太田述正コラム#9466(2017.11.17)
<皆さんとディスカッション(続x3529)>
<太田>(ツイッターより)
 「…白人比率が下がり続ける今の米国社会は、人種間対立が激しい。南北戦争における南軍の将の銅像が人種平等の過激派の暴徒によって引き倒される事件があった。…
 米国でも日本でもメディアは歴史破壊を非難せず、暴徒に味方した。
 トランプ氏はそうではなかった。
 彼は白人至上主義者も過激派の暴徒もどちらもいけないと両方を叱責した。
 メディアはそれすらも許さなかった。…
 私は彼に同情し、米国社会の深い病理の深淵を覗き見た。
 トランプ氏は米国社会に、ひいては全世界に「価値の転換」を求めているのである。…
 「アメリカ・ファースト」を叫ん<でいるのもそうだ。>…」
 へー。西尾幹二って白人の米国人でらしたんですかい。
 いやーそんな風には全く見えんけど、分からんもんやね。
 私に言わせりゃ、日本文明は至上の普遍的文明であるわけだけど、その日本では、今や、黄色人で日本人たる知識人などいなくなっちまって久しいってことなのかもしれん。
 寂しい限りだわ。
http://www.sankei.com/column/news/171116/clm1711160006-n1.html
<TSY>
 太田述正さん、米中の軍事力の正味の実力を知るため、探り針を入れてみました。
 技術論文を考察に利用する、集合を論の展開に利用する、物理学式の単純化(制約条件を入れて考え、その後でそれを外す)を利用する、という手法をつかいました。インターネットでの情報収集を生かした点にも特色があると思っています。
この論考には、幼稚な萌芽的考察もあえて残しました。新分野を記述するのは、充分研究した後というのが普通でしょうが、それではつまらないというのが僕の発想です。幼稚なところから、斬新な発想が生まれるまでのプロセスを記述するほうが、おもしろいと思うのですがいかがでしょうか。
<添付文書の>前半は太田さんにガマンを強いるとは思います。武士の情け?で読んでいただければ、身の誉れと思っています。後半には、発想はともかく、データでは太田さんにもおもしろがってもらえるものを用意したつもりでいます。ファイルサイズが大きいので二回に分けて送らせていただきます。
伏して、冥府魔道知識人の先輩に、この小論を進呈させていただきます。
<太田>
 まことに恐縮ながら、添付文書、PDFファイルではなく、wordファイルないしテキストファイルで再送いただけませんか?
 コラムにまとまった形で転載するにしても、部分的に引用してコメントを付すにしても、いちいち、書き写さなければなりませんので。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 こりゃ悩ましいわ。↓
 「小池都知事を襲う五輪崩壊ドミノ!豊洲でゼネコンが受注拒否の衝撃・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E9%83%BD%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E3%82%92%E8%A5%B2%E3%81%86%E4%BA%94%E8%BC%AA%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8E%EF%BC%81%E8%B1%8A%E6%B4%B2%E3%81%A7%E3%82%BC%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%8C%E5%8F%97%E6%B3%A8%E6%8B%92%E5%90%A6%E3%81%AE%E8%A1%9D%E6%92%83/ar-BBF3Fh6?li=BBfTvMA&ocid=ientp#page=2
 この事案の不透明さの所以は、大きく、この2つだな。↓
 「通称「モンゴル銀行」? 日馬富士がビール瓶暴行の“モンゴル力士会”に、八百長説も…」
https://news.infoseek.co.jp/article/cyzo_20171116_1428901/
 「・・・貴乃花親方が今回、協会に十分な情報を上げないのは、反執行部の立場にある親方の、協会への不信感があるのかもしれない。 」
https://mainichi.jp/articles/20171117/ddm/003/050/068000c
 東京の電車が20秒早く出発したことで謝罪したという話が取り上げられていた。↓
https://www.nytimes.com/2017/11/16/world/asia/japanese-train-apology.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=stream&module=stream_unit&version=latest&contentPlacement=7&pgtype=sectionfront
 慰安婦問題での私の指摘に留保をつけておくね。
 前にも言ったことだが、朝鮮半島(や台湾)出身の慰安婦に関しては私の指摘でいいのだが、支那を含むその他の、旧日本帝国外出身の慰安婦に関しては、国際法等に反して慰安婦にさせられた女性がいた可能性は否定できないってこと。↓
 「国連人権理事会の対日作業部会は・・・慰安婦問題で日本に謝罪と犠牲者への補償を求める中国の勧告などを盛り込んだ暫定報告書を採択した。・・・」
http://www.sankei.com/world/news/171117/wor1711170013-n1.html
 おや、読売がこんな連載してたんだ。
 (あんまし面白くはないが・・。)↓
 「<米欧回覧と文明開化>第6回~大久保利通と資本主義・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/culture/history/20171109-OYT8T50034.html?from=ytop_os1
