太田述正コラム#6896(2014.4.25)
<皆さんとディスカッション(続x2244)>
<太田>(ツイッターより)
 ウクライナ軍が、再び同国東部の露特殊部隊浸透地域への攻勢をかけているが、一進一退が続いている。
http://www.theguardian.com/world/2014/apr/24/ukraine-government-troops-move-against-pro-russian-separatists-live-updates
 露側は民衆蜂起という建前から、また、ウ側は民衆を虐殺したとの言いがかりでの露正規軍の侵攻を恐れ、小火器しか使用しないんじゃそうなっちゃうよね。
 「…ユ氏が経営する子会社の幹部らは、そのほとんどがユ氏の宗教団体の信徒だ…今回の事故が起こるまで会社内部はもちろん、海運業界の安全対策を監視する業界団体、海洋水産部、検察や警察、監査院など、どこも業界内の異常な慣行や汚職をけん制・監視する矯正機能が働かなかった…」
 韓国全体が巨大カルト集団化しているために、誰も内部告発ができなくなってると考えると、対日関係で、韓国民が金太郎飴的な声しか上げないことが説明できるね。
 韓国と北朝鮮は、ホント、同類だが、北朝鮮国民の方が先にマインドコントロールを脱しつつあるのかも。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/24/2014042401061_2.html
<cherry>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 セウォル号事故にして韓国的杜撰さのルーツを求めていろいろ調べて、最終的に朝鮮戦争をwikiで調べてたら以下の記述に当たりました
「国民防衛軍事件などの横領事件によって食糧が不足して9万名の韓国兵が命を落とした・・・
 国民防衛軍事件・・・は、朝鮮戦争中の1951年1月に、韓国の国民防衛軍司令部の幹部らが、国民防衛軍に供給された軍事物資や兵糧米などを横領した事件。横領により9万名余りの韓国軍兵士が餓死したとされる」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E9%98%B2%E8%A1%9B%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 私が得た結論は、韓国、及び韓国人の劣化は今に始まった訳ではなく「セウォル号の船長」的人間はかの半島に常に一定量存在していて、有事であるほど被害者が多くなるということだ。
 こんな国に反日洗脳を受けて、しかも平時でも犠牲になるなどかの国の若者が不憫でなりませんね。
<太田>
 ちょいお待ちを。
 「事件の黒幕と見られた申性模国防部長官<は>辞任した。・・・国民防衛軍司令官金潤根(キム・ユングン・・・)、副司令官尹益憲(ユン・イクホン・・・)など5人に死刑が言い渡され、8月12日に大邸郊外の端山で死刑が執行された。」(ウィキ上掲)
 とまあ、こういうことなのですが、もうチョイ調べてみると・・。
 「着服の中心人物は、金潤根司令官ではなく副司令官の尹益憲大佐であり、かれがすべての経理書類を決裁していた。また、公金を着服した幹部は、あるいは金融業をいとなみ各地に妾宅をもうけ、あるいは大邱郊外にアメ工場を建設して隊員に支給するはずの米でアメをつくって売っていた。・・・
 尹は中国での生活が長かった。・・・
 むろん、しかるべき筋へのつけとどけも忘れてはいない。申性模国防部長官をはじめ官界の要人に金銭をばらまいて口止めをはかった。申長官もじぶんの政治勢力を扶植するための資金として軍幹部や国家議員にばらまいたという。
 司令官である金潤根准将は、横領した金を貯蓄せず、もっぱら大邱の料亭での飲み食いにあてていた。
 <なお、この事件を摘発した>憲兵司令官<の>崔慶禄准将<は、>・・・日本軍出身者である・・・」
http://www.geocities.jp/toaniuniu/nanameuenokumo/nanameue012.html
 という次第であり、ここに出てくる申性模も、日本統治下の朝鮮半島にいたことがない人物です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B3%E6%80%A7%E6%A8%A1
 つまり、旧日本帝国臣民であったことがない連中、つまりは、李氏朝鮮/大韓帝国の時の意識のままであり続けた連中が、国民防衛軍事件を直接、間接に引き起こした、と言えそうなことが分かりますよね。
 (他の関係者のことまではネットでちょっと調べただけでは分かりませんでした。)
 ですから、日本統治時代に注入された人間主義が、「独立」後、風化して行き、旧日本帝国臣民であった人々が、韓国の第一線から退いた頃から、急速に韓国の劣化が始まった、という私の認識でよさそうですよ。
<3SvpsjlE>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 米側「尖閣守る、て言わしておいてTPP譲らないのか!」
 日本側「...」
 上手いことやっているようでww
<4NwZknN.>(同上)
 日米首脳会談:「尖閣に安保適用」…米大統領が明言
http://mainichi.jp/select/news/20140424k0000e010198000c.html
