太田述正コラム#8656(2016.10.8)
<皆さんとディスカッション(続x3124)>
<太田>(ツイッターより)
 米国人の60%が北朝鮮の核は死活的脅威と考えている。
 (昨年より5%アップ。)
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2016/10/07/2016100700910.html
 韓国だって、韓中関係が損なわれることも甘受してTHAAD配備を決めた。
 にもかかわらず、日本国民はまともに関心すら持っていない。
 諸君、習ちゃんは泣いとるでー。
 「朴大統領の支持率29%…<自己>ワーストタイ…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/07/2016100701596.html
 「フィリピン–大統領に「満足」76%–暴言連発も安定支持…」
http://mainichi.jp/articles/20161008/k00/00m/030/083000c
 韓比、どちらの国民がより成熟してるのか。
 それにしても愉快な隣人達だ。
 「南スーダンの首都ジュバに駐屯して国連平和維持活動(PKO)に従事している部隊が…基地の内外で民間人が死亡し、性的暴行に遭っているにもかかわらず、出動しなかった。
 基地に対する攻撃があった時にのみ撃ち返す程度だった。
 少なくとも5人の外国人救護活動家が基地の近くのホテルに連れ込まれ、集団で性的暴行に遭った時も、数十回にわたって救助要請を受けたにもかかわらずこれを無視した。
 さらに中国から派遣されたPKO部隊の場合、反政府軍から強い攻撃を受け、持ち場を捨てて逃走した。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/08/2016100800519.html
 PKO部隊の指揮官の責任だが、弱い中共軍。
 諸オッズでは村上春樹がノーベル文学賞受賞可能性トップ。
https://www.theguardian.com/books/2016/oct/06/haruki-murakami-named-41-favourite-to-win-2016-nobel-prize-in-literature
 ナチスに対して激昂し、絶対平和主義を一時放擲したラッセル、大英帝国を瓦解させたチャーチル、にそれぞれ1950年と53年に授与した、ローカル政治好きの選考委員会の御眼鏡には適わず?
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 皆さんも、この豪州人高校生と(高校生未満の思考力しかなさそうな)日本人コラム筆者のどこがオカシイのか、考えてみて欲しい。↓
 「8月からオーストラリア人の交換留学生を自宅で預かっている。彼女は日本の高校に通っている。学校での様子を聞く中で、この国の教育にあり方についてあらためて考えさせられてしまった。・・・放課後も夏休みも部活…日本の学校教育は絶望的?貴重な10代の全生活が拘束される危険さ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%94%be%e8%aa%b2%e5%be%8c%e3%82%82%e5%a4%8f%e4%bc%91%e3%81%bf%e3%82%82%e9%83%a8%e6%b4%bb%e2%80%a6%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e6%95%99%e8%82%b2%e3%81%af%e7%b5%b6%e6%9c%9b%e7%9a%84%ef%bc%9f%e8%b2%b4%e9%87%8d%e3%81%aa10%e4%bb%a3%e3%81%ae%e5%85%a8%e7%94%9f%e6%b4%bb%e3%81%8c%e6%8b%98%e6%9d%9f%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b%e5%8d%b1%e9%99%ba%e3%81%95/ar-BBx6o7A?ocid=iehp#page=2
 「なぜなのか」に対する(掲載されている)諸答えの中に正解はない。
 私見では、東大は、欧米学問の翻訳所、及び、文系・理系の官僚養成所としてスタートし、いまだにその延長線上にあるからだ。
 東大の理系教官達自身、基本的に、東大の理系部分を管理運営している行政官でしかない、ということ。↓
 「・・・自然科学分野のノーベル賞を東大出身で受賞したのは、米国籍となった南部陽一郎氏を含めると5人だ。しかし、1973年に受賞した江崎玲於奈氏は現在のソニーや米IBMなど民間企業の研究機関で成果を上げた。根岸英一氏も帝人を経てペンシルベニア大学など米国で研究を続けた。南部氏もシカゴ大などで研究成果を磨いた。東大を研究のベースとしたと言えるのは、東大理学部の教授になった小柴昌俊氏と今回の大隅氏ぐらい。その大隅氏も東大時代の研究活動には十分に満足していなかったというわけだ。
 一方、京大のノーベル賞受賞者は6人。全員が自然科学分野だ。日本人として初めて受賞した湯川秀樹氏と2番目に受賞した朝永振一郎氏は学生時代からの同期。切磋琢磨(せっさたくま)し、理論物理学者として競い合い、大学の近くの「哲学の道」を散策しながら、独創的な思考を磨いた。ノーベル生理学・医学賞で日本人の第1号となった利根川進氏は東京都立の日比谷高校出身だが、あえて京大に進学している。
