太田述正コラム#5479(2012.5.14)
<皆さんとディスカッション(続x1549)>
<太田>(ツイッターより)
 ドイツでは、ジムやサウナの着替え室で男は全く前を隠さないし、女性従業員が入ってきても平気なことに英国人記者が度肝を抜かれている。
 この風潮をナチスや共産党(東独)はただそうとしたけれど、結局失敗したんだと。
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-18021714
 この点じゃ日本とドイツは似てるね。
<太田>
 同じ記事の中に、先の大戦でドイツの男性が大量死したため、戦後のドイツで女性の地位が急速に高まったが、特に、東独においてそうだったとある。
 東独出身のメルケルが現在ドイツの首相を長期にわたって務めている背景はそういうことなんだな。↓
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-18021714 上掲
<太田>(ツイッターより)
米国のウォール街で働く人々の10%は治療を要する精神病質者・・他人に無関心、罪の意識がない、自利しか眼中にない・・であることが分かったんだって。
 (米国社会全体では1%。)
http://www.nytimes.com/2012/05/13/opinion/sunday/fables-of-wealth.html?_r=1&hp
 つまり、米国(の資本主義)は、その「中枢」が病んでるってことなのさ。
<太田>
 このビョーキのウォール街の連中、つまり、金融界が米国の政治を牛耳ってるため、見通しうる将来にかけて、米国が自らが抱える経済諸問題に抜本的に取り組む可能性はないし、そもそも、米国の選良達が、自分の国が相対的に落ちぶれてきているという現実を直視することすらないだろうって。↓
 ・・・If the capture of US policy-making by financial institutions effectively rules out any serious attempt to tackle the country’s economic problems for the foreseeable future, a still greater obstacle is the incapacity of elites to face the realities of America’s situation in the world.・・・
http://www.guardian.co.uk/books/2012/may/11/time-start-thinking-edward-luce-review
<IamWhoIam>
 <コラム#5046>「駐日英国大使ティリー補論」<を読み>ました。
 
 ・・・貴重なお話をどうもありがとうございました。
 確かに昭和天皇は立太子時に王室ヴィクトリア大綬章、訪英時にバス勲章と英国陸軍大将、即位後にはガーター勲章と英国陸軍元帥など、およそ英国からもらえる限りの名誉を全てもらっていますね。
 日英関係史において日本政府は歴代天皇が英国君主からガーター勲章をもらえるかどうか常に気をもんでいなければなりませんでした。
 これからもそうだと思います。
 未来のジョージ7世(チャールズ王太子)が徳仁帝にガーターをくれるか、あるいはウィリアム5世(ケンブリッジ公)が文仁帝や悠仁帝にガーターをくださるかどうかということですね。
 日本が順調に没落していけばそういうこともなくなるでしょう。
 日本人学者がスウェーデン人が勝手に決めるノーベル賞に憧れ、日本人俳優がユダヤ人が勝手に決めるアカデミー賞に憧れているのと本質的になんの相違もありません。
 日本人の徳川300年の居眠りは途方もなく高いものについたと思わざる負えません。
<太田>
 「ジョージ7世(チャールズ王太子)」とあなたおっしゃるけれど、確かに、現在の英国の皇太子は、姓こそWindsorと単純明快であるものの、名はCharles以外に、それに続き、Philip Arthur Georgeと計4つもあって、最後の名としてジョージがあることは確かであり、
http://en.wikipedia.org/wiki/Charles,_Prince_of_Wales
また、過去において、国王に即位した時に皇太子時代とは違った名前をつけた英国王もあったようですが、チャールスがジョージという名を名乗ることになろうとの報道がかつてなされた際に、側近の間では否定的な意見が多かったというので、恐らくはチャールスは、即位すると、そのまま、チャールス3世になるんじゃないかな。
http://www.guardian.co.uk/uk/2005/dec/27/monarchy.michaelwhite
 なお、一昔前であれば、現皇太子の母親たる英国王エリザベス2世は女性だから、チャールスの姓は、父親の姓であったところの、Schleswig-Holstein-Sonderburg-Glucksburgとなるべきところ、Windsorのままにとどまる、ということのようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Charles,_Prince_of_Wales 前掲
