太田述正コラム#8441(2016.6.6)
<皆さんとディスカッション(続x3016)>
<太田>(ツイッターより)
 「米兵飲酒事故…ケネディ大使「心から謝罪」…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%b1%b3%e5%85%b5%e9%a3%b2%e9%85%92%e4%ba%8b%e6%95%85%e3%80%81%e5%b2%b8%e7%94%b0%e5%a4%96%e7%9b%b8%e3%81%8c%e6%8a%97%e8%ad%b0%ef%bc%9d%e3%82%b1%e3%83%8d%e3%83%87%e3%82%a3%e5%a4%a7%e4%bd%bf%e3%80%8c%e5%bf%83%e3%81%8b%e3%82%89%e8%ac%9d%e7%bd%aa%e3%80%8d/ar-BBtSuYH?ocid=iehp
 「…トランプ氏外交顧問…氏が大統領に就任した場合、日本政府に米軍駐留経費の負担増を「必ず求める」と…」
http://mainichi.jp/articles/20160606/k00/00m/030/052000c
 米国も落ちぶれたもんだ。
 「さようなら、偉大な人…タイソン氏らアリ氏悼む…」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160604-OYT1T50116.html?from=ytop_ylist … そう、アリは本当に偉大だった。
 この記事に登場する4人の黒人元ヘビー級チャンピオン中、白人共が押し付けた宗教と名前をゴミ箱にぶちこむ勇気があったのはアリだけ、という点でもね。
<太田>
 関連記事だ。
 <アリの最期。↓>
 Muhammad Ali: Inside his final hours・・・
http://edition.cnn.com/2016/06/04/us/muhammad-ali-final-days/index.html
 <簡易IQテスト結果で陸軍の徴兵対象者から除外、を恥じていた。↓>
 ・・・Ali was self-conscious about his lack of education. He was always embarrassed that he failed the Army’s IQ test and was originally declared intellectually incapable of being in the military. ・・・
 <アリが後に緒兵忌避をしたのは、陸軍がそんな彼を徴兵対象にしたことに驚愕しただけのこと。↓>
 Ali’s opposition to the Vietnam War initially was more accidental and panic-stricken than informed political protest. He knew nothing about the war’s politics, and his famous utterance about having nothing against the Viet Cong was just his shocked reaction to reporters about his draft status being changed. Yet he grew into one of our country’s most compelling, sincere and important dissidents.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/three-facts-essential-to-understanding-muhammad-ali/2016/06/05/1bd85198-2b46-11e6-9de3-6e6e7a14000c_story.html 
</VkgKIkE>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 アメリカでも一揆とかが起きたら驚くな
https://www.theguardian.com/film/2016/jun/05/michael-moore-interview-where-to-invade-next-donald-trump
<太田>
 ’It’s like Munich in 1932.’という箇所だな。
 それよか、マイケル・ムーアが、30年以上連れ添った奥さんと離婚してたって方が驚いたよ。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 スゴイ。そのスゴさに自衛隊関係者もお墨付き。↓
 「「5時間歩いた」と小2男児 草むらなどは通らずと説明・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016060601001072.html
 「北海道男児不明、田舎の子供をなめてはいけない・・・」
http://blogos.com/article/178280/
 ま、面白いスペクタクルではあるね。↓
 「都知事、調査結果を夕方公表へ…与党も追及姿勢・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160606-OYT1T50100.html?from=ytop_top
 「・・・政治資金で美術品を大量に購入していた問題では、市民団体「政治資金オンブズマン」が先月19日に業務上横領罪などで東京地検に告発文を送付。「(舛添氏が)政治団体の解散に乗じて(美術品を)横領した」と断じている。購入した舛添氏の政治団体が解散した際、別の政治団体に無償提供したとの記載もなく、美術品の現在の所在や所有者があいまいになっていることが、その論拠だ。・・・」
http://www.sankei.com/premium/news/160606/prm1606060008-n1.html
 パチパチ。↓
 「「空のF1」、日本人パイロットが初優勝・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20160605-OYT1T50074.html?from=ytop_main9
 本日は、打って変わって、中共官民の日本礼賛記事は質量ともに充実デアルよ。↓
 <まずは、当局によるもの。↓>
 「・・・和訊網はこのほど、「日中相互のイメージ分析」と題して、「日本人から見た中国のイメージ」について論じた。
 記事はまず、近代中国に大きな影響を与えたのはロシア・米国と並んで日本であるのに対して、近代日本に大きな影響を与えたのは中国ではなく米国だと指摘。日中間の互いに対する見方は複雑だと論じた。
 続いて、日本が中国に対して抱くイメージが変化してきた歴史に触れ、古代のように敬意と崇拝の念を抱き、全面的に中国に学んでいた時もあれば、明治維新以降のように軽視、蔑視に転じた時期もあるとした。そして90年代に入ってからは、中国経済の急成長に「嫌悪と恐怖」を持つようになったと説明。こうした尊敬から蔑視への変化、嫌悪と恐怖は日本が中国に対してのみ抱く特殊な感情だという。
 その理由について、強者を敬い弱者は蔑視する、弱肉強食の「日本の民族性」のためだとの意見が一部で存在するとする一方、決してそうではないと主張。むしろ中国側に問題があり、すでに相当の実力を持っていながら「精神面および政治面」で日本人を納得させられていないことが原因であるとした。