 京大の場合は他大学の出身でありながら、ここでの成果を研究の基盤とするノーベル賞受賞者も少なくない。物理学賞を共同受賞した益川敏英、小林誠両氏は共に名古屋大学の出身だが、成果を上げたのはいずれも京大の助手時代だった。iPS細胞で知られる山中伸弥氏は神戸大学出身だが、京大教授として実績を上げている。
 しかし、東大は研究施設や教官数では断トツの存在だ。事業規模を示す経常収益は2357億円(15年度)と京大の1.5倍以上だ。当然、国からの東大への予算配分は手厚い。15年度の運営費交付金は東大が804億円に対して京大は548億円。これほどの厚遇でありながら、東大は京大と比べてノーベル賞の自然科学分野では十分な研究果実を出していると言い難い。
 なぜなのか。・・・」
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO08031200V01C16A0000000?channel=DF130420167231&n_cid=TPRN0016
 そんな東大に憧れて日本にやってくる中共留学生達には感謝しかない。↓
 「・・・中国人の生活を一言で言い表せば、日本とは比べ物にならないくらい「超・超競争社会」ということだ。・・・
  そこで、目を向けたのが隣国の「日本」だ。
 「爆留学」についていえば、10年ほど前から欧米を中心に富裕層の子息などの海外留学熱が高まっていた。日本留学は、たとえ私立大学であってもアメリカ留学に比べて学費が5分の1以下と格段に安く、中国との距離が近いというメリットがある。中国人留学生を指導する東京大学のある教授は、彼らにとっての日本留学を「安・安・安」(安心、安全、学費が安い)と表現していた。実際、その通りなのだ。
 また、日本政府が留学生を積極的に受け入れる方針(留学生30万人計画)を取っていて、(日中双方の)国費奨学金が取りやすいこと、同じ漢字圏で日本語の勉強がしやすいこと、生活環境が(欧米に比べれば)似ていて生活しやすいこと、同じ東洋で文化的な違和感もないこと、日本には中国人に人気のある大学が多いこと――なども彼らを日本留学へと向かわせる要因のひとつとなっている。・・・
日本では、もしかしたら「欧米に留学する人は一流、日本には欧米に行けなかった人がくるのだろう」とイメージしている人が多いかもしれないが、中国人たちにインタビューしてみると、必ずしもそんなことはない。
 むしろ、「今や、欧米の大学院はどこに行っても中国人だらけでうんざりする。アメリカには中国人から入る多額の学費を当て込んで、いくつもの大学が“中国人専用の修士課程コース”ができているほど。アメリカに行っても、超一流の大学に行けないのなら、あまり意味がない」と思っている人が多い。中国人のアメリカ留学は約30万5000人で、アメリカの留学生全体の約3分の1を占める。
 それに比べて、中国人の日本留学は約9万4000人。日本の留学生全体の半数近くに上っているとはいえ、アメリカに比べれば日本留学はまだ“希少価値”があり、東大や早稲田など中国で非常に知名度が高い大学(や大学院)に行けば、ハーバードやスタンフォードに続いて、中国では一目置かれる。その上、日本語という第3言語も身につけられるので、あえて日本留学を選ぶ人もいるというほどだ。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160930-OYT8T50013.html?from=ytop_os1&seq=03
 中共の日本爆留学コラムシリーズの第二弾だ。↓
 「・・・大久保には、日本の一流大学を目指す中国人がいっぱい通っている学校が・・・大小合わせて10校以上<も>・・・ある・・・
 特徴的なのは、運営も顧客もすべて“中国人”だけで成立しているということ。授業も日本語(科目)を教えるときも含めて、ほとんど中国語で行っていて、教科書も中国で日本の大学受験のために出版された教科書を使用している。・・・
 大学入学前の留学生は日本語学校などに通わないとビザが下り<ない>ので、昼と夜のダブルスクールということになり、学費だけでも年間140万円くらいにな<る>・・・
 「学費に上限はありません。その学生の要望や志望校によって、臨機応変に対応して特別カリキュラムを組みます。200万円くらいおカネを出すという親はザラにいますし、400万円払うので、半年間の特訓で早稲田に合格させてもらえますか? というあからさまな要求をしてくる親や学生もいます。1時間当たり1万円から1万5000円くらいの敏腕家庭教師をはりつけて勉強させる場合もありますね」・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e5%a4%a7%e4%b9%85%e4%bf%9d%e3%81%a7%e5%a2%97%e6%ae%96%ef%bc%81%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e5%90%91%e3%81%91%ef%bd%a2%e4%ba%88%e5%82%99%e6%a0%a1%ef%bd%a3%e3%81%ae%e8%a1%9d%e6%92%83-%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e3%81%ab%e5%85%a5%e3%82%8a%e3%81%9f%e3%81%84%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%81%8c1%e6%a0%a1%e3%81%a71200%e4%ba%ba/ar-BBx9qyB?ocid=iehp#page=2
