太田述正コラム#7693(2015.5.29)
<皆さんとディスカッション(続x2642)>
<太田>(ツイッターより)
 「…日本は…中国を侵略し<て「被害」を与えたが、日本…の「被害」の側面は主に原爆投下を初めとする米国との…戦争によるものだ。だが日本世論はより「嫌中」だ。これは考えるに値し、変える余地があることも当然意味している。…」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2015/0528/c94473-8898758.html
 こりゃ正鵠を射た指摘だ。
 「…京都<という>…本場のそばの食べ方は、まさに食べ物の中の「和敬静寂」(茶道の心得を示す標語:主人と賓客が お互いの心を和らげて謹み敬い、場の雰囲気を清浄に保つこと)を最も体現している。」
http://j.peopledaily.com.cn/n/2015/0528/c94473-8898758.html
 これも鋭い指摘だわ。
 「欧州は体制刷新求める 日本は静観、FIFA不正事件…」
http://digital.asahi.com/articles/ASH5X7HL2H5XUTQP03D.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH5X7HL2H5XUTQP03D
 組織のトップはたとえ潔白であっても組織内の不祥事の責任をとるってのが日本人の発想のはずなのに何故?
 日本の関係者まで汚いカネのおこぼれに与り、尻尾振ってるとは思いたくないが・・。
<太田>
 関連記事だ。
 本件で、米国内で、拍手喝采とほんのちょっとの自嘲が起こっている。↓
 <サッカーが盛んじゃないごく少数の国の一つがサッカーに関してこんなデッカイことを成し遂げるとは、だと。↓>
 ・・・”God Bless America,・・・It’s perhaps the ultimate irony that one of the last countries on earth to fully embrace football is the one that has had the gumption to take a stand, and try and rid the game of what the US Department of Justice calls ‘systemic’ corruption.”・・・
 <米国の衰亡が語られて久しい今、快挙だ、とさ。↓>
 These are days when American scandals and dysfunction and economic stagnation seem to wrong-foot US foreign policy aspirations at every opportunity.・・・
 ・・・this is one of those days, however, ・・・when the United States is the greatest country in the world, because it makes stuff like this happen・・・
 <異常な米国法を創造的かつ攻撃的に用いることで、米国がサッカー界を乗っ取ろうとしていると思われるかも、とも。↓>
 Through creative and aggressive use of a highly unusual American law, the US may well be seen as attempting a takeover of international soccer・・・
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-32909908
 前会長と現会長の下で、FIFA内での権力は欧州から(アジア・アフリカを中心とする)サッカー後進国の手に移った、とさ。
 <カネをそちらに再配分し、試合開催もシフトさせた。
 (だから、現会長の再選は間違いない。)↓>
 ・・・Under Mr. Havelange and Mr. Blatter, FIFA shifted power away from the traditionally dominant nations of Europe and toward the developing soccer nations, especially in Asia and Africa. This meant providing development funds, as well as allocating places in the World Cup finals on criteria other than sporting merit. Many people in these nations feel indebted to those who run FIFA; they will not necessarily endorse an American-led anticorruption drive.・・・
 <そもそも、FIFAが集めているカネなんてはした金。米国のアメフトの放送権料だけでもその倍を超える。イギリスのブレミアリーグの金の半分強、欧州のサッカークラブ群の金のわずか10分の1!↓>
 Contrary to appearances, when the Justice Department talks of $150 million in bribes, FIFA is not so very wealthy. Its annual income over the last four-year World Cup cycle was just over $1.4 billion, which is less than half the annual income generated by N.F.L. broadcast contracts in America, and considerably less than the $2.4 billion divided between the 20 clubs in England’s Premier League. How greedy does FIFA look, when European clubs alone generate revenues of over $15 billion per year? ・・・
http://www.nytimes.com/2015/05/29/opinion/the-long-game-of-soccers-world-body-fifa.html?ref=opinion
<vy1sAkyY>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 鶏でフォアグラ<(コラム#7691)>はできないよん。
<太田>
 ジョークで投稿してるんだろうが、おかげでミスプリの修正ができなくなっちゃった。
 言うまでもなく、「鳥」のミスプリであることは明白。
 「鶏」=家鶏=にわとり、が、「世界何処でも狩猟の正当な対象」であるワケないもんな。
 念には念を入れとくが、「ガチョウやアヒル」としなかったのは、「哺乳類」に対応するものは「鳥(類)」だからだ。
<hMQIY7Ik>
≫日本の(軍事力自立を目指した)FSX≪(コラム#7691。太田)
 FSX絡みでwikiに書いてあるもの以外に何か明確に覚えてる事はありますか?
