太田述正コラム#8149(2016.1.12)
<皆さんとディスカッション(続x2870)>
<太田>(ツイッターより)
 「…抗がん剤は直接、がん細胞に作用するが、…先端医療振興財団理事長の本庶佑(73)<が開発した>…オプジーボはがんではなく、免疫細胞を活性化させ、がん細胞を撃退する。…
 まだ一定数オプジーボが効かない人もいる。今度はその一定数をゼロにすることが本庶の目標になりつつある。…
 がんが不治の病でなくなるのは数年後。遅くても10年以内…」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO95861680X00C16A1000000/?dg=1
 どうやら私の生きているうちに癌は治せる病になりそうだ。
 スゴイ時代に生きているもんだ。
 次は不死の実現をとはさすがに言わないが、人間主義化の科学的手法を誰か早く確立してくれないかなあ。
<supply2525>(同上)
http://nikkancareism.jp/archives/71791  
 おーたんどう思う?
 やっぱ関係性はあるかな?
<太田>(同上)
 コラム#8099(皆さんとディスカッション(続x2845))で概ね取り扱い済みだよー。
<太田>(同上)
 「B52爆撃機の韓国飛行、中国は米に自制求める…」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000301/20160111-OYT1T50077.html?from=yartcl_popin
 「「水爆」実験:中国が自ら招いた「韓米日VS中・北」…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/12/2016011201079.html
 習ちゃんは、日本の再軍備、核装備に引き続き北朝鮮を活用する方針を再確認しただ。
<kpFZFhC6>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 日本の街から電柱がなくなる日は来るか?
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20151225-OYT8T50118.html?page_no=1
 美観は主観的な問題とはいえ、電柱のある光景はお世辞にも美しいとは言えず、発展途上国みたいな印象がある。
 アレックス・カーの言い分も分からなくはないんですよね。
<太田>
 GDP押し上げ要因にもなるしね。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 少しは、経済面でも明るい話がなくっちゃな。↓
 「「世界シェアNo.1」隠れた日本企業のチカラ・・・」
http://vdata.nikkei.com/prj2/ft-jpglobal-c/
 「日の丸マネー再び? 邦銀、世界で高まる存在感・・・
 土地や株式の含み益に頼ったバブル全盛期の1980年代後半、不良債権処理であえいだ1990年代後半、デフレ時代で身をかがめた2000年代。米リーマン危機をくぐり抜け、ライバルの欧米勢が青息吐息となった2010年代。気がつけば、自己資本は潤沢で、国の大口信用規制で貸し出せる1社あたりの限度額は当時、6兆円にまで膨らんでいた。・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC25H0X_V21C15A2000000/
 同感!↓
 「「真田丸」武田勝頼“初回MVP”賛辞殺到 「泣けた」「この勝頼は良い」…」
http://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%e3%80%8c%e7%9c%9f%e7%94%b0%e4%b8%b8%e3%80%8d%e6%ad%a6%e7%94%b0%e5%8b%9d%e9%a0%bc%e2%80%9c%e5%88%9d%e5%9b%9e%ef%bd%8d%ef%bd%96%ef%bd%90%e2%80%9d%e8%b3%9b%e8%be%9e%e6%ae%ba%e5%88%b0-%e3%80%8c%e6%b3%a3%e3%81%91%e3%81%9f%e3%80%8d%e3%80%8c%e3%81%93%e3%81%ae%e5%8b%9d%e9%a0%bc%e3%81%af%e8%89%af%e3%81%84%e3%80%8d%e2%80%a6%ef%bc%91%e4%b8%87%ef%bc%96%e5%8d%83%e8%b6%85%e3%83%84%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%83%88/ar-CCq1k8?ocid=iehp
 精神年齢小5、かつ、ミーハーの私としては、今年は年初めから面白ニュースが続いてて堪えられないねえ。↓
 「「週刊文春」に、さらなる続報の構え!? ベッキーとゲス・川谷絵音のキス写真も押さえている……?・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11053275/
