太田述正コラム#9570(2018.1.8)
<皆さんとディスカッション(続x3581)>
<太田>(ツイッターより)
 「…エリートだったが法学部には進学できなかったことで二流と自嘲していた人々、世俗的ではないようにしていたが、現実的な欲望を完全には捨て切れなかった青年たちの屈折…日本の戦時体制やナチスの擁護者に変化…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/05/2018010501614.html
 日本の戦時体制とナチスとを同列視してる著者も同じ屈折。
 「世界主要10都市の在住者<で外食もする人>を対象にした韓国料理に関する意識調査で、…韓国料理認知度…満足度…韓国料理店の利用頻度…<の>全項目で…日本は…最低値…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/08/2018010800721.html
 日本人の嫌韓度、頂点に?坊主憎けりゃ袈裟まで、という言葉はあるが、料理に罪はなかろうに・・。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 ノーコメント。↓
 「・・・2008年の北京五輪では日本代表監督を務めたが、韓国を相手に予選と準決勝で敗れ、名将としてのプライドを傷付けられた。星野氏は当時、李大浩(イ・デホ、35)=現ロッテ・ジャイアンツ=を「相撲取り」と呼び、イ・スンヨプ(41)=昨年引退=に対しては「ろくに打てもしない打者を4番に据えているなんてすごいね」と挑発した。だが、李大浩もイ・スンヨプも日本戦で本塁打を打ち、韓国金メダル獲得の立役者になった。日本が4位に終わると、日本のファンたちは「星野監督はひょっとして韓国系ではないのか」と非難し、韓国のファンたちは星野氏を「ノーメダル」と呼んだ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/08/2018010800682.html
 防衛庁時代に運輸省から出向してきていて、私の部下だったことがある久保君、元気なようで何より。↓
 「 観光立国のフロントランナーたち 日本観光振興協会の久保成人理事長・・・」
http://j.sankeibiz.jp/article/id=2309
 「長女・次男の対立」なんて、現実の世界じゃザラだけど、フィクションの世界じゃ意外少ない?↓
 「【フジモリ氏恩赦】長女・次男の対立鮮明に フジモリ派政党分裂の危機・・・」
http://www.sankei.com/world/news/180107/wor1801070021-n1.html
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <日本の物流を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は5日、「日本の物流はどんなところが先進的なのか」とする記事を掲載した。記事の作者は日本の物流事情を探るために、1週間日本を訪れて視察を行ったとのことで、視察を通じて感じた日本の優れた点について説明している。
 記事はまず、公共交通がしっかり整備されていることを挙げた。「東京は国際的な大都市であり、非常に合理的な交通整備が行われている。これは公共交通の整備を優先する政策体制の賜物。東京は高層ビルが林立し道路が狭く、交通に大きな困難を伴うが、行政が公共交通整備を優先していることでスムーズな交通が保たれている」と伝えた。
 続いては、仕事の細やかさによる無駄の排除、効率の向上について言及。「日本の引っ越し会社は客からの依頼を受けた際、詳細な情報をヒアリングする。荷物の数や重さ、体積などを把握したうえで客に必要なだけの段ボールと粘着テープを提供する。その正確さと効率の高さには驚くばかりだった」と評している。
 さらに「日本では、使うものの物流をしっかりやるだけでなく、使わない物の物流を減らす努力をしている」と指摘。「使わない物」とはゴミの事だ。「ゴミ物流は中国で大きな問題となっている。北京の街では常にゴミ収集車が忙しそうに動き回っている。一方、東京ではほとんどゴミを見かけない」とし、ゴミを極力出さない、分別して捨てるといった努力によって「ゴミの物流」のコストを減らしていると説明した。
 そして、「在庫を増やさなければ在庫の問題は起きない。ゴミを出さなければゴミ処理の仕事はいらない。面倒な問題が起こらなければ、それを処理する苦悩もいらない」と論じている。
 記事は最後に、「公共環境、公共交通は社会とって最も必要なものであるとともに、国や社会の管理体制の先進性を最もよく表す。環境、交通、そして、物流を計画する際、社会効率至上の原則をキープし、合理的な計画を立てると同時に市民のモラル教育を続けることができれば、われわれの国もよりきれいになるとともに、物流の敏捷性が高まることだろう」と結論づけた。」
http://news.searchina.net/id/1651071?page=1
 <定番。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本で交通事故死者数が過去最低を記録したことを伝えると、・・・中国ネットユーザーからは「民度が高くて、秩序もある。日本の交通事故死者数が少ないのは納得だ」、「さすがアジアの先進国だ」といったコメントが寄せられていた。」
