太田述正コラム#9100(2017.5.18)
<皆さんとディスカッション(続x3346)>
<太田>(ツイッターより)
 「日本のノーベル賞受賞者…25人<中>…東京都内の高校を卒業したのは…<日比谷高→京大の>利根川進ただ1人だけ<だ。>…
 「詰め込み型」の…中高一貫教育校<が多い>…進学高校と名門高校は違う<ということではないか。>…」
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20170516/biz/00m/010/021000c
 概ね同感だな。
 「菊川怜と結婚のみんなのウェディング会長、隠し子疑惑で株価暴落…企業イメージ悪化深刻…」
https://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_336751/
 「菊川怜の結婚相手に“第4の婚外子”がいた! …」
http://news.livedoor.com/article/detail/13074265/
 再び、フィーバー上り調子。(コラム#9090)
<f5SlyUyQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 「韓国の米軍慰安婦はなぜ生まれたのか・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=cQVs9v7LQ5w
 北の工作員や韓国の左派は、こういう情報をばらまけばよさそうに思うけど、無理なんやろうね。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 水を差すようで恐れ多いが、眞子さまを、身の振り方が決まっていない、財力も有力係累もなさそうな相手と、来年にも結婚させて、皇籍離脱させて放り出すって無責任なのでは?
 英語は堪能そうだし、眞子さまの一時金で米国のロースクールに留学させれば、何とかなる、というプランなんだろうか。
 こんな時こそ、宮内庁等が「忖度」して何とかしてあげようよ。↓
 「・・・圭くんはお父さんを早くに亡くし、祖父と同居。母・佳与さんはケーキ店に務めながら、家庭を支えてきました・・・
 圭くんも大学時代は近所のフランス料理店でアルバイトをしていました。学資の足しにしていたのだと思います・・・
 圭さんはICUを卒業後、銀行に就職したが退職。海外での弁護士資格取得も視野に、都内の法律事務所で働くかたわら一橋大大学院にも通っている。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%A5%9D%EF%BC%81%E7%9C%9E%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%A8%E5%A9%9A%E7%B4%84%E3%83%BB%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E5%9C%AD%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AF%E8%8F%93%E5%AD%90%E5%BA%97%E5%8B%A4%E5%8B%99%E3%81%AE%E6%AF%8D%E3%81%8C%E5%A5%B3%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%A7%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%81%9F%E3%80%8C%E8%8B%A6%E5%8A%B4%E4%BA%BA%E3%80%8D/ar-BBBdG8m?ocid=ientp
 「・・・宮内庁が、秋篠宮ご夫妻の長女眞子さま(25)と小室圭さん(25)の結婚式を来年に行うことで準備を進めている・・・
 眞子さまが皇族の身分を離れるにあたり国から・・・一時金<が>・・・支払われる・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170518/k00/00m/040/184000c
 <バイオリンを止めた理由、インターナショナルスクールに通った理由を知りたいね。↓>
 「・・・小室さんは3歳から小学校高学年のころまで・・・バイオリンを学んだ。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK5K5HP7K5KUTIL02H.html?iref=comtop_8_05
 裸の王様と王妃様であられることよ。↓
 「獣医学部の新設計画に関し、文部科学省が内閣府から「総理のご意向だと聞いている」などと言われたとする文書が明らかになった加計学園については、加計孝太郎理事長と安倍晋三首相が懇意にしているほか、妻の昭恵氏も関わりがある。
 学園によると、昭恵氏は15年6月から、学園が神戸市で運営する認可外保育施設「御影インターナショナルこども園」の名誉園長を務めている。これまでの国会の質疑で、15年9月には政府職員2人を連れて施設のイベントに参加していたことも明らかになっている。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/13076266/
 「・・・菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、朝日新聞が報じた文書について「どういう文書か。作成日時だとか、作成部局だとか明確になってないんじゃないか。通常、役所の文書はそういう文書じゃないと思う」などと述べた。
 <新たに>朝日新聞が入手した文書は、「○○内閣府審議官との打合せ概要(獣医学部新設)」=○○部分は実名=という題名で、文科省関係者によると、同省職員が作成した。「平成28(2016)年9月26日(月)18:30~18:55」と具体的な日時が入り、「対応者」として内閣府の審議官と参事官、文科省の課長と課長補佐の計4人の実名が書かれている。・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/20170517_yol_oyt1t50093/
