太田述正コラム#4755(2011.5.19)
<皆さんとディスカッション(続x1208)>
<太田>(ツイッターより)
 前回の私の講演ビデオ「民主党と私の選挙(前半)」が本日24時にアップされるそうです。
http://www.ohtan.net/video/kouen20110122.html
<太田>(ツイッターより)
 
 IMF専務理事等をめぐるフランス(欧州)対米国の論争は目くそ鼻くそを笑うたぐいのものだ。源氏物語、いや万葉集の昔まで遡るところの、性におおらかな日本からの発信を期待したい。
 また、この際、トップが、世銀は米国人でIMFは欧州人という慣行打破を。
 原発問題以外にも世界は問題だらけだぜ。
<ρερε>(「たった一人の反乱」より)
 内田裕也やタイガーウッズ等の性的トラブル犯した連中をSEX依存症の病気だ何だと責め立て、一方ではこういう発言してる太田さんの真意が良く解からない…。
 性的トラブルに対して率先して叩いてきたの太田さんじゃん。
<太田>
 内田裕也については、言及しただけで何も言っとらんよ。
 また、ウッズがセックス中毒だってのは、どちらかというと彼を庇う議論だぜ。
 さてとだ。
 性がオープンにされ、ポルノ出演が白眼視されない日本じゃ、性衝動そのものが臨界に達することが少なく、強姦の類は極めて少ない。
 フランスや米国(や韓国)はそうじゃないからこそ、IMF専務理事やシュワちゃんのような逸脱性行動に走るお偉方が続出するとともに、(いちいち糾弾的報道をすると指導層総退陣に追い込まれかねないから)メディア等がそれに目をつぶる傾向があるってことさ。
<ρεερ>(「たった一人の反乱」より)
 オリザ発言<(コラム#4753)>、予定通り枝野が全否定(笑)←ベントを行なったということ(笑)。
 福島第1原発、事故直後の新事実が明らかに―WSJ分析
http://jp.wsj.com/Japan/node_237921
 福島第1原発のシフト・マネジャー・・・
 オリザのベント(笑)は、これでね?
 「福島第一原発は米GE製 製造責任はあきらか~原発建設は対米従属の象徴
 アメリカ政府は、トヨタ自動車の車が事故をおこしたら製造物責任をさわいで、社長を米議会にひっぱりだして謝罪させ、リコールから車の販売停止までさせて自国のGMを救済することをやった。
 だが、GEの原発の欠陥によって緊急時に非常用電源が作動せず、炉心溶融の重大事故をひきおこしたのにもかかわらず、責任はないといなおっている。
 原賠法および製造物責任法自体が売国的な法律であり、アメリカ免責法である。法律自体が屈辱的な性格をもっている以上、法律にたよってことをすすめることはできない。「日米安保」「日米地位協定」とまったくおなじである。原発の問題の解決も政治斗争が必要であり、アメリカからの独立なしには解決できないことをしめしている。政府、原子力安全・保安院、原子力安全委員会、東電などの煮え切らぬ態度も、アメリカへの屈服に根源がある。」
http://ww5.tiki.ne.jp/~people-hs/data/5580-1.html
 ↑
 共産党に拍手喝采だな
 ところで、これ↓
 福島原発「汚染水処理1リットル10~数十万円」1万トンで1兆円!
http://www.j-cast.com/tv/2011/05/17095714.html
 リットルあたり10万円から数十万円(驚愕)。
 「錬金術師アレバ」にけつの毛まで抜かれるぞ(笑)。米国債で支払い可能か?(笑)
 そもそも日本にも同様の技術があった筈なんだが・・・この期に及んで原発推進国仲間(兄貴)に金出す意味がわからん(笑)。
 放射性物質の除染処理で併行して行われるポンプアップした溜まり水の塩分処理は構築システムをできるだけ長く安定的に利用する意味で理解できるが、除染は必要ないのだろ(笑)。
 溜まり水に含まれている放射性物質は、元々原子炉から出てきたもので、それを含む水は、冷やし脱塩して戻せば済む話だろ(笑)。
 原子炉冷却するのに放射能水で全然OK。
 これから永続的に(原発が無事に収束するとしてだが)福島原発を永い期間管理しなくてはいけない金欠(すぐ現金化できる流動資産)日本が、こんなことに金を(しかも兆単位の)使うんであれば、復興のために使うべきだろ(怒)。
 『サンデー毎日5.29号』P131-133、「GEに損害賠償」を書いた記者、鳴海崇を殺すな!
http://ameblo.jp/eboshi-hime
 アメリカのPL法をモデルに、日本において登場した「製造物責任法」は、趣旨は似ているが、法律の構成要件は全く違うのだ。
 最大の違いは、アメリカのPL法は、神の法であり、「無過失責任」であることに尽きる。
 つまり、「万物の創造主」=神は、そのすべての責任を100%負担するという発想である。
・・・・・・・ GEが開発した原子炉の特許を許可したアメリカ合衆国と、GEを監督する権限を有するオバマ政権は、
 このGEが負担しなければならない損害賠償を、当然に連帯責任を負って負担するのだ。
 ↑
 あの懐かしい?イーホームズの藤田東吾氏~今回の震災においても、総理官邸主宰の原子力・災害対策本部を補佐するオブザーバーして提言活動を行ってきたとのこと。
<太田>
 GEを日本の裁判所に訴えることはできないが、米国の裁判所に訴えることはできるってこと?