 また、最後のセンテンスについては、もう少し補足しないと、意味が分かりませんぜ。
<べじたん>
≫この結構重たい問題↑については、私自身まだ考えがまとまっていないのですが、皆さんの考えを、どうして日本では、議論すらなされていないのかを含め、お聞かせください。≪(コラム#5471。太田)
 議論はされているようです。想像ですが、同姓婚は憲法問題に引っかかって、ハードルが高いので、まず特別配偶者(パートナーシップ)法を作ろう、ということではないでしょうか。
 「次に私<=赤杉康伸さん>は、同性パートナーシップの法的保障についても活動しています。現行法の下では、同性どうしは婚姻できません。婚姻について規定する憲法24条の「両性の合意に…」の「両性」に関しては、性別に関わらない「両人」という解釈も可能だという学説も一部であります。しかし、実際には、「両性」=「男性と女性」とすることが通説となっています。」
http://www.geocities.jp/mkaw8/hrcc/events/07/0602d.html
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 「議論の整理にあたって
 さて以下では、同性パートナーとのくらしを守る方法として、これまで挙げられてきた選択肢を整理し、紹介します。それぞれの選択肢について、①簡単な解説、②具体的なメリット、③その方法に対してどのような評価が下されてきているのかをまとめました。・・・
方法1:婚姻法の適用範囲を拡げる
【①簡単な解説】
現行の婚姻法の適用範囲を拡げ、同性同士も異性同士と同じ条件で婚姻ができるようにするという方法。
【②メリット】
法律婚をしているカップルが享受できるメリットが手に入ります。主なものだけ紹介しておきます。
・遺言を必要としない遺産相続権。
・共同でこどもを育てる権利。
・税制における優遇措置(パートナーが無収入・低収入の場合、所得税、住民税が下がる。相続税率が低く抑えられている)。
・社会保障制度(年金、健康保険)における優遇措置(パートナーが無収入・低収入で、自分が会社員の場合)。
・ありとあらゆる生活場面で「家族」として有形無形にサポートされる。
【③評価】
・経済的に自立していない人、そういう人をパートナーにしている人にとってのメリットは大きい。
・一部には戸籍制度にもとづく現行の婚姻制度そのものに対する批判が定着しているためか、素朴に賛同が示されることはあまりない。
・国家による管理を嫌う人もいる。
・「カップル幻想」を強化すると批判される。
・シングルの立場を視野に入れていないのではと指摘されることもある。
・双方の同意なしでは二人の関係を解消できない。
・同性同士の婚姻関係が一般社会には受け入れられにくく、近い将来での実現の可能性が困難との意見もある。
方法2:パートナーシップ法の制定をめざす・・・
方法3:現行の法制度を用いて、共同生活をするうえでの不利益を避けていく・・・
方法4:アメリカ型のドメスティック・パートナーシップ制度の拡充をめざす・・・
方法5:「内縁の事実」があることの承認を求める・・・」
http://www.geocities.jp/liferights2002/alternatives.htm
 ↑のサイトのメンバーの一人である大江千束さんは、下の「特別配偶者(パートナーシップ)法全国ネットワーク」の共同代表で、婚姻型ではなく、別制度型を目指しているようです。
 「私たちは、「特別配偶者法」を創設し、同性同士が不安なく家族としての生活を営める社会の実現を目指し活動しています。」
http://partnershiplawjapan.org/aboutus/
 「1.法制度の類型
(1)婚姻型―異性間でも同性間でも法的な結婚が可能な国
(2)別制度型―同性間のみが利用可能な婚姻に匹敵する新制度を作った国
(3)準婚型―同性間・異性間を問わず共同生活の合意内容を法的に承認する国
(4)個別―家族法以外の分野で問題に応じて同性間の関係性を保障する国
http://partnershiplawjapan.org/global/
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 同じく、特別配偶者(パートナーシップ)法全国ネットワーク共同代表の赤杉康伸さんは、東京メトロポリタンゲイフォーラムの共同代表でもあるのですが、政党と立候補者に同姓婚も含めてアンケート調査をしています。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/5937/10saninsenquestionparty.html
 赤杉さんのブログ。
 「[ツイートまとめ]オバマ大統領 同性婚支持報道に際して
・・・
