太田述正コラム#8729(2016.11.13)
<私の現在の事情(続x86)>(2017.2.27公開)
1 始めに
 日曜にしては、「ディスカッション」の本来の核心部分である、読者との対話部分の執筆に時間がかかってしまい、しかも、ピアノ室で音楽・ピアノを楽しもうと思ったら、komuro大アンプがまたまた雑音だけしか出ないという不具合で、ついに、この前買って、2週間、初期不良品でないかを確かめるヒマがなかった・・その瞬間にEpsonパソコンの不具合/ダウンが発生したため・・ところの、中共製アンプを初めて使ってみたところ、これも音を出してくれず、念のため、2階にこのアンプを持って行って、そちらでも確かめてみたところ、komuro小アンプでは音が出るのに、この中共製アンプでは出なかったので、これが初期不良品である確信を持てたのですが、そうしているうちに、夕食兼NHK大河ドラマ鑑賞の時刻になったので、本日は、1階での音楽・ピアノを諦めました。
 (ピアノは、1週間に一度1時間弾けば、超スローながら技量が向上していくことが分かったので、欠かしたくない一方、隣の家には、原則、日曜の夕刻にだけ音楽と、とりわけピアノ、を鳴らすのであしからず、と伝えてあるので、若干心苦しいのですが、明日、弾くつもりです。
 もとより、電子ピアノもあるので、夜を含め、そちらで弾けばいいのですが、ホンモノの、しかも(セミ)グランドのピアノで弾くのは、気持ちよさがダンチですので・・。)
2 アマゾンとのやりとり
 大河ドラマが終わってから、ネットで、この中共製アンプ(であれ何であれ、アマゾンで買ったもの)は一か月期間内なら無条件で返品・返金に応じてくれることを知ったところ、この製品については、買った時にアマゾンのチョンボで決済ができず、また、配送時には(恐らくは)運送屋のミスで午前の到着が夜になってしまい、更に、今回気付いた初期不良、とさんざんケチが付いたことから、交換ではなく返品・返金申し込みをすることにしたのです。
 で、ネットで、返品・返金手続きを進めると、受付が完了し、最後に、注意書きと、料金受取人払いで製品を送り返す際の宛先とバーコードが表示されている画面で、バーコードのコピーを製品に同梱してください、それができないのなら、代わりに(やはり画面に印字されている)返品受付IDを書き写した紙を同梱してください、というので、この画面を印刷しようとしたのです。
 ところが、1月に賀状を印刷する状態でプリンターに年賀ハガキがセットしてあったのを忘れ、ハガキ大用紙に印刷される設定であることは画面で分かっていたものの、使用する用紙をA4に変えて印刷を開始したところ、ファームウェア・アプデート指示だの、インクがなくなりかけている警告だのが連続してプリンターから出て、ドタバタした挙句、ようやく印刷が開始したと思ったら、(既に文面が印刷されている)賀状への二重印刷になってしまい、しかも、設定をA4に変えたためか、宛先住所も、バーコード/返品受付IDも右半分がちょん切れて印刷されてしまっていました。
 しかも、ハガキ3枚で足りるはずが、私が3回印刷開始のボタンを押してしまっていたらしく、9枚に印刷されてしまいました。
 (後で、印刷したい箇所だけを指定して印刷すればよかったと反省しつつも、そもそも、どうして、ハガキ大なんて用紙を指定し、しかも、そのまま印刷しようとした場合、注意書きまで印刷させるんだ、と私はプリプリ。)
 パニクった私は、パソコン上の印刷画面を閉じてしまった、よって情報が失われてしまった、と錯覚し、アマゾンのサポートに電話しようとしたのです。
 ところが、20:00時までは電話対応してくれるはずなのに、電話受付画面が反応をしません。(一度やったことがあるのですが、反応さえすりゃ、サポートから電話がかかってくる、というシステムです。)
 進退窮まったのですが、今度は、サポートとチャットをするという方法があることを発見し、チャットを申し込み、開始しました。
 実は、これ、私の人生における初チャットであり、Lineもこんな感じなのだろうな、と思った次第。
 初チャットはもっと艶っぽいものであって欲しかったなあ、なんて・・。
[チャット内容](「お客様」は私です。)
お客様: 電話がかかってこない
 –現在、担当者 佐藤 と接続中です。–
佐藤: お問い合わせいただきありがとうございます。
 Amazonカスタマーサービスの佐藤でございます。
 ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。
 前回の内容を確認いたしますので、お待ちください。
お客様: 返品しようとして、印刷に失敗。送付先等が復元できない。
佐藤: さようでございましたか。ご不便をおかけし大変申し訳ございませんでした。
お客様: どうしたらいいんですか?
