太田述正コラム#5815(2012.10.31)
<皆さんとディスカッション(続x1708)>
<太田>(ツイッターより)
 「…中国人妻を持つ米国人の嘆き…」
http://j.people.com.cn/94475/7997566.html
 話半分としても・・ただし、荒唐無稽なら人民網がこんなブログ、転載しないだろう・・思わず膝を叩いて笑ってしまった。
 約50日ぶりに再登場した李雪主(珠?)の「妊娠」姿の写真、昨夕TVで見てから探してたんだけど、ようやく発見。
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2012/10/31/2012103100612.html
1990年(絶頂期)の日本と2012年(現在)の中共が表やグラフ付で詳しく比較されている。中共も日本と同じく「没落」するだろうとの含意がある記事だ。
http://www.bbc.co.uk/news/business-19948730
 だけど、物語はまだ始まったばかりだよ、BBCサン。
<shihouen>
 –文中の時刻入力–
≫再度26日の2416の時点→・・・<24:16>≪(コラム#5814(未公開)。太田)
 以前から、間にコロンを入力されると如何かと・・・。
<太田>
 以前、別の読者から、時刻の24時間表記そのものが珍しく、防衛庁ではそうなのか、と聞かれたことがあります。
 確かにそうかもしれませんね。
 (世界中の軍隊でそうだと思いますが、「午前」と「午後」の間違いを防ぐためには必須でしょうね。)
 それにしても、2416はせめて24:16と表示すべきだというご指摘は、今度は西暦との混同を避けるためにもごもっともであり、今後、そのように心がけたいと思います。
<shihouen>
 <同じコラム#5814で言及されていた>空調機の<問題の>参考迄 ↓
http://www.daikin.co.jp/press/product_jyutaku.html
<太田>
 どうもありがとうございます。以下を参照してください。
<TA>
≫加湿と除湿を兼ねる<電化>製品が・・・できない理由はどこにあるのか、どなたか教えていただけないですかね。≪(コラム#5814。太田)
 すでにありますよ。↓
http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E9%99%A4%E5%8A%A0%E6%B9%BF&tag=googhydr-22&index=kitchen&jp-ad-ap=0&hvadid=7558935901&hvpos=1t1&hvexid=&hvnetw=g&hvrand=18291515261866874828&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=b&ref=pd_sl_5hdgd5q6up_b
 また、ご参考までに。↓
 うるおいを我が家に!加湿器ウルトラ活用術
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20100106.html
<太田>
 まいったですねえ。
 同じシャープの製品で(除湿抜きの)加湿空気清浄機があったんですね。
 それなら、現在の(やはりシャープ製の)空気清浄機の使い勝手が悪くなっていたので、これを買うべきだったのに・・。
 ヨドバシカメラの通販の加湿器のところには、除加湿機についてはともかく、加湿空気清浄機すら載っていませんでしたが、不親切ですねー。(同店では扱ってないのかもしれませんが。)
 (さっき、この画面をもう一度開いてみたところ、私が29日に買ったばかりの製品がほんのちょっとですが、値下がりしているのを見つけ、またまたまいっちゃいました。)
 (なお、文中で言及したダイシン・デパートには、除加湿機は置いてなかったように思います。)
 それにしても、除加湿空気清浄機が本当にあるんですね。
 空気清浄機能はともかくとして、加湿機能に除湿機能を加えた除加湿機能が余り求められないのは、(衣装部屋やピアノ部屋はともかくとして、)そもそも、除湿機能が日本の家屋では余り求められないからだと想像されます。
 いずれにせよ、湿度50°を達成できる除湿器は三菱電機くらいしか現時点では作っておらず、その三菱電機は除加湿機は作っていないとすると、拙宅に関しては、除加湿機は全くイレレバント(irrelevant)だってことになりそうですが・・。
 
 話は変わりますが、同じコラム#5814における記述に関係して、RealPlayerのサポートから、「大変恐縮ではございますが、<RealPlayer Plusに関し、>現在「Windows8」につきましてはサポート対象外でございますので、正常に動作しない可能性がございます。今後の対応につきましても、現在のところ未定でございます。」というメールが届いたのでご披露しておきます。
 同コラムを読まれた方はお分かりでしょうが、上記文面はともかくとして、私の、 windows 8 (にアップデートされた)パソコンにおいては、(インターネットエクスプローラーではダメですが、設定を適切に行うことで、)ChromeやFirefox上ではRealPlayer Plusのダウンロード機能は正常に動いています。
<TA>
 ・・・コラム#5810(赤露の東欧支配(続))と#5812(赤露の東欧支配(続x2))の内容が、キューバ革命にも当てはめることができるのではないか、と思いました。何となくですが・・・。
<太田>
 キューバ革命は、自生的な共産主義革命であったという点で、ユーゴスラヴィアや(北)ベトナムの共産主義体制化に比肩すべきであって、ソ連の直接的関与の下で行われた東欧「革命」や中共の成立とは事情が全く違います。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 日本が拡大英国に続いて、アングロサクソンのインナーサークル入りする可能性がある根拠の一つだ。↓
 「・・・米国大手世論調査機関の「ピュー・リサーチ・センター」が「カーネギー国際平和財団」など他の4研究機関の協力を得て米国の中国認識について調査した。・・・
 「中国の世界パワーとしての登場を米国にとっての主要な脅威とみるか」との問いにイエスと答えたのは一般米国民で全体の52%・・・「中国を信用するか」との問いには一般米国民の68%・・・がノーと答えたという。同調査で「信用できる国」としてトップに挙げられたのはイギリスで、全体の78%、日本が第2位で62%だった。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120924/amr12092407060000-n1.htm
 その二つ目の根拠だ。↓
 <先の大戦のチャーチルの時まで、(拡大)英国の首相が米国を訪問したことはなかったし、先の大戦が終わった頃の広範な英国人は米国に怖れと不信を抱いていた。↓>
 ・・・No serving British prime minister until Winston Churchill had ever visited the United States, and the American way of life was widely suspected in Britain of being crass and alien. Alistair Cooke made it his task to rectify this.・・・