http://news.searchina.net/id/1651069?page=1
 <一人の日本人デザイナーの称賛を通じて日本人全般への称賛が滲み出ている。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本のデザインがまた話題となった」としたうえで、日本人が製作した、漢字を用いたポスターが注目を集めているとする記事を掲載した。
 記事は、「近ごろ、1枚の日本のポスターが日本と中国双方のSNSを賑わせている。見たところ、普通のポスターなのだが、これを逆さにしてみると・・・」としたうえで、今月下旬に開かれる競艇全日本王者決定戦のポスターを紹介している。
 このポスターの中央には大きな毛筆の文字で「挑戦」と書かれている。しかし、ポスターをよく見ると、キャッチコピーや写真が上下逆さまにレイアウトされている部分がある。そこでポスターを逆さにして見ると、「挑戦」と読めていた文字がこんどは「勝利」と読めるのだ。同じデザインのポスターがもう1種類ある。こちらには「最強」と書かれている。やはりこれも上下をひっくり返してみると「戦場」という文字に変わるのである。
 記事は、ポスターの作者が著名なアンビグラム(逆さにしたり鏡に写したりしても読み取れる文字)の日本人デザイナー、野村一晟氏であると紹介。野村氏は2013年にも地面に立てた「陽」の文字の影が「陰」となるアンビグラム作品を制作して注目を集めたと伝えている。
 そして「現代の日本社会では、外来語やカタカナがますます氾濫しているが、漢字の魅力は永遠に別のものに取って代わられるものではない。野村氏の作品からは、日本人の漢字に対する不変の情熱を見出すことができる」と評した。
 中国のネットユーザーからは「これは確かに創意がある」、「中国人はどうしてこういうポスターを作れないのだろうか」、「このデザインは本当に賞賛に値する」といったコメントが寄せられた。また「韓国人が読んで理解できないのは残念だ」とし、漢字文化圏にありながら漢字をほとんど使用していない韓国の状況を揶揄(やゆ)するコメントも見られる。」
http://news.searchina.net/id/1651086?page=1
 <これは、文字通りの日本人全般称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「他人から『日本人のようだ』と言われる」という中国人たちの声を紹介する記事を掲載した。
 反日感情が根強く存在する中国だが、「日本人に似ている」という事実が日常で何らかのデメリットになることはないようだが、仕草や態度から「日本人に似ている」と言われる中国人は少なからず存在しているようだ。特に、日本語を勉強したことのある中国人は「知らず識らずのうちに日本人に似てしまう」ということがあるらしい。
 たとえば、日本語を勉強する過程で身についてしまう仕草の1つとして「お辞儀」を挙げる意見が見られ、頭を下げてお辞儀をする行為は日本人にとって日常的な行為であるため、日本語を勉強し、日本の文化を学ぶうちに「いつの間にか身についてしまう中国人」がいるという声があった。・・・
 さらに、日本のアニメが好きな人などでは「鼻音による相槌」を使うケースがあり、これも中国人はあまりしない行為であるため、「まるで日本人のよう」に感じられるという。」
http://news.searchina.net/id/1651092?page=1
 <絶賛してりゃ、当然、自分も日本人になりたくなるってもんだ。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、米国のQ&Aサイトで「生まれ変わるとしたら、中国人として生まれたいか」どうかを議論するスレッドが立てられたことを紹介し、同スレッドに寄せられた意見を紹介している。
 記事は、英国人ネットユーザーが「来世はぜひ中国人として生まれたい」という意見を寄せたと紹介。その理由は、「英国の歴史には誇りを持てるが、英国は食べ物がまずいため」だとし、美味しい中華料理に囲まれて生活できる中国人が羨ましいからだと紹介した。
 続けて、日本人ネットユーザーからは「中国人に生まれ変わることは望まない」、「また日本人として生まれたい」という声が寄せられたと伝え、日本人はどうやら自国に対して不満を抱いていないようだと指摘。日本と中国の関係が良好ではないためか、中国人に生まれたかったという日本人はほとんどいなかったことを紹介した。
 では、当の中国人は来世でも再び中国人として生まれたいと思っているのだろうか。記事に寄せられているコメントを見てみると、やはり近年の経済成長と政界への影響力の拡大などを理由に、「また中国人として生まれたい」という意見が多く見られた。だが、「来世は中国人でも良いが、中国はまだ成長途上だから今世に中国人として生まれたのは失敗だった」、「どの国に生まれたって構わない。大事なのはお金持ちとして生まれるかどうかだ」という中国人らしい意見も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1651072?page=1
 <福袋を材料に、爆買いを目的としない訪日を推奨している。↓>
 「・・・今日頭条は・・・新年を迎えた日本では今年もデパートなどでさまざま福袋が販売され、活況を呈したことを紹介する記事を掲載した。記事によれば、今年の福袋売り場の光景はここ数年とは少々異なっていたという。
