重要ポイントでもありますので、最終段階まで反芻していくべきものと思っております。
 タイトルにとりあえず仮題を付記させていただきます。
<MS>
 ところどころ、開国論とアングロサクソン論の接続がうまくいっていないと思います。
 二つの論はお互いに切っても切り離せないものだとは思いますが、それでも一つの本にするためには、主従をはっきりさせつつ、お互いを連関させる必要があります。
 例えば、以下のようなストーリーはいかがでしょうか?
 目次だけでは、どういう論理連関を考えているかわかりにくいので、章ごとに概要を示しつつ説明させていただきます。
第二章
 概要:
 戦後日本は吉田ドクトリンを採用し、国家ガバナンスを放棄したまま、国際社会で、自立した存在になることから逃げ続け、閉鎖的な社会であり続けてきた*1。
 目次の変更点:
 第二章の最後に、上記*1を説明するために、日本の鎖国的状況をあらわすコラムを含める。
第三章
 概要:
 しかし、かつて日本もアングロサクソン化を目指した時代があった。その一つのあらわれが江戸時代に起源をもち、大正デモクラシーにて花開いた日本の自由民主主義である。
 目次の変更点:
 大正デモクラシーに関するコラムを章の冒頭にし、そのあと、江戸時代の民主主義、明治維新~明治初期の民主主義と続ける。
 題名を大正デモクラシーにする(日本のアングロサクソン化の象徴的言葉として)。
第四章 
概要:
 近現代の世界はアングロサクソンが主流である*2。
 したがって、第二章で述べられたような日本の鎖国的状況を打破するためには、アングロサクソンを理解することが必要である。
 以下、アングロサクソンの起源、欧州文明との違い、米国の評価。
 目次の変更点:
 章の冒頭に、上記*2を説明するため、近代科学、スポーツなど現代文明の基本のほとんどは英国由来であることを説明するコラムを含める。
 岡崎久彦のアングロサクソン論を相手にする必要はあるのでしょうか???もしなければ、はぶいたらどうでしょうか?
第五章 (Chase 案の第六章)
 第四章でのべられたアングロサクソン文明は実は日本文明と親和性を持つ文明である。
 目次の変更点
第六章 (Chase 案の第五章)
 第五章で述べられたような親和性をもつ日本とアングロサクソン諸国が矛を交えるに至ったのは、日本とバスタードアングロサクソンたる米国の双方が閉鎖主義に陥ったからである。
 目次の変更点:
 Chase案でいいと思います。
第七章 
 第六章で述べられているようなアングロサクソン文明と日本文明の親和性に着目すれば、日本の縄文の顔をしたアングロサクソン化は可能である。
 そのことに成功できるかどうかの一つのメルクマークは、日本文明が、アングロサクソン文明のように(*3)人種、民族、文化の多様性を回復できるかどうかである。
 目次の変更点:
 *3を説明するために、移民礼賛 英国編 379, 380, 381 を冒頭にいれたらどうでしょうか?
 リーダー論も英国を例にとって説明したほうがよいかもしれません。
             
<太田>
 MSさんの指摘に強いて付け加えるとすれば、全般的には、『防衛庁再生宣言』第八章「アングロサクソンと日本」の「一 アングロサクソン・日本同盟の必然性」、を参照して欲しいことと、リーダー論については、上記中の「二 イギリス・米国・日本のエリート教育」を参照して欲しいことです。
 なお、岡崎久彦についての指摘に関連して一言述べれば、『防衛庁再生宣言』226~227で、彼の、独特のアングロサクソン観を一部とする、吉田ドクトリンのイデオローグたるところを批判しているところです。
<Chase>
 太田様、MS様、ご意見の方向で修正してまいります。
 太田さんからの前段のご意見に対しまして、承知しました。
 後段のご意見に対しましては、岡崎久彦氏については、項目立てというよりも、どこかで、その対蹠性に言及したいと思っております。
 すなわち、同じアングロサクソンを観ながら、片や外形的な暴力の強さに着目し盲従を導いた岡崎氏と、その精神面の洞察によりアングロサクソンからの自立・協調を導いた太田氏の違いは面白いと思いますので。
 MSさんからのご意見に対しましては次の通りです。
 第二章に関しては、承知しました。追記の検討いたします。
 一応、日本経済体制もその文脈でとらえています。
 第三章に関しては、承知しました。修正の検討いたします。
 第四章に関しては、承知しました。修正の検討いたします。
 その他、初期のコラムにも重要論考があると思いますので、別途提案したいと思っています。
 岡崎久彦に関しては、上述。
 第五章 (Chase 案の第六章)に関しては、承知しました。
 私もそのように考えています。
 第五章と第六章の位置関係はよく考えてみます。
 第六章 (Chase 案の第五章)に関しては、承知しました。
 私もそのように考えています。(chase)
 第七章に関しては、承知しました。修正の検討いたします。
<太田>
 また気づいたことです。
 これ自体、大きなテーマですが、日本の自由民主主義、ひいては日本文明について、旧日本領である韓国と台湾(の自由民主主義化と経済高度成長)も射程に入れた記述がどこかにさらっと入っていると更によいと思います。
 また、もっと巨大なテーマですが、できそこないのアングロサクソンたる米国への批判とも関連し、(本来の)アングロサクソンと日本の自然宗教観ないし世俗性、要するに宗教批判、についても、どこかで少しは触れておいて欲しいと思います。
<Chase>
 承知しました。韓国と台湾の件については、イメージ外でしたので、コラムの抽出等でご指導お願いいたします。
<太田>
 べじたんさん、分かります?
