太田述正コラム#9040(2017.4.18)
<皆さんとディスカッション(続x3316)>
<太田>(ツイッターより)
 「…憲法改正に「賛成」と答えた人は52・9%…憲法改正に賛成する人のうち、…憲法9条改正には「賛成」が56・3%、「反対」は38・4%。…民進党支持率、発足以来最低の6・6%」
http://www.sankei.com/politics/news/170417/plt1704170031-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/170417/plt1704170013-n1.html
 「…小池百合子知事を「支持する」と答えた人は70・4%と、前回調査…から8・9ポイント下落したものの7割超の高水準を保った。ただ、…東京…では69・5%で、前回から15・3ポイント下落。…」
http://www.sankei.com/politics/news/170417/plt1704170024-n1.html
 自民党に猛烈な追い風が吹いてる。
 安倍チャン、(第9条改正を除く)、憲法改正発議要件の緩和なり、緊急権規定
http://tcoj.blog.fc2.com/blog-category-9.html
の導入なりを盛り込んだ、具体的な憲法改正案を示すべき時機だよ。
 野田前首相、もうひと働き、お願いします。
 正恩坊やにも、偶発でも暴発でもいいから挑発行為を期待してまっせ。
<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 若い世代がやはりへんな観念に囚われてないのかな?30代か。頑張ろう!↓
 「敵基地攻撃「容認」75%超 北朝鮮が発射の具体的な構えを見せたら攻撃も30%超す・・・
 年代別は「日本に向けて発射したあとに限るべきだ」は50代男性(54・8%)が最も多く、次いで60代以上の女性(51・1%)だった。「具体的な構えを見せた段階で攻撃すべきだ」は、30代男性(38・7%)と30代女性(38・9%)が多かった。」
https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/politics/amp/170417/plt1704170037-a.html
—————
 だからイスラム教廃教だって。
 日本との自殺者との比較論なしかよ。これじゃユダヤ教は生かすってことね。↓
 「日本にもいるかもしれない“殉教”に魅力感じる自殺願望者…テロ対策先進国のイスラエルと連携を」
https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/world/amp/170416/wor1704160022-a.html
<太田>(ツイッターより)
 トランプの支持率が軒並み向上。ある結果じゃ50%。
 ちなみに、彼の最高支持率は就任直後の59%。
 トランプ、喜びさっそくその結果をリツイート。
http://www.newsweek.com/donald-trump-latest-approval-rating-support-president-upward-585152
 よかったね、トランプ。
 やっぱシリア攻撃効果だろうな。
 これに味しめて、対北朝鮮でも、ぜひ暴走を。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 記者の皆さん、リンちゃん事件、頑張ってるねー。↓
 「・・・9年前の履歴書には、趣味は「模型製作」、スポーツの欄には「柔道、ソフトボール」と記載されている。
 高校卒業後に入学した専門学校は途中で退学し、その後は何度か転職。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12948161/
 「・・・容疑者(46)は、保護者会の会長として知られる存在だったものの、他の保護者との交流は少なかった。
 生まれ育った地元で暮らしながら、小中学校時代の同級生とも疎遠だった・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12948714/
 「・・・マンションの一室から多数のわいせつなDVDや書籍を押収。外国の女性を扱った作品のほか、児童ポルノとみられるものもあった。・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASK4K5R1XK4KUTIL046.html?rm=344
 「・・・キャンピングカーが事件で使われた疑いがある・・・が整備されておらず自走できない状態だった。・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170418/k00/00m/040/129000c
 「1~2センチ幅のひもで絞殺か・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170417/k00/00e/040/221000c#cxrecs_s
