太田述正コラム#9196(2017.7.5)
<皆さんとディスカッション(続x3394)>
<太田>(ツイッターより)
 「民進党さんが解党すれば政治が変わりそう…」
http://blogos.com/article/232616/
 「自民党分裂なら小池新党軸に“反安倍政権”誕生シナリオも…」
http://blogos.com/article/232703/
 おお野田さん。これがあなたの狙いだったのね。
 でも、「もう思想の時代はとっくに終わって<る>」(前者)だなんて、この期に及んで、いまだに、「属国」であることが政治の矮小化の根源的理由だってことが分かってない、「思想」音痴の有識者ばっかしみたいで、困っちゃいますねえ。
 小池さんは分かってると信じたいんですが、いかが?
 とにかく、引き続きのお働きを期待してます。
<jmarine>(同上)
 残念ながら小池氏には政策なし。
 器量が小さい。
 桝添氏と同様ただ都知事になるのが目標。
 行政手腕は乏しく既に数百億円単位の損害を与えている。
 五輪道路もほぼ完成は絶望だろう。
<太田>(同上)
 「「トットちゃん」中国で1千万部 日本より大ヒット…空襲で学園は焼失しました。どんなに子どもたちが夢を持って学校にいようと、先生の志があろうと、焼夷弾何個かで無くなってしまう。戦争というのはそういうもの。やっぱり私は戦争反対だって思ってます。…」
 トットちゃんが大ヒットするような国へと支那を生まれ変わらせる直接的契機になったのが、あなたのご両親の世代が、毛沢東を始めとするアジアの人々と、「一緒に」「もっと優しく」、人間主義精神で献身的に戦った、あの戦争だったんですよ。
 知らなかったのね、黒柳のばーちゃま。
http://digital.asahi.com/articles/ASK6Z4HZTK6ZUCVL00R.html?iref=comtop_8_01
<jmarine>(同上)
 意味不明です 毛沢東とだれが連帯?
<太田>(同上)
 もちろん在支日本軍。
 まず、「対露百年戦争勝利を記念して」シリーズ中のコラム#8488、8628、8852 あたりを参照のこと。
<jmarine>(同上)
 毛沢東は日本軍を利用しただけでしょう。
 彼にやる気があれば関東軍と一緒になって英米ソ連と闘っているはず。
 エドガースノウのように毛沢東の買いかぶりのように感じます。
<太田>(同上)
 読んでから再度ツイートを。
<jmarine>(同上)
 了解しました。
 貴殿のメイルマガジンは購読しています。
<TSY>
 僕は米国は、<昨>日の北朝鮮のICBM(最高到達点が2802km、通常の弾道軌道で6,700km)発射に対して、軍事行動に出ると思います。
 太田さんのご意見はいかがでしょうか。
 (僕の読んだのは下記です)
http://www.bbc.com/news/world-asia-40491138
<太田>
 引用するのなら、米国政府が大陸間弾道弾だと認定してからの下掲でしょう。↓
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-40502361
 軍事行動は、これまでにやっていても不思議はなかったと思いますし、今回、やらなかったとしても、これもまた、不思議ではありません。
 (やる気満々だったトランプを、周りが、よってたかって翻意させたんじゃないでしょうか。ボスは、ソウルが壊滅したって平気の平左でらっしゃるでしょうが、韓国にいる米国人軍民だって多数死にますよ、とでも言ってね・・。)
 NYタイムスは、米国に取る手なし、という記事を載せましたね。↓
https://www.nytimes.com/2017/07/04/us/politics/trump-north-korea-missile-icbm.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=first-column-region&region=top-news&WT.nav=top-news