 カンボジアでフンセンの独裁体制が確立しちゃったようだが、日本の主要メディアはもっと同国の報道をしてよ。↓
 ’Death of democracy’ in Cambodia as court dissolves opposition・・・
https://www.theguardian.com/world/2017/nov/16/death-of-democracy-cambodia-court-dissolves-opposition-hun-sen
 後で出てくる記事も参照して欲しいが、TPP11の進展が、米国を、NAFTAメンバーたる加墨に対し、不利な立場に追い込んでいる。↓
 The New TPP May Sink Trump’s Other Trade Dreams–Mexico and Canada now have an alternative to trade with the United States, giving them more leverage in contentious NAFTA talks.・・・
http://foreignpolicy.com/2017/11/14/the-new-tpp-may-sink-trumps-other-trade-dreams-nafta-asia-mexico-canada/
 アメちゃん識者達、モーアカンのかもなあ。
 現時点で、日米の識者達、どっちがよりアカンのかビミョーね。↓
 Seeing U.S. in Retreat Under Trump, Japan and China Move to Mend Ties・・・
https://www.nytimes.com/2017/11/16/world/asia/seeing-us-in-retreat-under-trump-japan-and-china-move-to-mend-ties.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=rank&module=package&version=highlights&contentPlacement=5&pgtype=sectionfront
 またまた、ロシア革命を過大評価するアメちゃん識者の駄文が・・。
 (そんなもん、明治維新から派生した一挿話に過ぎないの!(太田))↓
 ・・・Russia Wouldn’t Even Exist Today Without the Bolsheviks–The Communist Revolution was far more geopolitically influential than its contemporary critics — and even its celebrants — acknowledge.・・・
 Even if there had been another war, Russia would not have defeated Germany. The only reason it was in a position to win was because from 1928 to 1941, Josef Stalin, at horrific human cost, engineered one of the fastest large-scale industrialization drives in world history. Some scholars dispute whether Stalin’s feverish industrialization campaign was necessary, and his policies surely doomed the Soviet economy in the long run. But they were probably needed in order to give Russia the heavy-industrial base required to win World War II and to supply that base with a labor force.・・・
 <第二次大戦のロシアの勝利は、スターリンによる、長期的にはともかく、中期的には大成功を収めた工業化の賜物だと。
 (英国の対独抵抗と米国の対ソ武器支援がなければ負けてたさ。(太田))↓>
 Had there not been a World War II, or had Russia not won that war, our world today would be unrecognizable.
 There would have been no Cold War. No European Union. No divided Korea. No Soviet Union to invade Afghanistan and, consequently, no al Qaeda. Without the Holocaust, would a Jewish state have even emerged in the Middle East? The possibilities are endless.・・・
 World War I fired the starting gun for the 20th century. But the actions of the Bolsheviks during the interwar years, beginning with their coup one hundred years ago, proved equally if not more instrumental in making that century what it became.