<太田>
 当時出た本件に関する本を読んで欲しいね。
 私個人の思い出としては、米国政府によって国産計画がぶっつぶされた後に、当時の三菱重工の名古屋航空機製作所に出張の際に立ち寄った折、担当者から、(F-16をベースにした)米国との共同開発よりも、国産の方がはるかに良いものができたのに、と強い口調で訴えられたことを挙げとこう。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 まさに、私がそれを体現してるね。
 ヨドバシにない製品だけをAmazonで買ってるもんな。↓
 「ネットショップ業界変革のとき 王者「Amazon」を猛追する「ヨドバシ」 ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%97%e6%a5%ad%e7%95%8c%e5%a4%89%e9%9d%a9%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d-%e7%8e%8b%e8%80%85%e3%80%8camazon%e3%80%8d%e3%82%92%e7%8c%9b%e8%bf%bd%e3%81%99%e3%82%8b%e3%80%8c%e3%83%a8%e3%83%89%e3%83%90%e3%82%b7%e3%80%8d/ar-BBkjPf3?ocid=iehp
 ご冥福を祈るが、戦争もまた狂気じゃあない。
 世界政府が存在しない以上、秩序は最終的に戦争によってしか担保できない、というだけのこと。
 特攻は、ソ連や中共の共産主義の狂気や蒋介石政権のファシズムの狂気、そして、米国の人種主義の狂気、更には、英仏蘭の植民地主義の狂気、に対する、究極の理性的抵抗だったのさ。↓
 「・・・今井・・・雅之・・・さんにとって特攻とは何だったのか。・・・「国による非人道的作戦だが、隊員はクレージーではなかった。そんな普通の人間に特攻をさせた戦争こそが狂気なんだ」。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/10163904/
 エコノミストも極楽とんぼだなあ。
 中共当局が、この映画を制作させることで、これまで隠し通して来たところの、潜在的反米意識を顕在化させ、人民にも反米たれ、と垂範したってことなのにね。↓
 「・・・「疾風の9日間」のテーマは超大国の関係だ。1979年 に米中が国交を回復した直後に鄧小平氏が米国を訪問した。この9日間を描いたドキュメンタリーである。・・・
 中国が後に経済成長を実現するに当たって、米国との関係がいかに重要だったかを繰り返し強調している。・・・
 この映画からは、中国が外交関係の限界とリスクを隠し立てしなくなってきた状況がうかがえる。中国製の映画には珍しく、鄧氏の訪問が米国でどれほど物議を醸したか、そして政治家や世論からいかに反対されたか について、包み隠さず描き出している。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150527/281674/?n_cid=nbpnbo_mlp&rt=nocnt
 私が「入会」することになった、「焙煎や淹れ方にこだわる派」については、「流行に敏感だが、どちらかといえばサブカル系–コーヒーはチェーン店ではなく自分で見つけたお気に入りのカフェで飲む—-・メガネにチェックのシャツがお決まりのスタイル ・大きめのヘッドフォンで80年代メタルを聞く ・自分は他の人たちとは違うから、いわゆる「ヒップスター」とは一線を画すと信じている ・一番高くて、珍しいコーヒーを選ぶ ・それを飲んで楽しむというよりは、頼んだことに満足」とさんざん。↓
 「コーヒーの好みは性格によって変わるらしい(分析結果)・・・カフェラテ派・・・エスプレッソ派・・・カプチーノ派・・・ブラックコーヒー派・・・焙煎や淹れ方にこだわる派(Artisan Coffee Drinker)・・・フラペチーノ派・・・」
http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/26/coffee-say-your-personality_n_7447442.html
 美男美女でかつ背の高い人を配偶者に選ぼうとするのは理に適っていた!↓
 「背丈と心臓病のリスクは反比例する・・・
 身長の低さと関係がある遺伝子変異体は、心臓病のリスクを高める悪玉コレステロールのLDLやトリグリセリド(中性脂肪)の値が少し高くなる。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASH573TPBH57ULPT001.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH573TPBH57ULPT001
 ちなみに、一番遅い銃弾は時速889.2キロ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q108491800 ↓
 「御嶽山噴火:噴石は時速540キロ・・・」
http://mainichi.jp/select/news/20150529k0000m040035000c.html
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太田述正コラム#7694(2015.5.29)
<アンドリュー・ジャクソン大統領のおぞましさ(その5)>
→非公開