太田述正コラム#8966(2017.3.12)
<皆さんとディスカッション(続x3279)>
<太田>(ツイッターより)
 「朴大統領罷免「正しい」86%…韓国紙世論調査…」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170311-OYT1T50045.html?from=ytop_ylist
 「「北人権侵害に国際法廷を」…国連特別報告者…」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170311-OYT1T50062.html?from=ytop_ylist
 経済発展(韓国)や核弾道弾保有(北朝鮮)はできても、碌な政治指導者を持てない朝鮮民族。
 「…朴槿恵…氏は…検察が求めた事情聴取に…「公平性が疑われる」として応じなかった<ところ、>…罷免の衝撃が大きく、次の行動に移れないようだ…」
http://digital.asahi.com/articles/ASK3C5CLNK3CUHBI01H.html?rm=433
 自国が分かりかけたものの十分じゃなかったらしい。
 一般国民はもっと自国が分かってないんだろ。
<豊丘時竹>(2017.3.9)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20170309
 太田さんによれば「少女像」も日本独立のためにある。・・・コラム#8960<参照>・・・
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 公共事業に入札はなじまないのに入札を維持せざるをえないことに由来する「苦渋」の解消は不可能だよ。↓
 「「1者応札」苦渋の容認 競争性に疑問も・・・」
http://mainichi.jp/articles/20170312/k00/00m/040/138000c
 知らんかったー。↓
 「サイパンとグアム、日本人が消えた楽園の今・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%91%e3%83%b3%e3%81%a8%e3%82%b0%e3%82%a2%e3%83%a0%ef%bd%a4%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%8c%e6%b6%88%e3%81%88%e3%81%9f%e6%a5%bd%e5%9c%92%e3%81%ae%e4%bb%8a-%e5%ae%89%e5%a3%b2%e3%82%8a%e3%81%97%e3%81%99%e3%81%8e%e3%81%9f%e3%83%aa%e3%82%be%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%af%e5%be%a9%e6%b4%bb%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%81%8b/ar-AAo9w6O?ocid=iehp#page=1
 結構なことだが、ITER
https://ja.wikipedia.org/wiki/ITER
との関係はどーなっとんの?↓
 「核融合発電に向け重水素実験開始・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170308-OYT1T50027.html?from=ytop_ylist
 元気そうで何よりだが、デパート等への出店だけじゃ、心許ないなあ。↓
 「久美子社長「大塚家具を誤解しないでほしい」 新経営ビジョンを公表・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%e4%b9%85%e7%be%8e%e5%ad%90%e7%a4%be%e9%95%b7%ef%bd%a2%e5%a4%a7%e5%a1%9a%e5%ae%b6%e5%85%b7%e3%82%92%e8%aa%a4%e8%a7%a3%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%a7%e3%81%bb%e3%81%97%e3%81%84%ef%bd%a3-%e6%96%b0%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%82%92%e5%85%ac%e8%a1%a8%ef%bd%a4%e3%81%a9%e3%81%86%e7%ab%8b%e3%81%a6%e7%9b%b4%e3%81%99%e3%81%ae%e3%81%8b/ar-AAo7BNh?ocid=iehp#page=2
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <日本へ行けキャンペーンが2つ。後者は中共観光関係者への叱咤をからめている。↓>
 「・・・今日頭条は・・・海外旅行を楽しむ中国人にとって「日本は人気の渡航先」であると伝え、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐって韓国旅行の人気が冷え込むなか、日本旅行の人気がさらに高まりつつあると紹介。中国人旅行客が日本を訪れたがる理由について考察している。
 記事は、東南アジアにも旅行先としては魅力ある国が数多くあると伝える一方、それでも日本旅行のほうが人気だと紹介。中国人が日本を旅行で訪れる理由は「決して地理的に近いことだけが理由」ではないとした。
 続けて、「風光明媚な景色、安心して楽しめる買い物、精緻で美味しい料理」など、日本には非常に多種多様な観光資源があると指摘。また、整備されたインフラ、中国では体験できないサービスといった点も中国人にとっては非常に魅力ある観光資源に映っていることを指摘した。
 一方・・・一点資訊は、日本が中国人をはじめ、多くの外国人旅行客を惹きつけるなか、中国を訪れる外国人旅行客は決して多くはないと伝え、「それはソフト面の観光資源が日本に劣っているため」であると伝えている。
 記事は、16年に日本を訪れた外国人客のうち、中国人は約600万人に達したことを紹介する一方、中国を訪れた約2500万人の外国人客のうち、観光目的で訪中したのは800万人ほどにとどまると指摘。中国には数多くの世界自然遺産があるとおり、ハード面の観光資源は決して日本に劣っていないとしながらも、中国を訪れる観光客が決して多くないのは「中国人が旅行というものを理解していないため」であると主張。
 旅行の目的は人それぞれ異なるものであり、買い物が目的の人や観光が目的の人、レジャーを目的にする人など、多種多様であるとする一方、日本の観光資源は多種多様なニーズを満たすことができると指摘。現在の中国には風景や悠久の歴史といった観光資源は存在するが、観光客の多種多様なニーズを満たせるだけの豊富な観光資源がないことを伝え、中国人をはじめ、日本を訪れる外国人客が増加の一途を辿る一方、中国を観光目的で訪れる外国人が少ないのは「ソフト面の観光資源」や「観光資源の豊富さ」に圧倒的な差があるためと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1631086?page=1
