太田述正コラム#8636(2016.9.28)
<皆さんとディスカッション(続x3114)>
<太田>(ツイッターより)
 「地検特捜部の真価問われる…豊洲「官製談合」疑惑に新証拠…」
http://news.livedoor.com/article/detail/12069749/
  昨日の未公開コラムで指摘したばかりだが、(私自身、官製談合を厳しく追及してきたんだけど、)日本型政治経済体制下では競争入札は必然的に官製談合になっちゃうってことなんだよね。
<2HgOOU/c>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 TPPの協定文書の日本語訳に不備、条文の一部抜け落ち
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00337429.html
 語学だけが取り柄の連中がなにやってんの。
 都職員笑ってる場合じゃねーな。
<NRhDMGKI>(同上)
 アメリカ政府には巨額の資金を日本の防衛に費やす余裕はもうない
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000071240.html
>在日アメリカ軍の撤退の可能性にまで言及したのは初めてです。
 社会党や共産党等の一部の政治家を除いた日本の政治家で日米同盟が消滅した世界を想定している人はおらんやろうねぇ(笑)。
 アメリカ人もiPhoneをちまちま売るより国家単位で傭兵ビジネスしたほうが儲かるような気がするよね。
 少々、暴力的で頭もイマイチの奴を軍人に仕立てれば、国内の失業対策にもなり金も儲かるので一石二鳥。
⇒3月末の話じゃ、チト古いわね。(太田)
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 フム、そうだったのね。↓
 「日本では所得格差も貧困意識も拡大していない・・・」
http://diamond.jp/articles/-/103116?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
 <それに対して、中共は・・。↓>
 「社会主義国であるはずの中国、なぜ貧富の格差は拡大するのか・・・」
http://news.searchina.net/id/1619663?page=1
 癌の方が循環器疾患より先に「解決」しそうだな。↓
 「がんの〝新〟免疫療法は「爆発的な破壊力」 中村祐輔・米シカゴ大教授、癌学会で発表へ 来年にも臨床試験開始・・・」
http://www.sankei.com/life/news/160928/lif1609280006-n1.html
 Why the story of body-swapping teenagers has gripped Japan・・・
http://www.bbc.com/news/world-asia-37469662
 中共官民による日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網日本語版は今日も芸能・スポーツ紙としての力量を遺憾なく発揮。↓>
 「日本ドラマの世界の切り取り方、ますますシビアに・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0927/c94473-9120400.html
 「「君の名は。」の興収が100億円突破 「風立ちぬ」を追撃 中国公開の期待高まる・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0926/c94473-9119992.html
 <日本人の食べ物へのこだわりを礼賛、というか呆れ顔。↓>
 「・・・青網は・・・「日本人は飢えているのか モミジの葉まで揚げて食べるとは」とする記事を掲載した。
 記事は、紅葉したモミジの画像を示したうえで「この美しい葉たちは、鑑賞するだけでなく空腹も満たしてくれるのだ」と説明。モミジの天ぷらが存在することを紹介した。そして、「もし本当にモミジの葉を使っている訳がないと思った人がいるなら、それは間違いだ。本当の葉っぱを使っているのである」とし、モミジの葉に衣をつけて揚げ、砂糖と胡麻をまぶした菓子「もみじの天ぷら」には1000年以上の歴史があること、使用される葉は「道で拾ったものをそのまま」ではなく、桶の中で1年間塩漬けにしたものであることを説明している。
 さらに、日本にはモミジの天ぷら以外にも蓮の花やミント、桑の葉、さらには菊の花の天ぷらも存在することを紹介。「このままいったら、日本人には天ぷらにして食べないものはないのではないか」と思ってしまうとした。」
http://news.searchina.net/id/1619685?page=1
 <一週間以上前のだが、これもそう。↓>
 「・・・人民網が掲載した文章は、和菓子の魅力を十分に堪能するには、そのいただき方にも留意すべきであると説いている。
 文章は、季節感が表現された日本の和菓子は食べるのがもったいないほど美しいのと同時に、それを食べる日本人の動作もとても綺麗であると紹介。その美しさは「口に運ぶ動作」ではなく、食べるプロセス全体にあるとした。そして、具体的に「竹の楊枝で菓子をちょっと切り取って口の中に運び、十分に咀嚼する。それから熱い抹茶を一口含む」とその動きを説明するとともに、「このとき、自然と幸せと満足のため息が出るのである」と解説した。