 記事は、2日に今年の営業を開始した東京のデパートで、福袋の販売が行われたことを紹介。「福袋には販売額の3倍相当の価格の商品が入っている。毎年福袋の発売で新年の到来を祝うのだ」と説明し、特設の福袋コーナーに女性を中心とする買い物客が押し寄せ、真剣に袋の中身を確かめる様子を撮影した画像を掲載した。
 そのうえで「これまで福袋を販売する時には、基本的に早々と陣取っている中国人観光客によってすっからかんになっていた。しかし、今年の販売会場では買い物客が品物を選ぶ時間があった。これは、・・・福袋を目当てに日本にやってくる・・・中国人観光客が減少したことと関係があるだろう」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1651068?page=1
 <書き初め大会を材料に日本人の文化継受姿勢を称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・東京の日本武道館で行われた大書き初め大会の様子を紹介する写真記事を掲載した。
 記事は、「1月5日、東京の武道館で新年の書き初め大会が行われた。様々な年齢の市民が参加し、会場では極めて壮観な眺めが見られた」として、書き初め大会の様子を撮影した写真を紹介している。
 写真には、会場内で大きな筆を持ち真剣な表情で文字を書く小学生の少女や、「必勝」と書かれたハチマキを頭に巻いて臨む小中学生たちの姿が映っている。「かどまつ」、「思いやり」、「生きる力」、「春の七草」、「気力の充実」、「遠大な理想」などの言葉が書かれた作品を全員で掲げる写真は確かに壮観であり、手書きをする機会すら少なくなっている現代において、伝統的な毛筆の文化が確かに受け継がれていることを感じさせる。
 書き初め大会の様子とその作品の数々を見た中国のネットユーザーからは「素晴らしい。それに引きかえわが国の小学生は・・・」、「書く内容はともかく、重要なのは文化を継承するということ」、「われわれの文化は日本によって伝承されている」、「中国の伝統の多くは日本に行かないと見つけられない」、「日本が書道の世界無形文化遺産登録を狙うのではと心配になる」といったコメントが寄せられた。
 一方、「中国の小学生のほうが字はうまい」、「中国の学校でも書道大会が開かれていて、みんな上手な字を書く。中国の子どもたちの文化的な蓄積だって捨てたものではない」との意見も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1651070?page=1
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 休日の臨時一人題名のない音楽会です。
 成人の日ということで、「死」をテーマにしている曲をご紹介します。
 死がテーマと言えば、グリークのDeath of Ase(コラム#3619)というような、「死」が曲名に入っているものや、レクイエムなんてのもありますが、今回は、これまで漏れていた、名曲集です。
Tchaikovsky Marche Slave(1876年)(注a) 世俗臭ぷんぷんの作曲動機ですが・・。
https://www.youtube.com/watch?v=5poSw7tFLB4
(注a)スラヴ行進曲(Slavonic March)。「1876年6月、オスマン帝国軍によってセルビアのスラヴ人キリスト教徒が多数殺害された事件に際して・・・チャイコフスキーの親しい友人であったニコライ・ルビンシテインは、チャイコフスキーにこの事件の犠牲者たちの追悼演奏会のための作品を依頼し・・・チャイコフスキーは「セルビア=ロシア行進曲」(Serbo-Russian March)と題された作品をわずか5日間で作曲した。この作品は・・・モスクワで初演された後に改稿され、現在のスラヴ行進曲の原型となった。・・・この作品に含まれる主題群のなかにはロシア帝国国歌『神よツァーリを護り給え』・・・が含まれている。そのため、旧ソ連時代にはこの部分がミハイル・グリンカの「皇帝に捧げた命」の一部に差し替えられた版が作成され、ソ連のオーケストラによって演奏されていた。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B4%E8%A1%8C%E9%80%B2%E6%9B%B2
 (参考)◎ロシア帝国国歌(God Save the Tsar!) 作詞:Vasily Zhukovsky 作曲:Alexei Lvov これは名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=zg_Kqgam9g4
     ◎ミハイル・グリンカの「皇帝に捧げた命」の一部(Glory, Finale from ‘A Life for the Tsar’) 指揮:Irina Shachneva オケ: Rachmaninoff Festival Orchestra 合唱: Rachmaninoff Festival Choir of America これも名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=LlT1jo9wHiU
Mussorgsky(Rimsky-Korsakov編曲) Night On Bald Mountain(1867年)(注b)
https://www.youtube.com/watch?v=iCEDfZgDPS8
