太田述正コラム#8998(2017.3.28)
<皆さんとディスカッション(続x3295)>
<ブービータスキチ>(ツイッターより)
≫トランプは・・・3740億ドルの請求書を突きつけたんだとさ。≪(コラム#8996。太田)
 どーりで<トランプとメルケルは>握手しなかったわけだ。
<太田>(同上)
 「森友学園問題で「日本極右教育」を攻撃していたはずの中国が、証人喚問以降は籠池氏側に立ち、安倍夫妻への疑惑報道を過熱させている。…」
https://news.infoseek.co.jp/article/newsweek_E189163/
 そりゃ気が付かなんだ。
 遠藤のおばちゃま有難う。
 多分、習ちゃんも僕同様、安倍チャンは再軍備しない、と見限ったんだと思うよ。
 「…「忖度」という言葉が最初に記録に現れたのは西暦210年に書かれた『述志令』とのこと。三国志時代(西暦180年~280年)の魏の国、曹操の記録の中にあるという。…相手の思惑を汲み取って、自分に不利を来さないようにする<こと>…」
 いやー、勉強になっただー。
<GW4NZ8Sx>
 「森友「認可」、私学審の舞台裏 「規制緩和の時代で…」
http://digital.asahi.com/articles/ASK3T51K0K3TUTIL00P.html?_requesturl=articles%2FASK3T51K0K3TUTIL00P.html&rm=603
 「橋下松井コンビに激高 安倍首相“維新3点セット”白紙撤回か・・・
 安倍首相と松井知事は2012年2月、大阪で開かれた「日本教育再生機構」のシンポジウムで会談したのを機に意気投合。
再生機構はHPで〈教育を通じて国民意識を覚醒させ、国家への愛情を取り戻すこと〉を標榜し、メンバーは「日本会議」と重なる。
森友学園とも関係の深い組織だ。・・・」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201863/1
 事件の発端は2011年であり、最初に森友学園をプッシュしたのは橋下松井コンビ。
 2012年になり、まだ野党だった安倍さんが松井と思想的にも共鳴できることを確認し、維新を政治勢力としても利用できると考えて森友学園をプッシュし始めたのが真相ではないか?
 もちろん、昭恵夫人は夫の思惑を少しも理解していない。
<太田>
 関連記事です。
 むしろ、「ケジメをと」らない限り、「政治家・安倍晋三」はオワでは?↓
 「<首相の母親の>洋子さんは・・・『あなたの不知な行動でどれほど首相が苦しんでいると思っていますか』と昭恵夫人に話し聞かせたそうです。そして『政治家・安倍晋三にもしものことがあったら、しっかりケジメをとってもらいますからね』と付け加えたとも聞いています・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12855774/
 私も賛成だな。
 少なくとも、特定の個人、企業のための口利きは禁止すべきだよ。
 そんなもん、議員の仕事でも何でもない。
 公務員・・政治家も官僚も公務員だ・・に、特定の個人・企業を優遇させるべく、「働きかけ」だの「問い合わせ」だのをするなんて、おかしいと思わない? 諸君!
 それを受けた公務員の側の心情の一端を昔のコラムで開陳したことが何度かあるけど、怒ったり、呆れたりだったなあ。
 議員に頼む個人、企業が一番いけないんだけど・・。↓
 「【森友学園問題】民進・野田佳彦幹事長、松井一郎大阪府知事を批判 忖度めぐる発言に「真っ向反対だ」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12855428/
<TOmuNsZU>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 「「アメリカは70年間、衰退し続けている」–チョムスキーの視点・・・」
https://news.yahoo.co.jp/feature/566
 生成文法おじいさんの方が凡百の評論家より見えてるんじゃない?
 衰退を確定づけた日本の役割までは見えてないようだけど。
<hycvFu1w>(同上)
>衰退を確定づけた日本の役割までは見えてないようだけど。
 アメリカの衰退と日本って何か関係あるんでしょうか?