 そのうえで、日本人が和菓子を楽しむ動作は「禅」に共通する部分があり、「堂々と時間をたっぷり使って味わう」という精神は甘いものを食べる時も例外ではないのだ、と論じている。
 一方で、中国人の食べ方の乱暴ぶりを指摘。「一口二口で飲み込み、コーヒーや紅茶を流し込んで終わり。たった5分ぐらいしかかからないのではないか」と問いかけた。そして、「忙しい現代生活においてこそ、日本人に学ぶ必要がある」とし、優雅にスイーツをたしなむことを提起した。」
http://news.searchina.net/id/1619067?page=1
 <必ずしも礼賛記事とは言えないが、日本訪問を促す記事とは言えそう。↓>
 「・・・人民網は・・・「日本にはこんなにあなたの知らない牛丼ブランドがあった」とする記事を掲載した。記事は「日本の牛丼というと、みんな真っ先に吉野家を思い出すだろう」としたうえで、日本には吉野家以外にも大手の牛丼チェーン店がいくつか存在すると説明。各チェーン店の特徴について紹介した。
 まずは中国でも広く知られている吉野家だ。1899年に誕生した吉野家は「はやい、うまい、安い」をモットーに人気を集め、今やアジア、米国にも多くの店を出している牛丼界のリーダー的存在であるとした。
 続いては、すき家。1982年に1号店を開店と歴史は浅いものの、大ヒット商品「とろ~り3種のチーズ牛丼」など創意あるメニューが多いほか、ミニから大まで細かく量が選べて女性に喜ばれていると説明している。すき家も中国では上海を中心に130店舗以上展開しているが、全体的な知名度としてはまだまだこれから、といった状況のようである。
 3番目に紹介したのは、松屋。1966年創設で、積極的な海外展開を行っていないため、日本に行かなければ食べることのできないチェーン店であると説明(実際には上海に1店舗「松屋」を出店している)。学生やサラリーマンがメインターゲットで、カレーとのコンビネーションを売りとしており、味付けは濃い目であると解説した。
 そして最後は、なか卯だ。紹介した中で唯一関西の大阪で誕生したなか卯の特徴は、牛丼と一緒にうどんが食べられることであると紹介。また、他のチェーンに比べて落ち着いて食べられる店づくりになっており、家族で食事をとるにも、もってこいであると評している。」
http://news.searchina.net/id/1619671?page=1
 <2週間近く前の記事だが、日本人の人間主義性を礼賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国人が日本で暮らしているうちに生じる変化について考察する記事を掲載している。
 記事はまず、中国人も日本で暮らすと「他人に迷惑をかけないよう配慮するようになる」と紹介。中国国内の中国人はあくまでも個人主義が中心であり、周りへの配慮はほとんどないのが普通なのだが、やはり日本社会で暮らしていると日本人のように「すみません」という言葉がつい口に出てしまうようになるという。
 また、日本には「他人に迷惑をかけない」だけでなく、「自分の考えを他人に押し付けない」、「軽々しく他人を批評しない」という独特の価値観があると紹介し、こうした「他人を尊重する」習慣も、日本で暮らしていると身につくと紹介した。
 さらに「列に並ぶこと」も日本で暮らすうちに身につく変化であるとし、「中国に帰国すると、中国式の列の並び方に驚きと不満を感じる」と紹介しているほか、日本から中国に帰国した中国人は「公共の場所で大声でわめいたり、ゴミをポイ捨てしたりしなくなる」と紹介。日本で良い習慣やマナーを身につけると中国でもそれを堅持するようになると伝えた。
 そのほか記事は、日本で暮らしているうちに生じる変化として「他人のプライバシーを探らなくなると同時に、自分のプライバシーも探ってほしくなくなる」と紹介。」
http://news.searchina.net/id/1618799?page=1
 <以下、今日頭条の記事を並べてみたが、最初のは、日本人の子供の人間主義的教育の礼賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本の長寿番組「はじめてのおつかい」を紹介し、日本の子どもたちは「凄すぎる」と絶賛している。
 日本のバラエティ番組「はじめてのお使い」は、小さな子どもたちが自分たちの力だけで、頼まれた「おつかい」という使命を完遂する内容だ。親から与えられた「課題」を一生懸命にこなそうとする子どもたちの姿は中国人をも感動させるようだが、その一方で、「一体なぜ日本の子供たちはこれほど自立しているのか」と大きな疑問も抱くようだ。
 日本の教育では、例えば子どもであっても「自分でできることは自分でする」という考え方が根本にあるのだろう。記事は、日本の子どもたちが「自分のことは自分でする」という当たり前のことができていることに驚きを示しつつ、日本では都市部の小学生は地下鉄などの公共交通機関を使って登下校する場合もあることを紹介し、その自立ぶりを称賛した。