佐藤: よろしければ、このチャットにて返送先住所などをご案内させていただいてもよろしいでしょうか?
お客様: 品番も必要ですよ。
佐藤: 品番とは、返品受付IDのことでしょうか?
お客様: そうです。
佐藤: はい、そちらについては返品受付IDを書いたメモを同梱いただければ大丈夫ですので、印刷できなくとも返品は可能です。
お客様: メモをとっていません。
佐藤: 返品受付IDについては「………」となりますので、これを書いたメモ用紙を同梱いただけますでしょうか?
お客様: で、梱包し、着払いで送ればいいんですね?
佐藤: はい、さようでございます。
お客様: 着いてから随分時間は経っているのですが、最初から故障していて、本来は交換なのでしょうが、この商品、配送時からトラブル続きなので、返金ということにしたいのですが、その関連で1点質問があります。
佐藤: かしこまりました。
お客様: クレジットカードで購入する際、初めて、同カードのポイントを使う手続きをとって使ったのですが、このポイントの分は、どういう形で返金されるのですか?
佐藤: かしこまりました。確認いたします。
 太田様、お待たせいたしました。
 確認したところ、使用されたパートナーポイントは、 返送された商品をAmazon.co.jp の配送センターで受領後、3-5日程度でパートナーポイント残高に戻ります。
お客様: 最初におっしゃっていた、返品先住所も教えてくださいね。
佐藤: そのため、今回であれば・・・・ 円がパートナーポイントとなりますので、この分は残高として戻り、残りがクレジットカードの方に返金となります。
 パートナーポイントの件は以上となりますが、よろしいでしょうか?
お客様: 分かりました。
佐藤: ありがとうございます。続いて、返送先についてご案内します。
—————————–
〒272-0127 市川市 塩浜 ・・・・ アマゾン 返品係
—————————–
 上記住所あてにご返送をお願いします。
 もし、伝票に電話番号の記載が必要の場合には
「0120-・・・・・・」をご記入ください。
お客様: 配送会社はどこでもいいのですね?
佐藤: はい、ヤマト運輸でも佐川急便でもゆうパックでも、宅配便であればどこでも大丈夫です。
お客様: 以上です。どうもありがとう。
佐藤: かしこまりました。
 お手数をおかけすることとなり大変申し訳ございませんが、ご返送をお待ちしております。
 返金が完了しましたらEメールでお知らせが送られますのでお待ちください。
 それではこのままウィンドウを閉じて、チャットを終了してください。Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございました。
3 終わりに
 このアンプで、アマゾンにさんざん振り回されてしまったけれど、上掲のチャットでの対応は、なかなか見事なもので、ちょっぴり、アマゾンを見直しました。
 komuroさんやK.Kさんのおかげで、オーディオとパソコン環境は、まことに高級なものになったものの、komuroさんも示唆されていたように、高級になればなるほど、メンテが大変になり、それに時間がとられて、私の執筆の三本目の柱である、オフ会「講演」準備に割く時間が、前回のオフ会が終わってから、全くとれていません。
 そのため、次回のオフ会で何を「講演」するかも煮詰まらず、従って、太田HP上でのご案内もできないままの状態です。
 (これまた買ってから日が浅いマランツのUSB-DACとkomuro小アンプを、Epsonパソコンがダウンして以来、初めて、昨土曜日に繋いで2階でスピーカー出力を試みたのですが、この二つの機器を繋ぐケーブルの端子の状態がちょっと変わっただけで音が出なくなり、いい頃合い加減にするため、ケーブルを曲げたり、マランツの位置をすらしてみたり、エライ苦労をしました。
 (もっとも、オーディオについては、業界が協力して、こういう微妙な調整なんて必要がなくなるようにどうしてできないんだと、ちょっと呆れてます。)
 そもそも、ロジも含めて、一切合切を個人商店形式でコラム書き等をやってきた体制は、そろそろ限界なのかもしれないな、という気がする昨今です。