太田述正コラム#9356(2017.9.23)
<皆さんとディスカッション(続x3474)>
<太田>(ツイッターより)
 産経のみ報道。本当か?↓
 「スパコンを超える「量子コンピューター」 超高速計算実現へ東大チームが新手法を考案…」
http://www.sankei.com/life/news/170922/lif1709220029-n1.html
 酩酊し、かつ抵抗しなかった故?↓
 「準強姦容疑は「不起訴相当」…検察審査会…」
https://mainichi.jp/articles/20170923/k00/00m/040/011000c
<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 <6xXmmKM(コラム#9354)クン、>太田さんも自認しているように、世界でただ一人の論説を、テレビで話したって理解してもらえるのは不可能です。その場にいる人なんて、もってのほか、視聴者もそうです。
 テレビ(映像)だと、流れを止めることはできないので、「新」説は全く頭に入ってきません。
 だから、テレビに出るコメンテーターは、「一般論」しか話さないし、でないと視聴者がつまらない=視聴率も取れないから。また見てもらえない。
 んで、結論から言うと、桜で久しぶりにテレビ番組に出たということもあり、本を久しぶりに出版したいですね。
 ネットのコラムでなく、「本 」!
 やはり本が一番頭に入るのは間違いないでしょう。
 クラウドファンディングでもするとか~~、自主出版で。
<nfE0W5RU>(同上)
 司会の水島氏の「で、中国は日本の尻を叩いて再軍備させてどうしようっていうのですか?」っていう質問が印象的だった。
 水島氏は俺なんかよりよっぽど、学歴、地頭の良さともに上だろうけど、至極当然なリアクションだと思うなぁ。
 ただ、自分自身は、オータンの考えの骨子は理解出来ているつもりでいたけど少し、修正、付け足さなくてはいけない部分に気づいて、おさらい、復習をさせてもらうにはいい動画になっていると思う。
 <なお、七氏クン、>書籍などのまとまった形で太田さんの史観、文明論、自民党論が世の一般の人々の目に触れる機会が作られることが待たれます。
</6xXmmKM>(同上)
≫ごくごくフツーの素直な子供が、王様は裸なのに、と呆れ、チョイ興奮しつつ、王様の服を幻視しているらしい大人達に対し、事実を単に指摘してるだけかもよ。≪(コラム#9354。太田)
 この自己評価の低さが太田さんの魅力でもあり困った所でもあるよなぁ。
 本人にとっちゃ極々普通の事なんだろうけど、みんなが幻視してる中で1人だけ幻視せずに事実が見えるって事の特異性が根本的に理解出来てない。
 俺なんて地頭悪いから太田コラム読んでても事ある毎に幻視に囚われそうになってるし。
 <なお、七氏クン、>書籍化なら漫画化の方が良いと思う。
⇒「沿道にいた一人の小さな子供が、「王さまは裸だ! 王さまは裸だよ!」と叫び、群衆はざわめいた。「裸か?」「裸じゃないのか?」と、ざわめきは広がり、ついに皆が「裸だ!」「王さまは、裸だ」と叫びだすなか、王さまのパレードは続くのだった。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%B8%E3%81%AE%E7%8E%8B%E6%A7%98
だったわけだが、太田コラムに関しては、「ざわめき<が>広が」るどころか、「小さな子供」が群衆に完全にシカトされてる状況だ。
 桜TV出演にも関わらず、そんなことなどなかったかのように、太田コラム読者数の低減傾向はしっかりと続いている。
 以前から指摘しているように、「右」であれ「左」であれ、世界・アジア情勢や日本の将来について真剣に考えてきた日本人であればあるほど、自分が拠ってきた世界像が完璧なまでに幻視に過ぎなかった、という残酷無比な事実を直視するなんてことには耐えられないはずであって、既存読者は当然逃げ出し、新規読者など望むべきもない、ってことなのさ。
 今上天皇ら、天皇家の人々がホンネを話すことは天皇制の存続を大きな危険に晒すからありえない以上、習ちゃんないしその後継者(達)が、中途半端に日本文明を継受した状態の中共が世界覇権国の地位を固めた時点で、ホンネを話してくれるのを期待して待つほかあるまい。
 無駄な抵抗は止め、それがそう遠くない時点で実現すれば日本文明は復活するかもしれないが、それが遠い将来になりゃ消滅する、と、諸君、じたばたせず、腹をくくって、楽しく成行を見物してりゃいいのよ。(太田)
<ZYG2w/Ww>(同上)
 頭の悪い私は、戦後リベラルの洗脳が解けず、いまだ日々、幻視にとらわれています。
 日本文明・人間主義って、本当にそんなにいいものだろうか?、アメリカ文化・文明ってそんなにだめか?