(注b)禿山の一夜。「「聖ヨハネ祭前夜、禿山に地霊チェルノボグが現れ手下の魔物や幽霊、精霊達と大騒ぎするが、夜明けとともに消え去っていく」とのロシアの民話を元に作られている。聖ヨハネ祭は夏至の夜の祭りであり、題材としてはシェイクスピアの『夏の夜の夢』と同様であるといえる。・・・
 ディズニーが1940年に作ったアニメーション映画『ファンタジア』にも取り上げられている・・・リムスキー=コルサコフが編曲した版が・・・長らく・・・広く知られていたが、近年ムソルグスキー自身の手による原典版も知られるようにな<った。>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%BF%E5%B1%B1%E3%81%AE%E4%B8%80%E5%A4%9C
Mussorgsky(Maurice Ravel編曲)  Pictures from an Exhibition – Baba Yaga(1874年)(注c)~2:09 指揮:Gustavo Dudame オケ:Simon Bolivar Youth Orchestra of Venezuela(SBYOV)
https://www.youtube.com/watch?v=KNdOMcbuiiA
(注c)鶏の足の上に建つ小屋 – バーバ・ヤガー(La cabane sur des pattes de poule – Baba-Yaga)。「『展覧会の絵』はムソルグスキーが、友人であったヴィクトル・ハルトマン(ガルトマンとも)の遺作展を歩きながら、そこで見た10枚の絵の印象を音楽に仕立てたものである」が、その第9曲。
 「ピアノ組曲<であるこの曲の>・・・最も有名な編曲はラヴェルのオーケストレーションによるものであり、オーケストラの演奏会で取り上げられる演目のほとんどはこの版」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%95%E8%A6%A7%E4%BC%9A%E3%81%AE%E7%B5%B5
 「バーバ・ヤーガ(・・・Baba Yaga・・・)は、スラヴ民話に登場する妖婆(Crone)。・・・人間を襲う魔女のごとき存在で、森の中の一軒家に住んでいる。その家は鶏の足の上に建った小屋で、庭にも室内にも人間の骸骨が飾られているという。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%82%AC
Camille Saint-Saens – Danse Macabre(1874年)(注d)
https://www.youtube.com/watch?v=YyknBTm_YyM
(注d)交響詩。「フランスの詩人アンリ・カザリス (Henri Cazalis) の奇怪で幻想的な詩に霊感を得て、・・・午前0時の時計の音とともに骸骨が現れて不気味に踊り始め、次第に激しさを増してゆくが、夜明けを告げる雄鶏の声が響きわたるや墓に逃げ帰り、辺りが再び静寂に包まれるまでを描写的に描いている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E3%81%AE%E8%88%9E%E8%B8%8F_(%E3%82%B5%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9)
Rachmaninov: The Isle of the Dead, Symphonic poem Op. 29(1909年)(注e)
https://www.youtube.com/watch?v=dbbtmskCRUY
(注e)死の島。「交響詩。スイスの画家アルノルト・ベックリンの同名の油彩画に基づく標題音楽であるが、作曲当時のラフマニノフは原画を知らず、マックス・クリンガーの「死の島(ベックリンの原画による)」というモノクロの銅版画から霊感を得た。後に原画を見る機会を得て、予想していたより明るい色調に衝撃を受け、「これを見ていたらあの曲は書かなかっただろう」と述懐したという。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E3%81%AE%E5%B3%B6_(%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95)
Gustav Holst Ode to Death(1919年)(注f)
https://www.youtube.com/watch?v=73rX1AfaHz0
(注f)リンカーンの死を悼むために書かれたウォルト・ホイットマン(Walt Whitman)の1865年の哀歌(elegy)の一節に曲を付ける形で、第一次世界大戦で戦死した友人達を悼む曲を作曲したもの。
https://en.wikipedia.org/wiki/Ode_to_Death
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<K.K>
 太田さん、Ai Suite 3が起動しなくなっている件ですが、太田さんのX299パソコン固有の問題ではないようです。
『Windows 10 (1709 / Fall Creators Update)
KB4056892 概要/ダウンロード
Windows 10 Version 1709 の累積更新プログラム – 2018 年 1 月
601.8 MB / 要再起動
その他の不具合
「サーバーによって例外が返されました」というエラーが出る、ASUS AI Suite が起動しなくなる。