 2か月近く前の記事だが、ようやく、大塚家具の経営不振の根本原因が分かりかけたよ。
 要するに、クミコ、管理者として無能で、部下のやる気を削ぎ、部下の創意工夫や提案意欲を減退させちまってるってことらしい。
 いずれにせよ、代表権ある会長に身を退け、外から社長(CEO)を雇った方がいいな。↓
 「「あなたバカじゃないの?」大塚家具、久美子社長の罵倒横行で社員離脱&客離れが深刻・・・」
http://biz-journal.jp/2017/03/post_18443.html
 ビジネスの栄枯盛衰は激しいねえ。↓
 「ブックオフ経営危機、ビジネスモデル終焉か…無料電子コミック台頭で存在意義喪失・・・」
http://biz-journal.jp/2017/05/post_18975.html
 みんな困ってるねえ。↓
 「身に覚えがない場合…逃げるは損だし罪になる・・・
 「警察が来る前に、友達や家族に連絡し、痴漢冤罪事件に詳しい弁護士を探してもらうことも有効」という。逮捕後は家族と連絡を取ることすら困難だからだ。
 逮捕後は当番弁護士を頼める。日弁連の安武雄一郎弁護士は「当番弁護士には、駅事務室に連れて行かれる前に駅に駆けつけるような対応は難しいだろうが、勾留される前に身柄拘束が解かれるよう弁護活動はできる。最初の面会は無料。有料でその後の弁護を頼める。弁護士費用が払えない人には援助制度もある」と説明する。・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170518/k00/00e/040/001000c
 だろ。
 当然、下着やシャツ類も毎日着替えなくっちゃ。↓
 「二日続けて同じパジャマを着てはいけない・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e4%ba%8c%e6%97%a5%e7%b6%9a%e3%81%91%e3%81%a6%e5%90%8c%e3%81%98%e3%83%91%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%9e%e3%82%92%e7%9d%80%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8c8%e3%81%a4%e3%81%ae%e7%90%86%e7%94%b1%e3%80%8d/ar-BBBeyr7?ocid=iehp#page=2
 正しくは、マズいんじゃなく、味が殆ど付いてないんだが、そんなこと、「検証」するまでもなく、世界の食都、東京に、イギリス料理屋が何軒もないことだけで明らかだろ!↓
 「【検証】イギリス料理は本当にマズいのか? 実際に本格的なイギリス家庭料理を食べてみた結果! 東京・高田馬場「アルズカフェ」・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/rocketnews_899897/
 トランプ政権、ロシアコネクションについての特別検察官任命を受け入れ。↓
 Deputy attorney general appoints special counsel to oversee probe of Russian interference in election・・・
https://www.washingtonpost.com/world/national-security/deputy-attorney-general-appoints-special-counsel-to-oversee-probe-of-russian-interference-in-election/2017/05/17/302c1774-3b49-11e7-8854-21f359183e8c_story.html?hpid=hp_hp-top-table-main_specialcounsel606-blurb%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.f3b3897f5d3b
 <コミー前FBI長官は、メモを流したのはトランプ失脚を図ってるんだろ、と。↓>
 The guy who predicted Comey’s memos thinks Comey may be trying to take down Trump・・・
https://www.washingtonpost.com/news/the-fix/wp/2017/05/17/the-guy-who-predicted-comeys-memos-thinks-comey-may-be-trying-to-take-down-president-trump/?hpid=hp_hp-top-table-main_fix-miller-330pm%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.0c4a4524fb8a
 <トランプが露外相に機密を漏らしたのは構わんが、漏らした内容も含めてその事実を漏らした米情報関係者の方が問題だと。(その通り。)↓>
 ・・・the leaks that led to The Post’s article on the issue have made matters worse. The Post relied on multiple sources, who leaked not only the idea that Trump had shared sensitive information with Lavrov but also many of the details of that information.
