太田述正コラム#5495(2012.5.22)
<皆さんとディスカッション(続x1557)>
<太田>(ツイッターより)
 「フェイスブックの…創業者…ザッカーバーグ最高経営責任者は…中国系のプリシラ・チャンさんと結婚した。…プリシラさんは先週月曜日、サンフランシスコのカリフォルニア大学の医学部を卒業したばかり。…結婚式は、マーク氏の…パロアルトの自宅で開かれ<た。>…
 プリシラさんはマーク氏とハーバード大学で学び、…知り合った。…プリシラさんは香港から米国に移住した。父は退職前、香港政府の官僚だった。…」
http://j.people.com.cn/94475/7822403.html
 サンフランシスコ、パロアルト(スタンフォード大の門前市)とくりゃ、懐かしいったらないね。
<太田>
 上掲の人民網の記事、「プリシアさんの容姿には秀でた所がなく、やや太り気味であるとする声もある」ってんだからねえ。よくもまあそんな風に書けたもんだ。
 ところでこの記事、プリシラさんが香港から米国に移住した、と書いてたけど、プリシラさんのお父さんが、の誤りみたいだね。↓
http://www.thedailybeast.com/articles/2012/05/21/who-is-priscilla-chan-new-wife-of-facebook-founder-mark-zuckerberg.html 
<太田>(ツイッターより)
 米議会の調査で、米軍の装備のうち航空機だけで1800件も偽物の部品が使われており、その70%超が中共製であることが分かった。しかし、中共当局は、取締をほとんどしておらず、米議会の調査員へのビザ支給すら拒否している由。
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-18155293
 中共は無法国家だねえ。
<宮里>
 いつもご高言を拝読し、ありがたく勉強しています。
 次回オフ会も参加したいと思っていましたが、6月30日は・・・小学校以来の親友の結婚式があり・・・、それに出席することを約束しており、今回は欠席いたします。
 実は四月末の日米首脳会談で決まった、自衛隊のグァム、テニアン、あるいはフィリピンへの日米共同の駐屯計画などについてご教示を賜りたく思っていました。
 改めて、その後の展開とともにこの次のオフ会で、お教えいただければと願っております。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 ロシアのプーチン「新」大統領が組閣した結果は、驚くべきことに、元KGBやプーチンのサンクト・ペテルブルグ以来の「お友達」等、腐敗した連中がほぼ一掃され、中年のリベラルなテクノクラート達が大臣の4分の3を占めるという結果になったってさ。↓
 ・・・three-quarters of the ministers are new — 20 out of 28 — and the cabinet will be dominated by middle-aged liberal technocrats with high qualifications.
 The old cabinet was stacked with ministers considered highly corrupt, including former KGB officers and Putin cronies from his days in the St. Petersburg city government.・・・
 <これじゃ、大統領から首相に格下げになったにもかかわらず、まるでメドヴェージェフ内閣みたいじゃないかだと。↓>
  Surprisingly, given his diminished standing, this looks almost entirely like a Medvedev cabinet. ・・・
 <ひょっとしたらこれはロシアの夜明けかもだと。さーね?↓>
 In short, this is a highly competent, technocratic council of ministers seemingly chosen by Medvedev rather than Putin. If it is only allowed to do so, this government could carry out the social and economic reforms that Russia so badly needs. This cabinet suggests a much greater and more positive political change than one could have hoped for.・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2012/05/21/russia_s_surprisingly_liberal_new_cabinet?page=full
<太田>
 なかなか時間がとれないので、あしからず。
 来月になれば、この事情のご説明ができると思います。
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太田述正コラム#5496(2012.5.22)
<私の現在の事情>
→非公開