太田述正コラム#7555(2015.3.21)
<皆さんとディスカッション(続x2573)>
<太田>(ツイッターより)
 「安倍首相…、日本の首相として初めて…米議会…<上下院>合同会議で演説へ…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/03/20/2015032000931.html
 このため浮足立った韓国朝野目がけて朝鮮日報が挑発的記事。↓
 「別次元に進化した米日同盟、韓国は対応できるのか…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/03/20/2015032000995.html
 まことに結構なことだが、日米両国とも、中共当局の掌の上で転がされていて、韓国は全く蚊帳の外、という状況であることを、早く分かって欲しいもんだ。
 少なくとも、こんな記事掲載しちゃダメだよ。↓
 「…安倍首相は米議会演説で歴史への省察示すべき…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/03/20/2015032002247.html
 「中国外文出版発行事業局はこのほど「中国の国家イメージ世界調査2014」を発表した。アンケートに答えたのは英国(欧州)、米国…オーストラリア…日本…中国…南アフリカ…インド…ブラジル…ロシアという地域や経済発展水準の異なる9カ国の国民だ。…
 2013年の調査と比べ、中国全体のイメージ得点は0.8点上昇した(10点満点)。
 海外8カ国中、中国のイメージに最も高い点をつけたのはロシアで7.6点、最も低い点をつけたのは日本で3.4点だった。…」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2015/0320/c94474-8866328.html
 次に低い点をつけたのは米国だが、全て、中共当局の仕込み通りだな。
<IT>
  –中国報道に対する誤解–
 いつもメールマガジンを楽しく拝見しております。
 一つ意見具申を
 文中に「日本ヨイショ」という言葉が時々出て参ります。
 出典を確認すると「人民網」の日本語版が殆どです。
 ところが中国語版で確認すると全く異なった内容となっております。
 中国は国内向けの報道と、日本向けの報道を使い分けておりますので、「ヨイショ」は日本人だけが読んでおり、中国の皆さんは全く別の記事を読んでいるのであります。
 宣伝工作の一貫でしょう。
 先生に於かれましては御存じとは存じますが念の為愚見を報告させて頂きます。
 失礼申し上げました。
<太田>
 人民網でも、漢語版、英語版、朝鮮語版、日本語版等で内容が違うのは当たり前です。
 まず、人民日報やその他の中共内の諸新聞の記事のうちのどれを載せるのかが違ってきますし、同じ記事を載せても、詳しい記事もあれば、簡略化した記事もあるでしょう。
 実質的に同じタイトルの記事で、内容(筆致)が違う場合がある、とおっしゃるのなら、その事例を具体的に挙げてください。
 なお、人民日報(≒人民網です)から転載した人民網記事について、数年前に、信頼のおける、在中の私の知人たる日本人に、本当に同じ記事が人民日報にも載っているのか問い合わせたところ、載っている、との返事があり、このやりとりをそのままコラムに転載したことがありますよ。(コラム#省略)
<IT> 
 素早い御返事に感謝申し上げます。
 小生は別にケチをつけているわけでは御座いません。
 場合によっては日本語版にある記事が中国語版でも載っていることもあるでしょう。
 ただ、中国語版にてパッと見で見つからないような記事を、もしくは中国版では載っていない記事を中国サイドがピンポン外交よろしく日本人懐柔の為に日本語版で使っていることがあるのも事実と思います。
 小生は中国滞在20年、中国で学位も頂いており、中検1級、通訳ガイドも通っており、出鱈目なことを御報告しているのではございません。
 「日本ヨイショ」の記事が中国人にも読まれている、と読者が誤解しないか心配したまでです。
 あくまでも善意からの提起ですので、事例の立証はいたしません。
 このために膨大な資料に目を通すことが無駄であり、「ある」ことの立証よりも、「ない」ことの立証が困難なこともございます。
 むしろ引用先と同時に元記事(アドレス等)を紹介して頂ければ説得力があると考えます。
 攻撃ではありませんので、太田先生の頭の隅にしまっておいて頂ければ幸いです。
 ささやかな愚見に真摯に、且つ迅速に対応して頂き、驚きかつ感動しております。
 小生は中国の宣伝工作と考えておりますが、先生にはお考えがあっての事と拝察申し上げますので、それはそれで受入れたく存じます。
 御多忙のところ失礼申し上げました。
 太田ファン<より。>
<太田>
 (人民網の漢語版などどうでもいいのであって、)私は、引用元が明記されていない、つまりは、人民日報からの転載であるはずの人民網の日本語版の記事で、人民日報には載っていない記事があるのか、をお聞きしているのです。