 <その結果、露は貴重な情報を得、他の外国諸国は米国への機密情報提供に慎重になり、Isisは情報源を暴き易くなった、と。↓>
 Because of the leaks, the Russians now know the extreme sensitivity of the information. Because of the leaks, other governments now know what happened and may be recalculating their sharing with us. And, because of the leaks, the Islamic State may now be narrowing its search for the source or method of the intelligence on its attack plans.
 Trump, who as president has the ultimate authority in the executive branch to declassify intelligence information, did not commit a crime when he shared sensitive information with the Russians. But the leakers did commit a crime, and they should be held accountable. ・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/three-lessons-from-the-trump-russia-episode-and-one-is-actually-good-news/2017/05/17/f5bd0230-3b1e-11e7-9e48-c4f199710b69_story.html?utm_term=.e31395b7bb8e
 <プーチン、上掲会談の際のやりとりの記録を米議会に提供する用意があるとおちょくった対応。↓>
 Putin offers to provide Congress with details of Trump disclosures to Russian envoys・・・
https://www.washingtonpost.com/world/putin-offers-to-provide-congress-with-details-of-trump-disclosures-to-russian-envoys/2017/05/17/80485ffe-3af6-11e7-a058-ddbb23c75d82_story.html?utm_term=.21f59cd817d5
 少し前にも同様のアメちゃん記事があったが、また、出てた。
 そう。ホント、米軍は朝鮮戦争の時に、朝鮮半島、就中その北半分で殺戮と破壊の限りを尽くしたのよね。↓
 Why does North Korea hate the United States? Let’s go back to the Korean War.・・・
 The number of Korean dead, injured or missing by war’s end approached three million, 10 percent of the overall population,・・・The majority of those killed were in the North, which had half of the population of the South.・・・
 The United States dropped 635,000 tons of bombs in Korea, not counting the 32,557 tons of napalm・・・
 After running low on urban targets, U.S. bombers destroyed hydroelectric and irrigation dams in the later stages of the war, flooding farmland and destroying crops,・・・
 <同様ひどい目にあわされたベトナムは、対米戦争に勝利したから、あんまし文句を言ってないとさ。(米国は、朝鮮戦争にも負けたんだけどね・・。)↓>
 When the United States loses, it’s less likely to become the bogeyman, Ward said. “Look at Vietnam. Americans used much more napalm on the Vietnamese, but they’re on good terms today.”・・・
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2017/05/17/why-does-north-korea-hate-the-united-states-lets-go-back-to-the-korean-war/?utm_term=.c687a75424ef