 ネットやメディアはこの発言が中国に対してのものか、ウクライナ情勢を鑑みた発言とかで話題になってたね。
 (自動参戦義務なんてないんだから)余り意味のないというか、集団的自衛権の論議の低さを受けてわざわざ用意したんじゃ。
<太田>
 「日米首脳会議の共同会見で、ファーストネームで呼ぶ安倍首相に対し、ファーストネームで応えなかったオバマ大統領は「怒っている」と「ミヤネ屋」で識者が指摘・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/8771922/
 TPP交渉でゴリ押しを続けただけじゃなく、最後の最後に新たな要求まで突きつけてきた・・ニュースバラエティ情報・・米側は理不尽だと思うかもしれないが、そもそも、尖閣について二重三重の保証を求めるなんちゅう、チョー理不尽な要求を日本側がしてたってことを忘れないで欲しいな。
 片務的日米安保を維持していることに加え、中共に尖閣奪取能力がないにもかかわらず、そんな要求をした神経がボクには理解できない。
 米側からしてみれば、日本は防衛費を増やさない名目を欲してるだけ、ということになる。
 (この文脈の中では、中共当局のホンネの対日戦略の話を持ち出すまでもないわな。)
<vz9IMYDA>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 <私が以前>示したサイトを参照して、Windows8.1上で「USB回復ドライブ」を作成してUSBブートし「スタートアップ修復」を実行してください。
 これができないなら、もうお手上げなので、私は下ります。
<唯我独尊>
 パソコンのバックアップソフトとして既にお使いと思いますが”Acronis True Image 2014 Premium”をお薦めします。
http://www.acronis.com/ja-jp/personal/transfer-pc-files/
 わたしも古いバージョン(WindowsXPの時代)から使い続け、毎月1回、マイクロソフトからのアップデートが終わり次第、システムディスクをバックアップしています。
 これまでいろいろなバックアップソフトを使ってみましたが、このソフトによるバックアップと復元は失敗したことがありません。
 パソコンを交換して新しい記憶媒体へ引越した(復元した)ときは、マイクロソフトで再認証(電話利用)もできました。
 本ソフトに付いている無料のクラウド・サービス(5GB)はセキュリティが心配なので使いません。ほかにも便利そうな機能がいろいろとありますが、使ったことがありません。
 バックアップと復元はブータブル・メディア(CDまたは2GB程度のUSBメモリ)を使って、完全復元または完全バックアップを行います(所要時間は1~2時間)。これはパソコン本体にインストールした”Acronis True Image”を起動してブータブル・メディアを作成して実施します。この作業のとき画面が止まったように見えますが、しばらく待っていると次に進みます。。作成時のオプション設定などは取扱説明書をダウンロードして閲覧してください。
 バックアップするときの留意点は、
1.できることならシステムディスクは独立した記憶媒体(HDDまたはSSD)にしておく
※)システムディスクの交換・復元が容易で、バックアップ・復元作業が速い
2.デスクトップにファイル本体を置かない
※)別のパーティションまたはディスク(HDD・SSDなど)に置いて、デスクトップにはショートカットのみにしておくとバックアップ容量が増えない。ただしメール、ダウンロードファイルなどの保存場所によってはシステムディスクの容量は増加していく。
3.バックアップ実施の前にシステムディスクのクリーンアップを実施する。
※)Cドライブのプロパティから<クリーンアップ>をクリックして「システムファイルのクリーンアップ」を実施。さらには「詳細オプション」と進み「クリーンアップ(システムの復元とシャドウコピー)」まで掃除しておくと、システムディスクの容量が軽くなる。Windows8.1で「システムの復元とシャドウコピー」をクリーンアップした場合には起動が少し遅くなるが、起動を繰り返すと元の速さに戻る。
 以上です。参考になればいいのですが。
<K.K>
  –再インストールのススメ–
1:回復ドライブについて
 太田さんのEpsonPCでは、回復ドライブの作成そのものはできますが、修復能を持った回復ドライブは作成できないだろうと思います。
 太田さんのEpsonPCでは「回復パーティションを・・・コピーします」のチェックボックスがグレーアウトして、チェックを入れられないはずです。修復能を持った回復ドライブを作成するためには、ここにチェックを入れて作成する必要があります。
 個人用PCでここにチェックを入れられるのは、現時点ではWindows8.1プレインストールモデルでメーカー側がHDD内に回復パーティションを作成し、そこに回復イメージを入れてあるPCだけだろうと思います。
2.再インストールの勧め
 先日発生したEpsonPCの障害についてですが、原因がWindows8.1なのか他のアプリなのか、またはその他の要因なのか、私にはわかりません。
 修理前の障害と同一の要因によるものなのか、別の要因によるものなのかも私にはわかりません。ただ、現行のWindows環境が健全ではないであろうと言うことはできます。