 よろしければご教示ください。
⇒言語学者としてのチョムスキーの「理論」すら、同じユダヤ人の精神分析学者たるフロイトの「理論」並みの妄想の域を超えない。
http://cruel.hatenablog.com/entry/2016/04/08/105603
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
と私は思っており、いわんや、そんな彼の政治ないし歴史批判など、まともに取り合う方がオカシイ、というのが私の率直な気持ちだな。
 で、「アメリカは<戦後>70年間、衰退し続けている」ですが、もちろん誤りであり、「戦間期依頼90年間近く、衰退し続けている」だろうね。
 1929年の大恐慌以降、先の大戦まで、経済が事実上ゼロ成長だった(コラム#省略)ことを想起して欲しい。
 この間、福祉国家(修正資本主義)への本格的脱皮がついにできなかったことで、米国の早期衰退が決定的になったのよね。
 米国が、先の大戦及びその戦後、の一時期に絶頂期を迎えたように見えたのは、戦争による有効需要の大量創出と、戦中・戦後の、欧州から逃れて来た優秀な移民達の貢献、そして、他の先進経済諸大国の大戦の戦禍による疲弊、という一時的神風の賜物に過ぎない、と見るべきなんだな。
 だから、米国の衰退は既定路線なのであって、日本の役割があったとすれば、それは、単にその進行を早めた、という程度のことだろう。
 その役割とは、米国を、その国外における領域的支配を忌避した全球的覇権国にしたい、との米国指導層の異常な願望を、日本が、対ソ(露)抑止という絶好の名目を付与してやることによって、全面的に発現させる機会を提供したことだ。
 その状態下で、米国は、「帝国的オーバーストレッチ」(ポール・ケネディ)に陥ったことに加え、無意味な帝国主義戦争を恒常的に繰り返すことで世界中の一般住民の天文学的な数の死を直接的間接的にもたらし(コラム#省略)、世界中の顰蹙を買う羽目に陥り、現在、中共に経済力で抜かれる寸前にして、暗愚で下劣な白人至上主義者のトランプを大統領に戴く、という惨めな醜態を世界に晒すに至っているわけよ。(太田)
<TOmuNsZU>(同上)
 日本政府の核兵器禁止条約に対する態度、将来の核武装を視野に入れてのものなら納得だけど、自民党だと単なるアメポチなんだよね?
⇒イエース。
 関連記事だ。↓
 <幸い、こん中に日本は入ってなかったみたいだけど・・。↓>
 ・・・Ms. Haley and other ambassadors standing with her, including envoys from Albania, Britain, France and South Korea, declined to take questions.・・・
https://www.nytimes.com/2017/03/27/world/americas/un-nuclear-weapons-talks.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Famericas&_r=0 (太田)
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 またまた、ロシア・フェチぶりをアメちゃんが発揮。
 ロシア革命なんて目じゃないの。その前の世紀の明治維新こそ枢要なの!↓
 ’March 1917′ follows Russia and the US in a year that shaped the future・・・
http://www.csmonitor.com/Books/Book-Reviews/2017/0315/March-1917-follows-Russia-and-the-US-in-a-year-that-shaped-the-future
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
 <人民網より。
 法人税制まで日本のを継受なさるの、習ちゃん?↓>
 「中国の税制改善は日本にならい「減点法」で・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0328/c94476-9195730.html
 <さよですかい。↓>
 「テレビアニメ「NARUTO -ナルト-」が23日に最終回 中日のファンから惜しむ声・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0327/c94473-9195496.html
 <ここから、サーチナより。
 中身は定番的だが、子供を連れて日本へ行け、との強いお達し。↓>
 「・・・捜狐はこのほど、中国人旅行客による手記を掲載し、日本は子どもを連れて訪れるべき国であると伝え、「日本を体験させることは子どもにとって勉強になる」と伝えている。・・・」
http://news.searchina.net/id/1632296?page=1
