太田述正コラム#9340(2017.9.15)
<皆さんとディスカッション(続x3466)>
<太田>(ツイッターより)
 「高句麗に続き百済も「中国史」、中国の主張に韓国騒然…」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_190605/
 自国の歴史まで歪曲しちゃってるからそんな話で騒ぐんだよ。
 高句麗史が支那史なら、同じ女真系の百済史はむろん支那史だし、新羅史は漢人系なんだから、改めて支那史と言う必要すらないの。
 「イスラエル人記者:沖縄の大規模基地衝撃 「占領」<だ>…」
https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20170915k0000m040155000c/
 このハーレツ紙記者の言う通りだが、彼女を招いた沖縄の識者達も甘えちゃいけない。
 パレスティナとは違って、沖縄は、いつでも日本から独立して「占領」を解消することができるからだ。
<太田>(同上)
≫「沖縄の米軍は、北朝鮮[など]が日本[など]を攻撃したときなどに、日本を守るための任務を担っています。」→「など」が2つ足らなかったから「[]」で追加しといたよ。≪(コラム#9338。太田)
 もう一つ「など」を入れ忘れた。↓
 「日本を守るため[など]の任務」
<vgWr6fn.>(「たった一人の反乱(避難所)」より
 サンキューサーチナ。勉強になりました。
 ザ・インタビュー 坂 茂「まず行動する建築家」前編
http://www.designstoriesinc.com/special/h_tsuji-interview_shigeru_ban1/
 ザ・インタビュー 坂 茂「まず行動する建築家」後編
http://www.designstoriesinc.com/special/h_tsuji-interview_shigeru_ban2/
<nAshLD76>(同上)
≫この主張を批判せよ≪(コラム#9338。太田)
1、「ならず者国家」だった日本が、・・・第一次世界大戦後の国際的な法規範に挑戦しました。
→日本以外が「ならず者国家」だっただけで寧ろ国際秩序に積極的に貢献し過ぎたくらい。法規範なんて存在せず、米国により複雑化した。
⇒「米国により複雑化した」はともかく、基本的にその通り。(太田)
2、その後、日本は戦争を違法とする国連憲章を遵守することを約束し、1956年に国際連合に加盟した。
→朝鮮戦争によってさっそくねじ曲げられた解釈により再軍備したのはお忘れ?
⇒「ねじ曲げられた解釈」って日本国憲法のことなんだろうが、むしろ、国連憲章に言う国連軍に参加できない、つまりは、国連憲章を十全に実行できない形のインチキ再軍備を行ったと指摘すべきだな。もっとも、篠田の所論とは直接関係ないハナシだが・・。(太田)
3、安倍首相が、9条に3項を追加して自衛隊が合憲であると確定する、と提案しているのは妥当なことだと思います。
→安倍ちゃん得意のやったふりに引っ掛かるとはね。
⇒というより、篠田に、自衛隊が、集団的自衛権を行使できない以前に、そもそも軍隊ではない、との認識がないことが最大の問題。
 篠田は自衛隊を外務省と同じような存在、すなわち、行政機関と見ているわけだが、軍隊は行政機関ではなく、だからこそ、世界の軍隊は、ポジ規制ではなくネガ規制されている・・ポジ、ネガの説明は省略する・・というのに・・。
 また、いくら、篠田が憲法学者ではないとはいえ、日本国憲法を論じる以上は、同憲法に特別裁判所設置の禁止条項があるので、自衛隊が軍法会議や軍律法廷を持て(ず、そういう意味でも軍隊では)ないことにも触れなければならないというのに・・。(太田)
4、集団安全保障への貢献が合憲であることを明示するため、これまでお話してきたように、・・・二度と侵略国になることなく、国際法を遵守し、国際協調主義に則って行動することです。集団安全保障への参加は、憲法問題ではなく、政策判断の問題として議論していくべきです。・・・
→真に戦前日本は戦後の集団安全保障を先取り国際法を形作り、たった一人の集団安全保障は憲法問題ではなく政策問題だとして行動したんだな~。
⇒表現はともかく、そういったところだな。
 とまれ、篠田は、日本の憲法学者が主張したことのない、・・憲法学者じゃなかったおかげで(?)、・・新たな「交戦権」解釈を打ち出した点は評価されるべきだが、いかんせん、彼、軍隊についても、日本の近代史についても無知過ぎるってことだ。