 日本が太平洋戦争で勝利し日本帝国主義下にある国が一つでも増えていたら、いまよりもっと良い世の中に本当になっていたの?ってね。
 何のために太田コラム読んでんだって言われそうだけど。
 自民党が実は売国・逆臣集団、日本が女性上位社会っていうのは、最近やっと実感としてわかる気はするけど。
<W5wWzF3U>(同上)
 太田コラムの根幹を否定するわけじゃないが、日本文明・人間主義に普遍性はないと思うけどね。
 まだ、アメリカ型社会の方が歴史的に移民を受け入れている事実からも普遍性があるだろう。
 そもそも、人間主義は島国日本で形成された空気を読む文化の中で醸成された相互譲歩主義であって普遍性はそれほどないのでは。
 空気を読む相互譲歩主義は「世間」の存在が重く、集団内で一挙手一投足を息を潜めて感じなければならない。
 結局、一神教がなく人間主義が支配する日本は外国人にとって安全だが窮屈な国であって移民も馴染まないと思われる。
⇒毛沢東以下、歴代の中共首脳達は君と見解が全く違うようなんだが、我々としちゃ、有難迷惑だとも言えず、困っちゃうんだよねえ。(太田)
<44k355Z0>
 「中国当局、旅行会社に日本行き観光ツアー制限を通達・・・」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170921-00000090-jnn-int

 何かの予兆でしょうか。
<太田>
 ムムム、続報を待ちたいですねえ。
<TSY>
 太平洋での水爆実験というネタで、すっかり影に隠れてしまった感のあるTrumpの国連演説<ですが、>・・・Trumpの国連演説は「完全破壊」という部分だけが切り取られて報道されています。
 前後をみると、「米国には強大な力と、大きな忍耐力がある、しかし、もし米国が自国や米国の同盟国の防衛を強いられることになれば、北朝鮮の完全な破壊より他に選択肢がない。ロケットマン(Kim Jong-un、ロケット実験に耽る男、父親もEconomist誌にロケットマンと評された)は、自分にとっても、自分の政権にとっても自殺行為でしかない作戦に邁進している。米国は北朝鮮破壊の準備も意志も能力もあるが、それが必要にならないことを希望する。必要にならないようにすることが国連にとって大事なことであるし、そのためにこそ国連が存在する。国連に何ができるか推移を見守りたい。」という感じで、僕にはすぐに北朝鮮に武力攻撃を開始するという風には読み取れませんでした。
 太田さんはどう判断されますか?」
<太田>
 もちろん、おっしゃる通りです。
 トランプ政権が、金正恩に先に手を出させて叩くつもりでいる、という意味でね。
 (韓国(と日本?)に多大のとばっちりが及ぶことへのexcuseになります。)
 アホな米国は歴史から何も学べないので、そうやって、日本に先に手を出させて叩きつぶした、というやり口の二番煎じをやろうってわけですよ。
 前回は日本にハメられて散々な目に遭ったところ、今回は中共にハメられて終わる、ということも知らず・・。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 ここにも、菩薩/解脱、の真の意味・・人間主義的実践者/人間主義者化(コラム#9347(未公開))・・が分かってない迷える衆生が約1名。↓
 「・・・怒鳴り散らす真由子様、密会する志桜里さん・・・
 私は聞きたい。この逆風の嵐を乗り切った後、彼女たちが何を思うのかと。ねぇ、教えてよ、野心に突き動かされるがままに、他人の評価を飢えたように求め続けた女は、大きなつまずきの後に、一体何を悟るのだろう。菩薩のように解脱するのか、それともこの屈辱をばねにさらに欲望の高みを目指すのか。
 もし彼女が野心からの解脱を決意するなら、そのときこそ、私は説得されてもいい。「他人からの評価」ではなく「自分の基準」で生きてくことが重要だよと。・・・」
http://blogos.com/article/247838/
 ベトナム戦争の原因、実施の背景にあった米国の人種主義を断罪している。
 (大東亜戦争についての、同じ断罪をいつになったらするんかい?(太田))↓
 ・・・American racism.