 一方、中国では前述のとおり、「小学生たちは送り迎えをする親や祖父母に勉強道具を持たせる」とし、小学生たちは荷物を持つ保護者の傍らで物を食べたり、ふざけたりしていると指摘。また、中国では子どもが大学に入学しても「親が荷物を宿舎に送り届け、親が各種手続きに奔走し、部屋の片付けや整理整頓も親が行う」と主張。親が尽くしてくれるのをただ見ているだけなのが中国の一般的な子どもの姿なのだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1619680?page=1
 <日本の自動車を礼賛し、人民に買えと促す。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日系車が自動車アセスメントで高い評価を得ていることを紹介する記事を掲載、日系車の安全性能は「やはり高い」ことを指摘している。
 記事は、中国人消費者にとって「日系車の安全性能は低く見える」と伝える一方で、日系車が世界の自動車アセスメントで非常に高い評価を得ていることを指摘。中国では鋼板の厚さを以って自動車の安全性を判断してしまう「誤った知識」を持つ消費者が多いなか、自動車アセスメントでの評価こそ本当の安全性を示すことを指摘。
 また、日系車が凹みやすいとしても、それは衝突のエネルギーを吸収するためのものであり、車内の人員の命を守るための構造であることを紹介。さらに衝突安全テストの写真を掲載し、自動車のフロント部分が衝突によって大破しても、車内にはほとんど衝突のエネルギーが伝わっておらず、車内に置かれた人形も衝突前と同じ姿勢で座っていられるほど安全性が高いことを伝えている。
 このような記事が増えてきたためか、中国では徐々に日系車の安全性の高さが認知されてきているようだ。記事には中国のネットユーザーたちから「日系車を支持したい」、「真面目で知られる日本鬼子を信用するしかない」などのコメントが多く寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1619698?page=1
 <で、日本礼賛記事のオンパレードに人民の間では相当鬱憤が溜まっているのだろう、下掲のようなガス抜き記事も。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本にだって欠点はあると主張し、「日本を天国のような国家だと思ってはいけない」と主張している。
 記事は「伝統を重んじる点や、他国から積極的に学ぶ態度など、日本には良い点が確かに存在する」と主張する一方、「しかし中国の友人たちに伝えたいのは、日本を天国のような国家だと見なすのは海外崇拝であり、かつ自分を否定することにつながる」と主張の意図を伝えた。
 続けて「日本は天国のような国ではない」という点を例証する1つの事例として日本の家屋の優れたデザインや街の清潔さとは裏腹に日本には無秩序に電信柱が設置されていると指摘。「電信柱は街の美観を損なう第一の要因」であると説明、「決して映画やテレビなどのメディアが伝えるような美は日本にはない」と主張した。
 また日本の個々の住宅内部は整理されているが、ヨーロッパのように住宅デザインに統一感を持たせ、街全体の景観を考慮する点での意識は低いと説明。また日本で行われているイルカ漁も残忍であると指摘、日本には天国とはかけ離れた面もあると中国人読者に紹介した。・・・
 同記事には中国ネットユーザーたちから主張に批判的なコメントが数多く寄せられ、「どうでも良いことで、他国の粗探しをすべきではない」という意見が多く見られた。」
http://news.searchina.net/id/1619592?page=1
 <これもどちらかというとそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本人と中国人が数多くの誤解を抱き合っているうえ、上手くやっていくことが難しい理由について、民族的な特徴から説明する記事を掲載した。
 記事は、中国は国土の広さ、物の豊かさ、人の多さ、複雑な民族構成に伴う多元的な文化が中国人の個性を作りだしており、古代において屈指の強国だったことから「自尊自大、さらには自惚れの心理を持っている」と説明。対外的な危機感や圧迫感がなく、中国の文化の多くは自らの内面について深く考える傾向にあるとしている。
 一方、日本人は、島国の単一民族であり、生きていくためには集団主義を崇め、堅忍不抜の精神が培われてきたと解説。それゆえ日本人の文化は包容性に欠け、理性的な思考が不足しており、それが過激な方向へと走りやすく、死をも厭わない性格を形成していると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1619636?page=1
 <これなんかは、明らかにそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本に行ってグルメを味わって、日本の食べ物がみんな人を騙していることが分かった」とする記事を掲載した。不穏なタイトルだが、どうやらこの記事の作者は「ガッカリ」パターンに嵌ってしまったようだ。
 記事は、日本旅行に行った際、「ツアーだったのが原因か、食べ物がダメだった。テレビで見たような美しく、おいしいものとは完全にかけ離れていた」として、寿司、サーモン、焼き鳥、うどん、おでんなどを写真付きで紹介している。