 これを改善するにはマイクロソフトがWindows8.1インストールディスクを正式には提供していない以上、Windows8の再インストール以外、現状ではないだろと思います。
 また、今回のような障害に対して、あれこれ原因と解決策を考えること自体が、時間の浪費だというのが私の太田さんに対する(すべての人にではないです)元来の意見です。
 ソフトウェア的障害に対する最強の解決策が再インストールです。
 そして健全なWindows環境を作成して、一度バックアップを取ってしまえば、再インストールをリカバリで代行させることができます。
 単なる再インストールでなく、ソフトウェア的障害の多くをバックアップ/リカバリで乗り越えていける環境を私は太田さんに提言していると理解してください。
 その概要は先日説明させて頂いたつもりです。
3.新規インストールについて
≫Win8の新規インストールってどうやってやるんです?≪(コラム#6890。太田)
 マイクロソフトからダウンロードして作ったUSBインストールディスクがブータブルかどうか確信がなかったのですが、Windows8の修復ディスクを兼ねているのでブータブルです(多分)。以前、リカバリには、ブータブルディスクから行う方法とWindowsから行う方法があると説明したことを思い出してください。
 Windowsのインストールもブータブルディスクから行う方法と現行のWindowsから行う方法の2つがあると思ってください。
 そして、前者からやればできると思ってください。
 (↓の29のところで、「アップグレード」ではなくて、「カスタム」を選択するだけです。)
http://www.gigabyte.jp/WebPage/104/step-clean.html
 とりあえず再インストールしてみようと思うのでしたら、以下の質問に回答してください。
 絶対再インストールなどしたくないというのであれば、回答頂かなくて構いません。
 *質問は今回の障害等とは関係がありません。
 インストールして頂きたいソフトとの相性等を事前に確認するためのものです。
質問1
インテル(R) ラピッド・ストレージ・テクノロジーはインストールされていますか?インストールされている場合、そのVerを教えてください。確認方法は以下の通りです。
1.「スタートボタン」上でマウスを右クリック→下から6番目の「コントロールパネル」をクリック(コントロールパネルの開き方は、ご自分のお好きな方法でもちろん
構いません。)
2.「ハードウェアとサウンド」をクリック。
3.そこに「インテル(R) ラピッド・ストレージ・テクノロジー」(以下「IRST」)があるか確認してください。なければ、この回答は「なし」でお願いします。
4.3で「IRST」があった場合は、それをクリックしてください。
5.「IRST」が起動したら、「ヘルプ(H)」ボタンをクリックしてください。
6.「IRSTのヘルプ」ウインドウが開いたら、「バージョン情報(A)」をクリックしてください。
7.ウィンドウ右下の「インテル(R)ラピッド・ストレージ・テクノロジーxxxxxx」のxxxxxを教えてください。
*何桁かはわからないです。
⇒11.0.0.1032、です。(太田)
質問2
内蔵1台目HDD/SSDのメーカーと型番を教えてください。
確認の方法は以下の通りです。
1.「スタートボタン」上で右クリック→上から5番目の「デバイスマネージャ(M)」をクリック
2.「ディスクドライブ」の左側の「▽」をクリックで確認できます。
*どれが1台目かわからない場合は全部お願いします。
*メーカーがわからない場合は型番だけでもOKです。
(実際の再インストール等の操作については、上記質問の手順のようにPC操作等を書くつもりです。)
⇒外付けHDDx2のほか、マウス、キーボード、無線LAN子機、J5Create700端末、USBスティックがUSB端子にささっており、このうち、USBという表記がなされているもの、及び、明らかに外付けHDDと分かる2つを除くと、SAMSUNG MZ7PC128HAFU-000、ST1000DM003-9YN162、の二つです。(太田)
 まだ、事前に確認したいこともあるのですが、今日はこの辺で。
 逆に、太田さんの方でも、再インストールについて疑問等あれば質問してください。
<太田>
 本日、j5createが使えず、慌ててEpsonパソコン側のドライバーを入れなおしたところ、やはりダメで、USB端子を変えたらうまくいき、元の端子に戻してもうまくいきました。
 しかも、その過程で、先般の障害と同じ、「windows/C」キー同時押しに反応しない障害も発生し、スタートボタンから入った画面で電源を切り、再起動する羽目になりました。
 やっぱ、Epsonパソコン、相当いかれてることは間違いなさそうです。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 STAP細胞があろうとなかろうと、その意義は大幅に減殺?↓
 「iPS細胞の大量培養に成功 京大、タンクで量産目指す・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASG4Q751XG4QPLBJ003.html?iref=comtop_6_04
 笑い話じゃあ済まんぞ。
 少なくとも、小保方捏造の2件中1件は言い掛かりってことになるで・・。↓
 「STAP問題、理研調査委員長、辞任へ 自身の論文データに疑義・・・」