 あるのであれば、一例だけでも結構ですから、その日付を教えてください。
 せっかくのご指摘であり、これは、重要なことですので、なにとぞよろしくお願いします。
<IT>
 太田先生の真摯な研究姿勢には心より敬服申し上げます。
 まず先に、「ある」ものを確定するのは簡単なことです。出典を明記するだけでしょう。
 ただ、「ない」ものを実証することは困難です、範囲が決められていればそれなりの方法があるのでしょうが、日本語版の記事が漢語版の何時の、どこに記載されているのが分らなければ、前後数日分のすべての記事をチェックしなければならないからです。
 小生の立場、意図するところは先のメールの通りで、ケチをつけているのではなく、善意での問題提起です。
 折角の御下問ですので、先生のコラム#7549(2015.3.18)本日の中共当局日本ヨイショ記事をどーぞ。↓
 「親切、細やかで温かい日本の宅配便・・・」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2015/0318/c94476-8864567.html
を例に、小生の検索方法を御報告申し上げます。
 先ず上記にアクセスし、日本語版の該当記事のページを呼び出す。
 次に右上にある「中国語版」をクリックし、中国語版に移行。
 すると膨大な量の人民網を見ることができます。ザッと見では左下方の「時政・国際」も含めて宅急便の記事は見当たりません。
 次に絞り込むため、「国際」をクリックします。ここにもそれらしい記事は見当たりません。
 「人民網海外分公司専欄」で日本の部分を見ても見当たりません。
 上部の「国際」部分から「日本」をクリックして更に絞り込みます。
 やはり見当たりません。関連しそうなページに移動しても見当たりません。
 つまり、日本語版の3月18日付記事は、漢語版の同日の記事には見当たりませんでした。
 日付のずれも考慮し、また膨大な量の記事を探すのは困難ですので、検索を試みました。
 「宅急便」は通常中国語では「快递(しんにょう に弟)kuaidi」ですので、これを用いて探して見ますと、大変失礼しました。3月18日ではありませんでしたが、3月16日にありました。
http://cjkeizai.j.people.com.cn/n/2015/0316/c368505-26701193.html  2015.03.16 16:37:07
 言葉は正確に使うべきで、「3月18日の中国語版」では「見つけられなかった」と申し上げるべきでした。
 謹んでお詫び申し上げます。
 「皆さんとディスカッション」の記事でしたので、何方かが原文に当たらず、日本語版のみに頼っているのではないかと心配になり、慎重な精査をせず、メールをさせて頂いた次第です。
 重ねてお詫び申し上げます。
 先生の妥協を許さない真摯な研究姿勢のおかげさまで、時間は取られましたが、小生も久しぶりに人民網をじっくり読み、研究生に戻ったような気がしました。また、研究する者の姿勢に就き、先生に学ばせて頂きました。
 御多忙の先生のお手を煩わせてしまったことを深くお詫び申し上げると共に、小生を啓蒙頂き、深く感謝申し上げます。
 今回初めて連絡させて頂きましたが、今後とも何卒宜しく御指導御鞭撻のほど御願い申し上げます。
<太田>
 こちらこそ、真摯な対応をしていただき、御礼申し上げます。
 もっとも、最後まで、「電子版」の人民網ではなく「紙版」の人民網、つまりは人民日報にあたって欲しい、という私のお願いの趣旨が貴殿には伝わりませんでしたね。
 しかし、お話を伺っていると、どうやら、貴殿がアクセスできる人民網の漢語版には、人民日報の紙面の全て・・地方版もあるとするといくらなんでも全国共通部分だけでしょうが・・が載っているようですね。
 日本でも欧米でも、新聞社等は紙面の全てを無償で電子版に公開はしないので、人民日報そのものにあたって欲しい、とお願いした次第ですが、貴殿は、人民日報(ないし人民網)の有償購読者でいらっしゃる、ということでしょうね。
 私、一切、新聞類の有償購読をしていないものですから、とんだ出過ぎたお願いをしてしまっていたようで、失礼いたしました。
 
<7fAwZsbA>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 「銀行、国債保有なら資本増強を」 バーゼル委、新たな規制案
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC09H0I_Z00C15A3EE8000/
 「国債や地方債をリスク物件にしろ」という英独と国債や地方債を多く抱える日米の銀行。
 金融の面では、米英は対立関係にある。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 なんで、日本の主要メディアの電子版が取り上げてないんだろね。↓
 Japan, Indonesia to ink defense pact・・・
http://www.taipeitimes.com/News/world/archives/2015/03/21/2003614071