 <アジアを文明的に劣位に見ていた。↓>
 American policymakers thought that, in general, Asian people didn’t value individual human lives as much as Westerners did.
 <南ベトナム人を蔑視していた。↓>
 They told each other and themselves that the South Vietnamese were too weak and lazy to be good soldiers.
 <北ベトナム人は人間以下だと自分に言い聞かせていた。↓>
 And to help get themselves through the horrors of war, American soldiers taught themselves to think about North Vietnamese soldiers as if they were less than human.・・・
https://www.washingtonpost.com/news/act-four/wp/2017/09/22/the-american-war-why-you-need-to-understand-american-racism-to-understand-what-happened-in-vietnam/?utm_term=.58873e4857ca
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 日中交流人士モノ。↓>
 「漢字発祥の地で国際漢字大会開幕 日本の漢字研究家が思い語る・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0921/c94473-9271926.html
 <こんなことでも日本を引き合いに出すかねえ。↓>
 「中国人が愛するザリガニは外国では厄介者? 日本では処理するために捕獲・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0921/c94473-9271935.html
 <こんな話でも、引き合いに出すのは、もっぱら村上春樹。↓>
 「複数の翻訳版があっても読者を満足させない理由とは?・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0922/c94473-9272654.html
 <習ちゃんのウハウハ顔が目に浮かぶ。↓>
 「米日韓「三角同盟」 各々に狙い・・・
 米国にとって同盟はアジア太平洋に介入するための便利な道具でもある。日本は米国による安全保護に不確定性が生じることを懸念している。自国の経済力は不十分であり、米国の保護を求めることが最も現実的だが、機に乗じて自国の防衛政策を実現する意図もある。・・・
 現時点で米国は朝鮮が米国の国家安全保障という『レッドライン』を越えていない・・・。ひとたび『レッドライン』を越えれば、米国は政策を大きく転換するとみられ、日韓に『核の傘』を100%提供することはあり得ない・・・米国の国家安全保障に影響が生じれば、米国は危機管理・コントロールの観点から朝鮮半島から身を引く。そうなれば日韓は安全保障上の窮地に陥るだろう・・・。
 米国は日韓を安心させる発言を立て続けにしているが、効果は限定的のようだ。・・・現時点で、米国に対する日韓の信頼は揺らいでいる。朝鮮の核問題に対して両国内で上がっている多くの異論は、すでにこの趨勢を反映している・・・3カ国には安全保障上の信頼の問題がある。3カ国間の相互信頼は他国よりもずっと強く、表面上同盟は堅固だ。だが米国は実際には日韓の安全を確保できず、限定的な対処行動のために日韓の信頼を失っている・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0922/c94474-9272354.html
 <ここからはサーチナより。
 今回は、今日頭条ばっかしで残念。
 日本社会の人間主義性の分かり易い紹介。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国人が最も見習うべき日本人の習慣について考察する記事を掲載し、中国には一般的に存在しないものの、是非とも導入したい日本の良い習慣を考察した。
 記事が紹介しているのは、たとえば「単行本にカバーを被せること」や「微笑み」の習慣だ。日本では接客業の人は微笑むことを意識して仕事をするかもしれないが、中国では接客業であろうとなかろうと客に対して微笑むことはあまりない。日本人としては中国で買い物をするとぶっきらぼうな接客に面食らうものだが、日本の「微笑みを絶やさない接客」は中国人としても気持ちの良いもののようだ。
 次に記事が挙げているのは、「横断歩道で手を挙げて渡る」ことや「人に迷惑をかけない」といった習慣だ。中国では「横断歩道で手を挙げて渡る」どころか、横断歩道でない場所で道路を渡る人は多い。手を挙げて渡ることより、信号を守って横断歩道で渡ることから始めるべきだろう。また、人に迷惑をかけないという習慣についてだが、中国では「家族や仲間であるなら迷惑をかけてこそ絆を感じられる」という感覚があり、日本の習慣は少し寂しく感じられることだろう。」