 「DAIGO姉・影木栄貴(漫画家)の描いた北川景子のイラスト絵が話題に・・・」
http://www.akb48matomemory.com/archives/1049683299.html
 日本全土っちゅうけど、私は知らんかったでー。
 習ちゃん、エエ話をありがとさん。↓
 「「たった一人のための駅」に日本全土が感動・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0111/c94473-9001763.html
 習ちゃんの中共の当局と気の利いた人民達は、真の意味での日本シンパであり、日本の同盟者なんだよ。↓
 「・・・中国メディアの界面はこのほど、「日本はなぜまた捕鯨を再開したのか」と題する記事を掲載し・・・た。
 記事はまず、日本の捕鯨再開は「表面的には1986年に出された国際捕鯨委員会による禁止令を遵守している」ものの、実質的には禁止令を無視しており、調査の名目で捕鯨を再開することは米国やオーストラリアなど世界の多くの国を敵に回すことになると警告した。
 さらに、「クジラ肉は日本料理に必要不可欠なものでもないのに」、日本は捕鯨にこだわっているとの見方を示したうえで、日本がクジラ肉を広く食べるようになったのは戦後の食糧難の時代からであり、入手困難な肉に代わるタンパク源として重宝されたのが始まりだったと説明した。しかし、飽食の時代を迎えた現代において、クジラ肉はせいぜい珍味や懐かしい味でしかないはずと指摘した。
 続けて記事は、日本からは捕鯨の正当性に対して「ほかの動物の捕食は認めるのに、クジラだけ禁止するのはおかしい」といった声があがっていると紹介。動物保護の観点から言えば、クジラよりもマグロのほうが希少であり、残酷という意見については、養殖は残酷ではないのかという話になり、クジラは賢いからと言ってもブタは賢くないのかという議論になると指摘した。
 したがって捕鯨禁止は、パンダやホッキョクグマに対する感情と同じで、「クジラはかわいいから」という「非理性的な運動に過ぎない」と日本側の主張に理解を示している。・・・」
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1599407/
 いずれにせよ、「専門家」達のこんな「分析」は基本的にナンセンスだ。
 中共による対日強硬姿勢は、南シナ海での埋め立てだの北朝鮮核武装放置といった間接的な形でしか今後は示されないだろうよ。(太田)↓
 「中国がさらなる対日強硬姿勢を打ち出しかねない理由・・・
 中国問題に詳しい評論家の石平氏はまず、「’16年10月に開催される党中央委員会第5回全体会議(以下、5全中会)と、’17年党大会に向けた権力闘争に着目すべき」だと指摘する。・・・
 中国共産党の“伝統”として、権力闘争が激化すると対外的には強硬になる。外交的な勝利を納めれば、国内の支持を取り付けることができるからだ。
 <よって、>「南シナ海問題や対日外交、尖閣問題で、習近平政権がさらに強引な手を打ってくると考えられます。・・・
 拓殖大学教授で中国事情に詳しい富坂聰氏も「中国は日本に対してより強硬な態度に出る」と予想する。・・・」
http://news.infoseek.co.jp/article/spa_20160112_01023598/
 清時代に満州の故地から、屯田兵として新疆ウィグル地区に送られた満州人の間でだけ、満州語が依然話されている、という話が載っている。↓
http://www.nytimes.com/2016/01/12/world/asia/china-xinjiang-manchu-xibe-language.html?ref=world
 ローマがガリアを征服する過程で、百万人が殺害され、百万人が奴隷にされたと見られる、とさ。↓
 ・・・the massacres carried out by the Roman legions in subduing Gaul, in which an estimated one million were killed, and a million more enslaved.・・・
http://www.nytimes.com/2016/01/08/books/review-dynasty-tom-hollands-chronicle-of-the-first-five-emperors-who-ruled-ancient-rome.html?hpw&rref=books&action=click&pgtype=Homepage&module=well-region&region=bottom-well&WT.nav=bottom-well&_r=0
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太田述正コラム#8150(2016.1.12)
<映画評論47:スター・ウォーズ/フォースの覚醒(その1)>
→非公開