 私のように、法学、政治学はもちろんだが、経営学、歴史学(とりわけ、イギリス史、米国史、日本史、支那史、朝鮮半島史)、社会学(とりわけ、比較社会学、宗教学、社会心理学)、等、文系「学問」の殆ど全てを勉強しろ、とまでは言わんがね。
 (もとより、私は、これらを単なる知的好奇心で勉強してきたワケじゃなく、自衛隊「問題」を解明するためには、本来、そんな能力は私にないんだけど、そこまで手を広げることが必要不可欠だと思ったからであり、ホントは、私や、大変失礼ながら篠田より、もっと能力の高い人間にそれをして欲しいんだけどな。)(太田)
<c.pxgpfs>(同上)
≫先の大戦で負けるまで「ならず者国家」だった日本が、二度と国際法を破ることなく≪(コラム#9338。篠田)
 そもそも日本が「国際法を破」ったって、一体何のことを言っているのかわからんちん。↓
 日本の戦争は国際法違反ではない ~ 東京裁判
http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20130210/1360464382
≫日本は満州事変を起こし、第一次世界大戦後の国際的な法規範に挑戦しました。≪(同上)
 「第一次世界大戦後の国際的な法規範」ってのは多分国際連盟のことを言ってるんだと推測するが、連盟脱退を「挑戦」と表現するのはちょっと筆が滑りすぎじゃね?「挑戦」ってーのは、モンロー主義だかを宣って連盟に加入すらしなかったアメリカのことじゃーねーの(典拠省略)。
 大体、そもそも「法規範」と呼べるほどのもんだったのかね?↓
 「国際法は、国内法のような立法・行政・司法の中央集権機関がなく、組織的な法の適用、執行の機構を欠いている。そのため、国際法の法としての性格を否定する学説が19世紀末から20世紀初頭に特に見られた。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B3%95#.E5.9B.BD.E9.9A.9B.E6.B3.95.E3.81.AF.E3.80.8C.E6.B3.95.E3.80.8D.E3.81.A7.E3.81.82.E3.82.8B.E3.81.8B
≫9条の内容は、国際法を遵守することで確保できることが確定しました。よって削除してもかまわないと考えています。≪(同上)
 ほーり<(法理)>的によくわからん。国際法に規定されていれば国内法は不要?国際法が不変なら良いのかしらんが・・。↓
 国内法との関係
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B3%95#.E5.9B.BD.E5.86.85.E6.B3.95.E3.81.A8.E3.81.AE.E9.96.A2.E4.BF.82
 「9条に3項を追加」云々は考えると頭が痛くなる・・。前後の言と併せ、非論理的なにおいがぷんぷんする。
⇒後になってこれ、読ませてもらったけど、ま、えーんでないの。
 ちなみに、ソ連(露)は、日本脱退後だけど、文字通り、「第一次世界大戦後の国際的な法規範に挑戦し」たんで、国際連盟を除名されてるばってん。(太田)
<SATO>
 ・・・チャンネル桜へのご出演ありがたかったですが、太田さんの所論が一般常識化されるためにも、専門の番組を桜tv内に設定していただいて、いわゆる「ネトウヨ」諸君の耳に入る機会を増やすことなどは、ありえませんかね。
 水嶋社長なら耳を傾けると思うのですが。
 ともあれ、今後も質の高いエッセイを書き続けられることを、切に希望しております。
<太田>
 私の中共/日本に関する指摘を、女性セブンがさわりのさわりを一昨年、そして、桜TVがさわりを今年、それぞれ世界で初めて報じたわけですが、(私は、さわりをやや詳しく話す、今度のオフ会「講演」を公開する予定であるところ、)きちんと報じるのがいかなるメディアになるのかは、メディア側の問題です。
 この私の指摘は、私の主張でも何でもなく、単に、私による事実の指摘に過ぎないのであり、早晩、いずれかのメディアが報じることになるのは必至ですけどね。
 但し、一昨年の時点で、既に、別個に勉強的取材に訪れた産経と朝日の記者に、さわりを伝達済み(コラム#9325(未公開))であって、その際、さわりのラインでの独自調査報道を行うように助言したという経緯があるところ、少なくとも、それ以降、現在までさぼって何もしていないこの両紙に関しては、今後、報じるのであれば、その際には私のクレジットを入れるのは義務であろう、と思っています。
 