※対応版出ました
AI Suite 3 Beta Version 3.00.10 – ASUS WebStorage』
https://freesoft.tvbok.com/cat97/2018/wu_memo_2018_01.html
 上記ページには、「対応版が出ました」とありますが、この対応版というのが、Thermal Radar 3を含んだAi Suite 3かどうかはわかりません。ですから、ASUSのTUF X299 MARK 1のページで、正式に対応版が公開されるのを待った方が良いと思います。
 それから、必要であるかどうかはわかりませんが、念の為にAi Suite 3がインストールされていない状態にリカバリしてしまった方が、良いのではないかと思います。
 「System Monthly Backup」の方が、月末日にバックアップを取る設定ですので、昨年12月31日にバックアップが取られているはずです。また、12月31日以降に行った設定変更は、IME辞書のインポートのみです。
 ただし、X299パソコンは、USBディスクから起動してリカバリする必要があります。
 Acronis True ImageのUSBディスクから起動して、昨年12月31日にリカバリできるようであれば、リカバリしてしまうことを推奨します。
 Thermal Radar 3の設定に関しては、正式な対応版が出てから設定するということでお願いします。
 ASUS TUF X299 MARK 1には、BIOSにも下記リンクの画像のようなファンコントロール機能(Q-Fanコントロール)があります。ただし、Thermal Radar 3の方が、センサーを3個登録できる分高機能です。
<URLは不表示(太田)>
 BIOSのファンコントロール機能を暫定的に設定しても良いですが、Ai Suite 3の正式の対応版が出るのを待つということで良いでしょうか?
<太田>
 それで結構ですが、リカバリはせず、AI Suite 3をアンインストールだけしておくことにし、実行しました。
 ところで、X299で、いつの間にかAcronisが認証されていますが、どうして自動的に認証されてしまったんですかね。
 また、富士通旧で「Acronisの(試用)期限切れが迫っている」、めいた警告表示が出ました・・最初のうちはX299でも出ていました・・が、こちらは無視していていいのでしょうね。
⇒X299パソコンに関しては、ライセンスの移行の操作を行っています。但し、この操作を行った後、Windows10のインストールをやり直して、AcronisTrueImageも再インストールしています。再インストールした際には、通常のインストールを行っただけです。
↓「コラム#9472」より抜粋
 太田さんが昨年購入した[Acronis True Image 2017]は3ライセンス版ですから、4台目となるX299パソコンにインストールしても、プロダクトキーは跳ねられるはずで、どこかの段階で下掲の画像のような「このプロダクトキーの有効化最大数を超えました」という表示が出るはずです。私は、どこの段階でこの表示が出るか分かりません。この表示が出ましたら、手順7に進んでください。
注意:次の手順7以降は、私もよく分かりませんので、異なる部分があった場合は、太田さんの裁量で何とか進めてください。
7. [問題の解決]をクリックしてください。
8. [新しいコンピュータにAcronis True Imageをインストールしました]をクリックしてください。
9. [ライセンスを新しいコンピュータに移動します]をクリックしてください。
10. ここから先がどうなるのか分かりませんでした。恐らくライセンスを取り消すパソコン(Epsonパソコン)を選択する画面になり、そこでEpsonパソコンを選択すれば、ライセンスが移行されることになるのではないかと思います。
↑抜粋終わり (K.K)
⇒⇒>どこかの段階で下掲の画像のような「このプロダクトキーの有効化最大数を超
えました」という表示が出るはず
 一度も出ませんでした。従って、何もしてないんですが・・。(太田)
⇒⇒⇒そういうことですと、Office 365 Soloと同じように自動でライセンス移行を行ってくれるということではないでしょうか。(Office 365 SoloをX299パソコンにインストールした際、Epsonパソコンを非アクティブにしましたが、非アクティブにしなくても、新しいパソコンにインストールしたOfficeが認証されることはされます。ただし、インストール(事実上は認証)に1・2時間かかるばあいがあります。)(K.K)
 (NECでは何も警告表示は出ていません。) 
⇒無視しておいて、本当に使えなくなってしまった場合に、ライセンス移行を考えるということで良いのではないかと思います。(K.K)
⇒⇒3台目だからライセンス移行ができるということですか。何だか分からなくなってきました。NECはどう考えればいいんですかね。(太田)
⇒⇒⇒NECパソコンには、Acronis True Imageはインストールしていないです。太田さんの裁量でインストールして、認証されたのであれば、それは謎ですね。(K.K)
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太田述正コラム#9571(2018.1.8)
<渡辺克義『物語 ポーランドの歴史』を読む(その19)>
→非公開