太田述正コラム#9376(2017.10.3)
<皆さんとディスカッション(続x3484)>
<太田>(ツイッターより)
 「…若狭氏…東京地検特捜部の副部長を務めた<眼力で>議員バッジ目当てで<憲法・安保観>を投げ捨てる民進党メンバーは駆逐<する>…」
https://news.infoseek.co.jp/article/02fujizak20171002003/
自民党公認で議員になった点はいかがなものかと思うが、しがらみ=不祥事、を追及してきた点でも彼と私は同じ。
 「乱射で58人死亡・数百人負傷、米史上最悪…トランプ大統領は「悪の権化による仕業」と非難…」
https://news.infoseek.co.jp/article/02reutersJAPAN_KCN1C70TR/
 犯人はまさに米国人の鑑だな。
 直接間接に20世紀央以降だけで無意味に6000万人も殺害するという人類史上最悪の仕業をやらかした米国は悪の権化。
<oBdKgY.o>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/914772076459732992
 怪文書っぽいけど・・・。
 ここでいう「憲法改正」って何の但し書きもないけど逆臣自民党さんの「改正」を支持するってこと?
<Bv8v2olc>(同上)
 「希望、安保法容認求める 政策協定書、民進合流組へ条件・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASKB27F2DKB2UTFK028.html
 報道出たね。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 細川さんも老いたねえ。
 自分が行なった反自民路線が、結局、民進党の雲散霧消でもって幕を一旦閉じるに至ったのは、反自民でさえあれば、味噌も糞も一緒に野合してきたからだというのに・・。↓
 「・・・小池氏は日本新党結党以来、折に触れ、細川<元首相>からアドバイスを受けてきた。希望の党の公認を巡り、リベラル勢力や首相経験者を選別することに「同志として小池氏を手助けしたいと考えてきたが、排除の論理を振り回し、戸惑っている。公認するのに踏み絵を踏ませるというのはなんともこざかしいやり方で『寛容な保守』の看板が泣く」と強く批判した。・・・」
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171003/k00/00m/010/127000c
 米国のリベラルは、ローズベルトもケネディ/ジョンソンも戦争が大好きで、枝野サンも「戦う」のが好きなようだが、民主党の「リベラル」の人々は9条墨守派なんだよな。
 不思議なこった。↓
 「「一緒に戦う人を」枝野氏、結集呼び掛け・・・ 
 一部に出回っていた、希望の党からの「排除リスト」に名前が挙がっていた他のリベラル系の民進党前職も、各地で街頭に繰り出した・・・」
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171003/k00/00m/010/074000c
 目と鼻の先ながら、池上線は遠くなりにけり。↓
 「東急池上線、ブランド向上へ「全線無料の日」の試み・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK965DVNK96UTIL02S.html?iref=comtop_8_06
 だからー、なんでそんなにタイが人気なんだよー。
 習ちゃん、一層の努力を。
 「親日度」で韓国に負けててどうすんの。↓
 「中国、国慶節で旅行ラッシュ 日本は渡航先2位 韓国はトップから20位以下に転落・・・」
http://www.sankei.com/world/news/171003/wor1710030007-n1.html
 「国内より海外旅行を好む韓国人 最も行きたい国は日本・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/03/2017100300390.html
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群です。↓
 <日本の出産システムを礼賛。日本への出産ツアーまで奨励?↓>
 「中国メディアの捜狐は・・・日本の出産のシステムについて紹介する記事を掲載した。
 記事がまず指摘した大きな違いは、中国では出産は「病気」と同じ扱いをするが、日本では、経過が順調で出産時のリスクも想定されない状況であれば、基本的には病気として扱わないことだ。また、中国の妊婦は国立の病院で出産するのが一般的で、あまり選択の余地がないが、日本には個人経営の産婦人科の病院数が多いため選択肢が広く、競争もあるためサービスの質も高くなっているという。
 安心して子どもを産むために、施設の整った病院で、腕の立つ医師に診てもらわなければいけないと考える中国人にとって、高額な費用を準備したりコネを利用したりするのは避けられず、日本の出産事情はうらやましく感じるようだ。
 少子化に伴って産科の数も減少しており、人気の病院は妊娠初期のうちに予約をしなくてはならないなどの問題はあるものの、日本の妊婦は特色の違う複数の病院のなかから自分にあった病院を選ぶことができ、費用の負担も相対的に少ない。少子化の日本では出産が奨励されており、公的制度のもとで助成金や補助金が出るためで、これは中国では考えられない待遇だ。
 また、日本には別の特徴として、「助産院」の存在がある。記事は、日本の助産院について、高い理念が特徴で環境も良く、音楽やアロマで妊婦に家にいるような安心感を与えてくれる場所だと紹介。常駐の医師がいないため、リスクの少ない妊婦に限られるが、助産師は妊婦との交流が多く、精神面でサポートしてくれる貴重な存在だと伝えた。