<山本>
 早送りで5分で観たけどピアノ調律師がひたすら調律だけで終了。
 ピアノマニア
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00697/v12309/v1000000000000002503/
<TSY>
 ・・・国連決議は北朝鮮に核兵器とロケット改良の時間を与えると思います。
 米国は戦争をやる気がないんだなと僕は判断しました。
 現代において不利に支配されるというのは働きのわりに楽な生活ができないということですから、キム王朝が栄えても、今日明日の日本の暮らしは表面的には変わらないのでしょう。
 明治が欧米との相互作用のなかで、江戸日本文明がたどりついた、対西洋文明仕様であるように、欧米中の相互作用のかかで、韓国文化がたどりついた、対西洋文明仕様の一形態がキム王朝であるように感じます。
 
 <さて、>太田さん、コラム#9326 に言及されている Chetan Peddada( 米軍の元officer, former U.S. Army captain という情報あり)による韓国駐在米軍の対北朝鮮戦争演習シナリオを読む機会がありました。
この演習シナリオは、北朝鮮の先制攻撃を受けるという設定ではじまります。
 要点をまとめてみます:
・北朝鮮の攻撃は苛烈だが補給能力が弱いので、組織的戦闘は数日しか続かない。
・北朝鮮の発射可能ミサイルは千発とみている。
・ミサイルに生物兵器を搭載するとみていている。病原体としては天然痘と炭疽菌。
・ミサイルに化学兵器を搭載するとみている。北朝鮮の化学兵器総量を2500トンから5000トンと推計している(地下鉄サリン事件でオウム真理教が使用したサリンは総計で0.0055トン(5.5kg))。VXガスとサリンを保有している。
・北朝鮮はサイバー攻撃もする。過去にバングラデェシュの中央銀行からの不正引出、ソニーピクチャーズの秘密情報漏洩の実績あり。WannaCry ransomware 型のコンピューターウィルスも使用できる。
・北朝鮮は国境線近辺のDMZ領域に20のトンネルを作っている。深さは1mから100m。トンネル一本あたり一時間に8000人の兵士の移動が可能。
米国は各種ジェット飛行機、トマホーク(ジェットエンジン型ミサイル)、バンカーバスター(地中貫通爆弾、重さ2132kg、そのうち炸薬は286kg、ロケットエンジンで加速すると6.7mのコンクリート壁を貫通できる)、
MOAB(本来は爆風爆弾だが地中貫通爆弾としても使える、重さ9,800kg、そのうち炸薬が8,482kg)を使って反撃する。
核分裂型の核兵器は20から30保有、戦場では使用されないというシナリオになっています。2017年9月1日の核実験の情報は加味されていません。
このシナリオに、核分裂のエネルギーをトリガーにする核融合爆弾(水爆)の所有–北朝鮮は、現在TNT換算で160キロトンの核兵器を所有とされていますが、技術的には、過去最大の核エネルギー解放だった50,000キロトンのツァリー・ボンバの製造も可能であるように僕には思えます–と使用の可能性を加味すれば、米軍のみている将来の対北朝鮮戦争予想の一つのパターンが見えてくるように思えます。
軍の演習シナリオは、その国が敵国の軍事力をどう評価しているか、攻撃に対してどう反撃する予定でいるか、教えてくれます–公表されるものは、敵に伝えることを意識していた、「これでもやる気?」的要素が強くなるでしょうが–。
 太田さんは、この演習シナリオをどう評価されますか。
⇒ここまで要約紹介されたのであれば、あともう一声、米軍の対応についても要約紹介していただきたかったですね。
 もう一度原文を読み返すつもりはないので、改めての評価は控えさせていただきまます。
 とにかく、新しい話が全くなかった、という印象・・既に紹介した時に記してます・・だったので・・。(太田)
米国の意志決定者は、米国が先制攻撃に失敗した場合のシナリオの一つとして上記シナリオを、伝えられていると思います。
 この場合、戦争を始める決断はできないんじゃないでしょうか(キューバを米国は黙認した歴史もあります)。
⇒キューバの時は、ソ連が在キューバ核兵器を撤去したので、北朝鮮の前例にはなりません。
 従って、トランプが北朝鮮を武力攻撃する可能性は排除できません。
 本日も、対北朝鮮武力攻撃など考えもするな、と叫ぶコラムが米タイム誌電子版に出てた
