太田述正コラム#9556(2018.1.1)
<皆さんとディスカッション(続x3574)>
<太田>(ツイッターより)
 「赤ちゃんの脳の活動、体触りながら話すと活発に…」
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171227-OYT1T50112.html?from=ytop_ylist
 「台湾で和牛ブーム 輸入16年ぶり解禁…」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25137290X21C17A2000000/?nf=1
 大晦日まで日本の研究者や日本産品の健闘のニュースで喜ばしい限りだが、来年こそ、日本の「独立」、少子化反転、の年になればいいんだけどねえ、諸君。
 「海外旅行する韓国人、日本より800万人多い…韓国人は昨年、2人に1人が海外旅行をしたが、日本人で海外旅行をしたのは7.7人に1人だった。…訪日外国人観光客…の4人に1人は韓国人だった。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/01/2018010100431.html
 日韓は、世界で最もヘンな隣国同士。
 今年は、この関係の正常化元年であって欲しい。
<七氏>
 明けましておめでとうございます。
 太田さん、今年も良い、そして体に気をつけた一年になりますように。
 本年も宜しくお願い致します。
<O9xvCJ0I>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 明けましておめでとうございます。無料読者ですが、毎日コラムを読ませてもらっています。
 本年も中共が更なる対日独立路線を進め、今年もアジアに世界は注目することでしょう。
<Terry Teruaki>(フェイスブックより)
 あけましておめでとうございます。
 本年もご健勝にてお過ごしくださいませ。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 絶不人気の希望でさえ悪女の深情けには逃げ回る?↓
 「民進、年明け早々「希望詣で」 統一会派結成に向け躍起・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASKD0527VKD0UTFK001.html?iref=comtop_list_pol_n03
 遅いー!↓
 「銀行間振込、夜も休日も 18年10月から即時決済・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25274000R31C17A2MM8000/
 私が訪れてない場所、結構たくさんあるなあ。↓
 「【ランキング】旅行通に聞く!「死ぬまでにもう一度訪れたい日本国内の場所」・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/travel/news/%E3%80%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%91%E6%97%85%E8%A1%8C%E9%80%9A%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%8F%EF%BC%81%E3%80%8C%E6%AD%BB%E3%81%AC%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%86%E4%B8%80%E5%BA%A6%E8%A8%AA%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%86%85%E3%81%AE%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%80%8D/ar-BBHzcaV?li=BBfTjut&ocid=ientp#page=2
 現在のイランでの騒擾の説明だが、イスラエル人識者でも大して分かってなさそ。↓
 Iran Protests Explained: Why Are Thousands of Iranians Taking to the Streets・・・
https://www.haaretz.com/middle-east-news/iran/.premium-1.832243
 ゲホッ。↓
 「「マトリックス」が現実になりつつある! ヒトの脳にインプラントを埋め込んで記憶力を向上させる実験がついに成功・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14098022/
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <日本の子供教育を手放しで礼賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本で生活している中国人が「自分たちの子どもには、中国ではなく、日本の教育を受けさせると決めた」と綴った手記を掲載し、日本がどのように子どもを教育しているかを紹介している。