 要するに、日本型経済体制の下じゃ、監査は不要だとみんなが思ってるってことなの。↓
 「・・・監査はコストという認識の会社がまだまだ多い。余計なことを言わず、監査報告書を出せと。・・・アメリカは経営者が虚偽の財務諸表を出すと刑事責任が問われる・・・日本では課徴金が科せられることはあるが、緊張の度合いがまったく違う。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%e3%81%aa%e3%81%9c%e6%9d%b1%e8%8a%9d%e3%81%ae%e4%b8%8d%e6%ad%a3%e4%bc%9a%e8%a8%88%e8%a6%8b%e6%8a%9c%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e2%80%a6-%e3%80%8c%e8%a6%8b%e4%b8%8b%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%80%8d%e6%96%b0%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%9b%a3%e6%9f%bb%e6%b3%95%e4%ba%ba/ar-BBzTiGI?ocid=iehp#page=2
 非実証的な学者、つまりはエセ学者、として、「左」の丸山眞男も対するに「右」の渡辺昇一、と書くとさすがに丸山にはもちろん、日本の学者一般にすら、やや失礼な感があるが、いずれにせよ、戦後の著名な人物の一人として、しかも、読者による言及も含め、太田コラムをにぎわせていただいた(コラム#1309、1687Q&A、1694・同Q&A、1697、1718、2468、2694、2774、2779、2905、2910、2922、2964、2988、3003、3259.3402、3857、4165、4599、4734、4959、5955、8544、8696、8752)ということも想起しつつ、ここに哀悼の意を表しておきたい。↓
 「【渡部昇一氏死去】戦後の言論空間に風穴、勇気ある知の巨人・・・」
http://www.sankei.com/life/news/170418/lif1704180004-n1.html
 習ちゃん達や私から教えてもらわなくても、同じような考えに到達した日本人がここに一人いるね。↓
 「幸福度世界1位のデンマークより、日本のほうが恵まれている・・・
 公共サービスが重たくなり過ぎてネガティブフィードバックが起こる状態になっているわけでもないし、逆に公共サービスが手薄過ぎて、死者が出るような状態でもなく、適度なところでバランスを取っている、日本は世界でも稀有な国なのです・・・
 さらに国民性として真面目で誠実、差別が少なく、貧富の差が小さくて社会がフラットなので、相互扶助の精神が行きわたっている。・・・
 労働時間はいささか長いかもしれません。しかし、お金のためよりも、ものをつくることへのプライドを心の軸にして働いているので、いいものができて当たり前で、その結果、すべてのものづくりにおいて世界一になった。・・・」
http://diamond.jp/articles/-/124434?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
 昨日、クリーニング店で目をシロクロさせた話をした(コラム#9039(未公開))ばっかりだが・・。↓
 「全コンビニに無人レジ 大手5社、流通業を効率化–ICタグ一斉導入・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15427060Y7A410C1MM8000/?dg=1
 Lineだと勘違いし、次いでショートメッセージというものらしいと勘違いし、私、使ってはいますわよ。↓
 「iPhoneの無料でSMSのように電話番号だけでメッセージできるiMessageは使わないとソン・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12936819/
 八田與一像損壊犯を非難する台北タイムス社説だ。↓
 EDITORIAL: Hatta, Chiang statues not connected・・・
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2017/04/18/2003668918
 誰だ、こんなガセを流したのは?↓
 「朝鮮半島 – 中国、金正恩氏へ「亡命」説得か 有事回避のため・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12947399/
 いやなに、どっちもうまくいってるんだよ。↓
 China’s Korea policy ‘in tatters’ as both North and South defy sanctions・・・