http://time.com/4926815/north-korea-war-us/?xid=homepage
けど、そりゃ、換言すれば、トランプならやりかねない、と思ってるからこそですよ。(太田)
 北朝鮮が核兵器所有、金王朝の存続を保障され、その枠組の中で経済大発展(中国の例があります)をとげる可能性があると思います。
⇒日本文明を継受するにあたって、中共は、弥生性の確保を先行させ、今や縄文性の確保にシャカリキであるところ、天皇制の確保が手つかずである、という深刻な問題を抱えているのに対し、北朝鮮は、天皇制の確保から始めており、北朝鮮の方がスジがいいとも言える、というのが一番最近の私の感覚です。
 ま、そういうこともあって、北朝鮮の経済大発展の可能性は大いにある、と私は踏んでいます。(太田)
 僕は物体は外力と摩擦がない限り無限にどこまでも(もちろん銀河を越えて宇宙の果てまで)等速運動を続けるというニュートンの極端な思考実験が好きです。
 北朝鮮がかっての大英帝国のように軍事的にも、経済的にも世界支配をするという理論的最大値をまず仮定し、それを妨げる外力と摩擦を見出し、その寄与を推計するという風に思考実験するのはどうでしょう。
⇒自然世界と違って、人間世界は、歴史によって羈束されています。
 最大版図が南北時代(南は新羅、北は渤海です)の版図程度に過ぎなかった朝鮮半島諸国史に鑑みれば、そもそも、現在の領域を拡大する余地が皆無の北朝鮮について、そのようなシナリオを思い描くのは時間の無駄でしょうね。(太田)
 僕には、米国と日本と韓国には、外力となるために不可欠な「意志」が不足しているように思えます。
⇒米国だけは、「意思」・・野蛮人としてのそれですが・・も「能力」も、今のところは持ってますよ。(太田)
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 桜TVの収録日だったんで、一回、藤井四段の対局はパスしたが、昨日、C2級順位戦をニコニコで鑑賞。
 で、思ったんだけど、丸一日の対局がぶっ通して放映されるなんて、藤井四段が登場するまでなかったんじゃないの。
 それに伴い、将棋棋士に新たな活躍の場が与えられた、と痛感するな。
 「解説」だけじゃ、やってられんので、将棋以外のガールズトークを延々と挟む、という形の活躍だが・・。
 もとより、「解説」はもっと大事だが、(今回もそうだったけど、)将棋ソフトのご託宣を「翻訳解説」する、という形の活躍で足りることになった。
 (いちいち、将棋ソフトにお伺いをする時間的暇のない最終盤、今回の解説の男性棋士、解説できなくなっちゃったのは悲惨、もとい、ご愛敬だった。
 それだけ、藤井四段の終盤のヨミの力が桁外れにスゴイ、ということでもあるが・・。)
 これは、女流棋士の存在が不可欠になったことも意味する。
 そもそも、一人じゃガールズトークはできないところ、鑑賞に堪えるルックスや声質や活舌を持ってればのハナシだけど、ちゅうか、そうゆー女性棋士ならば、という条件付きだけど・・。
 そーゆー意味で、昨日の女流棋士の宮宗紫野
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%AE%97%E7%B4%AB%E9%87%8E
はスンバラシかったー。
 彼女、一時、棋士辞める気だったらしいが、取りあえずは続けててよかったね。
 だが、大学は卒業しとくんだったな。
 そうしておれば、将棋界以外にも飛翔できてたかもしれないしなあ。(上掲)
<太田>
 それでは、ホンマモンのその他の記事の紹介です。
 猪木訪北朝鮮を、NYタイムス・サマが大々的におとりあげになっただ。↓
https://www.nytimes.com/2017/09/14/world/asia/japan-north-korea-antonio-inoki-wrestler.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=rank&module=package&version=highlights&contentPlacement=5&pgtype=sectionfront
 英米識者達の東アジア情勢の分析は、どーしょーもないほどout of dateだな。↓
 Asia’s Reckoning by Richard McGregor — power and the Pacific–An analysis of relations between the US, China and Japan captures subtle shifts and unexpected continuities・・・