 <日本の温泉を引き合いに出して日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・北海道にある露天の温泉で極上の体験をしたことを紹介する記事を掲載した。記事は「北海道旅行で温泉は外せない。火山が多いゆえに日本に様々な天然温泉が分布しているが、特に北海道は多く、ミネラルを豊富に含んでいる」紹介。そのうえで、このほど体験したのが、あたり一面の雪景色と舞い散る雪の中での入浴だった事を伝えた。
 作者は「温泉には何度も入っているが、零下20-30度の屋外で雪にまみれながら浸かるのは初めて」とのこと。屋内の浴場で体を温めたあとで外に出ると刀の如き寒風が顔に打ち付け、約50度の温度差で一瞬にして鳥肌が立ち震えたが、急いで湯気がもうもうと立ち込める温泉の中に入ると「ああ、本当に気持ちいい」と感じたようだ。
 記事は「体の上が冷たくて下が熱いというのは、得も言われぬ気持ち良さがある。かすかに硫黄の香りがする温水に浸かり、遠くの雪山を眺めるひとときは、まさに楽園にも勝る心地よさである」と評している。」
http://news.searchina.net/id/1632264?page=1
 <弁当を引き合いに出して、実質的に日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、豊富な種類の駅弁が存在する日本には、中国でも名高い「和牛」を使った駅弁まで存在すると驚きを示し、日本人が新幹線の車内で和牛に舌鼓を打つなか、「中国人は車内でインスタントヌードルをすすっている」と伝える記事を掲載した。
 記事は、日本人にとって鉄道とは「目的地に移動するための手段」としてだけでなく、あくまでも旅の一部分であり、文化の1つであると指摘。そして鉄道文化を構成する重要な要素の1つこそ駅弁であると論じた。
 一方、日本の駅弁と中国の弁当を同一視しては絶対にいけないと指摘し、そのクオリティや味、種類の豊富さには絶対的な差があることを強調。それでいて、価格は1000円前後と日本の物価水準から見てお買い得であるうえ、日本の駅弁は衛生管理も厳格に行われているため、安心して食べることができると称賛し、日本と中国の鉄道の旅における食事の楽しさにはあまりにも大きな差があることを嘆いた。」
http://news.searchina.net/id/1632277?page=1
 <実はありふれた日本のグルメ群を引き合いに出して、実質的に日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「あまり知られていない日本のグルメ」と題し、中国人にあまり知られていない日本の食べ物を紹介する記事を掲載した。
 最初に紹介したのは、和菓子。小豆を主原料としてさまざまな色彩や形状で仕上げた和菓子の数々は「まさに日本人の文化と精神を示すものだ」と説明している。そこまでマイナーではないと思うが、外国人にとってちょっと敷居が高いイメージはあるかもしれない。
 続いて登場するのが、北海道を代表する鍋料理の石狩鍋だ。産卵のために川を遡上するサケを余すところなく利用する鍋であり、鍋の名前もサケで有名な石狩川から来ていると説明。メインのサケとともにジャガイモやキャベツなど地元の野菜を一緒に煮込めば、北海道の味を十分に堪能することができるとしている。
 このほか、平べったい麺の滑らかな食感が美味しい名古屋のきしめん、ホカホカのご飯の上にマグロやキュウリ、青ネギなどを盛り付けた鉄火丼、茶碗飯にお湯やお茶をかけて食べるというシンプルながらも奥深いお茶漬けなどを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1632211?page=1
 <日本車を買えキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日系とドイツ系の自動車をどのように見るか」とする記事を掲載した。
 記事は、中国の合弁自動車市場において日系とドイツ系がほぼ天下を二分しており、両者に関する話題は永遠に語り尽くされることがないと紹介。両者に関する主なテーマは車体の重さ、安全性、燃費などであり、「ドイツ系は車体が重く、ドアの音がしっかりしているから安全だが燃費が悪い」、「日系車は外観がおしゃれで、燃費がいい反面、ボディが薄いので安全でない」といったステレオタイプ的な話をしばしば耳にすると伝えた。
 そのうえで「同じクラスの自動車を比較してみると、実際は両者の車重には大きな差はない。そして、自動車の安全性はもはや鋼板の厚さで判断する時代ではないのだ」と説明。自動車の前後の衝撃吸収部分が安全性に大きく関わっており、日系、ドイツ系いずれも安全対策はしっかりとやっていると解説した。
 また、燃費についても車重だけが大きな要素ではなく、エンジンと変速機の組み合わせも大切であるとし、資源の乏しい日本が技術的にリードしているハイブリッド車を除けば、燃費にかんして両者は大差ないのだと説明している。