 本日も、韓国は、日米協調に戦々恐々。↓
 「安倍首相夫人、自身経営の居酒屋にオバマ米大統領夫人を招待・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/03/21/2015032100894.html
 ようやく、日本国内でも論議が起きつつある?↓
 「AIIB:日本高官が参加の可能性に初言及–麻生財務相「条件さえ合えば参加について協議の可能性」–安倍首相は「構造などについて慎重な検討が必要」と一線画す・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/03/21/2015032100763.html
 恐らく、上村君が毅然とした態度を取り続けていたためだと思うよ。
 主犯少年は、殺意を和らげる機会をついに与えられなかったってこと。↓
 「18歳少年「暴行続けるうちに殺意」 川崎の中1殺害・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASH3N4QK6H3NULOB00V.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH3N4QK6H3NULOB00V
 ホント、悪いやっちゃ。↓
 「・・・小保方氏らは、万能性を持つと緑に光るようにした細胞で実験し、STAP細胞を作ったと主張した。ただ細胞が光るのは、死ぬ間際に光る「自家蛍光」という現象も存在し、この現象と見誤った可能性が指摘されていた。
 調査委員会の調査で「自家蛍光かどうか調べれば分かるはずでは」と尋ねられたところ、小保方氏は十分調べなかったと答えた。昨年4月の記者会見では「自家蛍光でないことを確認している」と説明していた。」
http://www.sankei.com/affairs/news/150321/afr1503210004-n1.html
 だから、ホント、腹立つー。↓
 「理化学研究所は・・・小保方晴子氏(31)に、研究費のうち論文投稿料約60万円の返還を求めると発表した。・・・返還されれば国に返納するが、請求に強制力はない。・・・」
http://www.sankei.com/west/news/150320/wst1503200054-n1.html
 「STAP細胞:理研、調査に8360万円 突出した代償に・・・」
http://mainichi.jp/select/news/20150321k0000m040158000c.html
 益川センセ、英語ができないのは自慢すべきことだけど、憲法第9条墨守を叫ぶのは恥ずかしいことでっせ。↓
 「・・・2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英は、その受賞講演会で「アイキャンノットスピークイングリッシュ」と冒頭で述べて、日本語で講演した。・・・
 欧米以外の国で、英語に頼らなくても自国語で最先端の科学を学び、研究することができる国はそれほど多くない。・・・」
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2015031500006.html?iref=comtop_fbox_d2_01
 こういう記事は産経の専売特許であり、それはそれでいいんだけど、せっかく演奏料で今までの楽団と折り合いがつかなかったという話が記事中に出てくるんだから、演奏料・・自衛隊は受け取れない。但し・・がどうなったのか、書かなくっちゃ。↓
 「・・・大相撲春場所(大阪)。22日の千秋楽での表彰式前に行われる国歌斉唱の伴奏を、陸上自衛隊第3音楽隊(兵庫県伊丹市)が今場所初めて担当する。春場所以外の本場所(東京・名古屋・福岡)ではすでに各地の自衛隊音楽隊が伴奏を担当。大阪での第3音楽隊の初登場で、全ての本場所で自衛隊音楽隊が“そろい踏み”となる。・・・」
http://www.sankei.com/west/news/150321/wst1503210024-n1.html
 昨日、19:00前から19:30の終局まで、インターネットで指してのリアルタイム観戦をしたが、手に汗を握ったね。
 その間、その時は気が付かなかったけど、対局者双方が致命的ミスを同じ読み間違えに基づいて続けてやってたんだね。
 だからこそ面白いと考えるか、コンピューターソフトなら絶対しないポカを犯す人間の対局なんてくだらないから止めちまえと考えるか、むつかしいところだな。↓
 「王将戦:郷田九段が勝ち、渡辺王将と最終局決戦に 第6局・・・」
http://mainichi.jp/feature/news/20150321k0000m040047000c.html
 Isis、今度はイエメンで130名超を自爆テロ殺、と声明。
 (忙しいこっちゃ。(太田))↓
 Yemen suicide bombings leave over 130 dead after mosques targeted・・・