 なお、英エコノミストは、今後米国は試験発射される北朝鮮弾道弾を打ち落とすことを考えるだろうが、日米が共同開発中の艦載迎撃システムが完成しない限りそれも困難だという記事を載せてます。↓
https://www.economist.com/news/asia/21724767-device-tested-appears-capable-hitting-alaska-north-koreas-long-range-missile-test-will-alarm
 今後、時間が経てば経つほど、北朝鮮の核弾道弾性能が向上し、「取る手なし」が確定して行くことになるでしょう。
 習ちゃんにとっては、日本再軍備/「独立」戦略の観点から、トランプが軍事行動をとって、日本が(非核の)弾道弾のおすそ分けを食らうもよし、トランプがこのまま放置して米国が提供してきた安保の傘の信頼性が失墜するもよし、というウィンウィン状況です。
<薬の理屈の追究者>
≫イマイチ、事態がよく飲み込めない。↓
 「文科省調査–研究費途絶「リスク増」 少額種目にシフト・・・」≪(コラム#9194.太田)
 「文科省調査–研究費途絶「リスク増」 少額種目にシフト・・・」 に関して、以下のようなコメントもあります。「nagashima m. @_nagashimam:「研究活動が小粒化」というより、これまで運営経費(運営費交付金)でできてた研究が運営経費の削減でできなくなって、仕方なく科研費に応募するようになったって面も大きいんじゃ /」
http://hatebu.net/entry/mainichi.jp/articles/201707704/k00/00m/040/096000c
 さすがに、文科省も以下のような危機感をオブラートに包包んで、サイトに掲げてます。
 「基礎科学力の強化に向けてけて ―「三つの危機」を乗り越え、科学を文化に―」
 【日本の基礎科学力の揺らぎ- 三つの危機】
・論文数の伸びは停滞し、国際的なシェア・順位は大幅に低下
・世界トップレベルの研究拠点を形成し、研究成果はあがっているが、我が国全体に与える影響は限定的
・我が国全体の研究力強化のためには、「知の集積」の場となる研究拠点群の厚みが不十分
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detaail/__icsFiles/afieldfile/2017/06/07/1384930_01.pdf
 雑誌●●に載る原稿の一部を掲げます。
 多くの基礎医学研究・教育者はずいぶん前から危機感を持ってできるかぎりの対策を講じてきたのに,このような結果となっている1).
 競争的研究費は増額されてきたことは事実である.その影響はむしろ,「書類ばかり書いて研究する暇がない」「短期間に答えが出るテーマを選ぶ」という状況を招き,画期的研究成果のみならず絶対数も減るという結末である1).とにかく運営費交付金が毎年1%の減額(表向きは2007年からの10年間)や法人化以前からの約35年間もの種々の教室運営にかかわる予算削減が外から見えにくい形で継続されてきた.その結果,教室の体力の低下を招いてきた.そして「ゆとり教育」に代表される知力低下の影響.追い打ちをかけるように初期研修義務化で,かつては平均すると約3%いた医学部卒業者が基礎医学研究者をめざさなくなった.必然的に他領域からの卒業生の大学院生そして留学生を修士課程や博士課程に受け入れて,研究の教育,指導し,論文を書くのを手伝って修了させてきたが,こちらの力が不十分なこともあってか医学部生や卒業生,薬学部生のような能力はない人が多かった.
1) Fuyuno I.: What price will science pay for austerity? Nature 2017;543:S10–5.