https://www.washingtonpost.com/world/chinas-korea-policy-in-tatters-as-both-north-and-south-defy-sanctions/2017/04/17/50da5e28-22f2-11e7-928e-3624539060e8_story.html?utm_term=.e5b6b618842f
 Isis、モスル攻防戦で2日連続して化学兵器を使用。
 ((シリアのアサド政権もそうだが、)イラク政府軍/民兵は使わせてもらえないってんだからツライよねー。(太田))↓
http://www.newsweek.com/isis-militants-chemical-weapons-attack-soldiers-iraq-585174
 ボルシェヴィキ達は、革命と恋に命を燃やした、というオハナシ。↓
 The Love Lives of Bolsheviks・・・
https://www.nytimes.com/2017/04/17/opinion/the-love-lives-of-bolsheviks.html?ref=opinion&_r=0
 幼児がビョーキで亡くなる話は、大抵お涙頂戴になっちゃうな。
 ビョーキの幼児って人間主義的な場合が多いから、我々、感動すんのかしら?↓
 Mom shares her son’s heartbreaking last days・・・
http://edition.cnn.com/2017/04/13/health/child-cancer-post-trnd/index.html
 わたしゃ、睡眠時にそれやってるから必要なさそ。↓
 Our brains are at their most innovative when they are resting, so why aren’t we making time for quiet reflection?・・・
http://www.bbc.com/capital/story/20170414-why-idle-moments-are-crucial-for-creativity
 習ちゃん、経済がまあまあ堅調なようで、祝着至極でござんす。↓
 China’s first quarter growth beats expectations at 6.9%・・・
http://www.bbc.com/news/business-39618553
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <まずは、人民網から。
 よくこんなネタ探したな。↓>
 「クラブの人気DJは82歳の日本人女性、餃子店の料理人とDJの2つの顔・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0417/c94693-9203814.html
 <女性に蒼井そらあり、男性に渡辺淳一あり?↓>
 「青島市、渡辺淳一の少年時代の写真やラブレターなどを展示する作品展開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0413/c94473-9202543.html
 <相当の衝撃だったようね。
 (ここの「スピード」って何のスピードなんだろ?)↓>
 「卓球、陳夢が平野美宇にストレート負け・・・
 中国の卓球のテクニックの発展は、スピードをメインにし、それに回転とパワーを加えた形になっている。今の日本はスピードが飛躍的に向上し、中国にとっては実質的な脅威となっている。しかし、中国がそれに慣れれば、日本のその脅威は弱まるだろう。その他、中国はスピードを一層向上させなければならない。スピードの点で日本を圧倒しなければ、世界一の地位を保つことはできない」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0417/c94473-9203928.html
 <ここからはサーチナより。
 続き。↓>
 「卓球で快進撃みせた平野美宇を、中国のネットユーザーが「恐ろしい」と・・・」
http://news.searchina.net/id/1633769?page=1
 「卓球だけではない! バレーボールも東京五輪で警戒だ!・・・」
http://news.searchina.net/id/1633813?page=1
 <習ちゃんが、日本人を見習え、と大号令。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「ヨーロッパにおける日本人の評価の高さは、中国人にとって冷や汗もの」だとして、日本人と中国人の民度の違いを指摘する記事を掲載した。
 近年、中国の経済成長に伴い、海外旅行に行く中国人は非常に多くなった。欧州も人気の渡航先だが、欧州では「中国人は必ずしも歓迎されていない」と実感するという。しかし、国籍を偽って「自分は日本人だ」と言うと、相手は「異常なほど友好的」になるのだという。