 記事は、このように日本の妊婦は妊娠から出産、産後まで手厚いサポートが受けられると称賛、退院して社会に戻った時のことを考えている点は、産婦人科に限らず日本の病院全体に言えることだとし、患者を病人としてしか見ていない「中国の病院とは違う最大の点だ」と指摘した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1645091?page=1
 <なかなか興味深い。典拠を知りたいもんだ。↓>
 「・・・中国メディアの新浪は・・・中国の古書から日本人に対するイメージの移り変わりが分かる、とする記事を掲載した。
 記事がまず紹介したのは唐の時代の日本人のイメージだ。遣唐使が派遣された時代であり、多くの留学生や僧が唐に渡ったが、なかでも強い印象を残したのが阿倍仲麻呂だという。唐の太学に学び、科挙に合格して唐朝の諸官を歴任し、唐で非常に尊ばれた人物で、日本人は「漢民族の衣装を身に着けた徳のある君子」というイメージになったと伝えた。
 続いて宋の時代になると国を代表しての行き来は少なくなったものの、民間交流、特に仏教関係の交流がより盛んになったという。多くの僧が宋に渡り最新の仏教の知識や書物を日本に持ち帰ったため、宋の人々に対して、日本人は「仏のためには辛苦をいとわない信仰心の強い宗教家」という好印象を与えたようだ。
 しかし、記事によればその後の元・明の時代にイメージは一変。「小さくてオオカミのような野心を持っている」イメージになったという。中国の古書には、日本人は残忍で凶暴なうえに狡猾また欲深いと記されているという。これは、元寇襲来の際の戦や、明の時代の寧波の乱、倭寇などが原因のようだ。
 だが、同時に日本人を擁護する文章も残されているようで、伊勢や博多など商人の町では盗みは見られず、宮島では人殺しも不公平もないという記録があったり、日本の僧を人徳があると高く評価し進んで交流を持ったりした中国人もいたようだと伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1645107?page=1
 <対日歴史認識是正の魂胆も感じられる。↓>
 「・・・捜狐はこのほど、民主化を進めるミャンマーは周辺国ならびに世界から大きな注目を集める存在となったと伝えつつ、日本もミャンマーで影響力を拡大していると指摘、そしてその目的は、中国の影響力を削ぐことであると主張している。
 記事は、中国社会科学院日本研究所の関係者の見解として「ミャンマーで2011年に民主化へ向けた新政権が誕生すると、日本とミャンマーの関係は明らかに改善した」と伝え、官民ともにミャンマーへの支援や投資を積極化していると紹介。軍事政権時代のミャンマーは欧米から経済制裁を受けていたため、投資や各種援助を中国に依存していたとする一方、経済制裁の解除をきっかけに日本との関係が深化し始めているとした。
 続けて、日本とミャンマーは第二次世界大戦の当時から良好で、ミャンマー独立には日本と旧日本軍による支援があったと紹介。そのため、独立後も日本はミャンマーに様々な支援を提供し、良好な関係を維持してきたと伝え、それは1988年3月にクーデターが起きるまで続いたと指摘。経済制裁が解除されことで、日本とミャンマーの関係が再度深化しているのには、両国にそれだけの下地があったためだと論じた。
 さらに記事は、日本が近年、ミャンマーへの支援を強化し、二国間関係の強化に動いているのは、軍事政権と深い関係のあった中国のミャンマーにおける影響力を削ぎ、日本のインドシナ半島における影響力を強化するためだと主張。また、ミャンマーの経済成長を取り込む狙いもあるとし、中国はミャンマーにおける日本の動きに警戒すべきであると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1645177?page=1
 <ここから今日頭条記事の引用。
 日本人に対する敬意。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、初めて日本を訪れたという中国人の手記を掲載し、「日本を訪れると中国との違いに驚いてしまう」と伝えている。
 記事は、「多くの中国人にとって、日本はよく知っているようで、ほとんど知らない国」だとし、電化製品や車など日本ブランドは知っていても「日本人の考え方や生活様式は中国ではほとんど知られていない」と指摘。だが、今回の訪日旅行を通じて、知らなかった日本の姿が見えたと伝えた。
 まずこの中国人が驚いたというのは「日本人の消費意欲のなさ」だという。中国では経済成長を背景に人びとの消費も伸びており、爆買いで話題となったように人びとの消費意欲は非常に強い。だが、日本滞在中に「日本は低欲望社会に突入した」という話を聞いて、「家も車も欲しがらない日本人の欲のなさ」に驚いたという。
 また、次に驚いたというのは「日本の清潔さ」だ。これについては多くの中国人が称賛する点であり、日本人にとっては目新しさのないことだが、「多くの中国人が絶賛するとおり、日本は本当に清潔だった」と伝え、日本では「トイレの水も飲める」という話はあながち嘘じゃないと思ったと紹介した。
 筆者は実際に公衆トイレで清掃が行われている様子を見かけたそうで、1つ1つの便器を非常に念入りに清掃していた様子を見て「非常に衝撃を受けた」そうだ。日本ではごく当たり前のことだが、中国の公衆トイレは汚れやニオイがひどく、しっかりと清掃されていないのが良くわかる。汚くなりがちな場所だからこそ念入りに清掃するという日本の常識に衝撃を受けたようだ。
 さらに記事は、日本人の礼儀正しさや形式を重視する国民性にも驚きを感じたと紹介。日本人はどのような時でもお辞儀を欠かさないため、ごく短い期間の日本滞在中にお辞儀の習慣が身についてしまったと伝えた。また、日本で買い物をした時も商品の梱包が「中国では絶対にあり得ないほど、丁寧だった」と伝え、こうした点も形式を重視する日本の国民性であり、日本を訪れたことで「日本人は外見こそ中国人に似ているが、考え方や習慣などは全く違っていることがわかった」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1645095?page=1