 記事は「両者の自動車についてああだこうだ言うのはみな笑い話のようなものなのだが、消費者に大きな誤解を生みかねない。人と同じで完ぺきな自動車などないと思って理性的に自動車を購入することだ」とした。」
http://news.searchina.net/id/1632253?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国では高級車ブランドを代表する「BBA」の販売台数の伸びが鈍化し始めたと伝える一方、2017年1月の中国市場におけるレクサスの販売台数が前年同月比7.3%増、2月は同58.2%増となったと伝え、「BBA」の販売鈍化はレクサスの販売増が原因なのだろうかと疑問を投げかけている。・・・」
http://news.searchina.net/id/1632289?page=1
 <客観記事だが、日本に好意的な記事。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は・・・日本文化の一部を中国人読者に紹介している。
 日本では多くの女子高校生が冬でも丈の短いスカートを穿いていることは、中国でも広く知られている。「体を冷やすことは万病の元」との考えが一般的な中国においては、冬に生足でスカートを穿くというのは「あり得ない」行為に映る。
 これに対して記事は、日本の若者たちは小学生のころから冬でも薄着で登下校していることを紹介し、日本の女子高生が冬に薄着をするのは子ども時代から培われた習慣によるものだという見方を示した。確かに中国では「日本の幼稚園児は冬でもみな乾布摩擦をしている」と誤解している人が多く、こうした鍛錬の成果として「日本の女子高生は冬でもミニスカートを穿ける」と誤認している中国人は少なくなさそうだ。
 また、日本人は「子どもから成人まで、女性には化粧をする習慣がある」とし、日本人女性は何歳になっても中国人に比べてしっかりと化粧をする傾向にあることを指摘、日本人女性の化粧文化はやはり幼少のころから養われたものだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1632255?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・第一農経・・・記事は、日本は果物の値段が中国に比べて非常に高く、特に中国では安いスイカは「日本では想像できないほど高額」と説明している。
 記事は以前にネット上で、中国で働いていたが定年となったときに「スイカを食べたいがために中国に残った」という日本人の話を見かけたと紹介、しかしこの日本人の気持ちは「多くの中国人にとって理解しがたいものだった」と説明した。
 つまり、この日本人が中国に残ったのは中国に比べて日本のスイカの値段が高いということだが、この点を例証するために、日本ではサイコロ型・ピラミッド型・ハート型のスイカが数千円で販売されていると紹介。中国では安価で販売されることもあるスイカは日本では高級果物として扱われていることに驚きを示した。
 さらにスイカ以外の果物についても、2016年に行われた競りの事例を紹介、2個入りの夕張メロンの最高落札額は300万円だったと紹介したが、日本の果物は食べ物としての役割以外に、贈答文化のなかで重要な役割を担っているために「極めて高い値段」がつくことがあると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1632256?page=1
 <目の付け所はいいが、分析不足の記事。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は、「日本では男性だって差別されている」と論じている。
 記事は、日本ではこれまで女性の権利だけが強調され、誰も男性の権利には触れようとしないと説明。また、日本人は男女平等と「女性の権利を勝ち取る」ことを同一視していると主張した。さらに、日本においては男性は各種の「性差別」を受けており、その最も典型的な例は「女性専用車両」だと論じた。
 続いて女性専用車両の存在が男性差別となる理由を男性の観点から説明し、女性専用車両は男性たちを「痴漢予備軍」とみなすのと等しいという見方を示した。
 また、日本にはかつて女性専用レストランが出現したことや、日本のある航空会社には旅客機に女性専用トイレが出現したこと、また「女性専用席」のある図書館もあると紹介。さらに、あるPTA会議において1人の父親以外はすべて母親という状況下で、司会を務めた女性教師が口を開くたびに「お母さん方」と呼びかけ、この父親の存在を「完全に無視していた」という事例も紹介し、これらはすべて男性差別であると言う見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1632258?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・中華網・・・記事は、日本人が屋内に入るときに必ず靴を脱ぐ最大の理由は「水虫予防である」と主張する記事を掲載した。