http://foreignpolicy.com/2017/11/16/russia-wouldnt-even-exist-today-without-the-bolsheviks/
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 日中交流人士モノ2篇。↓>
 「日本人ボランティアの藤本尊正さん「撫順での出会いと交流」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1116/c94473-9293508.html
 「2017年中国人訪日観光写真コンテスト作品鑑賞「紅葉で色づく秋」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1116/c94473-9293558.html
 <習ちゃんの叶えられないことが分かってる願望・・安倍首相時代における日米離間・・が表明されている。↓>
 「安倍首相はなぜTPP11を推進し続けるのか・・・
 安倍首相はトランプ氏に逆らわず恭順の態度を示し、表面的には二人は非常に仲良くみえる。だが安倍首相は全力でTPPを死守しようとしており、ここから腹の中ではトランプ政権を評価していないことがわかる。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1116/c94476-9293550.html
 <歴史認識問題でこの点だけは最後まで残るだろうな。↓>
 「南京大虐殺から丸80年 歴史の真相を世界で伝える中国人達・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1116/c94473-9293492.html
 <ここからはサーチナより。
 ついに明かされた、日本フェチの毛沢東の真意!↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国東北人の日本製品に対する愛と憎しみ」と題して、実際の日本人はいかにマナーが良くてサービスの質が高いかを紹介する記事を掲載した。
 自らが東北人だというこの記事の筆者は、日本製品が嫌いという人に限って日本に行ったことがないと指摘。実際に日本に行って見てから評価するよう勧めた。筆者自身は2回日本を訪れているが、1回目の訪問時に「雷峰の精神」を見つけたという。
 <太田コラムの読者は、話は逆で、もともと、毛が雷峰に目を付けたのは、彼が、日本人みたいな人間だったからだって知ってるよね。↓>
 雷峰とは、人民に奉仕する毛沢東思想を体現したと称賛されている中国の人物だ。中国ではスローガンばかりが先だって実際には廃れているのが現状だが、その「雷峰の精神」が日本では実践されているのだという。
 記事は、日本のバスの運転手がまさにこの雷峰だと紹介。筆者の参加したツアーでは1時間もスケジュールから遅れが生じたにもかかわらず、辛抱強く待っていたばかりか、チップを取ることも急かすこともせず、冷静に会議を開いてスケジュールの調整をしてくれたと紹介。申し訳なく思うとともにすっかり感心してしまったという。日本人は皆仕事態度が真面目であり、日本に行くときには心の準備が必要なほどだと称賛した。
 記事は結びに、民族感情ゆえの日本製品ボイコットを戒め、むしろ高品質で価格の安い中国製品が日本製品を圧倒する日が来るのを期待していると締めくくった。」
http://news.searchina.net/id/1648093?page=1
 <日本の教育礼賛は珍しくないが、新しい部分も。↓>
 「・・・今日頭条は・・・朝から晩まで勉強に追われる中国の高校生に対して、日本の高校生はゆとりのある学校生活を送っているとする記事を掲載した。
 記事は「高校時代は最も価値のある時期だと言う人が多い。この時期に純粋な友情や愛情を知るとともに、目標に向けて全力で努力するからだ。しかしその一方で、高校生活は人生で最も苦しい時期であることも否定できないのだ。午前5時半に起こされ、教室に入れば答案の海、覚えなければならない知識の山だ。起きて授業を受けてご飯を食べて寝る。これが高校3年間の日常である」と中国の高校生活について伝えた。
 そのうえで、日本の高校における1日のタイムスケジュールを紹介。「まず、日本の高校生には朝自習の時間がないことが見て取れる。そして、日本の高校教育の大きな特色が、多彩な部活動である」としている。
