太田述正コラム#5967(2013.1.15)
<皆さんとディスカッション(続x1780)>
<太田>(ツイッターより)
 村上隆の香港での展覧会に出品されたHiropon・・アニメチックでポルノチックな人形・・を俎上に載せた記事だ。
 インタビュー動画はこれに触れておらず、記事中のリンクも切れているので写真を見たい人は検索かけてね。
http://edition.cnn.com/2013/01/13/world/asia/talk-asia-murakami/index.html?hpt=hp_c5
 まさに日本文化の神髄であるな。
 「異常な」大気汚染により、北京の航空便は止まり、高速道路は閉鎖され、学校の屋外での運動は禁止された。
 しかし、そんな北京は、中共の10大空気汚染都市にすら入っていない。
http://www.slate.com/blogs/future_tense/2013/01/14/beijing_pollution_breaks_china_s_air_quality_index_why_china_needs_a_war.html
 もう既に中共は終わってる?
<豊丘時竹>(2013.1.14)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20130114
■中共の将来はない 19:57
 太田述正コラムからコピペ・・・する。オフ会で話されたことをまとめたものからのコピペである。中共の将来はないと氏が考えておられる点については、省略されているが、その中の前回のオフ会に関して、今日のところは見つけられないでいる。しかし、このコピペからだけでも、氏は、中共の将来はないと考えておられること、中共が尖閣を奪取できないと考えておられること、戦争中に支那の人々に暴行陵虐を[日本軍が]行ったと考えておられること、などが分かるかと思う。
 ・・・
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52160559.html
太田述べ正コラム#5752(2012.9.29)
<2012.9.29オフ会次第>(2013.1.14公開)
 ・・・以下、略・・・
<太田>
 私は、自分が刑事訴追や民事訴訟提起をされる理論的可能性があると判断した事柄中、特にアブナイものについてはコラムには書きません。
 しかし、そういうものでも、オフ会の時にしゃべらせていただくことがあります。
 (なお、刑事訴追や民事訴訟提起の理論的可能性ありと私が判断した事柄中、それほどアブナクないとふんだものについては、コラムに書いた上で当該コラムを永久非公開扱いとすることがあります。有料読者の方々は、バックナンバーを含め、これらコラムも読むことができます。)
 中共の将来はない、ということの私(わたくし)的裏付けに係るオハナシは、上記仕訳をに従い、これまでコラムに書いたことはありませんし、当分の間は、書くつもりもありません。
 ただ、前々回と前回のオフ会の時にはしゃべらせていただいた、ということです。
 おおそうそう。今度のオフ会への申し込みは下掲からどうぞ。
http://www.ohtan.net/meeting/
 それでは、その他の記事の紹介です。
 日本のニュース・バラエティでも報道された、クルーグマン論考がこれだ。
 停滞の経済学を切り開いた日本が、アベノミクスによって、それから抜け出す方法を、(多かれ少なかれ停滞している先進)世界に教えてくれるかもしれないってさ。↓
 ・・・Japan, which pioneered the economics of stagnation, may also end up showing the rest of us the way out.
http://www.nytimes.com/2013/01/14/opinion/krugman-japan-steps-out.html?ref=opinion&pagewanted=print
 次第に何でもアリに近付きつつあるけど、集団的自衛権に係る政府憲法解釈を禁止から無条件是認に変更すると同時に、当分の間、ということで、集団的自衛権の行使をいくつかの態様に限定するってのはOKかもねえ。↓
 「政府が集団的自衛権の行使容認について、遠距離の公海上にいる米艦船が攻撃を受けた場合でも自衛艦が防護できるよう検討する方針を固めたことが・・・分かった。・・・米領グアム島などが攻撃を受けた場合の自衛隊による米軍支援なども検討課題に上がっている。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130115/plc13011507030006-n1.htm
 習近平はひょっとして・・可能性は無限に小さいが・・中共の自殺を密かにたくらむ新手のゴルバチョフ的人物かも・・。↓
 「中国人民解放軍を指揮する総参謀部が全軍に対し、2013年の任務について「戦争の準備をせよ」との指示を出していたことが明らかになった。14日付の軍機関紙、解放軍報などが伝えた。また、国営中央テレビ(CCTV)など官製メディアは最近、連日のように日本との戦争を想定した特集番組を放送し、軍事的緊張感をあおっている。
 沖縄県・尖閣諸島周辺での自衛隊との軍事衝突を意識して、習近平新指導部がその準備と雰囲気作りに着手し始めた可能性がある。・・・
 ある日本研究者によると、最近北京で行われた尖閣問題に関するシンポジウムで、「論争の中心は対日戦争を小規模にとどめるか、全面戦争に突入するかが焦点になりつつある。小規模戦争を主張する人はハト派と呼ばれ、批判されるようになった」という。
 共産党筋によれば、習近平総書記は昨年11月の党大会で、軍人事の主導権を胡錦濤国家主席が率いる派閥に奪われた。習氏は現在、軍内の保守派と連携して、日本との軍事的緊張を高めることで、自身の求心力を高め、主導権を取り返そうとしているとみられる。」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130114/chn13011419050004-n1.htm
 何とオメデタイおばさまであらせられることよ。↓
 「小沢氏「100人当選」と嘉田氏 後援会で結党経緯語る・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013011401001281.html
 愛する朝鮮日報よ、オメデトさん。↓
 「昨年の新聞閲読率、朝鮮日報だけが上昇・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/15/2013011500696.html
フランスのソマリアでのアルカーイダ系急襲の結果捕虜になった仏軍兵士が銃撃による負傷が元で死亡したと急襲された側が発表した。
 現地の複数の一般住民・・とのふれこみだが・・の言は辛辣だ。
 仏国防相の責任問題じゃないけ?↓
 <無辜の市民を殺しただけで、何の成果もあげられなかったってさ。↓>
 “They killed innocent civilians and left without accomplishing anything.・・・We were told there were about 40 of them against more than 100 heavily armed Shebab fighters,・・・Their mission was impossible and not very professional.”