>「研究者の頭脳と時間を違うことに使いすぎ」from 日経テクノロジーオンライン 2017年7月3日(月)
梶田隆章氏:分野に限らず、少なくとも日本のサイエンス、あるいは学術全体のレベルを維持していくことを考えたときに、残念ながら今、全くレベルを保つことができておらず、落ちているといえます。これは明らかに国からから国立大学に配分される補助金である運営費交付金の額額と連動していると思います。
特に問題なのは「総額は減らすけれども、頑張ったいい子(大学)にはちょっとだけ予算をあげますよ」という制度です。そのために大学の研究者たちがかなりのエネルギーを使ってしまい、そのぶん研究に注ぐ力をそがれ
ています。
梶田:私が日本の弱点だと思うのは「ムダを省く」という掛け声が大きすぎるということです。教員もただただ忙忙しそうに働き続けなければならず、研究者が考えを深めるめる時間がないような社会になっている気がしますね。
運営費交付金を削って、その分、うまく効率化して研究をを進めるという名目で働かされ続けているわけです。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/2776009/062700021/
 恵まれているはずの東大でこれですから、なにも付け加えることがありません。
<GR7U2fnU>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 コラム#9190の電池の話について。
 「90年前の電池がまだ動いた! Twitterに投稿された「大正時代の電池」動画に衝撃・・・」
http://world-fusigi.net/archives/8871744.html
 乾電池が日本で発明されたの今まで知らなかった。
<komuro>
 新型のUSB DACを買ったので、<オフ会に出席する際、>私が5,6年間使用した中華製USB DACを持っていきます。
http://www.audio-gd.com/Pro/dac/NFB1.38/NFB1.38EN.htm
 この機種の旧型で、ピアノ部屋で使用してください。
 繊細な表現が向上すると思います。
<太田>
 いつも恐縮です。
 諸君、今度のこのオフ会への出席申し込みは下掲から。
 (朝鮮を一言で言い表すフレーズあてクイズ、締め切りは、七夕の7日だよー。)↓
http://www.ohtan.net/meeting/
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 にわか忠臣路線を突っ走る朝日。↓
 「豚の死骸、田に浮く被災地 それでも列車で向かった陛下・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASK677509K67UTIL063.html?iref=comtop_latestnews_01
 カタロニア州政府、10月に独立の可否を問う住民投票を実施し、賛成票が多ければただちに独立宣言をすると表明。↓
http://www.bbc.com/news/world-europe-40496700
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 行間を読むまでもなく・・。↓>
 「都議選惨敗 安倍政権に「イエローカード」・・・
 <今となっては快哉を叫ぶ習ちゃん。↓>
 第1に、自民党内での安倍首相の地位が揺らぎ始めた・・・
 <安倍チャン流改憲がポシャッて一安心の習ちゃん。↓>
 第2に、安倍首相の改憲日程にとって大きな打撃となる。安倍首相は本来、今年秋の臨時国会で憲法改正案を提出し、2020年より前に国民投票を行う考えだった。だが今回の選挙の反映した民意を見ると、たとえ安倍首相が国会の改憲勢力を集めて改憲案を提出しても、国民投票で民意に強く阻止されるだろう。
 <残された任期を再武装に、と祈る習ちゃん。↓
 第3に、政権基盤が不安定になる中、安倍政権は外交・安保・軍事政策で冒険色を濃くすると見られる。安倍首相は就任後、「外交カード」「安保カード」を度々民意を刺激し、支持率を保つ道具としてきた。今回の大敗後、軍>事・安保分野で視線をそらし、さらには無謀な行動に出る可能性が排除できない
 <私同様、小池都知事を「独立」志向と見て期待表明する習ちゃん。↓>
 第4に、小池新勢力が今回の圧勝を機に、政界を再編し、野党民進党さらには自民党内の反安倍勢力を取り込み、最終的に小池対安倍の局面を形成する可能性が排除できない。」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0704/c94474-9236969.html
 <京都こそ日支交流の象徴的都市、と熱弁を振るう習ちゃん。↓>