 申し訳ないが、諸君のソースにいちいち目を通してるヒマがない。
<やまもと>
 知能は人種によって遺伝する1/4。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8974682
 「ジプシーは欧州で知能が低い人種の集まり」などど直球勝負している。
 いちばん知能が低いのがオーストラリアのアボリジニ。
 逆に高いのが日本人。
読み書きそろばん以外で知能が高いか低いかは、「身の回りの整理整頓ができるか」が判断基準のひとつになるよう。
<太田>
 おお、面白かった。
 (このビデオは1年半前のものだけど、)私が役所を飛び出してからの10年間で、人種とIQの関係がここまで常識化されたってことだな。
 諸君、改めて、IQ世界随一の日本人の世界史的使命にふるいたって欲しいねえ。
<ερερ>(「たった一人の反乱」より)
≫連日の美女ご開陳。人民網の週刊ポスト化? ≪(コラム#4753。太田)
 連載するほどの意味あるのかなあ?
 だって、太田さん、美人の定義を
≫美人とは、顔が左右対称であって、かつ目、鼻、唇等の配列が黄金比に合致している者である≪(コラム#4747。太田)
と引用してたけど、キャサリン・ジェンキンス<(コラム#4646)>は、アンパンマン顔(頬骨ボーン&鼻ボーン)&ドテチンスタイル(頭が大きい&足が短い)でしょ。
 太田さんの美女の定義は特殊じゃないかな?
≫美人という基準は人それぞれなので、言いたい人に言わせておけばよろし。≪(コラム#4747。ρΕρΕ)
 客観的定義があったとしても、結局、個人の好みによるところが大きいよねぇ。
<太田>
 改めてジェンキンスの顔眺めてみたけど、左右対称にしか見えんが?↓
 それに、小柄だけど短足じゃないよ。(そもそも美人の定義にスタイルまで必ずしも入らんだろ。)↓
http://bit.ly/lOWsxK
 彼女の顔の造作が黄金比
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%87%91%E6%AF%94
に合致しているかどうかはよー分からんが、上掲の写真の右側の女性に比べればジェンキンスの方が美人だって衆目一致するだろ。顔の造作の配置がまるで違うのは分かるはずだ。
 では、本日も週刊ポスト的人民網をどうぞ。
 人民網が必死に読者増加策を打ってるの、カワイイ(オットロシー?)って思わんの?
 いずれにせよ、モデルが一流映画俳優なら文句ねーだろ。↓
http://j.people.com.cn/94638/94657/7384275.html
 4番目のは支那人じゃないね。↓
http://j.people.com.cn/94638/94659/7384095.html
 ムム、ちょっと盛り返したか。このシリーズ、いつまでやるつもりなんだろ。↓
http://j.people.com.cn/94638/94659/7383180.html
 以上、太田コラムの週刊ポスト版でした。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 えーぞえーぞ、↓
 「・・・首相は「チェックする立場の安全・保安院が、原子力を進める立場の役所に共存していた」と指摘、保安院の経済産業省からの分離を含めた検討を示唆した。・・・
 首相はエネルギー政策見直しに関連して「電力供給の在り方、地域独占となっている状態なども含め議論する段階がくるだろう」との認識を表明した。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051801000966.html
 同じ大ニュースでも、取り上げる媒体によってこうも違うかね。↓
 「名古屋大と大阪大の研究チームは18日、恒星の周囲を回らず、宇宙空間を漂う「浮遊惑星」とみられる天体を、銀河系内で10個発見したと発表した。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051801000646.html
 <上記記事と似たようなもの。↓>
http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-13416431
 <これが「国際研究」の成果であることがよく分かる。↓>
http://www.nytimes.com/2011/05/19/science/space/19planets.html?_r=1&hp=&pagewanted=print
 <全く日本に言及なし。↓>
http://www.time.com/time/printout/0,8816,2072290,00.html
 <米国中心の研究として記述。↓>
http://www.guardian.co.uk/science/2011/may/18/astronomers-discover-free-floating-planets
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太田述正コラム#4756(2011.5.19)
<イアン・ニッシュかく語りき(その1)>
→非公開