 ロッテ創建者の三番目の(内縁の?)妻とその娘は、併せて、前・現会長兄弟のどちらよりもたくさんの株式を「もらって」るんだね。
 彼女の写真も載ってる。↓
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2016/10/07/2016100701406.html
 CG女子高生Sayaを詳しく紹介する記事だ。↓
http://www.bbc.com/news/world-asia-37548733
 中共官民による日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <現在の日本の総体を讃嘆。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、過去の日本は中国およびアジアに忘れることのできない痛みをもたらした国だと主張する一方、近年の日本経済の実力や科学技術力、社会の発展度合いを見る限り、「敬服せずにはいられない」と伝えている。
 記事は、日本が近年ノーベル賞受賞者を相次いで輩出していることを指摘し、「欧米諸国を除くと、日本はもっとも多くのノーベル賞受賞者を輩出している国」であることを指摘。これは日本の研究能力の高さ、科学技術力の高さを示す事例であり、「敬服せずにはいられない」証左の1つだと指摘した。
 また、日本の「アニメ」や「漫画」についても、日本が世界に誇る文化の1つであり、世界の人びとに対する強い影響力を持つ産業だと指摘。中国をはじめとする諸外国のアニメ・漫画産業は日本の足元にも及ばないとし、これも「敬服せずにはいられない」点であると論じた。
 日本を訪れた中国人の多くが「日本は清潔だ」と称賛するが、記事は「清潔さ」を社会全体で達成している点も敬服すべき点であると指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1620399?page=1
 <食の安全大国の日本を讃嘆。人民もキャンペーンに狩り出している。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本の食品を扱う消費者向けの市場を写真とともに紹介する記事を掲載し、「日本の市場で売られている食品は見た目からしてきれいであり、安全性も高い」ことを伝えている。
 記事は、中国において「食べること」は今なお庶民の最大の関心事であり、毎日の食が保障されていてこそ安心して暮らすことができると主張。中国では食の安全性が崩壊しているが、日本では食べ物を購入するにあたって中国のような不安感は一切存在しないことを伝えた。
 さらに、市場で売られている魚は内蔵などの下処理が丁寧になされ、購入後にすぐに調理できること、野菜は「規格」に基いて大きさや形などが揃っているうえ、変色したものは一切なく、見た目からも安全性が伝わってくると紹介した。また、野菜や魚は名前と値段が明記してあるため、消費者は騙されたり、高値で買わされたりといったトラブルを心配する必要なく、安心して買い物ができる環境であることを伝えている。・・・
 記事には中国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、「日本の市場は中国よりはるかに清潔で、食品も見るからに安全そうだ」、「日本は大嫌いだが、生活の質という点で敬服せずにはいられない」などといった意見が見られた。」
http://news.searchina.net/id/1620424?page=1
 <日本の食品の質の高さを讃嘆。↓>
 「・・・国捜頭条は・・・「日本に行ったら鶏を食べに行け どうやって食べてもウマいぞ」とする記事を掲載した。記事は日本の居酒屋などで食べられそうな鶏料理の数々を画像付きで紹介。それぞれ、病みつきになる味わいであることを伝えている。
 まずは、鶏皮の唐揚げ。見るからにクリスピーそうであり、写真を見るだけでよだれが出てくるとした。続いては蒸し鶏のネギソース掛け。中国にも似た料理があるが「ネギソースが特に美味しい。そして最も不思議なのは、鶏肉に生臭みがちっともないことだ」と評した。
 さらに、蒸し鶏の胡麻ソース掛け、内臓の鉄板焼き、砂肝のネギ塩和え、鶏レバー、手羽の唐揚げなどを紹介。鶏肉自体のおいしさに加え、香りの良さ、ソースとの相性などを褒めたたえ、「鶏は全身が宝のように思えた」、「ぼう然とするほど素晴らしい」などとコメントしている。」
http://news.searchina.net/id/1620368?page=1
 <日本の高層建築物の堅牢さを讃嘆。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、東京を訪れた中国人による手記として「東京都庁の展望台から東京を俯瞰して驚いた」と題する記事を掲載した。一体東京の何に驚いたのだろうか。
 記事は、東京都庁の展望台から撮影した数々の写真とともに、「日本は地震が多いのに、俯瞰した東京は見渡す限り建築物が続いていた」と紹介。東京都庁は新宿区にあり、都庁周辺には超高層ビルも数多く存在するが、「東京だって地震が発生するのに、こんなにたくさんの高層ビルと建築物が存在することが信じられない」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1620306?page=1