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140425/scn14042502080001-n1.htm
 おれおれ詐欺にも等しかった(?)渡辺事件。
 既に離婚していた「妻」に5億円振り込んでた渡辺議員。↓
 
 「渡辺氏借入金 みんな調査報告書 別に5カ所から6億円・・・
 <しかし、>浅尾慶一郎代表は国会内で会見し「(八億円は)違法性はないと証明できる」と強調。調査チーム座長の三谷英弘衆院議員は「俗に言う『汚い金』はないことが確認できた。追加調査は考えていない」とした。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014042502000124.html
 「・・・週刊新潮はこういう穿った見方をしている。<・・・吉田会長の下にまゆみ夫人から『離婚メール』が届いたのは、会長が5億円を振り込んだ当日。渡辺代表から5億円の資金援助を求められたのは、その2日前だという。いや、まさか慰謝料を準備しようとした、なんてことはあるまいが>・・・」
http://www.j-cast.com/tv/2014/04/03201118.html
 一見日本の学校と見まがうが、男子生徒の制服は黒に金ボタン・・今、日本でもなくなった?・・じゃないのと、ネクタイの色が男女とも日本離れしてる点が違うね。↓
 「「和式」で学ぶモンゴル高校 目標は日本への進学・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASG2S6SJ6G2SUTIL04K.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG2S6SJ6G2SUTIL04K
 キャメロン発言に対して、カンタベリー総主教がコメント。↓
 <英国の倫理、法と正義、社会的価値観、公正の観念、貧者の保護、社会観はキリスト教から来ている。(違わい!(太田))↓>
 ・・・Cameron’s views are not controversial but historical, the archbishop writes. “It is a historical fact (perhaps unwelcome to some, but true) that our main systems of ethics, the way we do law and justice, the values of society, how we decide what is fair, the protection of the poor, and most of the way we look at society … All have been shaped by and founded on Christianity.”
 <英国人とは、英国人にとって何が大切か、英国人はどう行動すべきか、はキリスト教的。(これも違わい!(太田))↓>
 He acknowledges that “others of different backgrounds have also positively shaped our common heritage” but insists that “the language of what we are, what we care for and how we act is earthed in Christianity, and would remain so for many years even if the number of believers dropped out of sight (which they won’t, in my opinion)”.
The debate, he says, was “baffling and at the same time quite encouraging”, since “hatred and opposition” to the Christian faith were preferable to “comfortable indifference”.
 <キャメロン発言に対する批判を含め、論争が起こったことは、(関心が薄れてることもあり、)キリスト教のためにもよいこと。(そりゃそうかもね。お察ししまっす。(太田))↓>
 For those in the church as well as for those of other faiths and traditions, history “makes for some uncomfortable reading”, he says. “Its facts are awkward for all of us, but it is no use pretending they do not exist. The PM is right on this.”
http://www.theguardian.com/uk-news/2014/apr/24/britain-christian-country-archbishop-canterbury-justin-welby
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太田述正コラム#6897(2014.4.25)
<フランス革命再考(その11)/戦争の意義?(その1)>
→非公開