太田述正コラム#6882(2014.4.18)
<皆さんとディスカッション(続x2237)>
<太田>(ツイッターより)
 「…日本では、個人主義ではなく、チームワークが非常に重んじられるため、スリルや個性を求める大人は、アニメの中でそれらを実現しようとする。米国でもスーパーヒーローもののアニメが人気となるが、日本のアニメに登場するヒーローのほとんどが、一般人だ。「普通の人がヒーローになる」というのも、日本人に共通する夢だ。…」
http://j.people.com.cn/206603/8601687.html
 ハイハイ、さよでございますだ。
 「命をかけて救助!22才女性乗務員に追悼コメントが殺到 韓国旅客船沈没事故…」
http://news.livedoor.com/article/detail/8747403/
 韓国にも人間主義者がいて一安心。
 「…20世紀初めまで世界の秩序を主導した英国は、強者が弱者に配慮するのが「文明」と考えた。船の中で最も力を持っているのは、船の事情をよく知る船員だ。(1)女性・高齢者(2)男性(3)船員の順で定められた脱出の順位は、100年前であろうと今であろうと変わらない。世界共通の客船避難マニュアルにも「船員は最後まで乗客を援助すべき」と書いてある。しかし「セウォル号」では、順序が逆だった。…乗客を救うどころか、逆に死の道に追いやることさえした。自分たちは船を離れていながら「居場所から動かないように」という案内放送を流し続けたのだ。…残念なことに韓国には、危機が起こるたびに、責任を持っていて力もある人々が先に逃げ出すという不名誉な記憶がある。… これで果たして、韓国は文明国といえるだろうか。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/18/2014041801084.html
 モチ野蛮国だよ。
 社会の木鐸たる朝鮮日報の努力もまた不十分だったということ。
 励みなさい!
<太田>
 上記海運事故の関連記事だ。
 笹井・小保方コンビが英雄に見えてくる、この船長の卑しさかな。↓
 「・・・船長はわずかにかすり傷を負っただけで病院に運ばれ、治療を受けたという。この際、船長は身分を聞かれ、「自分はただの船員。何も知らない」と話した。
 さらに、「船長は助かった後、濡れたお札を乾かしていた」との目撃証言もある。」
http://news.livedoor.com/article/detail/8746092/ 
 ガーディアンに記事が載ってたが、コメント欄で誰かが、この船長を激しく非難するコメントがことごとく削除されてることにクレームをつけてたな。↓
http://www.theguardian.com/world/2014/apr/17/south-korea-disaster-captain-crew-abandoning-passengers
 理研が神々しく見えてくる、この船会社の体たらくかな。↓
 「乗客475人を乗せて沈没した旅客船「セウォル号」の本来の船長は1級航海士の男性(47)だった。しかし、この男性が休暇を取っていたため、2級航海士のイ・ジュンソク船長(69)が代わりに運航することになり、16日午前の事故の瞬間は3級航海士が運航に当たっていたことが分かった。・・・この女性3級航海士は3年前に木浦海洋大学を卒業した後、S国際フェリーに入社して1年10カ月間にわたり仁川-中国路線を運航、事故を起こした船会社のチョンヘ海運に勤務するようになったのは4カ月前からだった。・・・船舶が入港・出港する時、または危険な区間を通過する時は船長は必ず操舵室の中であらゆる状況を指揮しなければならない。ところが、海洋警察庁の調べに対し、関係者は今回事故が起こった「孟骨水道」のような危険区間を通過している時もイ船長は操舵室の外で休んでいた・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/18/2014041800709.html
 「・・・横転する直前、操舵そうだ室にいた3等航海士が操舵士に対し、急旋回を指示していた・・・事故当時の船長の居場所については、「操舵室の後方にいた」「服を着替えに行った」など、関係者の供述が分かれている・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140418-OYT1T50099.html?from=ytop_top
 だけど、そんな韓国の製品がどうして優秀なんかねえ。
 日本製の部品のおかげだけとも思えないが・・。↓
 「旅客船沈没:韓国の安全軽視は「持病」、米紙が指摘・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/18/2014041800716.html
<T9emT7lA>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 <T3YgvWLoクン(コラム#6880)、>百田さんは関西の放送作家で、学生時代から視聴者参加番組で名の知れた有名人でした。
 あの百田青年が放送作家になっていて永遠の0を執筆したなんて感慨深いものです。
 そういう百田氏が全国を飛び回って営業活動しているのは彼ならでは。
 どちらかと言えば、インドア派の太田さんには難しいかと。
 後、安全保障に関する本は売れにくいでしょう。
 小林よしのりさんクラスでも部数が伸び悩んでいてネット配信を始めてます。
 太田さんはこのままコラム執筆で十分ではないでしょうか
<GkvtBoHQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
≫Acronis True Image>をオンライン>購入してインストールし、一回目のバックアップを外付けハードディスクにとっちゃいました。≪(コラム#6880。太田)
 あー、私=5J/iMIOo(コラム#6880)=hJ.gmqhc(コラム#6868)でして、太田さんがあまりシステムバックアップソフトの導入に乗り気でないようでしたので、無料のものを私が試用して(使ったことのないものは薦められませんので)「無料だから、ガタガタ言わずに、とりあえずバックアップ取っておけ」みたいな方向に持って行こうと思っていたのですが・・・。