 まず寿司は「米飯が冷えていて硬かった。全く受け付けなかった」とのこと。写真を見る限り、おにぎりのようだが、いずれにしても冷えてぽろぽろの米飯であれば、確かに文句も言いたくなるかもしれない。続いてサーモンは「生臭かった。急に凍らせたのか、歯が耐えられなかった」という。解凍が不十分でシャリシャリしていたのだろうか。
 このほか、焼き鳥については「中国の串焼きと大差なし」、うどんは「韓国のラーメンのようでまずまず。しかし量が少なく、全く腹いっぱいにならない」と評価。一番マシだったのは、おでんとのことだが「中国国内のものと変わらない。種類は多い」と、こちらもやはり冷たいコメントだ。」
http://news.searchina.net/id/1619615?page=1
 <これもそう。↓
 「・・・今日頭条<は、>・・・日本人の「笑い」に遭遇したエピソードを紹介する記事の中で、日本のサービス業従事者による「熟練の技」とも言えそうな「職業的な笑い」について取り上げられている。紹介されたのは、ホテルを出発する宿泊客を見送る際に、笑顔で手を振り続けるスタッフたちと、列車の客室にやって来る女性車掌だ。
 日本のホテルや旅館のスタッフが、いつまでもにこやかに手を振り続けてくれるという話は、これまでにもしばしば紹介されてきた。女性車掌の話は「自分1人しか乗っていない車両にやってきた女性車掌が、扉の前に立って笑顔を浮かべながら何かを話している。降車の案内などのようだが、結局この車掌は乗車中3回車両にやって来て、毎回同じ立ち位置で同じように笑顔で案内をした」というものだ。
 記事は「これも職業的な微笑である。車両内に人がいようがいまいが、何人いようが、彼女は笑わなければならない。なぜなら、それがルールなのだ」とこの女性車掌について評している。」
http://news.searchina.net/id/1619654?page=1
 下掲は、習ちゃんによる、日本の「独立」を促す記事。↓
 「安倍晋三首相は今月22-23日に日本の歴代首相で初めてキューバを訪問した。その直後、今度は中国の李克服首相がキューバを訪れて数多くの経済協力合意を取り付けた。中国メディア・海外網は・・・「中国に対して、日本は一体何を心配しているのか」と題し、この件や日中関係について解説する記事を掲載した。
 記事は、両国首脳による相次ぐキューバ訪問について、「日本が地球の西側で、中国との影響力を争う新たな戦場を開拓している」との声がメディアから出たと紹介。同様の動きはすでにあり、2014年7月には習近平国家主席が中南米諸国への歴訪を終えた直後に安倍首相が訪問を行い、インフラ支援などの経済外交で積極的な姿勢を見せたと伝えている。
 そして、中国首脳の訪問時期に合わせたかのような安倍首相の中南米諸国歴訪の背景には「中国が世界で影響力を広げ続けることに対する、深い憂慮」があり、さらにその真相には「アジアの2番手に甘んじたくない」という大きな要因があると解説した。
 また、安倍政権は軍備拡充・国連常任理事国入り・貴重な資源確保・国民生活の改善による権力基盤固めのいずれにおいても金銭が必要な状態である一方、アベノミクスの不発など、必要である「お金」の面で手を焼くという「矛盾」に陥っているとも論じた。
 記事は、この「矛盾」を脱するには「日中関係を改善して中国との相互利益を実現、平和的発展の道を堅持することこそ、賢い選択である」とし、「安倍首相は、自らの『ドル外交』がどれだけ続けられるのか、考えてみるべきではないか」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1619662?page=1
 但し、日中経済関係は密にしていかなければならない、との習ちゃんの懇請記事。↓
 「・・・百度百家はこのほど、約230人からなる日本企業の訪中団は中国に数日滞在しただけですぐに帰国したと伝え、不思議なのは「中国のメディアも日中双方の会談内容についてほとんど報じていないこと」だと紹介。訪中団と中国商務部の詳しい会談内容がほとんど報じられないなか、訪中団が「中国から撤退する際の手続き迅速化を要請した」という報道について、日本企業の大規模な撤退が始まれば、中国経済にとっての打撃は極めて大きいと警鐘を鳴らしている。
 中国では現在、外資企業の撤退には行政の許可が必要であることを指摘する一方で、「各地方で残余財産の持ち出しが制限されるケースが相次いでいる」とし、日本企業はこうした中国の事業環境に不満を抱いており、そのため中国商務部に抗議を行ったのだろうと推測した。
 続けて、中国は外資企業の撤退に対し、どのように対処すべきかと問題を提起しつつ、「企業が撤退し、残余財産を日本に送金することは大きな問題ではない」と主張。だが、日本企業が「大挙」して中国から撤退しようとする場合は「非常に大きな問題である」とし、日本企業の撤退は欧米企業の連鎖的な撤退を招きかねないと主張、「すでに経済成長率が低下している中国にとって“泣きっ面に蜂”」となる可能性があると警鐘を鳴らした。