 記事によれば「中国の高校生は放課後にたった1時間の休憩時間があるだけで、そこから引き続き夜自習をする。食事の時間を惜しんで、ストレス発散のためにバスケットボールや卓球をする生徒もいる」とのこと。これに対して日本の高校では茶道、演劇、合掌といった文化系のクラブ、バスケットボール、バレーボール、テニスなど様々な球技を含む体育系のクラブが存在し、放課後に活動を行っていると紹介。部活動は勉学のストレス解消になるうえ、生徒の趣味づくりにも役立っていると説明した。
 記事は最後に「時代は発展している。わが国の教育モデルも変化が求められている。日本の教育が持つこのような有益な部分に、われわれが参考にできる点があるかもしれない」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1648065?page=1
 <同じ媒体に、上のとほぼ同じ文章が投稿されるってのは、やはり、当局の意思を感じさせる。↓>
 「勉強漬けの中国の学生は、青春を謳歌できる日本の学生が羨ましい・・・」
http://news.searchina.net/id/1648113?page=1
 <定番の日本車、就中トユタ車、買えキャンペーンだが、中古価格の高さに着目している。↓>
 「トヨタ車は故障しづらく資産価値も高い日本車の代表格・・・」
http://news.searchina.net/id/1648100?page=1
 <客観記事だが、日本人への畏敬が感じられないでもない。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「食物連鎖の頂点にいるのは、絶対に日本人だ!」と論じる記事を掲載し、中国人が驚く日本の食文化について紹介している。
 記事はまず、生物学的に言えば人類が食物連鎖の頂点にいるが、人類のなかでは「日本人こそ食物連鎖の頂点にいる」と主張。なぜなら日本で食されているもののなかには、中国人には食べ物と考えられていないモノもたくさん存在するからのようだ。
 日本独特の食物として、記事はまず「白子」を紹介している。白子は魚類の精巣だが、中国人からすれば魚の精巣を食べることには抵抗を感じるようで、それを生で食べることもあるというのは驚き以外の何ものでもないようだ。
 日本を訪れる中国人が増え、中国人のなかにも刺身を好んで食べる人が多くなってきているが、白子は見た目からして受け入れられないようだが、中国で人気がある火鍋の食材のなかに「豚の脳」がある。見た目は白子と似ていて、日本人からすれば食べるのに抵抗を感じてしまう。
 さらに記事は、馬刺しを紹介している。馬の肉を刺身で食べるというのが気になるようだ。そして、「もし日本人のように何でも生で食べるとしたら、それは原始社会と変わらない食文化である」と主張し、「日本の刺身をあなたは受け入れることができるか?」と読者に問いかけている。」
http://news.searchina.net/id/1648057?page=1
 <客観記事で、個々の話は定番だが、集大成なので・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国人が持つ「日本に対する共通の勘違い」を紹介する記事を掲載し、中国人が持つ日本に対する認識のうち、どのようなものが間違っているのかを紹介している。
 <寿司はフツーのスーパーで大量に売られており、「日常的に食べている」で。↓>
 記事は11の勘違いを指摘しているが、そのなかに「日本人は寿司と懐石料理を日常的に食べている」というものがあった。日本を訪れる旅行客のなかには宿泊先で寿司や懐石料理を食べる機会があることだろう。また、中国で日本食と言えば寿司や刺身をイメージする人が多くいる。それゆえ、中国人の間で日本人は毎日寿司や懐石料理を食べているという間違ったイメージが広がったものと推測される。
 さらに、「すべての日本人は道徳に対する高い意識を持っている」というのも間違いだと主張している。確かに、中国の現状と比較した場合、日本の街の様子は清潔で、ゴミが落ちていることは少ない。だが、自動車の運転を始め、様々な分野でマナーが悪い日本人もいるのは確かだ。逆に、中国人のなかにも日本人以上に道徳意識の高い人も存在している。
 ほかにも記事は、「日本人は背が低い」というのも間違いだと紹介している。欧米人と比較した場合、日本人の身長は低いかもしれないが、日本人の平均身長は伸びており、中国人とほぼ同等という統計もある。中国では「小日本」という日本に対する蔑称があるが、この言葉の語源は日中戦争や第2次世界大戦のころの日本人の身長が低かったことが理由の1つと言われており、今でもこのイメージが中国に残っているということだろう。