 続けて、「中国人にとってはだたの小さな島国である日本が、欧州では高く評価されているのはなぜなのか」と疑問を投げかけつつ、パナソニックやソニー、トヨタなど世界でも有名なブランドの存在が、日本人は「イノベーション精神が非常に高い」というイメージに直結していると分析。さらに、日本人の「謙虚さや礼儀正しさ」も日本人に対する好意につながっていると考察した。
 記事は、日本人と中国人の民度は、中国が世界第2位の経済大国になってもなお大きな隔たりがあり、いまだに追いつけないと嘆いた。外国で見かけるマナー違反、たとえば列に割り込む、ゴミをポイ捨てする、大声で騒ぐといった行動を見せるグループは大抵中国人であり、一部の中国人の行為とはいえ、こうしたマナー違反が中国人全体の印象を悪くしていると指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1633782?page=1
 <習ちゃんが、総論的に日本の社会のあり方を継受せよ、と大号令。↓>
 「・・・網易は・・・日本のマンションや一戸建ての窓には金属製の格子が不要であるほど治安が良いことを紹介しつつ、日本では電車内で居眠りをする人が非常に多いと紹介。中国では電車内で居眠りをする人はあまりいないことを指摘したうえで「日本人が電車内で居眠りできるのはスリが少ないからなのか」と疑問を投げかけた。
 記事は「日本では電車に乗車するとすぐ居眠りをする人がいる」と伝えつつ、日本人は居眠りをしている時に貴重品を盗まれる心配をほとんどしていないと指摘し、また泥酔した人にいたっては、自分の持ち物を傍らに放り出して居眠りすることがあると説明した。
 さらに、日本国内に数多く存在している自動販売機についても、「破壊されたり、内部にあるお金や商品が盗まれることはめったいにない」と説明。また、子どもたちは親の付き添いなしで学校に登下校することができ、無人野菜販売所でも商品やお金が盗まれることはないと紹介。また、日本のスーパーマーケットでは店内に入る前に持ち物をロッカーに預ける必要がなく、そして、出口においても手荷物を検査されることはないと紹介し、日本の「スーパーマーケットは顧客を十分に信頼している」と説明。日本は治安が良いだけでなく、相互信頼があるため人びとは「毎日警戒心を持って暮らす必要はなく、他人から警戒されることもない」ことを伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1633786?page=1
 <習ちゃんが、各論的に、日本の商業施設のあり方を継受せよ、と大号令。↓>
 「・・・今日頭条は「日本の商業施設にはなぜこんなに多くの客が訪れるのか」と疑問を投げかけつつ、「日本と中国の商業施設の差」について考察している。
 記事は、日本の大手百貨店を例に取り上げ、「日本の百貨店の営業目標は顧客の欲求を満足させることではなく、顧客の欲求を刺激すること」と紹介。この目標の先に売り上げがあるのであり、売り上げそのものを追求していないと指摘した。
 さらに、あらゆる顧客を満足させるためのレイアウト、魅力的な食品売り場、ゆったりくつろげる休憩スペースなどを紹介し、ネット通販では味わえない顧客体験を提供していることが「ネット通販に駆逐されない理由」であると論じた。
 最後に記事は、日本の百貨店は「新たなあり方」を模索し、それを構築することに成功したとし、「現在の中国には日本と比較できるような百貨店は存在しない」と指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1633787?page=1
 <習ちゃんが、日本へ行って働いてこい、と大号令。↓>
 「・・・今日頭条は・・・単身日本の紡績工場に飛び込んで住み込みで働いた中国人女性が語る日本での仕事の印象について紹介する記事を掲載した。
 この女性は、恵まれぬ家庭環境から裸一貫で日本で仕事をすることを決意し、愛知県名古屋市にある紡績工場に勤めることになったという。「飛行機を降りると日本人が迎えに来てくれた。日本人はとても礼儀正しく、何のべっ視もなかった」と初めてやって来た時の第一印象を語っている。
 女性はその後しばらく日本での常識等について学ぶ研修を受け、それから仕事をするようになった。「日本人は礼儀を守り、規則に対しても厳しい。1日8時間労働で週休2日、時間外の残業は給料が1.25倍になった。作業場の大部分は日本人だったが、彼らは中国人に対してなんの差別もしなかった。私は彼らとよき友達となり、用事がない時には一緒におしゃべりしたり言葉を教え合っていた」とした。
 さらに「日本の工場は中国人に対する待遇が良かった。日本人は昼ご飯が冷めていても平気だが、中国人は温かい食事を食べ慣れていることから、私たちのために電子レンジを用意してくれた。そして、春節の時には会社が工場内の中国人を集めてお年玉をくれたほか、パーティーを催してくれたことに感動した」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1633837?page=1
 <習ちゃんが、日本の文科省を叱っておられるだ。↓>
 「・・・中青在線はこのほど、日本で実施されていたゆとり教育を紹介するとともに、日本の教育がそこから得た教訓について説明する記事を掲載した。