 そういうわけで私もAcronisに戻ります。もっとも私のは2012版ですが。
≫Epsonパソコンが再びぶっ壊れた時に、ハード面で措置がなされた上で、どうやってリカバーするのか、使い方が全然わかってませんがね。≪(同上)
 早急にレスキューメディア(ブータブルメディア)を作成してください。
 OSがクラッシュした時、このレスキューメディアからブートしてリカバリーすることになります。
 また、Acronisのレスキューメディアはバックアップもできるので、4月1日にコマンドプロンプトから行ったのと同様の作業を、このメディアからブートしてマウス操作で行えるようになります。作り方↓
https://kb.acronis.com/ja/node/44353
 (USBメディアに作成する場合は、予めポートにメディアを差し込んでから作成にとりかかって下さい。途中から差し込むと選択肢に表示されない場合があります。昨日、2014試用版をインストールしたのですが、私のWin8.1環境では問題なくCD-RWとUSBメモリーに作成できました。)
<太田>
 お示しのURLを開いてもさっぱり訳が分からなかったけれど、Epsonパソコンのデスクトップにできていた、このソフトのアイコンをクリックしてソフトを立ち上げたら、ブータブルメディア作成の表示がすぐ目に入り、USBスティックに同メディアを作成しました。
 外付けハードディスクのバックアップは定期的にアップデートして行くとして、ブータブルメディアの方は、このままで、どっかにしまっときゃいいってことですね。
 さて、IT関係について、ついでにご披露しておこう。
 ●Epsonパソコンでその後行ったこと。
 一、富士通のMy Cloud Memoriesを再インストールした。(オマケ版なのでMy Cloudの容量が小さいが・・。)
 二、windows media packを再インストールした。
 ●前のEpsonより改善されたこと。
 一、Thunderbirdがよくフリーズしたがしなくなった。
 ●前のEpsonより悪化したこと。
 一、RockMeltが再インストールできていない。(Dellパソコンにはこのブラウザが入っているので、その点でも、両パソコンを同時使用できる意義は大きい。)
 二、RealPlayer Pro(有償)のDownload機能が(IEで)使用できなくなった。
 (他方、Craving(無償)は再インストールしていない。というのも、Dellパソコンでかつてインストールしてあったものの、使っていなかったところの、Firefox専用アドオンのDowload Helper(無償)が、Dellパソコンの使用を一時強制された過程で、Real Downloaderはもちろん、(YouTube等に特化した)Craving・・そもそも、windows8.1と相性が悪い・・よりも高性能であることを発見したからだ。)
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 ロシアは欺騙の達人だが、それは、少なくとも1380年まで遡ることができる年季の入ったもんなんだってさ。↓
 ・・・Some Russian scholars say maskirovka dates back to the 1380 Battle of Kulikovo Field, 120 miles south of Moscow. Russian Dmitri Ivanovich divided his mounted fighters into two groups: one stood in the open field, vulnerable to attack from the Mongols’ Golden Horde, while the second hid in a nearby forest. Seeing only the Russians on the plains, the Horde’s soldiers attacked, only to be overwhelmed when the second Russian force rushed from their hiding place.・・・
http://time.com/67419/the-600-years-of-history-behind-those-ukrainian-masks/
 だから、こんな動きも、単に欺騙工作だと思った方がいい。↓
 「親ロシア派に明け渡し要求 ウクライナ4者協議共同声明・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASG4L0S7WG4KUHBI050.html?iref=comtop_list_int_n02
 何度も目にするパターンだな。↓
 「「神聖なエロス描いた」 バルテュスの妻節子さんに聞く・・・上智大の学生時代にバルテュスと京都・智積院で出会う。バルテュスはパリで開催する古美術展の出品物を選ぶために、京都を訪れていた。バルテュス54歳、節子さん20歳だった。
 モデルを務めるうちに親しくなり、67年に結婚。・・・バルテュス財団の名誉会長として、作品の普及活動などをしている。」
http://www.asahi.com/articles/ASG4B5GRCG4BUEHF00B.html?iref=comtop_list_cul_n03
 またもや、アメちゃんによるところの、耳タコのダライラマ賛歌だ。↓
http://www.nytimes.com/2014/04/18/opinion/capitalism-and-the-dalai-lama.html?hp&rref=opinion&_r=0
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太田述正コラム#6883(2014.4.18)
<フランス革命再考(その4)>
→非公開