 さらに記事は、日本企業の中国に与える影響は「他国を凌ぐ」とし、中国が改革開放政策を始めた当初、「欧米企業が中国への投資に手をこまねくなか、日本企業は率先して中国に投資を行い、中国経済の成長を促進してきた存在」と指摘。日本企業は中国国内で大きな経済基盤を構築しており、仮に日本企業による大規模な撤退が始まれば、中国経済は大きな打撃を受けるはずだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1619638?page=1
 ロッテ一族、都合のいい時だけ日本を利用しないでくんない?↓
 「ロッテ創業者の内縁の妻、脱税で起訴=ソウル中央地検・・・
 検察は日本に滞在しているソ容疑者が度重なる出頭要求に応じないため、旅券を無効とし、ソ容疑者が韓国国内に保有する不動産、株式などの資産を差し押さえた。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/28/2016092800628.html
 クリントンが第一回討論で「勝利」を収めたことになっているが、それでも、トランプが当選するってコラムが2つ。↓
 IT’S HILLARY CLINTON’S ELECTION TO LOSE・・・
http://www.newsweek.com/2016/10/07/hillary-clinton-donald-trump-election-2016-502264.html
 We’ve Got to Face It: Trump Is Riding a Global Trend・・・
http://foreignpolicy.com/2016/09/26/weve-got-to-face-it-trump-is-riding-a-global-trend/
<太田>
≫3.9/18送付の[パーティションのリカバリ]というメールの内容に沿ってリカバリを行ってください。≪(コラム#8634。K.K)
 昨日のディスカッションでの上掲指示↑に従って、下掲↓を実施しました。
—————————————————-
 なお、その前に、コラム#8634で示したK.K指示手順の「<2>リカバリに備えた準備」中、やり残していた下掲(未掲載)↓を行っている。
2.次の手順で[デスクトップ]と[OneDrive]フォルダを[Dドライブ]にコピーしてください。
1)(DではなくCです→)[XXXXXX(C:)]→[ユーザー]→[Nobumasa Ohta]の順に辿って、[Nobumasa Ohta]フォルダ内を表示させてください。
2)[デスクトップ]フォルダと[OneDrive]フォルダをコピーしてください。
3)上記2)でコピーした2つのフォルダをパスが[D:\Users\Desktop/OneDrive]となるように、[Data0(D)]の[Users]フォルダ内に張り付けてください。
3.[OneDrive]の仕様が詳しくわからない為、リカバリ後[OneDrive]のデータが失われる可能性がゼロではありません。[OneDrive]にしか保存していないデータがある場合は、”Epsonパソコン以外の”パソコンで[OneDrive]にアクセスして別の場所に保存してください。
—————————————————-
1.AcronisTrueImageのUSBディスクをパソコンのUSB2.0ポートに差し込んでください。
2.再起動/電源投入後、[Epson]のロゴが表示されましたら、[F11]キーを3・4回連打してください。
3.[Please select boot device]ウインドウが表示されましたら、[↑][↓]キーでUSBディスクを選択し、[Enter]キーを押してください。
4.AcronisTrueImageが起動して、[Acronis True Image 2014]ウインドウが表示されましたら、ウインドウ左にある[リカバリ]をクリックしてください。
5.ウインドウ中央上の[ディスクのリカバリ (改行) コンピュータをバックアップからリカバリします。]をクリックしてください。[リカバリウィザード]ウインドウが開きます。
6.右下の[参照]ボタンをクリックしてください。
7.通常のエクスプローラー感覚で、フォルダを辿れますので、目的とする日付のバックアップファイル(拡張子がtib)を探してください。
⇒2016年7月16日のにしました。(太田)
8.目的とするバックアップファイルが見つかりましたら、そのファイルをクリックして青色反転させた後、[OK]ボタンをクリックしてください。
9.[参照]ボタン左のテキストボックスに、6で選んだファイルのパスが表示されていることを確認してください。(パスが全て見えない場合は、テキストボックス内を一度クリックして、キーボードの[←]or[→]キーを使って確認してください。)
10.[次へ]ボタンをクリックしてください。
11.[リカバリ方法を選択してください。]という画面になりましたら、[ディスクまたはパーティション全体をリカバリする(D)]ラジオボタンにチェックが入っていることを確認して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
12.[リカバリする項目を指定します。]という画面になりましたら、[NTFS(Windows10-Epson) (C:)]左のチェックボックスにチェックを入れてください。他のチェックボックスにはチェックを入れないでください。
13.[次へ]ボタンをクリックしてください。
