太田述正コラム#9334(2017.9.12)
<私の現在の事情(続X94)>(2017.12.26公開)
1 新しい眼医者
 眼医者を変えると前に(コラム#9285で)書きましたが、本日午前、意中の大森ながさわ眼科に、そろそろ薬をもらっておこう、と出かけました。
 開業時間前に着いたところ、既に先客が、助手によって視力等の検査を受けていました。
 その後、私も、検査を受けてから診察を受けたのですが、ちょっと予想しなかった展開が待っていました。
 最初に、先方から、初めまして、とあいさつされたのには面食らいましたね。
 で、言われたのは、
 「60歳を過ぎれば誰でも白内障の気は出てくるもので、太田さんの場合は、かろうじてその気が認められる程度であり、自分なら、薬の処方はしない。
 (ただ、新宿のメガネ屋は、視力検査だけで白内障の可能性を疑ったわけで、それはスゴイと思う。)
 今まで処方されていた薬は、白内障の進行を食い止めるというふれこみのものだが、気休め程度の代物であり、そもそも全く効果がない人もいる。
 また、ドライアイ用の薬もアレルギー用の薬(含む軟膏)も、平素から用いている必要は全くなく、太田さんが言うように、症状が出た時にだけ使用すればよい。
 (但し、一度でも使用した点眼薬は、1ヶ月程度しかもたないので注意が必要だ。)
 目薬なんて、使うことによる弊害もあるし、第一、一日5回も点眼するのは大変なはずだ。」
でした。
 そこで、手ぶらで帰ろうかと一瞬思ったのですが、せっかく来たのだから、と思い直し、まだ、一本残っているにもかかわらず、アレルギー用の薬を一本だけ処方してもらって帰ることにしました。
 医薬分離じゃなかったので、受付でこの点眼薬も受け取れたのも便利でしたね。
 (白内障の点眼薬は、まだ、一本強残っていてもったいないので、使い切るつもりです。)
 ちなみに、この眼医者、木金が休みで、日曜祝日も平常通りの時間帯で診療する態勢を取っています。
 気になったのは、私が帰る時点で、「客」がゼロだったことです。
 こういう、徹底的に患者の立場に立って対応してくれる良心的な医者でも、薬を目一杯処方しないと流行らないということなのか、それとも、周りに眼医者が多い・・事実です・・という立地のせいなのか、それとも、土日祝に来れるのだからと平日には余り来ないだけなのか、首を捻ることしきりでした。
 そうそう、この眼医者、昨日、ネットで知ったのですが、東大文学部大学院修了後、千葉大医学部卒、という面白い経歴です。
http://www.oomori-eyeclinic.com/profile.html
 今まで、どこの眼医者にかかっていたのかは、彼には一切話しませんでしたが、改めて思うに、これ、結構、深刻な話ではないでしょうか。
 支那系人が、たとえ日本に永住(帰化?)していた場合でも、持ち前の阿Q性を克服するのがどんなにむつかしいことなのか、という・・。
 この支那系医師、医師免許等を診察室の外の壁に額に入れてぶら下げているところ、これを「偏見」に打ち勝つおまじないだと思っているのかもしれないけれど、彼自身のために、「違うだろー」と叫んであげたい気持ちです。
 でも、この医師のところ、いつも無茶苦茶混んでいるので、ひょっとすると、彼、何も気が付かないまま一生を終えるかもしれませんねえ。
 
2 歯
 おかげさまで、目の問題からはほぼ解放されたわけですが、残された歯の問題には頭を悩ましています。
 かねてより、左右の2本の歯を抜いて、それぞれブリッジにすることを歯医者から勧められているけれど、決断を先延ばししているのです。
 初めて歯を失うこと、それに伴ってその両脇の「健康」な歯までブリッジを作る関係から相当削らなければならないのがいやなのです。
 女性が乳がんで乳房の切除を躊躇する気持の10分の1(100分の1?)くらいの気持ちといったところでしょうか。
 来月返事をしなければ、正月休みの関係で、来年回しになりそうです。
 もとより、ひどく痛み出したら、速やかに抜歯しますが・・。
3 桜TV放映(9月9日)後の反応
 ツイッターのフォロワーは12名増え、1名減り、純増11名です。
 ブログ訪問者数は、400人前後から600台前半・・数年前までの標準・・まで10日に増えたけれど、11日には400台後半まで下がりました。
 まぐまぐ購読者数は、1名だけ増えました。