 「京都の文化は大切に保たれている日本の伝統文化であり、日本で継承され、発展してきた中国の唐・宋の文化でもある。近年、中国で海外旅行が大人気になるにつれ、日本は、中国人観光客に最も人気の旅行先の一つとなっている。中でも、日本文化の代表ともいえる京都が、「絶対に行きたい場所」となっている。・・・
それらを背景に2015年9月、京都の民宿、職人の作品の展示販売、旅行プラン、文化発信、交流を提供するプラットフォーム「京都之間」が立ち上げられ、京都と北京のチームが協力するスタイルで、最も京都らしい文化生活を記録し、それを図書にして刊行したり、サロンイベントを開催したりしてし、中国人観光客に京都で一層素晴らしい体験をしてもらおうと取り組んでいる。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0704/c94473-9236814.html
 <エー、と驚き調べてみたら、仏教用語としての「我慢」は意味違ってたのね。↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%91%E6%85%A2 
 とにかく、日本人を褒めたい、という執念は伝わってくる。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本人の「我慢」する文化について考察する記事を掲載した。 
 記事は、日本は自然災害の多い国であり、大災害が起きるたびに日本人被災者の我慢強い様子は世界を驚かせ続けていると指摘。目の前に広がる絶望的な光景に対しても、日本人は泣いたり、叫んだりせず、「感情を抑えているのか、まったく表情を変えようとしない」と伝え、どれだけ空腹で喉が渇いていても配給には列に並び、取り合うようなことは絶対にしないと論じた。 
 続けて、「日本人はなぜ世界が驚くほどの忍耐力を持つのか」と疑問を投げかけ、これは日本人が「我慢」するということを重視しているからだとし、もともと仏教の教義の1つであり、現代では忍耐と同義で使用される「我慢」こそが「日本人が世界を驚かせることができる要素である」と主張した。 
 さらに、どれだけ絶望的な状況であっても、日本人が顔色も変えず、自らの感情を抑えることができるのは「顔色を変え、感情を表に出すことを我慢しているためである」とし、この我慢という文化を理解できないようでは日本人も理解できないと指摘した。 
 また記事は、日本では我慢することが社会的規範として存在し、美徳としてすら捉えられているとし、日本の子どもたちは教育の一環として「我慢」を教えられているとし、我慢のできない人は周囲から高く評価されることはないと伝え、こうした「我慢」の文化があるからこそ、「日本人は世界を驚かせることができる」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1639090?page=1
 <日本人の匠の精神、こだわり、に敬意。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本のスイカが高い? こんな基準で育てたら、中国のスイカの値段だって高くなる」とする記事を掲載した。 
 記事は「日本のスイカが高いというのは、もはや世界的に有名だ。しかし、どうしてこんなに高いのか。次の写真を何枚か見れば、その高さが道理にかなったものであることに気づくだろう」とし、日本におけるスイカの栽培や選定について写真付きで紹介している。 
 例として挙げたのは、奈良県の有名なスイカの品種である「大和スイカ」だ。「大和スイカ」の種子開発企業は優れた品種を開発するために、さまざまな気温や土壌、水分条件のもとでの試験栽培を行っていると説明。「スイカの新品種を開発するのに、何代にもわたる時間が必要とされ、7000-8000個というスイカの試験品がボツになるのだ」と伝えた。 
 そして、選び抜かれた種子からできるスイカは当然のことながら大きくて甘いのだが、出荷に際しては大きさや甘さに対する非常に厳しい基準があると紹介。まず、サンプル採取したスイカの外観に問題がないか、切った断面に空洞がないかをチェックしたのち、専用の糖度計で糖度を測り、合格したものだけが「身分コード」を得られ、出荷・販売されるとしている。 
 記事は「このような厳しい検査に合格したスイカはとても熟していて甘く、中身が充実している。皮に近くなっても果肉の糖度が下がらないのだ。これほど心と労力を費やし生産したスイカが高価だというのも、決して不思議なことではない」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1639134?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の折り紙の神が作ったペンギン爆弾が、さまざまなブラックテクノロジーを完全に打ちのめしている」とし、日本のペーパークラフト職人・中村開己さんの作品を紹介する記事を掲載した。 