14.[パーティションCのリカバリ設定をしてください。]という画面になりましたら、青い字の[新しい場所]をクリックしてください。[パーティションの復元先]ウインドウが開きます。
15.[パーティションの復元先]ウインドウで下記の表示があるディスクを探してください。
ディスク 1(もしくは2)
 NTFS (消去禁止領域) 490MB
 NTFS (システムで予約済み) 100MB
 NTFS (XXXXXXXXX (C:)) 118.7GB
 ([NTFS (XXXXXXXX (C:)) 118.7GB]の下に、さらに[未割り当て]という表示がある場合もあります。)
16.[NTFS (XXXXXXXX (C:)) 118.7GB]を、表示をクリックして、青色反転させてください。
18..[受け入れる(A)]をクリックしてください。
19.[次へ]をクリックしてください。
20.[実行(P)]をクリックしてください。
⇒次いで、昨日のディスカッションで示したK.K指示手順である下掲↓(既掲載)を開始した。(太田)
4.リカバリ後、パソコンが立ち上がりましたら、下記の操作を行ってください。
1)画面右下の[“Vの逆のようなアイコン”]をクリックして、展開したリストの[Banbackupアイコン](黄色のフォルダアイコン)をクリックしてください。[Banbackup]のウィンドウが開きます。
2)[設定(S)]クリック→[環境設定(E)]をクリックしてください。[環境設定]ウィンドウが開きます。
3)[自動バックアップ]タブをクリックしてください。
4)[自動バックアップする(A)]チェックボックスのチェックを外して、[OK]ボタンをクリックしてください。
5)[2台目の外付けHDD]をエプソンパソコンに取り付けてください。
6)画面左下の[Windowsボタン]右クリック→上から7番目の[ディスク管理(K)]をクリックしてください。
7)ドライブレターが下記の通りであることを確認してください。下記と異なる場合は、同じになるようにドライブレターを変更してください。変更の方法は、変更したいボリューム上で右クリック→[ドライブ文字とパスの変更(C)]で開くウィンドウで行ってください。
・[Windows10-Epson]は[C:]
・[Data0]は[D:]
・[Data1]は[J:]
・[Data2]は[K:]
・[CD-ROM]は[X:]
注意1:SSD(恐らく[ディスク0])にドライブレターが割り振られていないボリュームもあります。
注意2:ドライブレター[F/G/H/I]は恐らくカードスロット用だと思います。
注意3:ドライブレター[E]は、Windowsインストール直後は[光学ドライブ]のドライブレターでしたが、[光学ドライブ]のドライブレターを変更しているため未使用であるはずです。(USBスティック等を差し込んでいる場合は、USBディスクのボリュームに割り振られている場合もあります。)
9)[2台目の外付けHDD]の[Nobumasa Ohta]フォルダ内にしかないデータがあれば、他の場所にも保存してください。
10)[Banbackup]のウィンドウが開いていない場合は、手順1)要領で開いてください。
11)[Banbackup]のウィンドウがアクティブの状態で、[F9]キーを押してください。[Banbackup]によるバックアップが始まります。
⇒[Banbackup]のウィンドウ内の「バックアップ元」にも「バックアップ先」にも何も表示されていませんが、[F9]キーを押したところ、「バックアップ結果」という表が開いただけで、何も起きませんでした。(太田)
⇒⇒[Data2]の[NobumasaOhta]フォルダを、エプソンパソコンの内蔵HDDに昨日コピーしたばかりですので、2つのフォルダーの内容が全く同じであり、コピーも削除もする必要がなかったのだと思います。(K.K)
⇒⇒⇒BunBackupの「問題」に加えて、今気づいたのですが、Epsonパソコンで、ThunderbirdとFirefoxが起動できません。
 (後のソフトは、ざっと調べたところでは、全部OKのようです。)
 両者とも、「・・・プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません。」というエラー表示が出ます。
 外付けHDDからのコピーが不完全なんですかね。
 とりあえずは、Epsonをメインに、Thunderbird等はDellを使っていくつもりです。(太田)
⇒⇒⇒⇒[BanBackup]の方は、内蔵HDDの[Nobumasa Ohta]フォルダと2台目の外付けHDDの[NobumasaOhta]フォルダの内容が全く同じでコピーも削除もする必要がなかったためだと思います。(←一昨日、外付けHDDから内蔵HDDに[NobumasaOhta]フォルダをコピーした後、太田さんが内蔵HDDの[NobumasaOhta]フォルダに変更(編集・新規作成・削除)していなければ、当然同じであるはずです。)
 昨日送付しました[BanBackupのテスト]というメールの内容を実行して、ファイルがコピー・削除されるようでしたら、大丈夫だと思います。
 次に、FirefoxとThunderbirdに関してですが、とりあえず設定ファイルの内容が正しいか、Profileフォルダが存在しているか確認してみてください。手順は下記の通りです。