 A group claiming to be a Yemeni branch of Islamic State said that five suicide bombers had carried out a “blessed operation” against the “dens of the Shia”.・・・
http://www.theguardian.com/world/2015/mar/20/isis-claims-mosque-suicide-bombing-as-its-first-atrocity-in-yemen
 英国じゃあ、パブリックスクール出が(学界や官界や)政界だけでなく、スポーツ選手や俳優やポップス歌手としても大活躍してるんだね。↓
 ・・・Well over a third of British medal-winners at the 2012 Olympics were privately educated, while the battle for the Best Actor Oscar this year was fought between Eddie Redmayne (Eton) and Benedict Cumberbatch (Harrow). Elsewhere, a political spat saw Labour’s arts spokesperson, Chris Bryant (Cheltenham), and pop singer James Blunt (Harrow) taking pot shots at each other over privilege.・・・
 <現在の大臣の36%はパブリックスクール出。↓>
 The first prime minister, Robert Walpole (Eton), included seven public schoolboys in his first cabinet and, though diminished, the influence survives: 36 per cent of the present cabinet, and 22 per cent of the shadow cabinet, attended fee-paying schools. ・・・
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/bd068674-ccd4-11e4-b5a5-00144feab7de.html#axzz3UzZJfzIQ
 農業社会の到来とともに、(日本等わずかの例外を除き、)いかに世界が父系社会になり、階級社会になったか、ということだ。↓
 <1人の男性が17人の女性との間に子供をなしていた。↓>
 8,000 Years Ago, Only One Man Had Children For Every 17 Women・・・
http://www.slate.com/blogs/xx_factor/2015/03/20/the_brutality_of_the_stone_age_only_1_man_had_children_for_every_17_women.html
 当然だろな。↓
 「日常的にセックスしている高齢者は頭脳明晰・・・この傾向は男性よりも女性のほうが顕著・・・マウスを使って行なわれた実験で、セックスは脳細胞の増加を伴うことが確認されている・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e6%97%a5%e5%b8%b8%e7%9a%84%e3%81%ab%e3%82%bb%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85%e3%81%af%e9%a0%ad%e8%84%b3%e6%98%8e%e6%99%b0-58%e6%ad%b3%ef%bd%9e98%e6%ad%b3%e3%81%ae%e7%94%b7%e5%a5%b3%e7%b4%841700%e4%ba%ba%e3%82%92%e8%aa%bf%e6%9f%bb%ef%bc%9d%e3%82%aa%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%80/ar-BBiwd5D?ocid=iehp#page=2
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 一人題名のない音楽会です。
 ニーチェの小特集を4回に分けてお送りします。
 そう、あの哲学者のニーチェ(1844~1900年)は、作曲家・・但し、一流とは言えない・・でもあったのです。
 たまたま、先日、「ニーチェは専門的な音楽教育を受けたわけではなかったが、13歳頃から20歳頃にかけて歌曲やピアノ曲などを作曲した。その後作曲することはなくなったが、ヴァーグナーとの出会いを通して刺激を受け、バーゼル・・・大学古典文献学教授・・・時代に<も>いくつかの曲を残している。作風は前期ロマン派的であ<る>。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