 記事は「今の世の中、ハイテクを標榜するおもちゃは数多存在するが、これから紹介するシンプルな折り紙作品に比べれば、みな全くもって大したことはない」としたうえで、中村さんのペーパークラフト作品で日本のネット上でも話題になった「ペンギン爆弾」を映像付きで紹介した。この作品は、紙で作った立体的なペンギンを頭から平らに潰し、それを地面に落とすとぴょこんと跳ね上がって自然と元の姿に戻るというものだ。 
 さらに、裏返しになっている腹の部分を指で押すとひっくり返るカメ、転がすと中からヒヨコが出てくる卵、押しつぶすと中から猫が出てくる筒、中身を引っ張ると出てくるライオンが指に噛みつく封筒、背中を押すと大きな口をぱっくりと開けるワニ……といった、さまざまなおもしろいペーパークラフト作品を紹介している。 
 そして、これらの「神のようなおもちゃ」が、本当に紙と輪ゴムだけでできていると説明。「爆弾」作品の作り方を説明する動画も併せて掲載し、「これほどの深い工夫があれば、シンプルで人目に付かないような折り紙作品でも遊べるのだ」と評した。」
http://news.searchina.net/id/1639156?page=1
 <関空を例示し、日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「日本は海を埋め立ててアジアの中心的な空港を建設している」と紹介する記事を掲載し、多くの中国人旅行客が、日本を訪れた際にじっくり見ることは少ない空港を取り上げている。 
 記事はまず、「日本は空港建設の規模や技術の点で世界のトップにある」とし、その技術の粋としての空港に大阪湾南東の海上に位置する関西国際空港を挙げた。 
 1987年から7年の歳月を費やして建設された関空は建設の際にエンジニアたちが地震や台風、複雑な地形の海底などの問題を克服していき、1994年から運用を開始したことを伝え、関空を空から見た様子を写真で掲載。土地が少ない日本が空港という莫大な広さが必要となる施設を海の上に建設したことに大きな驚きを示した。 
 また、関空が日本で唯一24時間運用されている空港であることを紹介し、日本国内はもちろん、国際物流の一大拠点となっていることを指摘。さらに、空港島にあるスカイビューでは、「関空や飛行機に関することを学べることや、頭上をかすめるように飛行する、飛行機の離着陸を間近で楽しめる」ことなどを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1639112?page=1
 <今度は、深夜食堂を例示し、日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・環球時報は・・・日本に存在するリアルな「深夜食堂」が持つ、ノスタルジーな雰囲気について紹介する記事を掲載した。 
 記事は、「日本では深夜営業の飲食店が多く、しかもそれぞれ特色を持っている。最も人に温かみを感じさせるのは、日本ならではの食堂や、道路沿いに店を構えるラーメン店や居酒屋だ。これらは総じて、漆黒の夜の中で温かい光を放っているのである」と説明した。 
 そして、現在中国でもリメイク版ドラマで話題を集めている「深夜食堂」という言葉について、「一般的に、深夜営業の大衆的な食事処を指す。夜から早朝にかけて営業し、古びた外観に古びた木のイス、歳月のあとが刻まれたテーブルが並んでおり、歴史と人情味にあふれている。そしてすべてが素朴で自然なのだ。大概老夫婦が切り盛りしていて、壁には店主が手書きしたメニューが張り出されている。過剰な装飾はなく、出てくる料理も至って普通。まさに、日本のドラマ『深夜食堂』の世界なのである」と伝えた。 
 そのうえで、東京で「深夜食堂」のノスタルジーを感じることができる場所として、日暮里駅付近にある食堂と、新宿西口の「思い出横丁」を紹介。1960年代の日本の大衆食堂の雰囲気を味わうことのできる場所で、観光スポットにもなっているとした。 
 また、深夜営業しているラーメン店や、移動式のラーメン屋台も「日本の特色を持つ深夜食堂である」と説明。夜になると出動する屋台は、ラーメンのほかにおでんなどもあり、夜遅くまで働くサラリーマンなどのニーズを満たしていると紹介した。さらに、日本国内にあまねく存在する深夜営業の居酒屋についても言及。そこには「古めかしさとともに、温かみを感じる」とし、男性のみならず女性客も多く見かけると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1639111?page=1
 <今日も、日本車買え、「強迫」キャンペーンを行う習ちゃん。↓>
 「売れるのも納得だ・・・日系車が中国で販売を伸ばすことができる理由・・・」
http://news.searchina.net/id/1639118?page=1
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太田述正コラム#9197(2017.7.5)
<武光誠『誰が天照大神を女神に変えたのか』を読む(その25)>
→非公開