 まず記事は、日本では子どもに自立心を教えることを重視しているとし、子どもたちは自分で歩いて登下校するように教育していることを紹介。また、日本では登下校中の安全を守るために、子ども自身に防犯ブザーを持たせたり、「通学路」であることを表示し、注意喚起していることを紹介している。中国では子どもの送り迎えを親や祖父母が行うのが一般的だ。なかには高校生になっても親に送り迎えをしてもらっている子も存在するほどだ。
 続けて、日本の「食育」を紹介した。日本の学校では子ども自らが育てた野菜を自分達で収穫し、調理して食べる教育がなされていて、食べ物を大切にする考え方が幼い頃から培われていることを紹介。さらに、お年寄りと交流することや、環境美化運動に参加することによって、子どもに社会の一員であることの自覚を教えていることも伝えた。
 さらに記事は、日本では子どもの頃から「性教育」を行っていて、子どもを守るために正しい知識を教えていると紹介。」
http://news.searchina.net/id/1650765?page=1
 <謙虚でよろちい。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「上海があと50年かかっても追いつけないという東京は、一体何が優れているのか」とする記事を掲載した。
 記事は「1980年代、上海は40年に渡る高度成長の時期を迎え、世界トップレベルのGDPと潜在力を持つ都市となった。しかし、日本人に言わせると、50年かけても東京は抜けないという。しかも、いつの間にか上海はアジア各国の比較対象になっていて、韓国人はあと20年あればソウルが上海を抜く、インド人もムンバイはあと30年で上海を抜くと言う。上海はアジアで後れた都市になってしまうのだろうか」とした。
 そのうえで、総合的な実力で論じると、上海は実際に東京に比べて劣っていると指摘。東京は、東アジアひいてはアジアで最も早く西洋化した場所であり、商業や文化も数十年早く発展したと伝えた。また、経済や科学技術のみならず、社会的信用や国民の素養も上海を上回っているとして、仕事に対するまじめさ、時間を守り信用を重んじる姿勢、優れた製品を作ろうという心構え、ゴミのポイ捨てやツバ吐きをしないことなどがその表れだと説明している。
 記事は一方で、「上海と東京の間にはまだまだ大きな差があるが、上海は鉄道、水路、道路、航空の輸送方式が組み合わさった超巨大な総合交通輸送ネットワークを持っており、世界都市群の重要なメンバーとなっている。将来、上海が東京に肩を並べる日がやってくると信じている」とした。
 ・・・中国のネットユーザーからは「重要なのは都市の規模や見た目の華やかさ、建物の高さといったハード面ではない。文化的な素養だ。そして、こういったソフト面の問題は、お金で解決できるものではないのだ」、「環境や衛生の面で東京に追いつけていない」といったコメントが寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1650763?page=1
 <前にもこの岡田発言の一部が取り上げられていたが・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本サッカー界の第一人者で中国にも縁がある岡田武史氏が、中国サッカーの問題をピンポイントで指摘したとする記事を掲載した。
 岡田氏は日本代表を初めてのワールドカップに導いた名将として広く知られているが、中国では2011年から13年まで務めた杭州緑城の監督としての認知度が高いようである。記事は「学者タイプの指導者である岡田氏が持つ厳しい風格と独自の戦術は、多くのサポーターの記憶に残るところだ」と紹介したうえで、9月に北京の日本大使館で中国のサッカー指導者を前に実施した講演会で岡田氏が示した、中国サッカーの現状に対する考え方を伝えている。
 まず、サッカーに対する選手や管理者のモチベーションについて言及。「みんなお金を稼ぐことばかり考え、それが満たされると前に進む動力を失ってしまう。日本ならそもそも出場機会がないであろう選手が、中国では驚くほどの給料をもらっているのだ」、「中国のサッカーマネジメント人材は、サッカーへの熱い愛情が不足している。本当にサッカーのレベルを高めようと考えている人が足りない」との指摘を紹介した。
 また、ユースの育成についても「中国ではサッカーに取り組む青少年が不足している」、「サッカーに励む中国の子どもたちは、学校での勉強時間が不足している。現役のプロ選手として活躍しているうちは問題にならないが、引退後に指導者となるにはより多くの知識や能力、例えばロジカルシンキングや日常のマネジメント力が必要になるのだ」と苦言を呈したことを伝えた。
 そして、「中国で生活し、指揮を執った経験のある日本人指導者の岡田氏は、中国サッカーについて非常によく理解している。彼の話は中国サッカーの痛い所を的確に突いている。関係者にはぜひ、真剣に反省してもらいたいものだ」と結んでいる。
 中国のネットユーザーもほとんどが岡田氏の指摘を支持。「その通り。お金が多く手に入れば力を尽くさなくなるのはどの職業でも同じ」、「上手くもないのに高級車を乗り回しているようでは中国サッカーは永遠に強くならない」など、特に実力に見合わない給料が向上心を削いでいるとの見方に対する共感が強く見られた。」
http://news.searchina.net/id/1650764?page=1