 Cooke managed to dispel the widespread fear and distrust of America that was felt in Britain after World War II.・・・
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-20121597
 日経にしちゃ、インサイトのある記事だ。↓
 「・・・シェアをいたずらに追い求めず、利益をしっかり確保するのが米国流。ゆえに米国企業が主導権を握る市場では価格競争が起こりにくく、市場全体が安定する。・・・
 米国企業が利益重視の原則に沿って事業を選別した結果、変動の激しいボラタイルな市場から撤退し、安定感のある市場への「選択と集中」が進んだのだ。
 先行き不透明な中で、どの事業をやめてどこに集中すべきか悩む経営者も多いだろう。その際の手がかりの一つが「強い米国企業」の存在である。現に数年前までは散々の決算だった日立製作所は事業ポートフォリオをGEモデルに近づけることで、復活した。「米国はお手本」というのは経営の世界では今も一面の真実である。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2901Y_Z21C12A0000000/?dg=1
 日本企業を取り巻く厳しい国際環境の話が2つWSJに出ていた。↓
 一、日本企業による外国企業買収に中共当局の承認が必要。
 (この話、初耳だ。なんでこんな仕組みになっちゃったのか、誰か教えてくれませんか?)↓
http://blogs.wsj.com/deals/2012/10/30/china-takes-its-time-approving-japanese-deals/
 二、スズキの事例に見るインドへの投資リスク。↓
http://blogs.wsj.com/indiarealtime/2012/10/31/the-risks-of-doing-business-in-india/?mod=WSJBlog&mod=irt
 人民網の品の悪い日本関連記事だ。↓
 「徒党を組んでアジア太平洋の環境を蝕む米日印・・・」
http://j.people.com.cn/94474/7997753.html
 人民網の出来の悪いエロ路線の日本関連記事だ(転用記事だが)。
 (終わり近くのくだりは、???)↓
 「日本の女子高生の象徴「セーラー服」の由来・・・」
http://j.people.com.cn/94475/7997826.html
 これでいいのだ。エロ路線に上の記事のような余計なものを付け加えちゃダメよ。↓
 「朝鮮の美女と韓国の美女・・・」
http://j.people.com.cn/94638/94659/7997216.html
 シリアの反体制派軍が同国の空軍司令官(NYタイムス記事の見出しによる)の将軍を首都ダマスカスで暗殺した。↓
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-20143182
 イスラエルのバラク外相は、イランが濃縮ウランの3分の1を医学研究用原子炉の燃料棒として転用したことで、対イラン核施設攻撃判断の時期を8~10か月遅らせることが可能になったと語った。↓
 ・・・Mr. Barak, who was visiting London, was quoted by the newspaper as saying an immediate crisis had been averted this summer because Iran had chosen to use a third of its enriched uranium for use as fuel rods in a medical research reactor. The conversion of that uranium, which was reported by the International Atomic Energy Agency in August, makes it much more difficult to use militarily.
 The Iranian decision, Mr. Barak said, “allows contemplating delaying the moment of truth by 8 to 10 months.”・・・
http://www.nytimes.com/2012/10/31/world/middleeast/israel-says-iran-has-postponed-nuclear-ambitions.html?ref=world&pagewanted=print
 人間主義を人間だけに「見出した」アダム・スミスは間違っていたが、全生物に「見出した」クロポトキンも間違っていた。
 ただし、原理主義的人間主義のクロポトキンが無政府主義者であったことは当然だ。(アダム・スミスは、市場原理主義、ひいては無政府主義にストレートには結び付かない。)
 ボクが、江戸時代の日本は一種の無政府主義の社会だった、と指摘した(コラム#省略)ことを思い出して欲しい。↓
 ・・・Kropotkin wrote. “The idea of good and evil has thus nothing to do with religion or a mystic conscience. It is a natural need of animal races. And when founders of religions, philosophers, and moralists tell us of divine or metaphysical entities, they are only recasting what each ant, each sparrow practices in its little society.”・・・
 Adam Smith restricted his discussion of empathy and mutual aid to humans. ・・・
http://www.slate.com/articles/health_and_science/human_evolution/2012/10/evolution_of_cooperation_russian_anarchist_prince_peter_kropotkin_and_the.single.html
 ゾンビとは、ハイチの奴隷の信仰と痛みの表象なんだって。↓
http://www.nytimes.com/2012/10/31/opinion/a-zombie-is-a-slave-forever.html?ref=opinion&_r=0&pagewanted=print
 蒙古襲来やアルマダの敗北等、歴史を動かした嵐6つが紹介されている。フランス革命前年の嵐を挟んで、後の3つは1970年以降の嵐だ。↓
http://www.foreignpolicy.com/articles/2012/10/30/winds_of_change?page=full
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太田述正コラム#5816(2012.10.31)
<『秘録陸軍中野学校』を読む(その12)>
→非公開