同性パートナーシップの法的保障に関する具体的なニーズ、必要としてる人々の数的統計、そして生の声。どれを取っても今の日本では不足気味。この問題に携わる人間の端くれとして自分の非力を反省しつつも、長期戦でニーズや声の掘り起こし、調査などに取り組んでいきたい。」
http://novsblog.blog37.fc2.com/blog-entry-433.html
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 堀江有里さんは方法1でも方法2でもなく、婚姻(戸籍)制度廃止のようです。
 「冒頭に述べたとおり,日本においても,1990年代以降,世論を形成するほどまでには至っているとはいえないものの,社会におけるマイノリティである同性愛者たちが中心となり,同性間パートナーシップの保護を求める運動を生み出してきた.そこでは,欧米の実践や法,理論などが多く参照されてきた.しかし,そのなかで,とくに著しく欠如しているのは,日本における既存の社会制度や法に対する批判的考察である.すなわち,日本独自の法制度や習慣などが考慮されているケースがきわめて少ないという状況にある.」
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/ssrc/social/kiyou/kiyou21/21-02.pdf
 「わたしはあえて、「婚姻」の〈解体)という選択肢を支持したいと思う。現実的には、「理想論」にしか聞こえないかも知れない。しかし、とりわけ、天皇制というシステムを持つ日本で、戸籍制度を問いながら、様々な「平等」を求めていくのであれば、(解体)しかないように思えるのだ。P133」
http://www.rin-5.net/501-750/642-rez.html
 天皇制廃止論まで暗に展開するのは、正直な方なんだと思いますが、現実的ではないでしょうね。
 「日本には,住民基本台帳と戸籍簿という二重の国民管理システムが存在する.これらを一本化できない(しない)ことの背景も含めて,戸籍制度については,これまでにも多くの問題点が指摘されてきた.たとえば,家父長制を温存する装置であること,差別(性差別,婚外子差別,部落差別,外国人差別など)の温床となっていること,天皇制と不可分の制度であることなどである.」
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/ssrc/social/kiyou/kiyou21/21-02.pdf
<太田>
 どうもありがとうございました。
 でもこういう話が、日本の新聞やTVには出ませんねえ。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 工業、次いで農業は労働者ゼロ、に早晩なりそうだね。↓
 「キヤノン、デジカメ生産を無人化 世界初 15年メド 主力工場は国内で維持・・・」
http://www.nikkei.com/news/article/g=96958A9C93819696E3E0E2E0E58DE3E1E2E7E0E2E3E09F9FEAE2E2E2
 下掲記事に登場する、(下掲の引用中には登場しない仙谷由人を含め、)主要人物の対立図式を、仙谷(東大法・弁護士・政治家)、枝野(東北大法・弁護士・政治家)、下河辺(京大法・弁護士)に対するに、勝俣(東大経済・東電)、米倉(東大法/デューク大経済修士・住友化学)という、法匪対エコノミックアニマルの対立図式と見るべきか、ハテ?↓
 「・・・「国民をなめている。資本注入して経営陣を入れ替える」。昨年のクリスマスを前に原賠機構の幹部が息巻くほど、政府<、すなわち枝野経産相>・<原子力損害賠償支援>機構<、すなわち、下河辺同機構運営委員会委員長>の東電<すなわち、勝俣恒久同社会長>への不信感は頂点に達していた。・・・
 2月には国有化に反対する経団連会長の米倉弘昌(75)と枝野の確執が表面化。東電の会長選びで経済界は背を向けた。企業経営の経験がない下河辺<和彦>に託す不安はくすぶり、東電内の守旧派との攻防も待ち受ける。・・・」
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E0E2E0938DE3E0E2E7E0E2E3E0EBE2E79FE2E2
 ヨーロッパというのはギリシャ語から来ている、という一言にプライドだけは高いギリシャ人の信条が集約されてるな。↓
 ・・・At the end of the day Europe is a Greek word,・・・
 <急進左派連合の、ユーロ圏にとどまりつつ、緊縮財政に反対する、という論理矛盾の主張にギリシャ人は一層首肯しつつある。↓>
 Mr. Tsipras<’s>・・・message that Greece can stay in the euro and reject Europe’s budget-cutting terms has struck a chord, however contradictory that may seem.