 記事は、日本人は家に入るときに必ず靴を脱ぎ、スリッパなどの上履きに履き替えると紹介。しかし、「日本人はなぜこのようにするのか?」と問いを提起した。
 続けて、「これは清潔さを愛し、家を汚したくないからかもしれない」との答えを提示した後、すぐに「実際は決してそうではない」とこの答えを否定。実際は日本が海洋性気候で多湿であるゆえに日本人の水虫発症率は比較的高く、それゆえ家の中では通気性の良い上履きに履き替える習慣があると説明し、「これが最大の理由ではないか」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1632254?page=1
 <これは、必ずしもガス抜きではなさそうだが、私には判断能力がない。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本のアニメはどうしてどんどんダメになっていくのか」とする記事を掲載した。記事は「現在、日本のアニメ産業は間違いなくネックの時期に入っている。日本のマンガ・アニメのピークは1990年代で、そこから没落へと向かっている。理由はたくさんあるが、文化コンテンツはある程度まで発展すると壁に直面するものであり、これは避けようのないことなのだ」と説明したうえで、日本アニメに勢いがなくなっている理由を考察した。
 まず、「産業が発展しすぎ、定型化が進み過ぎてっしまったことで、柔軟性を失ってしまった」点を挙げた。また、使い捨てのような「浮ついたファストフード的文化」によって、「本当に良い作品が喜ばれなくなるという、実にやるせない状況」が起きていると説明。ドラマチックな良作を描けるのはもはや、以前に大ヒットを飛ばして経済的に余裕があり、熱烈なファン層を持っているベテランにとどまり、新人がそのような作品を手掛ける環境にないと指摘している。
 さらに「アニメ化される作品が、必ずしも最高水準のマンガ作品ではない」とし、産業チェーンが発達した現在のマンガ・アニメ業界では、作品自体の良し悪しではない、人間関係などによる「ダークな部分」が、ますます大きくなっていると説明。「これも一種の悲哀としか言いようがない」とした。
 そして、最後に「これが実は一番大きな問題だろう」として、「日本の業界が初心を忘れてしまっている」という点を挙げている。
 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「そんなことはない。日本のアニメはやっぱりおもしろい」との声も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1632218?page=1
 <これもそう。↓>
 「リチウム電池は日本人が開発し、韓国人が市場を拡大、そして「中国人が市場を占拠する」・・・」
http://news.searchina.net/id/1632313?page=1
 <これは客観記事で、私には判断能力がないもの。↓>
 「日本人コーチが語る、日中韓3カ国におけるサッカーの違い・・・」
http://news.searchina.net/id/1632298?page=1
 <これは、まあ面白い客観記事。↓>
 「・・・捜狐は・・・日本人はなぜ中国人から見て「不吉な動物」を愛するのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
 例えばフクロウについて、記事は「日本では街にフクロウの彫刻像が置かれていたり、お土産品やアニメキャラクター・グッズでもよく見かける」と指摘、さらには長野冬季オリンピックのマスコットとしても採用されたことを説明した。中国ではフクロウが「邪悪の象徴」とされることがあるものの、日本ではこの鳥の名前が「不苦労」と聞こえることから、日本人はこの鳥を縁起の良い鳥とみなすと論じた。
 またフクロウ以外の動物についても、日本人はネコやイノシシなど中国では不吉とされる動物、あるいは「パッとしない」動物たちを好むと説明。「一方水土一方人」という慣用句を用い、土地の気候風土によって住む人びとの特徴や習性が異なるように、人がどのような動物を好むかは国や文化によってそれぞれ異なるものだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1632249?page=1
 ヒトの脳はなぜデカイか、についての新説が?!↓
 ・・・The new analysis found that diet — not social group size – was the key factor linked to brain size.・・・
http://www.bbc.com/earth/story/20170327-why-our-brains-grew-so-big
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太田述正コラム#8999(2017.3.28)
<インディアン物語(その3)>
→非公開