 記事は日本でゆとり教育が開始されたいきさつやその問題点などについて紹介しているが、ゆとり教育がもたらした変化について、「公立学校で学習量が減少していくなか、将来に不安を感じた保護者は子どもを私立学校に入学させ、その結果として私立学校が潤うことになった」と指摘。また、子どもを塾に通わせ、勉強量を増やすことで安心感を得るようになった親たちもいると論じた。
 さらに、公立学校では将来の受験を見据えた競争力のある学習ができないとして、塾に通わせる保護者が増えたことで、「家庭の負担も増えることになった」と指摘。また、日本の子どもたちの学力が全体的に低下したことも「大きな問題」であり、同時に教育費用の負担増が出生率の低下にもつながった可能性を指摘。
 「国が負担すべき教育の空洞化が家庭の負担に繋がり、最終的に出生率の低下につながったとすれば、それは国の根本を揺るがす問題である」とし、中国は日本の失敗を教訓とすべきであると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1633774?page=1
 <一見客観記事だが、しかるべき人が読めば、人間主義社会かどうかがこういった違いをもたらしていることが分かる、という記事だ。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国と日本の「家庭」や「家族」という概念にはどのような違いがあるのかを考察する記事を掲載し、中国のネットユーザーたちが議論を交わしている。いろいろな意見があるなかで、多くのネットユーザーが指摘しているのは「社会の最小単位である家族という概念の違い」と「子育てに関する習慣の違い」だ。
 あるネットユーザーは、家族という集団に対する違いについて、中国人の感覚では「親の物は子どもの物」、しかし、日本人の感覚では、「親の物は必ずしも子どもの物ではなく、日本人の家族は中国人に比べて、それぞれが別人格である点が特徴的」と指摘した。また、日本人は子どもが生まれても、子どもの祖父母に当たる自分の親に子育てを丸投げするようなことはせず、それぞれの家庭が独立していると指摘する一方、中国では「家庭」は明確に区切られておらず、子育てから金銭面まで家庭に属す各世代は相互に依存し合っていると論じた。
 また、中国の親は子どもが生まれると、幼児教育を開始し、良い幼稚園、良い小学校に通わせると指摘し、「中国人の両親の一生はすべて、子どものために生き、子どものために気を揉むことになる」という声があった。子どもの教育に熱心なのは日本も中国も同じだが、日本では大学入学までは面倒を見ても、大学卒業後は自立するよう促す親は多いだろう。
 だが、中国の場合は子どもが大学を卒業したら、子どものために仕事を探し、ふさわしい結婚相手を探し、子どもに家を買い与え、孫が生まれると、子どもに代わって孫を育てる責任が待っているという。子どもたちは当たり前のように両親の「愛」を受けて育ってきているので、結婚するときに親が家を買ってくれないと、あたかも親が罪人であるかのように見なすこともあるそうだ。」
http://news.searchina.net/id/1633823?page=1
 <なーかなか面白い。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本には秦の始皇帝陵よりも大きい陵墓がある」とする記事を掲載した。記事は、「世界最大の墓」と聞くとすぐに始皇帝陵やピラミッドを思い浮かべるかもしれないが、日本にはこれらよりも大きな古代の墓があるとして大仙陵古墳を紹介している。
 第16代天皇である仁徳天皇が葬られているとされてきた大仙陵古墳について記事は、総面積が46万平方メートルで、その建造には100万人が必要だったと説明。さらに、陵墓内には大量の珍品が一緒に埋葬されていると伝えた。
 そのうえで、日本では大仙陵古墳に対して深い畏敬の念が抱かれており、参観する前には必ず手を洗い、手袋をする必要があること、写真撮影が許されないうえ、談笑することも罷りならないことを紹介。静かにゆっくりと進むことが求められ、ルールに反する見物客がいれば管理者によってつまみ出されるとしている。記事の説明を見ると中に入って見学できそうだが、実際は内部に入ることはできず、周囲の散策路を歩くことになる。もっとも、古墳に対する畏敬の念、厳かな雰囲気という点についてはその通りではあるが。
 記事を読んだ中国の一部ネットユーザーは、古代の陵墓が盗掘に遭わないことに注目している。「日本は自らの祖先を尊重する民族であり、中国のように祖先の墓を暴いたりすることがないのだ」と論じる者もいれば、「墓を暴かないのではなく、暴けないのかも。掘り返してしまうと日本の歴史が変わってしまう可能性があるから」との意見も見られた」
http://news.searchina.net/id/1633862?page=1
—————————————————————————————————————————————–
太田述正コラム#9041(2017.4.18)
<ナチが模範と仰いだ米国(その8)
→非公開