太田述正コラム#8707(2016.11.2)
<プーチンのロシア(その12)/私の現在の事情(続x85)>(2017.2.16公開)
 <これに対し、例えば、>プーチン氏の元顧問で現在国有石油会社ロスネフト(Rosneft)の長であるイゴール・セチン(Igor Sechin)は、国家がコントロールする経済を信奉しており、メドヴェージェフ氏が何か動きを示すたびにそれを妨害することに全力を尽くしている。
 彼は、ロスネフトが同僚たる国有石油会社のバシュネフト(Bashneft)の株式の過半数超を獲得するだろう、と、この10月に、ロシア政府が、声明を出したことで、勝利を記録した。
 メドヴェージェフ氏は、これら<石油>集団の民営化を可能にするためにこの取引を阻止しようとしていた。・・・
 しかし、この本は、プーチン氏の大きな方向性を形作っているのは何か、或いは、誰か、という問題を解明することに失敗している。
 一体どうして、慎重な改革派が、どんどん欧米に対して戦闘的になっていく、権威主義的統治者、へと変貌したのだろうか。
 策謀する(scheming)廷臣達の主要な企み(plot)<を追った>挙句、ジガールは、プーチン氏を、彼の取り巻き達の諸小細工の産物<以外の何物でもない者、>として提示する。
 それは、何名かのインサイダー達も共有している見解だ。
 この本の中で、元情報操作担当者として登場させられる、グレブ・パヴロフスキ(Gleb Pavlovsky)が、<この見解に>同意している。
(続く)
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            –私の現在の事情(続x85)–
 本日は、雑事が多過ぎたため、その雑事の概要をご紹介することで、本来のコラムに代えたいと思います。
 昨日から前兆がありました。
 アマゾンで買ったアンプの決済がクレジットカード会社(JCB)から下りなかったというのです。
 で、引き落とし銀行口座の残高をチェックした上で、JCBに問い合わせたら、私のカードで不承認の連絡などしていない、アマゾンの内部ミスだろうとのこと。
 改めてアマゾンに電話をかけたら、その場で、あ、承認が下りました、と言われて、腹が立つこと。
 もう一つ、昨日、困ったのは、月初であることから、太田コラム・バックナンバーを更新した上で、(今回は、)アクセス・パスワードを変更する必要があったのですが、パスワードの変更ができなくなってしまったことです。
 さっそく、私のブログ/サーバー管理人の山本さんに善処方をお願いしたのですが、詳細な対処法が、本日、送られてきたものの、「勉強」する時間が差し当たりとれないので、彼にパスワードを変更してもらいました。
 しかし、有料読者の皆さんに、(バックナンバーの更新をした上で、)新パスワードのご案内ができるのは、明日以降になってしまいますので、あしからず。
 さて、いよいよ、本日です。
 11時過ぎに上記アンプが届いていたはずのところ、私が不在なので持ち帰った、との通知が、アマゾンのサイトに表示されていることに12時過ぎに気付き、アマゾンに問い合わせると、不在連絡票がポストに入っているはずだから、それを見て、書いてある運送会社に連絡して再配達してもらえ、とのこと。
 それなら、サイトで最初からそういう風に書いてくれていれば電話しなくてすんだじゃないか、とまたカッとしてしまいました。
 (それにしても、前回のヨドバシカメラの配達員のケースは、暗くて呼び鈴を見つけられなかったというものだった・・その時は不在連絡票は投函されていなかった・・けれど、今回は、どうして、配達員が押した呼び鈴が私に聞こえなかったのか、いまだに腑に落ちません。)
 15:30には、予定されていたところの、みずほ証券の新担当者の来訪があり、30分強、NISA枠内で買う株主優待付の株の説明を受けました。
 その後、さっそく、インターネットで、20数年ぶりに、ささやかな株買いを行ったのですが、都合3回も、サポートデスクのお世話になり、やっとのことで注文が完了しました。
 あらかじめの入金額やNISA枠の上限を超えずに買うこと自体がかなり大変でしたね。
 その間に、ようやくアンプが届いたのですが、このアンプを繋いでもスピーカーから音が出ず、あれこれ検証をした挙句、そもそも、パソコンに問題があることが分かりました。
 途中で、まず、komuroさんにSOSを発し、それを取り消し、今度はK.Kさんに連絡。
 ご存知のように、このところ、メインのEpsonパソコンのメモリの増設等をやっているわけですが、このパソコンでは、それ以前から、終了しても再起動してしまうという障害が生じており、再起動直前に強制終了させる、ということを繰り返してきており、増設等が完了した時点で、システムのリカバリを行おうと思っていたところ、K.Kさんの同意もあり、とにかく、明日、リカバリを行うことにしました。
 それでもって、音が回復してくれることを祈るばかりです。