 <京都の抹茶甘味を材料に日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「おいしすぎて涙がほとばしる、京都の抹茶店神7」を紹介する記事を掲載した。
 記事は、「京都といえば抹茶、と考えている人も多いのではないだろうか。京都人は美食を愛することで知られており、最も本式の抹茶を味わいたいのであれば、これから紹介する店を訪れれば間違いない」として、以下に挙げる7つの抹茶・抹茶スイーツ店を紹介している。
 1.茶寮 都路里(つじり)・・創業150年を超える歴史を持つ祇園辻利の茶寮。抹茶ゼリー、抹茶ケーキ、抹茶アイス、抹茶かき氷など、純正なる宇治抹茶と現代スイーツの完美なる融合は、普段抹茶を飲まない人でも存分にその魅力を楽しむことができる。
 2.中村藤吉・・本家は宇治市に位置するが、地理に疎い観光客向けに京都市内にも店舗を構えている。看板メニューは生茶ゼリイで、濃厚ながらも決してくどくなく、抹茶アイスとのコンビネーションはたまらない。茶の味が強いので、抹茶を本当に好きな人におすすめ。
 3.ジュヴァンセル・・八坂神社前にある、人気の創作スイーツ店。目玉はふくよかな香りの抹茶チョコレートを新鮮な果物や団子などに絡ませる抹茶フォンデュ。
 4.茶寮 宝泉・・京都の有名な和菓子店による茶寮。店内は静謐かつ優雅であり、趣向が凝らされた設計の日本庭園を眺めながら、苦味のきいた抹茶と爽やかな甘さの和菓子を楽しめる。
 5.伊藤久右衛門・・宇治抹茶を試したいが苦味が苦手という中国人観光客におすすめ。イチゴなどの新鮮な果物や乳製品とコラボレーションした抹茶スイーツの数々には、職人による美への飽くなき挑戦がうかがえる。
 6.祇園辻利・・茶寮都路里の本家。ここでは職人が挽いた抹茶を購入することができるが、その種類は20あまりに及ぶ。さっぱりからこってりまで、きっと自分にあった味を見つけられるはずだ。
 7.よーじやカフェ・・よーじやは化粧品で有名だが、カフェの抹茶も素晴らしい。買い物を終えてカフェに立ち寄り、窓の美しい庭園を眺めながら一服すれば、旅の疲れも一気に吹き飛ぶこと請け合いだ。」
http://news.searchina.net/id/1650770?page=1
 <ここからは今日頭条記事以外の引用。↓
 日本へ行けキャンペーンの成果であるわけだが、日中人民交流上、昨年は画期的な年になったんだね。↓>
 「・・・中国メディアの金融界は・・・2017年の年末において中国人の渡航先として最も人気が高いのは「日本」であると紹介する記事を紹介した。中国人旅行客の間で日本旅行に対して良い評判が広がっていることが背景にあるのだという。
 大手旅行サイトがまとめた日本の2016年の人気渡航先ランキングでは日本は第3位だったが、17年は一気に2ランクアップの1位となった。逆に、韓国は16年は2位だったが、今年は11位まで急降下してしまった。これは高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD(サード)」の影響がまだ残っているためと推測される。
 記事は、中国人旅行客の人気の訪問先として北海道や青森を紹介し、きれいな雪景色と温泉が人気の理由だとした。また、重慶市の旅行会社の発表をもとに、中国では口コミで日本の景色や美味しい食べ物についての情報が広がっていて、こうした評判に影響されて日本を訪れ、そしてリピーターになる中国人も最近は非常に多いことを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1650767?page=1
 <人民は取引に参加したいんだろな。↓>
 「・・・中国では仮想通貨は取り締まりの対象となったため取引をすることはできないが、・・・中国メディアの華爾街見聞は・・・ビットコイン市場における日本人投資家の存在感が際立ち始めていることを伝え、投資銀行などのレポートを総括したうえで、ビットコインは日本人の投資ブームを加速させる可能性があることを指摘している。
 ビットコインは株式や為替に比べて値動きの変動幅が大きいが、日本ではビットコインのレバレッジ取引を行っている投資家が少なくないと指摘。記事は、ビットコインの取引の多くは日本円で決済されており、レバレッジ取引を行う日本人投資家が多いだけに価格が乱高下しやすいのが特徴だと指摘した。
 続けて、ビットコインで莫大な資産を得たビットコイン長者の存在がメディアで取りざたされるなか、日本ではFXなどのレバレッジ取引に慣れている個人投資家が成功を追い求めてビットコイン取引に続々と参入していると紹介。2018年のビットコイン市場は日本人投資家の動向に引き続き注目が集まると指摘する一方で、すでに成功者が誕生しているビットコインは、日本人の投資ブームを加速させる可能性があると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1650766?page=1
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<太田>
 3月10日(土)の東京オフ会での「講演」のタイトルを決めたのでご披露しておきます。
 「江戸時代の選良教育–アジア復興の原点」
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太田述正コラム#9557(2018.1.1)
<私の現在の事情(続X103)>
→非公開