Firefoxに関して
1.[C:\Users\Nobumasa
Ohta\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\profiles.ini]ファイルをダブルクリックして開いてください。
2.ファイルの内容が下記の通りであることを確認してください。異なっている場合は、下記をコピペしてください。
[General]
StartWithLastProfile=1
[Profile0]
Name=default
IsRelative=0
Path=D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents\Profiles\Firefox\Nobumasa.default
Default=1
3.下記のフォルダが存在しているか確認してください。
[D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents\Profiles\Firefox\Nobumasa.default]
Thunderbirdに関して
1.[C:\Users\Nobumasa
Ohta\AppData\Roaming\Thunderbird\profiles.ini]ファイルをダブルクリックして開いてください。
2.ファイルの内容が下記の通りであることを確認してください。異なっている場合は、下記をコピペしてください。
[General]
StartWithLastProfile=1
[Profile0]
Name=default
IsRelative=0
Path=D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents\Profiles\Thunderbird\Nobumasa.default
Default=1
3.下記のフォルダが存在しているか確認してください。
[D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents\Profiles\Thunderbird\Nobumasa.default](K.K)
⇒⇒⇒⇒⇒どちらもCについては問題なかったけれど、そもそも、DにProfilesフォルダが存在しませんでした。
 なお、Roboformも機能しなかったので、アンインストール、インストールして、今、機能しています。(やらない方がよかったのかもしれませんが・・。)(太田)
⇒⇒⇒⇒⇒⇒何となくですが原因がわかりました。
 まずロボフォームに関してですが、[D:\Users\Nobumas Ohta\Documents\My RoboForm
Data]フォルダは、バックアップの除外フォルダに指定してありますので、外付けHDDから内蔵HDDへドキュメントフォルダをコピーした場合には当然存在しません。つまり、設定上は無くて正しいということです。
 次に、FirefoxとThunderbirdのProfileに関してですが、Windows10をインストールした際に下記の設定変更を行い、FirefoxとThunderbirdのProfileも外付けHDDへ保存されるように設定変更したはずなのですが、もしかすると行っていないのかもしれません。
 25.[D:\Users\NobumasaOhta\Documents\Profiles]という表示をクリックして青色反転させた後、赤色の[-]をクリックしてください。
 [D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents\Profiles]がリストから消えたことを確認してください。
 ([Profiles]フォルダにはThunderbirdのプロファイルがあるのですが、太田さんのThunderbirdのプロファイルはサイズが大きいと推測され、今まではOneDriveの容量が小さいことから、OneDriveへはバックアップしていませんでした。OneDriveの容量が1TB強になりましたので、[Profiles]フォルダもOneDriveへバックアップされるように変更しました。
 この変更により、パソコン間でOneDriveを通してThunderbird等の設定を共有できることになります。)
 そういうわけで、DELLパソコンからFirefoxとThuderbirdのProfileのコピペと、BunBackupの設定ファイルの確認を下記の手順で確認してみてください。
・プロファイルのコピペ
注意:FirefoxとThunderbirdのフォルダを間違えないように気を付けてください。
1.Epsonパソコンのドキュメントフォルダ[D:\Nobumasa Ohta\Documents]内に[Profiles]というフォルダを作成してください。
2.上記1で作成した[Profiles]フォルダ内に[Firefox]と[Thunderbird]というフォルダを作成してください。
↓Firefox
3.DELLパソコンの[D:\Users\Nobumasa
Ohta\Documents\Profiles\Firefox\Nobumasa.default]をコピーしてください。