 他の読者の皆さんも、どしどしご意見をお寄せ下さい。
 それでは、記事の紹介です。
 ・・・There has to be something appealing about Berlusconi himself. Severgnini has called him a “mirror” of modern Italy, and one sees what he means: nouveau riche (like almost everyone in the country) and not afraid to show it off (remember that Sardinian villa); a lover of women and soccer (he owns A.C. Milan); loyal to his friends (even protecting them from the law); and clearly enjoying himself at those parties and on his yacht, Berlusconi leads a kind of caricature version of the ideal Italian life. And precisely because he is a caricature, he gets away with things that other people can’t. One hears Italians regale(大いに楽しむ) one another with Berlusconi stories and then howl(遠吠えする) with laughter.
 Besides, with Berlusconi as your prime minister, you don’t have to take yourself too seriously. You don’t have to trouble yourself with geopolitics, or the state of the planet, or poverty and failed states. You can stay at home, remain unserious, and argue about the latest legal scandal. And maybe that, too, is part of the Italian prime minister’s appeal.
http://www.slate.com/id/2232169/      
 コラム#2958で、人間(じんかん)主義に係わる、Nicholas Christakis と James Fowlerの共同研究をご紹介しましたが、このたび、この二人の共著 ‘Connected: The Surprising Power of Our Social Networks and How They Shape Our Lives’ が上梓され、書評が出ていました。↓
 ・・・what is lacking is any in-depth observation of online networks. The phenomenon of Facebook and Twitter, for example, deserves more detail. The authors hint at the sheer scale of it all but never quite explore the impact they have had. Equally, there is no mention of the potential political and economic ramifications of China embracing the internet ? Chinese web users now outnumber those in the US.・・・
http://www.ft.com/cms/s/2/615114c4-b462-11de-bec8-00144feab49a.html
 パキスタンで、今度はスワット渓谷でタリバンによる自爆テロがあり、41人が死亡しました。
 このところ、立て続けに起こった4件の位置関係が分かる地図がこの記事↓に載ってるよ。
 ・・・a Taliban suicide bomber struck an army convoy as it passed through a crowded marketplace in a small mountain town near the Swat valley, killing 41 people and wounding 45.
 It was the fourth militant atrocity to hit Pakistan in eight days of bloodshed that have killed more than 120 people. One television channel reported that the bomber in Shangla district in North West Frontier province was a 13-year-old boy.・・・
 The army’s admission of ever stronger links between the Taliban, al-Qaida and Punjab-based militant groups was rare public confirmation of a trend analysts have observed for years. “We’ve seen this troika nexus in many major terrorist attacks ? on the Marriott in Islamabad, on the navy headquarters in Lahore, and on the FIA [Federal Investigation Agency],・・・
 In some instances, Rana said, al-Qaida provided the financing, the Taliban logistics and training support, and Punjabi militants executed the operation.・・・
http://www.guardian.co.uk/world/2009/oct/12/pakistan-army-taliban-militancy-threat
 先の大戦時のポーランドのユダヤ人迫害は言われているほどではなく、デンマークやイタリアもかなりのユダヤ人迫害を行ったとさ。↓
 要するに、当時の欧州は、そして恐らくは現在でも、どこもかしこも反ユダヤ主義だったってことです。
 ・・・thousands of Poles from all walks of life and every political stripe aided Jews in defiance of draconian Nazi laws. After the great deportation of July-September 1942, over 20,000 Jews escaped from the Warsaw ghetto and found refuge on the “Aryan side”. This would have been impossible without help from Christian Poles who risked their lives in the process.
 It is true that only a few hundred Jews emerged from the ruins of Warsaw when the city was liberated, but this was partly because they had surfaced, prematurely as it turned out, during the uprising of August 1944. The Polish rebellion was fought over the cellars and hiding places where Jews had been concealed. Had it not been for this catastrophe, the survival rate for Jews in hiding in Warsaw would have been similar to the survival rate of Jews in hiding in the Netherlands.
 Conversely, the myth of countries that were “good to the Jews”, such as Denmark and Italy, has taken a battering. Historians who have looked carefully at the number of Jews in Italy in 1939 and compared it to the number deported to the death camps have worked out that fully one quarter of Jews on Italian territory perished. This was a “kill rate” on a par with that of France, which has always had a less benign image. Large numbers were rounded up by Italian fascists with little or no prodding from the Germans. Denmark was able to evacuate its Jews from danger in 1943 partly because they were few in number and well assimilated, characteristics that had been ensured by closing Denmark’s borders to Jewish refugees from Nazi persecution between 1933 and 1939.・・・
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2009/oct/12/stephen-fry-auschwitz-poland
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太田述正コラム#3581(2009.10.13)
<民主主義が機能する条件(その1)>
→非公開