 <急進左派連合の支持率は27%へと、選挙の時より10ポイント以上上昇している。↓>
 New polls show that his support has increased from the 16.7 percent that he garnered at the last election to 27 percent — a figure that, if borne out in an election, would make him the country’s top vote-getter. ・・・
http://www.nytimes.com/2012/05/14/business/global/for-many-in-greece-austerity-is-a-false-choice.html?ref=world&pagewanted=print
 <別の世論調査ということなのか、4ポイント弱しか上昇していないとも報道されているね。↓>
 ・・・An opinion poll published on Sunday, seven days after Greece’s electoral earthquake, suggested voters were bent on sending further tremors through the political landscape. The survey・・・showed support for Syriza climbing from 16.8% to 20.5%.
 New Democracy would be projected to win 18.1% of a new vote, and Pasok 12.2%, their lowest ratings in the nearly 40 years that they have dominated Greek politics.・・・
http://www.guardian.co.uk/world/2012/may/13/greek-coalition-leftist-leader
 早々と、ギリシャのユーロ圏離脱に至る道程を描いた記事が出た。↓
http://www.guardian.co.uk/business/2012/may/13/greece-leave-eurozone-five-difficult-steps
 驚いたことに、NYタイムスやガーディアンとは違って、FTは、急進左派連合の主張に理解を示す論説を掲載した!
 でも、これ・・ユーロ圏にとどまるとの前提の下でプライマリーバランスを回復してからデフォルトさせる・・がホントに急進左派連合の主張なのかねえ。
 それにそもそも、そんなにウマイ話があるのかねえ。↓
 ・・・The best option・・・would be a strategy to achieve a primary balance by 2013 and then to default on all outstanding foreign debt, public and private. It would not be popular outside Greece but it would be hard to push Greece out of the eurozone.
 <これまでの与党連合の政策は、ドイツの戦間期の政策で出口なしだってんだけどね。↓>
 I consider Mr Tsipras’s approach too risky. But I can see why Greek citizens would vote for him. His position is certainly more rational than that of the austerity centre-ground establishment, which can offer no perspective of an economic turnround. This is Germany in the early 1930s all over again.
 This leaves us with a choice between default later and default now. I would prefer default later because it would make for a smoother fiscal adjustment, bring a few sensible reforms and increase the probability that Greece could stay in the eurozone.
 <否応なしに急進左派連合の主張に沿ってギリシャは動いて行くだろうだって。↓>
 Sadly, the political momentum is swinging the other way.