4.Epsonパソコンの[D:\Users\Nobumasa
Ohta\Documents\Profiles\Firefox]フォルダ内に上記3でコピーした[Nobumasa.default]フォルダを貼り付けてください。
↓Thunderbird
5.DELLパソコンの[D:\Users\Nobumasa
Ohta\Documents\Profiles\Thunderbird\Nobumasa.default]をコピーしてください。
6.Epsonパソコンの[D:\Users\Nobumasa
Ohta\Documents\Profiles\Thunderbird]フォルダ内に上記5でコピーした[Nobumasa.default]フォルダを貼り付けてください。
7.FirfoxとThunderbirdの動作を確認してみてください。
⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒問題なく動いてくれました。(太田)
・設定ファイルの確認
1.右下の[“Vの逆のようなアイコン”]をクリック→BunBackupの黄色いフォルダのアイコンクリック、でBunBackupのウィンドウを開いてください。
2.[04 ドキュメント D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents K:\Nobumasa
Ohta\Documents]をクリックして青色反転させてください。・・・(K.K)
⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ここの意味が分かりません。(太田)
⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒BunBackupのウィンドウを開くと、左上の方の[タイトル]の下に[01 アドレス帳]、[02 お気に入り]、[03ダウンロード]、[04 ドキュメント]・・・と並んでいるのが確認できると思います。その[04ドキュメント]をクリックして青色反転させてください。・・・(K.K)
前に書いたように、「タイトル」、「バックアップ先」・・・、と並んでいる下は白紙なのです。(太田)
⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒あー、BunBackupの設定ファイルも[Profiles]フォルダにあったので、無くなってしまったわけですね。
 設定ファイルを作成し直すのには少し時間が必要なので明日まで待ってください。
 作成し直すに際して、設定を確認させてください。
1.[アドレス帳]、[お気に入り]、[ダウンロード]、[ドキュメント]、[ピクチャ]、[ビデオ]、[ミュージック]、[リンク]、[検索]、[保存したゲーム]の10個のフォルダに関しては、
[K:\Nobumasa Ohta]フォルダにバックアップする。
2.[ドキュメント]フォルダに関しては、[OneDrive]にもバックアップする。
3.[ドキュメント]フォルダのバックアップに際し、下記の2つのフォルダは除外する。
[D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents\label9
[D:\Users\Nobumasa Ohta\Documents\My RoboForm Data]
⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒先ほど書いたことと逆ですが、[ドキュメント]フォルダは丸ごとバックアップした方がややこしくなくていい、という気持ちに変わりました。(太田)
 上記の設定で良いでしょうか?下記の点を踏まえて、教えて下さい。
 (もし他にバックアップを希望するフォルダがある場合および除外を希望するフォルダがある場合は、バックアップ元とバックアップ先/除外フォルダの正確なパスを教えて下さい。)
1.OneDriveの容量は1TB
2.仮に、音楽CDを内蔵HDDの[ミュージック]フォルダに取り込んだとしてください。もし、[ミュージック]フォルダも[OneDrive]にバックアップしたとすると、Epsonパソコンにアクセスすることなく他のパソコンで[OneDrive]にバックアップした音楽を聞くことができます。(つまり、外出先でのノートパソコン/OneDriveにアクセスできるスマホでOneDriveの音楽が聞けるということです。)(K,K)
⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒外出することが殆どないし、遠出をした場合は忙しいので、音楽等にOneDriveでアクセスできる必要はありません。(太田)
⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒了解です。(一応、除外フォルダを設定したVerと設定しないVerの2種類用意してみます。)(K.K)
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太田述正コラム#8637(2016.9.28)
<改めてフランス革命について(その8)>
→非公開