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 日中交流人士紹介。↓>
 「「白毛女」を60年以上上演してきた松山バレエ団が15回目の中国公演・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0517/c94473-9216790.html
 <とにかく、韓流じゃなく日流だ、と習ちゃん。↓>
 「中国版「深夜食堂」が6月から放送開始 中国の軽食も続々登場・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0517/c206603-9216818.html
 <何事も日本を見習え、と習ちゃん。↓>
 「日本の学生の長期休暇の過ごし方・・・
 勉強一辺倒にならないよう子供たちに社会体験・・・
 学生の個性を伸ばす活動・・・
 一つの事を掘り下げて学ぶ能力を培える自由研究・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0516/c94473-9216406.html
 <ここからはサーチナより。
 四季を通じて何度でも、と日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・捜狐は・・・アジア各国における旅行に適した季節について紹介する記事を掲載する一方、日本に限っては「四季それぞれに違った魅力がある」とし、日本は「どの季節でも旅行に適しているとは思わなかった」と驚きを示す記事を掲載した。
 中国では1年のうち、長期の連休としては旧正月の時期の「春節」と、10月1日の「国慶節」に絡む連休がある程度だ。学生であれば夏休みと冬休みがあるものの、社会人ともなれば長期でまとまった休みを取るのが難しくなるのは日本と同じだ。
 そのため、中国人にとっては海外を旅行するためのまとまった休みが取れる時期は固定されてしまいがちだが、記事は、アジアを旅行するなら「渡航先の国のもっとも良い季節に旅したいものだ」と指摘、タイであれば11月から3月が、韓国であれば3月から5月、そして11月ごろもおすすめだと紹介。ベトナムは11月から2月、カンボジアは11月から4月ごろが旅行に適した季節だと伝えた。
 続けて記事は、日本について「四季がはっきりしているゆえ、いつ訪れてもそれぞれに魅力がある」とし、どの季節もおすすめであると指摘。春は桜を鑑賞でき、夏は沖縄の海で遊んだり、涼やかな北海道でラベンダーを鑑賞するのも良いと紹介したほか、秋は紅葉を楽しみ、冬はカニなど海の幸を堪能できると指摘。日本に限っては「四季それぞれに違った魅力があり、どの季節でも旅行に適している」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1635915?page=1
 <日本にはカップルで写真を撮るのにぴったしの場所が沢山あるよ、と日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「カップルで写真を撮るのにふさわしい日本の観光スポット」と題した記事を掲載した。記事は、恋人と日本を旅行するならぜひ立ち寄って記念写真を撮影するべきスポットを10カ所紹介している。
 最初の5カ所は北海道の白い恋人公園と旧幸福駅、東京ディズニーランドのシンデレラ城、東京・原宿のセント・ヴァレンタイン教会‎ 、東京・神田のフランス語学校アテネ・フランセだ。前半の5カ所は洋風でメルヘンチックな場所が多い。その中で旧幸福駅はロマンとともに古き良き日本の原風景を味わうこともできる。「幸福」は中国語でも同じ意味であり、中国の人にも伝わりやすいスポットと言える。
 後半の5カ所は打って変わって日本的な色彩を帯びたカップル向けスポットが並ぶ。神奈川の箱根神社、岐阜の養老天命反転地、愛知の佐久島と三光稲荷神社、京都の八坂庚申堂だ。箱根神社は水上の鳥居をバックにした写真がおススメだという。養老天命反転地はアートを体感するテーマパーク。様々な仕掛けを楽しみながら2人でアートの一部になることでより愛情が深まるかもしれない。」
http://news.searchina.net/id/1635885?page=1
 <人間主義(人性)社会日本をべった褒め。↓>
 「・・・今日頭条は・・・歴史問題があったとしても日本には中国人が学ぶに値する点があるとして、そのいくつかについて紹介する記事を掲載した。
 記事は、「日本には中国人が学ぶに値する点」として、主に社会における「配慮」を挙げている。日本のガソリンスタンドの給油ノズルは吊り下げ式のため車の停車位置に自由度があること、機械式立体駐車場により多くの駐車スペースを確保していること、背もたれにバッグをぶら下げることができる椅子、目の不自由な方たちが誤飲を避けるため缶上部に点字で「おさけ」と表記するといった配慮を紹介。日本社会に生きる日本人は互いに配慮し合うことで、お互いに快適に生活できているのだと論じた。