http://news.searchina.net/id/1644567?page=1
 <天ぷらを通じて、日本食の世界における匠ぶりを説明し、日本へ行けキャンペーンになっている。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本料理の代名詞にもなっている天ぷらが、ほかの揚げ物料理に比べて高級な料理として扱われる理由について解説する記事を掲載した。
 記事は「簡単そうに見える天ぷらだが、実は見た目よりも遥かに複雑なのだ。寿司にしろ、天ぷらにしろ、日本料理の職人たちは自分が惚れ込んだ食べ物に対して強いこだわりを持っている。良い天ぷらには、水と油、甘さと鮮度、食感と旨味の完全なる調和が必須なのだ。そこに存在する学問は、想像よりもはるかに深いものなのである」とした。
 そして、天ぷらを作るうえで欠かせない油、衣、具材に対する、天ぷら職人のこだわりぶりについて紹介。油については「軽さがないと食感が悪くなる。食材の旨味を隠すほどの味があってもいけない。最もクラシカルなのは太白胡麻油だが、これ以外にも菜種油、サラダ油、オリーブ油なども用いられる事がある。多くの場合、複数種類の油を混合して用いる。職人が自分の好みや食材の特性に合わせて、使う油やその割合を決めるのだ」と説明している。
 次に、衣についてだ。「天ぷらは単に揚げるだけではなく、蒸すという要素も重要。揚げると同時に中を蒸すという絶妙な加減が、天ぷらの究極的な奥義なのだ。揚げる時間とともにポイントになるのが衣であり、衣の温度、混ぜ具合、卵白や卵黄を使うかどうかといった点でこだわりが見られる」とした。
 さらに、具材については「職人は天ぷらを作る前に、食材のベストな状態をはっきりと把握しておく必要がある。食材の性質によって、揚げる温度や時間、衣の具合を微妙に調整しなければならないのだ」と解説した。」
http://news.searchina.net/id/1644569?page=1
 <一見ガス抜き気味だが、中共人民の協力も得て、結局、日本社会の人間主義性を宣伝。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本がどこもかしこもきれいだというのは幻想だ」とする記事を掲載した。
 記事によると、中国人は「日本人はルールを良く守るため、日本は非常にきれいに保たれている」との「幻想」を抱いているという。しかし現実を見て「想像と違う」とがっかりし、日本旅行を後悔することさえあり得るため、あまり期待しすぎないようにと忠告した。
 では、がっかりする光景とはどのようなものがあるのだろうか。何枚かの写真を掲載しているが、看板への落書き、ゴミの放置、タバコの吸い殻のポイ捨て、そして木の板に文字が刻まれているといった光景だ。記事は、なかには「中国でも見られない」ものもあるほどだとそのひどさを強調した。
 落書きやポイ捨ては外国人による可能性も否定できないが、記事は「落書きにはカタカナなど日本語も見られるため、日本人によるもの」と断定。こういうことがあると、日本人はすぐに中国人観光客のせいにしようとすると批判し、「心外だ」と訴えた。
 日本は本当にそんなにひどいのだろうか。この記事には、日本のきれいさを擁護するコメントが多く寄せられていて、「日本に行ったことがあるが、記事が掲載している写真のような汚いところは見たことがない」、「日本は住みたくなるくらいきれい」、「どの国にも汚いところはある」、などもっともな意見が多かった。」
http://news.searchina.net/id/1644568?page=1
 <一応新機軸の日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・青春18きっぷをフル活用して日本各地を旅行したという中国人の体験を紹介した。この筆者にとって、最も忘れられないのは「伊豆急行」だったそうだ。 
 1日あたり2370円で日本全国のJR線の普通・快速列車の自由席が乗り放題になる「青春18きっぷ」。しかも乗り降り自由とあって、最近では外国人旅行者にも利用されているようだ。筆者も、関東、関西、北陸、信越、九州そして北海道までまわったというが、なかでも伊豆急行鉄道が最高だったと絶賛した。
 伊豆急行とは、静岡県伊東~伊豆急下田間の伊豆東海岸を走る鉄道で、なんといっても車窓が美しかったと振り返っている。明るく美しい海岸線は南ヨーロッパを思わせ、黒潮、生い茂る植物、切り立った岩塊、そして暗いトンネルを出るときのまぶしさなど、鉄道ファンをうならせるポイントが詰まった路線なのだという。
 筆者は、車窓から見える景色のすばらしさついて、海岸線に広がる青い海を明るい太陽と黒い岩礁が引き立て、これに波が打ち付ける白いしぶきが加わり、まるで「色彩豊かな風景画」を見ているようだった、と感動を伝えている。