という記述を目にして関心を持った次第です。
 作曲者でもあったところの、音楽以外の分野での有名人の曲の中から、イギリスのヘンリー8世、フランスのルソーやマリー・アントワネットの作品をご紹介したことがありますが、それに、今回、ニーチェが加わったことになります。
 ただ、これまで登場した人々とは違って、音楽家としてのニーチェは有名人(哲学者)としてのニーチェと切っても切り離せない関係にあります。
 彼の処女著作の原題が『音楽の精神からの悲劇の誕生(The Birth of Tragedy from the Spirit of Music)』であったこと(コラム#7548(未公開))を思い出してください。
 彼が著名な哲学者であるが故でしょう、一流とは言えない彼の作品の愛好家が決して少なくないことが、YouTubeを渉猟すると分かります。
 しかし、ニーチェは、彼にとって、かくも重要であった音楽において一流でなかった・・但し、※は傑作。・・のだから、哲学においても一流ではなかったのは当然だ、というのが私の率直な印象です。
 ご意見は様々でしょうが、そういったことを思い巡らしながら、彼の作品に耳を傾けられるのも一興かと存じます。
[ヴァイオリン・ピアノ曲]
Eine Sylvesternacht, for violin and piano (1863年)  Violin: Sven Meier Piano: Lauretta Altman 佳曲。
https://www.youtube.com/watch?v=2afrV4f-9EI
[ピアノ連弾曲]
Phantasie (1859年。15歳の時)  Lauretta Altman & Wolfgang Bottengberg
https://www.youtube.com/watch?v=gckEWRFjoDA
Ermanarich (symphonishe Dichtung) 演奏者? 佳曲。
https://www.youtube.com/watch?v=6hejQbNnCDo
Manfred(注) Meditation John Bell Young and Thomas Coote ここでも、作曲と哲学研究がニーチェの中で分かち難く結び付いていたことが分かる。 まあまあ。
https://www.youtube.com/watch?v=vcvINsq1KSw
(注)「『マンフレッド』(Manfred)は、バイロンによる劇詩。1817年に・・・発表され・・・1824年にコヴェント・ガーデンで上演された。シューマンやチャイコフスキーによって音楽化された。ニーチェの超人思想にも影響を与えた。ゲーテの『ファウスト』からの影響があるとされる。・・・アルプス山脈のユングフラウの城郭を舞台にマンフレッドと魔女、聖霊たちの形而上学的対話が展開される。人間でありながら、神ほどの万能感を獲得したマンフレッドは、愛する人を失うという過去を持つ。その悲痛な記憶を失いたくて、精霊を呼び出して、「忘却」をくれ、と要求する。精霊たちは、それはできないと言う。「獲得」は自由なのに「喪失」は思いのままにならぬと悟ったマンフレッドは、「喪失」の最高形態である「死」の問題に立ち向かうのであった。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89
[合唱曲]
Hymnus an das Leben 作詞:Heinrich Koselitz(但し、本合唱はイタリア語訳された歌詞) オケ:Orchestra 1813 – Orchestra del Conservatorio di Como 合唱:Coro del Conservatorio di Como 合唱指揮:Domenico Innominato オケ指揮:Bruno Dal Bon 佳曲。
https://www.youtube.com/watch?v=FIOIUlDB5yU
Miserere 作詞:? 合唱:Funfstimmiger Chor a capella 佳曲。
https://www.youtube.com/watch?v=F9ix3F7AnVI
[歌曲]
Beschworung  作詞:Alexander Puschkin / Theodor Opitz 歌唱:Elmar Budde 素晴らしい! これはニーチェの例外的傑作。
https://www.youtube.com/watch?v=nZ-OQpgNoJs ※
Unendlich  作詞:Sandor Petofi / Karl Maria Hertbeny 歌唱:Dietrich Fischer 佳曲。
https://www.youtube.com/watch?v=_Cuw_StBAQM
Mein Platz vor der Tur 作詞:? 歌唱:Lauretta Altman & Valerie Kinslow 佳曲。
https://www.youtube.com/watch?v=2yoFL6C2Rjw
(続く)