https://www.ft.com/content/53623bb6-92ff-11e7-83ab-f4624cccbabe
 何度も繰り返してるように、英米識者達が、どーでもいいロシア革命にばかりこだわり続け、明治維新への関心を再び持とうとしないんじゃ、話にならんわさ。↓
 ’The Last of the Tsars’ is authoritative, definitive, and tells a compelling story ・・・
https://www.csmonitor.com/Books/Book-Reviews/2017/0906/The-Last-of-the-Tsars-is-authoritative-definitive-and-tells-a-compelling-story
 おもしろーい。↓
 「雄と雌「逆転」の虫を研究、日本人らにイグ・ノーベル賞・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK9G5GKJK9GULBJ00Y.html?iref=comtop_8_06
 あえて言えば、ロヒンギャ達は、イスラム教を捨てさえすりゃ、ミャンマーにとどまれるのに、誰もそうしたと聞かないからこそ、(そして、Isis等が世界を跳梁しているからこそ、「今」、)ミャンマーのインチキ仏教徒達によって迫害されてるのさ。
 アウンサースーチーは、恐らく私と同じ考えだろ。↓
 Rohingya crisis: Meeting Myanmar’s hardline Buddhist monks・・・
http://www.bbc.com/news/world-asia-41263073
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 生命時報の引用。タイトルの「?」はいらないんじゃん?↓>
 「日本の子供は世界一健康?・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0914/c94473-9268938.html
 <チョイ背伸びした、師への自慢。↓>
 「微信・支付宝が日本市場を席巻 モバイル決済サービス広がる・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0914/c94476-9269054.html
 <ここからはサーチナより。
 何だか、ここ2~3日、今日頭条以外の記事の紹介が急に増えたな。
 さては、習ちゃん、太田コラムを読んでるなー。
 今日爆点の引用。ガス抜き。↓>
 「今日爆点は・・・台湾のテレビ番組に出演した日本人が「中国高速鉄道は新幹線のパクリ」だと発言したと怒りを示す記事を掲載した。
 記事は、中国高速鉄道は開発段階こそドイツの協力を得たが、その後は自主開発したものだと主張。中国では高速鉄道の開発の経緯には「何一つとして落ち度はなく、知的財産権をめぐる紛糾もない」という中国側の立場を踏襲したうえで、日本人が台湾のテレビ番組で「中国高速鉄道はパクリ」であると指摘したことに反発した。
 さらに、同番組では日本人の発言に対し、台湾人から「世界には中国の発明をパクったものが数多くある」という指摘があったことを紹介。」
http://news.searchina.net/id/1644071?page=1
 <捜狐の引用。これもガス抜き。↓>
 「日本には負けない!? 中国が「時速1000キロ」のリニアの開発か・・・」
http://news.searchina.net/id/1644048?page=1 
 <太平洋電脳網の引用。定番の日本の製品の賛美。↓>
 「・・・太平洋電脳網はこのほど、近年の中国人は大型連休を迎えるたびに日本をはじめとする国外に旅行に出かけ、買い物に熱中していると伝える一方、「中国製品と日本製品はそれほどまでに大きな差があるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事は、中国人の間で人気だった日本メーカーの電気炊飯器や温水洗浄便座を例に「中国企業はなぜ中国人消費者が満足する製品を作ることができないのか」と主張。たとえば中国人消費者は主に温水洗浄便座の「便座の保温機能」と「洗浄機能」を高く評価しているが、これらを実現するのは技術的には決して難しいものではなく、中国メーカーも容易に作ることができるはずだと指摘した。