 記事はさらに、この絶景を十分に楽しめるように設計された車両にも感心している。海側の座席は、海側に向いているうえに窓には大型窓を採用しているため、「沿岸の変わり続ける景色を余すところなく堪能できる」と称賛。窓に自分の姿が映った時、「いつもよりもいい笑顔をしていた」と感じたほど大満足の様子だ。」
http://news.searchina.net/id/1644544?page=1
 <定番の一類型の日本へ行けキャンペーン。↓>
 「大声で話さない、横に広がって歩かない・・・「日本を訪れるならマナーを学んで」・・・」
http://news.searchina.net/id/1644566?page=1
 <使いまわし記事による日本へ行けキャンペーン。↓>
 「無料なの? 観光地に入場料が不要なんて「日本は何て良心的なんだ!」・・・」
http://news.searchina.net/id/1644537?page=1
 <日中友好を訴えている。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人から見た中国」について分析する記事を掲載した。
 日本に住んでいるという中国人筆者は、実際に日本人に「中国をどう思うか」と尋ねてみると、約8割の人が「よく分からない」と答えると指摘。つまり、多くの日本人は中国に対する理解が不足しており、メディアからの情報で漠然としたイメージを形成していると論じた。
 また記事は、中国に関する日本の報道のほとんどが、「大気汚染」、「爆買いする金持ち」、「うるさいうえに列に割り込む」、「食の安全の問題」の4つだと指摘。判で押したように同じ報道を繰り返し、日本国民も報道を鵜呑みにしているため、なんとなく中国が嫌いになっているのだと、日本メディアと日本国民双方に苦言を呈した。
 しかし、一部では中国に対して「好き嫌い」がはっきりしている日本人もいるという。「中国が嫌い」なのは、政治家や政治好きの人、そして記者だと主張。これには領土をめぐる対立や歴史問題が大きく関係しているようだとした。また、「中国が好き」な人は、中国旅行が好きな人や中国在住の日本人で、実際に中国に来てみれば報道との違いを実感できるはずだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1644539?page=1
 <客観記事。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「なぜ日本で販売されている自動車にはサンルーフが付いていないのか」と疑問を投げかけつつ、「日本人はお金がなくてサンルーフをオプションで付けられないわけではあるまい?」と問いかけ、中国で人気のサンルーフが日本ではあまり一般的でない理由を考察した。
 記事は、自動車のサンルーフについて、「太陽光が差し込んで車内が明るくなる」ことや「高速走行をしている際やエアコンが嫌いな人が乗車している際に非常に便利な装備である」ことを述べ、中国人からすれば「サンルーフは重要で魅力的なオプションの1つ」として人気であるとした。
 では、サンルーフのあるなしで自動車の安全性能に大きな影響を与えるのだろうか。記事は「自動車の天井に穴が開いている以上、若干の影響はあるが、衝突試験の結果から論じると、サンルーフが装備されている自動車でも安全性能に影響を及ぼさない」と推測し、安全性に悪影響を及ぼさず、車をさらに魅力的にしてくれるサンルーフに対し、「日本人の間で人気がないのは信じがたい」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1644565?page=1
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 一人題名のない音楽会です。
 ヴァイオリン協奏曲の隠れた名曲シリーズの7回目です。
Jeno Hubay:(注a)
(注a)イェネー・フバイ(1858~1937年)。「ハンガリーのヴァイオリニスト・作曲家・音楽教師。ドイツ系ユダヤ人音楽家の家庭に生まれ、正しくはオイゲン・フーバー(またはフーベル、Eugen Huber)といったが、フランス語圏で生活していた二十歳の頃から、好んで「マジャル風」の姓名を名乗るようになった。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%90%E3%82%A4
Violin Concerto No. 3 Op. 99(1907年)(注b) ヴァイオリン:Ragin Wenk-Wolff 指揮:Dennis Burkh オケ:Slovak Radio Symphony Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=WIqDcaX8X5g
(注b)http://imslp.org/wiki/Violin_Concerto_No.3%2C_Op.99_(Hubay%2C_Jen%C3%B6)
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太田述正コラム#9357(2017.9.23)
<アングロサクソンと仏教–米国篇(その12)>
→非公開