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/233a3186-9b58-11e1-8b36-00144feabdc0.html#axzz1uneWcDIZ
 ギリシャとドイツの有識者の対話記事だ。↓
 <欧州の連帯意識なんてなかったことが分かったって。
 ドイツ人は、ギリシャの苦しみを含め、欧州から裨益しているとの自覚がない。↓>
 ・・・What was clear from the beginning, and shocked me deeply, was that there was no feeling of European solidarity. Germans were not willing to understand that we benefit from Europe, even from the crisis itself.・・・
 <ギリシャ人は、先の大戦時のドイツへの憎しみを蘇らせた。↓>
 Then・・・Greek politicians・・・identified the old enemy again: the force of German colonisation.・・・
 <欧州はナショナリズム/民族主義によって再び引き裂かれつつある。↓>
 Everything is beginning to splinter along traditional national and ethnic lines, which is completely tragic. Dark forces have taken over.・・・
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2012/may/11/greece-germany-eurozone-crisis-perspectives
 アサド大統領の父親によって徹底的に殲滅されたところの、シリアのイスラム同朋会が現在のシリア反体制派の中心に躍り出ている由。↓
 After three decades of persecution that virtually eradicated its presence, the Syrian Muslim Brotherhood has resurrected itself to become the dominant group in the fragmented opposition movement pursuing a 14-month uprising against President Bashar al-Assad.・・・
 The revival marks an extraordinary comeback for an organization that was almost annihilated after the last revolt in Syria, which ended in the killing by government forces of as many as 25,000 people in the city of Hama in 1982. ・・・
http://www.washingtonpost.com/world/syrias-muslim-brotherhood-is-gaining-influence-over-anti-assad-revolt/2012/05/12/gIQAtIoJLU_print.html
 オバマだって青年の頃、ヤクをやったこともあったということを引き合いに出して、ロムニーのイジメについても、とやかく言うべきではない、と一見物わかりのよいところを見せつつ、事実上、辛辣なロムニー批判を展開しているコラムだ。↓
 ・・・It was silly four years ago to argue that Barack Obama was unsuited for the presidency because he smoked pot and snorted cocaine once upon a time. It is silly to reach the same conclusion about Romney now・・・
 <当時、ある同期生の家が貧しいことを知るとロムニーは急に無愛想になったってさ。↓>
 Lou Vierling, a scholarship student who boarded at Cranbrook for the 1960 and 1961 academic years, was struck by a question Romney asked them when they first met. “He wanted to know what my father did for a living,” Vierling recalled. “He wanted to know if my mother worked. He wanted to know what town I lived in.” As Vierling explained that his father taught school, that he commuted from east Detroit, he noticed a souring(無愛想)omney’s demeanor.
 <当時、ロムニーがデートしていたところの、姉妹校の生徒の家が、ロムニーの父の支援者たる大金持ちだったが、ロムニーは、ものすごく羨ましがってたってさ。↓>
 Romney was bowled over by the wealth of some of his friends. He briefly dated Mary Fisher, the daughter of the philanthropist and diplomat Max Fisher, who acted as a finance chairman to George Romney’s political campaigns. At her house, he watched the James Bond film Goldfinger in the family’s private theater before it was widely released. He reported excitedly back to [close friend Matthew] Friedemann about the theater, noting that the seats even had numbers.・・・
 <(ボク自身、何でロムニーが・・父は州知事になる前はアメリカン・モータースの幹部だったけれど・・ハーバード大でMBAとJD両方を取得しつつ、
< http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%BC >
最初から政治家を目指さなかったのか疑問に思ってたけど、)ロムニーは、とにかく大金持になりたかったに違いないってわけだ。↓>
  Certainly one can argue that embedded in these stories are flecks of the ambition toward great wealth that drove Romney to corporate success.・・・
http://swampland.time.com/2012/05/11/in-defense-of-mitt-romney-high-school-bully/
 冷戦時代、ユーロヴィジョン(コラム#4745、4747)に対抗する歌謡祭がソ連圏で行われていたが、これを始めたのは、あの映画『戦場のピアニスト』で有名になったシュピルマン(コラム#4352、4569)だったんだって。↓
 ・・・We had the Eurovision Song Contest; they had… the Intervision Song Contest.・・・
 It was not a Communist party functionary, though, who had come up with the idea – it was a Polish pianist.
Wladyslaw Szpilman・・・
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-18006446
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<コラム#5465の訂正>(ブログは訂正済)
 ギリシャでは、極左と極右が躍進。連立与党中のこれまでの第一党の社会党は激減、保守会派は微減。↓

 ギリシャでは、極左と極右が躍進。連立与党中のこれまでの第一党の社会党は激減、保守会派は微増。↓
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(参考)ただし、保守会派も支持率は大幅に減らしている。(太田)
http://en.wikipedia.org/wiki/Greek_legislative_election,_2012 
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太田述正コラム#5480(2012.5.14)
<日進月歩の人間科学(続x26)>
→非公開