 <日本の自然(日本人の人間主義が創り出したもの)を讃嘆。↓>
 「・・・東方頭条はこのほど、日本の秋の風景を絶賛しつつ、日本各地の秋の紅葉スポットを紹介、「これほど美しい日本の秋を体験しないわけにはいかない」と読者に訴えかけている。
 記事は日本の秋の風景について「北から南に至るまで、紅・黄・緑が織りかさなる楓の景観は異常なほど美しく、神業ともいえる大自然の造りは人を思わず感嘆させる」と絶賛した。
 また秋の紅葉スポットとして、北海道の地獄谷・大湯沼、栃木の竜頭ノ滝、群馬の尾瀬ヶ原、長野の麦草峠・白駒池、松川渓谷、青森の八甲田山をそれぞれの写真を掲載して紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1620427?page=1
 <以上のような日本の素晴らしさを自分の目で、そして、個人旅行で確かめよ、と習ちゃん。↓>
 「・・・天天快報はこのほど、日本旅行を楽しむなら「個人旅行」を選択すべきだと読者に提言する記事を掲載。団体旅行ではなかなか味わえない日本が楽しめるからだと伝えている。
 記事は個人旅行での訪日を勧める理由として、日本の各商業施設では中国語による説明、表記があるため言語の問題を過度に心配する必要がないという点、日本は観光資源に恵まれているため、47都道府県のどこを選んでも美味しい食べ物や観光スポットにめぐりあえるという点、また治安が非常に良いため、ガイドなしでも不安ではない点などを紹介した。
 <この箇所、背景説明が必要だったな。↓>
 一方で個人旅行の際に注意が必要な点として、タクシーは絶対に利用しないようにと読者に注意を促している。これは日本のタクシー料金が中国のタクシー料金に比べて非常に高いためだ。」
http://news.searchina.net/id/1620388?page=1
 <習ちゃん、日本の製品の人間主義性をアッピール。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本の温水洗浄便座や電気炊飯器に使われている技術は「中国が真似できないほど高いというわけではない」とし、中国人が爆買いしたのは「技術力の高さ」だけを評価したのではないと指摘する記事を掲載した。
 記事は、中国人が日本の温水洗浄便座や電気炊飯器を爆買いしたのは「消費者の目線で考えられた設計や機能」を評価したためであり、まさにこうした点が中国人消費者の心を打ったのだと指摘。日本人は「生活の質を向上させるためには細部を疎かにしてはならない」ことをよく理解していると伝え、製品の質の「粗さ」を徹底的に排除していると主張した。
 さらに、日本ではさまざまな点で「消費者の目線で考えられた設計や機能」を体験することができると指摘し、日本ではこうした考え方が広く浸透していることを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1620425?page=1
 <そう遠くない将来の、景気停滞中共時代の参考に日本をせよ、と習ちゃん。↓>
 「・・・天天快報はこのほど、バブル崩壊によって「失われた20年」を体験したはずの日本について、経済は確かに低迷しているが、「日本人は景気の停滞を恐れていないように見える」と主張する記事を掲載した。
 記事は、まず「この20年、日本人の給料はほとんど上がっていない」と指摘し、近年の日本経済の最大の特徴は「衰退」であり、日本の国内総生産(GDP)は約20年間、ほとんど増えていないことを指摘。しかし、日本人の生活の質には「明らかな低下」は感じられない」と伝え、その理由として「所得は上がっていないが、物価が下がっている」ためであると指摘した。
 さらに、失われた20年の間で感じ取れる変化は、高級ブランド品ばかり持っていた日本人が「質素」になったくらいと指摘。求人倍率も低くはなく、仕事がないわけではないうえに、手厚い社会保障も存在するためか、日本人は景気の停滞を恐れていないようにも見えると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1620362?page=1
 <習ちゃん、安全社会日本をアッピール。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本のすごいところを紹介する記事を掲載した。そのなかで、日本に住む友人の話として、集合住宅の防犯柵についてのエピソードを紹介している。
 記事は、この友人が入居する集合住宅の1階の窓に、防犯用の鉄格子を取り付けようとしたところ、物件の警備員がやって来て、「われわれの仕事に不満があるなら直接言ってほしい。われわれもちゃんと努力する。お願いだから防犯用の鉄格子を付けないでくれ。それは、われわれの仕事に対する不満ということになる」と言われたと伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1620423?page=1
 これは、ややでき悪の記事。
 「アジア」と一括りしてはいけないし、日本人の謝罪は人間主義的な意味、意義があることに目を向けていない。(太田)↓
 「・・・捜狐はこのほど、日本などのアジア諸国では謝罪の言葉が多用されることを指摘し、その良し悪しについて分析する記事を掲載した。