 これに対して、中国のネットユーザーからは、「ネット上の情報は信用できないので、自分は、実際に日本で生活したことのある中国人からの情報だけを信じるようにしている」といった意見が寄せられていた。」
http://news.searchina.net/id/1648102?page=1
 <一応、客観記事。↓>
 「・・・今日頭条は・・・中国のネットユーザーが抱きがちな日本に対する誤解を紹介する記事を掲載した。
 記事は、中国のネットユーザーが持ちやすい日本への誤解を10点取り上げている。前半の5つは「マンガ・アニメ・ゲームが日本人の趣味の主流になっている」、「日本の女性はみんなふしだらである」、「日本人は毎日のように中国の倒し方を考えている」、「寿司や懐石料理は日本の庶民の日常的な食べ物だ」、「日本人には軍国主義が骨身にまで染み込んでいる」といった内容だ。・・・
 <続いて、>「毎日のように中国の倒し方を考えている」、「軍国主義が骨身に染み込んでいる」・・・
 後半の5つは「全ての日本人のモラルが高い」、「日本の高校3年生はみんな気楽である」、「韓国人は中国人より日本を敵視している」、「日本人はみんな背が低い」、「日本人は冬でも半袖や短パンを着るのが好きだ」というもの。高校3年生が気楽、という点については記事曰く「ラブライブ! を見るとそう感じるようになる」とのことである。」
http://news.searchina.net/id/1648072?page=1
 <都市伝説を拾い集めた類の「客観」記事だが面白い。↓>
 「今日頭条は・・・「日本人は秦王朝のころの中国人の子孫なのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、日本人のルーツについて紹介している。秦王朝とは紀元前221年から206年まで存在した中国初の統一王朝のことだ。
 記事はまず、中国には5000年という長い歴史があり、中国の隣国である韓国や日本は中国に朝貢していたことから「中国歴代王朝の属国」であったと主張し、韓国人や日本人の祖先は中国人ではないだろうかと疑問を提起した。
 <徐福の話は、当時から、日本が支那からも理想の国視されていたからだろ、という私見を披露したことがある。↓>
 続けて、事細かに記された文献は残っていないものの、韓国人や日本人の祖先が中国の歴代王朝と無関係だったとは考えにくいとし、少なくとも秦の始皇帝の命を受けた「徐福(じょふく)」は日本を訪れており、徐福が日本で「神武天皇」となったという説まであることを紹介した。
 確かに青森県から鹿児島県に至るまで、日本各地に徐福に関する伝承が残されており、佐賀県佐賀市、三重県熊野市波田須町、和歌山県新宮市、鹿児島県出水市、いちき串木野市、山梨県富士吉田市、東京都八丈島、宮崎県延岡市などは徐福ゆかりの地としても有名だ。
 一方で記事は、日本では「日本人の祖先は天照大神(あまてらすおおみかみ)である」とされていると伝え、日本人は自分達が中国人の祖先であることを認めたくないので、そのような主張を展開しているとした。
 <例外的に、サーチナ自身によるコメントも転載した。↓>
 「徐福が神武天皇」説は1950年代に香港の学者・衛挺生氏が徐福と神武天皇に10の類似点があることを理由に提起したものだとされ、あくまでも仮設の1つにしか過ぎないが、中国ではこの記事のように「徐福が神武天皇」説を深く信じている人が少なからず存在する。」
http://news.searchina.net/id/1648121?page=1
 <日本車毛キャンペーンの一方で、高速鉄道だけは日本に負けたくないみたいね。↓>
 「激しさを増す中国高速鉄道と新幹線の受注競争、より優れているのはどっちだ・・・」
http://news.searchina.net/id/1648094?page=1
 <ここからは今日頭条記事以外の引用。
 衛星測位システムでもそうだってさ。↓>
 「・・・中国メディアの重慶時報はこのほど、米アップルはiPhone(アイフォン)で日本の準天頂衛星「みちびき」への対応を行っているというのに、世界最大のスマートフォン市場である中国の「北斗」には一向に対応しようとしないと不満を示す記事を掲載した。
 iPhone 7やiPhone 8、そしてiPhone Xの位置情報に関する仕様では、Assisted GPSやGLONASSのほか、欧州のGalileo(ガリレオ)とQZSSの記載が確認できる。QZSSとは日本が開発を進めている準天頂衛星システム(みちびき)のことであり、非常に高い精度の位置情報を提供が可能なシステムだ。