 つまり、中国人消費者が中国メーカーの電気炊飯器や温水洗浄便座を購入せず、わざわざ日本で日本メーカーの製品を買い求めたのは「技術の差」ではなく、別の要因にあると主張。1つ目の要因は「中国人消費者が中国製を信用しておらず、海外製品のほうが高品質と認識していること」だと指摘。中国の製造業は近年、大きな成長を遂げたとしながらも、消費者の認識はほとんど変わっていないとした。
 次に日本製品は「細部まで徹底的にこだわっている」が、中国製品にはこうしたこだわりが見られないとし、日本企業は検品で問題が発見された製品を絶対に売ろうとはしないと指摘。製品に対するこだわりが生み出す「差」こそが日本製品と中国製品の質の差につながっているのだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1643993?page=1
 <ここからは今日頭条の引用。ガス抜き。↓>
 「中国の航空分野には、日本が羨ましがって仕方ない技術がある! 次世代戦闘機開発に欠かせないその技術とは・・・」
http://news.searchina.net/id/1644044?page=1
 <定番の日本の教育絶賛。↓>
 「同じ学校生活でも・・・「日本と中国の小学生はこんなに違う」・・・」
http://news.searchina.net/id/1644010?page=1
 <和牛をダシに日本へ行けキャンペーン。↓>
 「これが日本の焼肉だ! 焼く前のお肉が何と新鮮で美しいことか!・・・」
http://news.searchina.net/id/1644016?page=1
 <今度は、台湾をダシにした日本へ行けキャンペーン。↓>
 「台湾の温泉地を訪れて驚き・・・「ここは日本なのか?」・・・」
http://news.searchina.net/id/1644045?page=1
 <定番の助言だが、要は日本へ行けキャンペーン。↓>
 「中国人が中国人を騙している! 日本で騙される中国人旅行客・・・」
http://news.searchina.net/id/1644062?page=1
 <とにかく、何が何でも日本車買えキャンペーン続けるのね。↓>
 「・・・今日頭条は・・・韓国車の販売が不振だからといって、中国メーカーにとってのチャンスとなると考えるのは早計であり、日系車の存在を「見くびった考え方」であると論じている。・・・」
http://news.searchina.net/id/1644002?page=1
 <台湾をダシにした日本車買えキャンペーン。↓>
 「台湾は日系車だらけ・・・台湾人はなぜ日系車を好むのだろう?・・・」
http://news.searchina.net/id/1644078?page=1
 <客観記事。↓>
 「中国人が抱く日本料理のイメージは、誤解だらけだった!・・・」
http://news.searchina.net/id/1644039?page=1
 <これは笑い話。↓>
 「日本の電車、仕組みが複雑すぎて何度乗っても乗り間違う! これって自分が鈍いだけ?・・・」
http://news.searchina.net/id/1644040?page=1
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<K.K>
 太田さん、パソコンの件ですが、下記の様な事情で、CPUクーラーの選定をやり直さなければいけなくなりました。
-当初、購入を予定していたメモリーの背の高さは33mm
-この時の、購入を予定していたCPUクーラーの背の高さは、166mm
-最終的に購入することになったメモリーの背の高さは、44mm
-上記メモリーの場合、CPUクーラーの背の高さは、177mm
-パソコンケースに収まるCPUクーラーの背の高さの上限は、180mm
-3mmの余裕では不安です
 そういう次第でありまして、CPUクーラーの選定のやり直しに1日か2日の時間を下さい。
 耐久性にとって、冷却は重要ですので、CPUクーラーには少しこだわらせてください。
 よろしくお願いいたします。
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太田述正コラム#9341(2017.9.15)
<アングロサクソンと仏教–米国篇(その4)>
→非公開