 記事はまず、アジアの文化圏ではすぐに謝り、西洋文化圏では自分が悪くない限りは決して謝罪しないと指摘。西洋文化からすると、謝罪とは「間違いを認めるか、責任の所在を認める」行為であり、自分が悪くないのに謝るのはおかしいということになるのだという。
 しかし日本人にとって謝罪は「社交的緩和剤」つまり「人間関係を円滑にし、まごころを示す」ことだと主張。西洋では悪くない場合は謝らないという「自分への尊重」があり、日本は人間関係を守るために謝る「他人への尊重」という違いがあるとし、これは文化の違いであると分析した。・・・
 記事は最後に、「口先だけの謝罪よりも行動で示す方が説得力はある」と結論している」
http://news.searchina.net/id/1620391?page=1
 これはこれで間違ってはいないが、やはり、日本の交通ルールの背後に人間主義があることに目を向けていない。(太田)↓
 「・・・今日頭条はこのほど、日本で自動車を運転する中国人のために日本の交通法規について説明する記事を掲載し、中国と日本の交通ルールの違いに注意するよう読者に呼びかけている。
 日本と中国の交通ルールの非常に大きな違いの1つは、日本が歩行者優先の車社会であるのに対し、中国は車優先であることだ。これについて記事は、日本で生活している中国人の見解として「日本の路上では1人1人の歩行者を“億”を上回る価値を持つ高価な壺だと見なして、運転には注意に注意を重ねなければならない」と伝えた。・・・
 また記事は、日本で気をつけるべき点として路上駐車を挙げ、日本ではコインパーキングを探してそこに駐車する必要があり、道路の端に気ままに駐車すれば場所によっては処罰されると説明した。中国では路上駐車が非常に多く、渋滞を招く要因の1つとなっている。
 また日本の道路上によく見かける一時停止の標識だが、中国にもあるにはあるが設けられている場所は少ない。従って記事は一時停止の標識に注意するよう読者にアドバイスしている。」
http://news.searchina.net/id/1620428?page=1
 かつてのトランプの女性を蔑視した露骨な性的トークがオープンになってことで、今度こそトランプにも止めが刺された(かも)、というコラムが・・。
 (トランプは不死身だからねえ。
 選挙が終わって見なきゃ、分かんないよ。(太田))↓
 An hour and a half ago Donald Trump had, according to FiveThirtyEight, a 20 percent chance of winning the presidency. Then the Washington Post published a recording of Trump on a hot mic in 2005 bragging that women allow him to grab them “by the pussy” because he is famous. (“When you’re a star they let you do it. You can do anything.”・・・
 Trump Might Be Done・・・
http://www.slate.com/blogs/the_slatest/2016/10/07/today_s_trump_apocalypse_watch_access_hollywood_leak_edition.html
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 一人題名のない音楽会です。
 川井郁子の6回目です。
JALOUSIE(ジェラシー) 作曲:Jacob Gage(ヤコブ・ゲーゼ)(注) ←鈴木明子の映像がイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=CcnEOdlCUcw
(注)1879-1963。「デンマークのバイオリニスト」
http://www.worldfolksong.com/latin/tango/tango-jalousie.htm
Sinno Me Moro(死ぬほど愛して) 作曲;Carlo Rustichelli(カルロ・ルスティケリ)(注) ←『刑事(Un Maledetto Imbroglio)』 の主題歌
https://www.youtube.com/watch?v=Lqhpf8j3JEk
(注)16~2004年。イタリアの映画音楽作曲家。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%AA
La Japonaise Sort The(五木の子守歌) 
https://www.youtube.com/watch?v=AV5PRKzm5Ko
Still love(恋~スティル) 作曲:川井郁子 ←彼女の最高傑作作品か。
https://www.youtube.com/watch?v=3YVvKV2Axa8
My Memory 作曲:川井郁子 ←美女による演奏会には美女達が集う。
https://www.youtube.com/watch?v=pKV6zqpG5jg
Symphony 作曲:川井郁子
https://www.youtube.com/watch?v=LHVWR0Pv8dU
(続く)
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太田述正コラム#8657(2016.10.8)
<またまた啓蒙主義について(その10)>
→非公開