http://www.taipeitimes.com/News/world/archives/2013/01/15/2003552587
 マリでも、仏軍の空爆以降も、アルカーイダ系反乱部隊は着々と首都に向けて進軍中。↓
 <500人の仏軍地上部隊がマリに派遣済み。↓>
 Islamist insurgents have advanced towards the Malian capital, Bamako, despite intense bombardment by French warplanes, as ministers in Paris admitted their forces were meeting more resistance than expected.・・・
 About 500 French ground troops are already in Bamako・・・
 <欧州のテロ問題専門家が、空爆したフランス軍の無能さを批判。↓>
 Mathieu Guidere, a specialist in strategic intelligence at the University of Geneva・・・express<ed> astonishment <on> the <French> ministry of defence’s communications operation. How else to justify the loss of a soldier so quickly, and the knocking out of a Mirage 2000 fighter jet against people with only Kalashnikovs.”
http://www.guardian.co.uk/world/2013/jan/14/malian-rebels-overrun-garrison-town
 <過去4年間だけでも、欧米の大国がイスラム教徒を空爆で殺したのは、マリで実に8か国目。↓>
 As French war planes bomb Mali, there is one simple statistic that provides the key context: this west African nation of 15 million people is the eighth country in which western powers – over the last four years alone – have bombed and killed Muslims – after Iraq, Afghanistan, Pakistan, Yemen, Libya, Somalia and the Phillipines・・・
 <そもそも、マリが不安定化したのは、NATOのリビア軍事介入の直接的帰結。↓>
  ・・・the instability in Mali is the direct result of Nato’s intervention in Libya.・・・
 Over and over, western intervention ends up – whether by ineptitude or design – sowing the seeds of further intervention. ・・・
 <しかも、マリ政府の弱体化は、米国が訓練し装備を提供した軍人達によってもたらされた。↓>
 Second, the overthrow of the Malian government was enabled by US-trained-and-armed soldiers who defected. From the NYT: “commanders of this nation’s elite army units, the fruit of years of careful American training, defected when they were needed most — taking troops, guns, trucks and their newfound skills to the enemy in the heat of battle,・・・And then: “an American-trained officer overthrew Mali’s elected government, setting the stage for more than half of the country to fall into the hands of Islamic extremists.”・・・
 <今回の軍事介入も、結局は、一層の反欧米感情を醸成することになるだろう。↓>
 Third, western bombing of Muslims in yet another country will obviously provoke even more anti-western sentiment, the fuel of terrorism. ・・・
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2013/jan/14/mali-france-bombing-intervention-libya
 <マリは、アフリカ随一の音楽を生み出してきたんだってさ。
 アルカーイダ系叛徒達はこの音楽をマリ人から奪いつつある。この記事には、マリの曲のいくつかにリンクが貼ってあるから、聴いてみたら?↓>
http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2013/01/14/a-brief-listening-tour-of-the-amazing-music-of-mali/
 『アルゴ』もついにここまで来たか。次は、アカデミー賞だな。
 それにしても、米国映画の質、落ちたもんだわ。↓
 「第70回ゴールデン・グローブ賞の・・・映画の作品賞には、イランの米大使館占拠事件を題材にしたベン・アフレック監督の「アルゴ」(ドラマ部門)と、名作ミュージカルを映画化したトム・フーパー監督の「レ・ミゼラブル」(コメディー・ミュージカル部門)がそれぞれ受賞した。アフレック監督は、監督賞も受賞。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130114-OYT1T00517.htm?from=ylist
 チンパンジーが公正さ(fairness)の観念を持っていることが判明した。↓
 Chimpanzees and people already share much when it comes to our evolutionary history, and the latest research shows we have a similar appreciation for fairness as well.・・・
http://healthland.time.com/2013/01/14/chimps-can-play-fair-too/
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 昨日の記事を見ていくつかのウェブ・ブラウザのジャバ(Java)のアドオンを停止していたところ、本日、下掲の記事
http://www.asahi.com/science/update/0114/TKY201301140193.html
を見て、オラクルのサイトから、アップデート・ソフトをダウンロードしようとしたが、どれを選んでいいか分からず、調べてからようやくダウンロードできたんだけど、今度は解凍されないので、Windowsストア経由で無償解凍ソフトをダウンロードしたところ、これでもやはり解凍できなかったので、入れたばっかりのこの無償ソフトをコントロールパネル経由でアンインストールした。
 この無償ソフトは、筆まめとドラゴンスピーチとともにDドライブのプログラムファイルズにインストールしてあったのだが、「まだ消去されていないファイルが残っています。消去しますか」めいた表示が出たので、更に進行させると、筆まめとドラゴンスピーチ関連のファイルまで大幅に削除されてしまった。
 そこで、この二つのソフトの修復インストールを行い、(筆まめの住所録データやドラゴンスピーチのプロファイル関連ファイルは無事だったため、)かろうじて事なきをえた。
 何でこんなことになっちまったんだろ?
 元に戻って、どうやったら、ジャバのアップデートができるんだろ?
 なんで、そもそも、ジャバは自動的にアップデートされないんだろ?
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太田述正コラム#5968(2013.1.15)
<狩猟採集社会(その2)>
→非公開