 最後に、日本は「仁、義、礼、孝」といった中国の伝統的な道徳価値観を高く評価しているのに対し、「中国人は伝統的価値観に対する評価が極めて低いと思われている」ことに悔しさをにじませながらも、「中国社会の道徳水準と民度を振り返ってみると反省せざるを得ない」と、改善の余地があることを認めた。」
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1611338/
 <以下、官民合作によるもの。↓>
 「・・・今日頭条が、日本航空の機内食製造工場について紹介する記事を掲載した。
 記事は、機内食はファーストクラスもエコノミーもすべて手作業で作られており、非常に厳しい衛生管理がされていると紹介。環境を考え使い捨て食器は使用していないため洗浄する必要があるが、汚れが落ちているか1つ1つ丁寧に確認しているという。
 また、食材の保管も温度と湿度が管理され、生産日ごとに分類されており、通常の機内食に加えて、有名レストランとのコラボレーション機内食もあり、金属探知機を通してから包装され安全性も確保していると紹介した。
 これに対して中国のネットユーザーからさまざまコメントが寄せられた。
 「価格と品質がちゃんと比例している」「日本との差はちょっとばかりではないな」「JALの機内食製造過程にはエコ、衛生、伝統、プロ意識が体現されている」「中国の航空会社も見習うべきだ。具体的なことは言わなくても乗ったことのある人ならみんな分かると思う」「中国での機内食製造ラインをぜひ紹介してもらいたい」「中国人だってできないわけではない。でもなぜこうしないんだろう?」「きれいすぎて中国人の口には合わないな」「だから日本人は変態なんだな。これは普通の変態ではない。この種の変態は世界中の人が渇望することであり、中国人が追い付くには500年かかる」」
http://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_140625/
 「・・・今日頭条が、日本人と中国人の考え方の違いについて分析する記事を掲載した。
 記事によると、中国人は「貿易型」の思考で、商品流通の過程で投機的な売買などで商品価値を上げようとし、自分の知らない分野でも投資する勇気があり、早くもうけを出すことを望むという。しかし日本人は「産業型」の思考で、1つの業界、1つの会社で価値ある製品を作り出すことに熱心だと分析した。
 これに対して中国のネットユーザーからさまざまコメントが寄せられた。
 「中国の道徳とルールはすべてお金を基準にしている」「中国人の一生はすべてお金のため。お金がないと何もできないから」「中国のすべての問題は1つの文字で解決できる。それは銭だ」「自分はアイデアを出さずに模倣する。これが中国人共通の病」「日本は制度が整っていて保障があるからだよ。わが国では一生懸命にならないと食べていけない」「日本の方法で生活することは中国では寿命を短くすることを意味している」「国情も民族も理念もニーズも異なるからな」「個人的には日本の管理方法には賛同する」「結局のところ社長が出す給料が少なすぎるんだよ。中国と日本の社会では比較のしようがない」「この2つの思考を合わせれば、少しの努力で大きな良い結果を出せると思う」」
http://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_140519/
 「・・・今日頭条が、日本人から見た中国人に対するイメージについて紹介する記事を掲載した。
 記事では、日本人による中国人に対するイメージについての意見を紹介。例えば、民度が低くてうるさく、列に並ばない、お金持ちで爆買いする、食品の安全に問題がある、不動産価格が高くて90年代の日本のようだ、家を持っていないと結婚できない中国の男性はかわいそう、店員の態度が悪い、中国は社会問題も多いが大きな潜在力がある、などの意見があったという。
 これに対して中国のネットユーザーからさまざまコメントが寄せられた。
 「日本人の言っていることはすべてその通りだ」「今回は日本人の言うことに同意するしかない」「日本人の抱くイメージは基本的に正確だと言わざるを得ない」「耳の痛いことばかりだが、反省に値することだ。ばかにされないようにするにはまず自分から変えないと」「民度が低いというのは事実だ。でも別に恐ろしいことでも恥ずかしいことでもない。少しずつ変えていけばいいだけだ」「ちょっと中国人の国民感情を傷つけるものばかりだが、でも基本的にどれも事実だ」「中国のサービス業は世界で最悪のレベル」「毎日接触する人たちがどんな民度なのかを見れば、日本人のイメージが正しいか間違っているかすぐわかる」」
http://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_140409/
 「・・・今日頭条が、中国メーカーにとって代わられつつある日本メーカー6社について紹介する記事を掲載した。
 記事によると、中国のスカイワースはテレビの販売数でシャープを上回っており、冷蔵庫やエアコンといえば日立だったのが、今では多くの中国人がハイアールや格力(GREE)を選んでいると指摘。製紙の分野では新王子がかつて中国市場を席捲したが、今はその勢いがなく、PCでは東芝からレノボにとって代わっているのだという。さらに、カシオやホンダもかつては中国で非常によく売れたが、中国製品の品質向上に伴い、売れなくなっていると主張した。
 これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
 「確かに中国ブランドは日に日に良くなっている!」「日本の発展は確かに戦後の奇跡といえるが、中国企業の発展も素晴らしく、決して日本企業に劣ってはいない!」「日本は利益が低くて疲れるだけの白物家電から転換しているだけだよ」「日立は利潤の高い医療やエネルギー分野を扱っている。白物家電は利潤が低いからやらなくなっただけ」「中国製品は長持ちしない。3年使ったら交換だ」「でも中国は50年後でもニコンやキャノンに匹敵するカメラを作り出せないだろう」「中国人はやっぱり妄想の中で生きているんだな。テレビや冷蔵庫などローテク製品で日本に勝っているだけで、日本は核心部品を売ってどれだけ稼いでいることか」」
http://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_137996/
 女性は男性よりも不安にかられる度合いが2倍で、若い程その度合いが甚だしいのだとさ。↓
 ・・・Women were twice as likely to experience anxiety than men, with men and women under the age of 35 more likely to be affected by anxiety than older people・・・
http://www.theguardian.com/society/2016/jun/06/women-twice-as-likely-as-men-to-experience-anxiety-research-finds
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太田述正コラム#8442(2016.6.6)
<「真田丸」展>
→非公開