 <日本の古着店を取り上げた、要は日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本にある古着店について「単に中古品だけを扱うだけではなく、そこには時代の縮図がある」と評する記事を掲載した。
 記事は、様々なショップが軒を連ねる東京・下北沢の街について紹介。「規模は小さいが若い人に深く愛されてている。多くのアパレル店、古着店、雑貨店があり、散歩に適した場所だ」とした。
 また「古着の愛好者でなくでも、ここではとても新鮮で面白い体験をすることができる」と説明し、現地にある古着店の様子を撮影した写真を掲載。「古着店は主に、手頃な価格の古着や靴、バッグ、装飾品が置かれているほか、家具やトランク、ヴィンテージのレコードや絶版になった書籍などさえ売られているのである」と紹介した。
 そして、いわゆる「古着」とは「単に中古の服という概念ではなく、現在ではすでに作られていない物を指す。これらの服は、材料や細かい裁断方法、更にはその用途まで、すべて作られた時代を表す縮図なのである。それゆえ、特殊な活を持つのだ」と評している。
 記事はさらに、それぞれの店舗には店主の個性や好みが滲み出ており、自分の趣味に合った店を見つけるたびにとても大きな喜びを感じることができるとした。」
http://news.searchina.net/id/1631091?page=1
 <これも日本のラーメン文化(麺文化が正しい)の起源を取り上げた、要は日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・澎湃新聞は・・・日本のラーメン文化の起源をさらに過去にさかのぼって考察する記事を掲載した。
 記事は、考古学者は2002年に青海省の新石器时代の斉家文化跡で、4000年前に粟とキビを用いて作った麺を発掘したと紹介し、これは現在知られている最も古い麺であると指摘、従って麺は中国が生まれたものであることは疑いようがないと論じた。
 続けて、日本書紀には、曇徴(どんちょう)という僧が西暦610年に石臼を日本に持ち込んだという記載があると紹介、しかし当時の日本は石工技術が発達していなかったために模造することができず、また硬い皮殻に覆われた小麦を木臼でつき砕くのは困難だったために、かなり長い期間にわたり麺は貴族や高い位の僧侶が独占する貴重な食べ物だったと説明した。
 一方で東福寺を開山した聖一国師が西暦1241年に水車と歯車を用いた石臼の設計図を中国から持ち帰ったことにより、日本の製麺技術はついに中国のレベルに追い付くようになり、その結果として一般庶民も麺を味わうことができるようになったと説明した。
 この記事の要点は、日本のラーメン文化の歴史を日本の製麺技術の歴史と結びつけているところにある。また日本の製麺技術の発達は当時の中国文化がなければありえなかったという見方を示している。中国から伝わったラーメンは、日本を訪れた中国人旅行客が日本滞在中に「最も満足した食事」に数えられるほどになっており、今や日本のラーメンは日本を代表する料理になっている。」
http://news.searchina.net/id/1631092?page=1
 <定番的だが、日本の無印良品を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「無印良品の簡素なデザインに、どうしてこれほど多くの中国人が惹かれるのか」とする記事を掲載した。
 記事は「無印良品と言えば、店舗の装飾から商品に至るまで、随所に簡素さや清潔感がにじみ出ている」、「最大の特徴はシンプルさであり、その製品はロゴや不要なデザイン、不要な加工や色をそぎ落とし、素材や本来の機能だけが残されている。製品の多くは白、クリーム色、青、黒といった色合いだ」と紹介したうえで、「この日本のブランドがどうし中国人の人気を集めるのか」と疑問を提起した。
 その答えについて「今の中国は生活や仕事のリズムが速くなっており、さまざまな文化や思想が狂ったようにインプットされていくなか、心ではシンプルで自然な生活をますます渇望している」とし、「無印」が持つ素朴、平和の美学が大都市に住む中国市民の志向にピッタリと合致しているのだと説明している。記事は最後に「流行品はやがて旬が過ぎ、ブームが去ることになるが、クラシックなものにはそのようなことは起こらないのだ」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1631087?page=1
 <パキスタンでの日中バイク競争を通し、中共のバイク業者を叱咤。↓>
 「・・・今日頭条は・・・パキスタンのバイク業界で「日中大戦」が繰り広げられているという記事を掲載した。
 記事は、約2億人の人口を持つパキスタンではこの15年でバイクの年間生産台数が20倍以上に増加したと紹介。2001年には10万台の生産だったのが、昨年は220万台に達したとした。また、女性のバイク乗車がタブー視される文化的な理由により、スクーターではなく跨ぐタイプのバイクが主体となっていると説明している。
 そして、同国のバイク産業は中国の部品を輸入して現地で組み立てる形態(APMA)と、日本の技術を用いてすべてを現地生産する形態(PAMA)の「2大陣営」体制となっていると紹介。完成品バイクの輸入関税が65%以上と極めて高いため、このような体制がとられているのだという。そして、日本の技術で現地生産したバイクは、中国部品を組み立てたものに比べて値段が2倍近いとのことだ。
 しかし記事は「近年中産階級層が急速に拡大する中、若者たちはブランド意識が高まっている。安くていいものではなく、多くお金を払っても自分が信頼している大手ブランドを選択する」とし、最大手ブランドである「アトラスホンダ」が50%以上のシェアを獲得していることを伝えた。
 記事は、時代が変化するなかで、公共交通機関の未発達により通勤通学をする女性がスクーターや電動バイクを理想の乗り物と認識するようになる可能性について言及。「なおもある程度時間をかけた検証が必要ではあるが、中国のバイク企業は同国の男女間におけるニーズの違いを踏まえて戦略を定めるべきである」と提言した。」
http://news.searchina.net/id/1631090?page=1
 さすが、韓国民のIQは高いだー。
 やがて、日本国内でも将棋について、同じことが起きる?↓
 「原因は「アルファ碁」!? 韓国で囲碁人気失速・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/03/09/2017030901620.html
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太田述正コラム#8967(2017.3.12)
<下川耿史『エロティック日本史』を読む(その2)>
→非公開