 <定番。日本へ行けキャンペーンに付随するもの。↓>
 「旅の恥を掻き捨てないで! 中国人が日本旅行を楽しむために守るべきこと・・・」
http://news.searchina.net/id/1645098?page=1
 <日本のサッカー文化称賛。↓> 
 「・・・今日頭条は・・・ある中国人のサッカーファンが日本の球技場を訪問した際に感じた、中国との違いに関する記事を紹介した。
 もともとは、横浜マリノスが出場する日に合わせて日産スタジアムに向かっていたという筆者。途中で「ニッパツ三ツ沢球技場」の看板が目に入った。ここは横浜マリノスと横浜FCという大きな2つのチームがホームとしているのだが、ファンにとって一体感などに問題はないのだろうかという好奇心が働き、急きょ立ち寄ることにしたそうだ。
 付近の地下鉄の構内、コンビニ、個人商店など、あちこちにこの2つのチームのポスターが並んで貼ってある様子を見ながらスタジアムについてみると、ちょうど30分後に現地の女子サッカーチームと日本体育大学の女子チームとの試合が行われることを知り、見学することにしたという。
 それを見て筆者が驚いたのは、日中間に見られる「格差」だ。プロでなくても技術が高く、観客も家族連れなど、地元民を中心にたくさんの人が集まり、横断幕を掲げる熱狂的なファンも来ていたという。またチームのマークやユニフォーム、バスなどは、いずれもデザインがおしゃれであることにも気が付いたそうだ。
 記事は、日本のサッカーの強さは、男子も女子も、プロもアマチュアも含めた日本のサッカー界全体の人気が後押ししていると推測し、その根底には、スポーツが日常生活に根差す日本の社会があると考察している。
スポーツを楽しむ生活が浸透している日本。記事は、日本のようにスポーツをビジネスとしてではなく純粋に楽しみ尊重する社会になれば、中国も変わってくるのではないかと感想を記している。」
http://news.searchina.net/id/1645129?page=1
 <居酒屋の中共での普及をプッシュ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国で日本風の居酒屋の人気が高まっていることについて触れつつ、「日本にある本物の居酒屋」とはどのようなものかを紹介している。・・・」
http://news.searchina.net/id/1645103?page=1
 <私の知らん話も載っとるねー。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「食いしん坊なら知っておくべき、日本のカレー」と題した記事を掲載した。記事では、非常に奥が深い日本のカレー文化について紹介している。・・・」
http://news.searchina.net/id/1645144?page=1
 <客観記事。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「ザリガニ」について取り上げ、中国では広く食用とされるザリガニが「ほとんど食べ尽くされる勢い」であるのに対し、日本ではほとんど食べられておらず、「飼料」として使われる程度であることに驚きを示す記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1645137?page=1
 <日本に見習って石油備蓄を増やせと号令。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の石油備蓄の量は世界有数の規模であると伝え、中国も近年は石油備蓄を増やしているものの、日本の規模には達していないと伝えている。・・・」
http://news.searchina.net/id/1645112?page=1
 <師とばかり比較するのに疲れたようね。↓>
 「・・・日本の清潔さは世界的に有名であり、日本と比較すると中国はひどいといった話題がよく取り上げられるが、中国メディアの今日頭条は・・・インドは中国の比ではないと主張し、インドと日本という中国の隣国は衛生面で「両極端」にあると主張した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1645168?page=1
 <師に負けるなとハッパ。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、今後繰り広げられるシンガポールとマレーシアを結ぶ越境高速鉄道の受注競争において、中国は有利な立場にあると主張する一方、日本を軽視してはならないと主張した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1645104?page=1
 <師に胸を張っている。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国高速鉄道は、なぜ世界最高の営業速度を実現できるのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、それは「中国が日本や米国ですら掌握していない技術を持っているため」であるとして、・・・「継ぎ目のないレール」・・<、つまり、>溶接で継ぎ目なく繋いでいく技術を用いて高速鉄道を建設しているのは今のところ中国だけだと主張した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1645106?page=1
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太田述正コラム#9377(2017.10.3)
<アングロサクソンと仏教–米国篇(その20)/2017.9.30東京オフ会次第(続々)>
→非公開