 また、日本の地下鉄の車両内には高さの異なる吊革があると伝え、これは「非常に人性化されている」と称賛。「人性化」という中国語は、「思いやりがある」、「配慮がある」という意味だが、つまり吊革という何気ない存在ですら「非常に思いやりがある」と指摘した。さらに、日本のトイレは手を洗った水がタンクに貯まるため節水が実現されていることも社会に対する配慮であると紹介した。
 記事が紹介した椅子、缶ビール、つり革のデザインには「人生化」という共通点があり、この「思いやりのあるデザイン」は中国ネットユーザーたちも好んで取り上げる話題の1つだ。例えば、中国の大手Q&Aサイトである知乎(ジーフー)に寄せられているコメントを見てみると、ある中国ネットユーザーは日本の牛乳パックの最上部に小さなくぼみが設けられており、目の不自由な方たちが空け口を判別できるデザインとなっている点を称賛していたほか、「日本人の細やかな配慮には感服させられる」、「なんでそんな細かいことに気がつくのだろうか」と疑問を投げかけるネットユーザーもいた。」
http://news.searchina.net/id/1635916?page=1
 <人間主義的な日本の警察をべった褒め。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「どうして日本の警察には親切な印象を抱くのだろうか」とする記事を掲載した。記事は「ルールや現代的なサービスという点において、日本人は確かにとても優秀である。その優秀さは警察官からも見て取れるのである」とした。
 そして、少し前に中国のネット上で、日本の警察官が老婦人の前にひざまずいて何かを尋ねている写真が拡散したと紹介。日本では日常的に見られる光景であるとするとともに、その理由について「日本では他人を尊重することが基本的な道徳上の素養とされている。だから警察官も相手に対して跪く。相手と同じ視線を保つことで、高圧的な印象を避けるとともに相手へのリスペクトを示すためだ」と解説した。
 また、日本の警察官も凶悪犯に対しては世界各国の警察官同様厳しく接すると説明する一方で「犯人に対して最大限の説得を行い、簡単に銃殺したりしない。日本の警察は理由が不足した状況で拳銃を発射すれば、起訴される可能性があるのだ」と伝えた。そして「この点から見ても、日本の警察の優れた点は世界各国の警察が学ぶに値するものである」としている。」
http://news.searchina.net/id/1635955?page=1
 <喧嘩をしない人間主義的日本人達をべった褒め。↓>
 「・・・送門は・・・「日本人はなぜ喧嘩をしないのか」と疑問を投げかけ、その理由について考察する記事を掲載した。
 <この世間の目論は、人間主義認識が、この記事の記者には不十分なため。↓>
 記事は、投げかけた問いに対して、親日派の中国人であれば「日本人は民度が高いから」と答え、また反日派であれば「日本には軽犯罪法が存在するから」と指摘するだろうと説明する一方、日本人が喧嘩をしない根本的な原因には「世間の目」という要素があると指摘した。
 つまり日本人は世間の目を気にするゆえに、また世間に迷惑をかけないために、腹が立っても公衆の面前で喧嘩をすることはないと説明、またこれは世間から「村八分」にされることを恐れるという伝統的な心情から生じていると論じた。
 記事が指摘している「日本人が喧嘩をしない理由」についての分析は確かに的を得ていると言えそうだ。では、なぜ中国人は人前での喧嘩を避けようとしないのだろうか。中国メディアの360docによれば、中国では口論している当事者たちの周囲には野次馬が集まり、喧嘩を煽りたてることがあるという。実際に手を出すつもりのなかった当事者たちでさえ、煽り立てられて相手を殴ってしまい、自分が英雄となった気分になるらしい。
 また喧嘩をあおる周囲の人びとは、「中国の新年のお祝い以上にこうした喧嘩を喜ぶ」とも指摘されているが、日本には喧嘩を煽る野次馬は多くなく、むしろ善意から喧嘩を止めようとする人の圧倒的に多いだろう。」
http://news.searchina.net/id/1635952?page=1
 <人間主義を醸成・維持する日本の教育を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「子どもがスタートラインで負けないためには、日本人の方法に見倣うべき」と説明する記事を掲載した。
 記事は絵本作家である林明子さんが絵を担当した、筒井頼子さんとの共同作品「はじめてのおつかい」を紹介している。これは5歳の女の子がはじめてのおつかいとして、1人で牛乳を買いに行く姿を描いた作品だが、子に独立心を培わせることを重視している日本の親たちの考え方を反映した作品であるという見方を示した。
 また、この作品の主人公である5歳の女の子は、初めてのおつかいの中で様々なことに挑戦し、それを克服することで、結果として達成感を味わう様子が描かれていると指摘。中国の親たちは子を過度に甘やかすのではなく、むしろ子どもたちの内面に存在する「自立したい」という自然な欲求を伸ばすことが重要であると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1635891?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「自分たちだけで学校に通う日本の子どもたち、彼らの保護者はものぐさなのか」とする記事を掲載した。記事は「日本では登下校のピークの時間、小学生が自分たちだけで登下校する様子を見ることができる。周囲に見守る人はいないのだ。これは中国人にとってみれば実に異常なことだが、日本の保護者にとってみればちっともおかしいことではなのである」と説明した。