 記事は、米国とロシアの衛星測位システムはすでに成熟したシステムであるため、iPhoneがGPSとGLONASSに対応するのはよく理解できると主張する一方、「みちびき」に対応しながらも「北斗」に対応しないのは納得できないと主張。
 さらに、中国は世界最大のスマートフォン市場であり、中国のスマホ市場はアップルに莫大な利益をもたらしているはずだとし、「北斗」に一向に対応しようとしないアップルの製品を排斥すべきだという声も一部で存在すると紹介。中国人としては一刻も早く、「北斗」が世界に認められ、広く使用されることを望むとし、iPhoneの「北斗」への対応に期待をのぞかせた。」
http://news.searchina.net/id/1648097?page=1
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<太田>(昨日)(転載し忘れ)
 ASUSのマザーボードでもって、重要機器が全部認識されてほっとしています。
 私自身の組み立て作業に自信がないということもあるのですが、SATAケーブルが一本壊れていたほか、USBも(まだ全部確かめていませんが)1端子、壊れていたことから、マザーボード本体についても懸念を持っていたからです。
 想像するに、ユーザーが我慢するであろう部分は、点検もせずに出荷している、という超合理的経営をASUSはやっている、ということなのでしょうね。
<K.K>(本日)
 太田さん、Windows10のインストールの手順を書き上げることが出来ませんでした。
 申し訳ないのですが、1日待ってください。よろしくお願いします。
<K.K>(昨日)(転載し忘れ)
 太田さん、「Firefox Quantum」では、「Free Download Manager」のアドオンが機能しなくなっています。その他にも機能しなくなっているアドオンが多数存在しています。
 「Free Download Manager」のアドオンに関しては、時間が経てば「Firefox Quantum」に対応したVerが公開されるだろうとは思います。
 Youtubeのダウンロードに関して、私の環境では、下記のリンクのアドオンが機能しています。
Youtube Best Video Downloader 2 – MP3 MP4 1080P – Add-ons for Firefox
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/youtube-download-mp3-mp4-1080p/
<太田>(同上)
 昨夜、勝手にFirefoxが大幅アップデートされたと思ったら、動作が極めて遅くなりフリーズ気味にすぐなるので、慌ててChromeでyoutubeダウンロード用のアプリを探してTokyoLoaderというのをインストールしたものの機能せず、再びFirefoxに戻ったところ、動作は相変わらずだったけれど、Downloadhelperのアイコンも変わっているのを発見したので、youtube画面にしてそれをクリックしてみたら、自動的に、といっても相当手間取りつつも、youtube用関連ソフトがインストールされ、ダウンロードができるようになったことが確認できました。
 日本中の人が慌ててるだろうな、と思っていたところです。
 (先程、Firefoxを起動してみたところ、動作がほぼ正常化しているようで、この点でも一安心です。)
<太田>(本日)
 Youtubeダウンロードの件ですが、Firefoxがやはりフリーズ気味にしか動いてくれないことと、Downloadhelperの関連ソフトでは、動画によって有料版でないと、Firefoxでしかその動画を視聴することができない形でしかダウンロードされない場合があることから、Youtubeがらみを含め、当分の間、Firefoxは使用しないこととし、Chrome上でのYoutubeダウンロード用アドオンを改めて探しました。
 そうしたところ、YouTubeByClickに遭遇。
 これをインストールしてみたら、スタンドアローンでも機能し、このソフトを立ち上げておれば、ダウンロードしたいYoutube動画のURLをコピーすると、ペーストしなくても、音声だけダウンロードするか映像もダウンロードするか聞いてきて、後者を選べば、ダウンロードがほぼ一瞬でできる、という優れものでした。
 ただ、心なしか、音のクオリティが低いような印象があります。
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太田述正コラム#9467(2017.11.17)
<石野裕子『物語 フィンランドの歴史』を読む(その11)>
→非公開