 そのうえで、日本では保護者が学校に送り迎えすることなく、安心して子どもたちだけで登下校させられる背景について紹介。まず、日本では登下校時に通学路の自動車通行が制限されるなどの措置が取られていることを挙げた。また、固定の通学ルートを決めて学校に提出するようになっていること、日本の小学校は人口密度に合わせて学区分けがされており、大部分の児童が徒歩15-20分で登校できるようになっていることを伝えている。
 さらに、一部の学校では登校班制度が取られており、高学年の児童に低学年の子の安全を守る班長などの役割を任せること、教師や保護者そして社会による見守りの体制ができていることなども紹介。「それゆえ、日本の小学校1年生が毎日自分たちだけで登下校していてもちっとも不思議ではないのだ」と結んでいる。
 中国のネットユーザーからは「中国では絶対に安心できない」、「もし中国で保護者が送迎しなかったら、子どもたちはどこに売られてしまうか分からない」、「国民の自律性、社会秩序では、われわれは及ばない」といったコメントが寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1635920?page=1
 <日本のデジカメをべった褒め。↓>
 「・・・一点資訊はこのほど、高い解像度を持つ観測衛星すら開発できるのに、なぜ「カメラ」の分野では高性能なカメラを開発できないばかりか、日本企業のカメラを使用しているのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事は、中国のデジタルカメラ市場は世界最大であり、年間販売台数は1000万台を超えるという分析があることを紹介する一方で、同市場は「長期にわたって日本企業による独占状態にある」と指摘。デジカメ初心者向けの製品からプロ用のデジタル一眼レフカメラまで、日本企業が市場を独占しているのが現状であると論じた。
 中国で過去に日本製品の排斥を呼びかける声が高まった際にも、「カメラだけは難を逃れた」とし、同じ日本製品であってもカメラが排斥の槍玉に挙げられなかった理由は「非常にシンプル」であり、それは日本企業のカメラを排斥すると「市場からカメラがなくなってしまうから」だと指摘。日本企業のカメラについては「代替品」が存在しないのだと論じた。
 続けて、現在の中国には衛星用カメラの技術があるものの、その技術を持つことは「民間用デジタルカメラ市場で高い競争力のある製品を作れる」こととイコールではないと指摘。仮に中国企業がデジカメ市場に進出し、世界の市場でシェアを獲得できるだけの製品を作ろうとするならば、「国から莫大な育成資金を援助してもらう必要があるだろう」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1635914?page=1
 <外国で中共の人々が日本人のふりをする、と自己卑下。↓>
 「・・・捜狐網は・・・海外の大学などで学ぶ中国人留学生が「日本人に成りすます」ケースは非常に多いと伝えつつ、「日本人に成りすます中国人留学生の現状に愕然」と題し、この矛盾が生まれる理由を分析した記事を掲載した。
 記事はまず、欧米諸国に留学する中国人の現状を紹介。欧米では、中国人であるというだけで、罵られたり軽蔑の目で見られたり、ひどい場合には嫌がらせや強盗、詐欺の標的になるのだという。理由は、中国人は多くの現金を所持している傾向にあること、そして、警察は中国人に協力的でないことなどがあるようだが、いずれにしても海外で「チャイニーズ」、「華僑」であることは「何かしらのトラブルに巻き込まれる可能性があり、危険でさえある」と伝えた。
 では中国人留学生たちはどのように対処しているのだろうか。まずは、中国語で話しかけられた時点で「目をつけられた」と解釈し、「無視する」、「聞き取れないふりをする」、「日本語で返事をする」のが得策なのだという。中国人かと尋ねられた際は、「香港人」と偽る人もいるようだが、やはり「世界で最も歓迎される旅行者」である日本人のふりをするのが一番のようだ。世界で日本人旅行者の好感度は最も高く、「認めようが認めまいがその事実は変わらない」かららしい。
 中国人の評判が悪くなった理由は中国人自身にあると思われるが、記事は「悪いのは偏見を持つ西洋人だ」と主張し、面倒を避けたいなら日本人に成りすますのが良いと主張した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1635910?page=1
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太田述正コラム#9101(2017.5.18)
<下川耿史『エロティック日本史』を読む(その32)>
→非公開