太田述正コラム#9616(2018.1.31)
<皆さんとディスカッション(続x3604)>
<太田>(ツイッターより)
 「女性の労働参加、「M字」から「逆U」に…」
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/fv20180130/
 おー、日本の男性達、朗報だ。
 専業主婦が家庭内で君臨し、一人だけ子供を産み育て、後は禄に何もせず、亭主を奴隷としてこき使い続ける、という戦後日本の男性差別社会崩壊の兆しだな。
 青年達よ、そう信じてぜひ結婚するんだよ。
 トランプの一般教書演説に対して民主党を代表して反論を行うことになったジョー・ケネディ3世は、ケネディ大統領の弟ロバートの孫でスタンフォード大卒、ハーヴァード・ロースクール卒(奥さんも同じ)。
 マサチューセッツ州選出米下院議員で37歳。
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-42862939
 次の米大統領は彼、の予感。
<太田>
 さっそく、昔の名前で出ています的大統領候補じゃ、民主党、勝てない、というコラムが・・。↓
 Joe Kennedy is a poor choice for the Democrats’ response・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/joe-kennedy-is-a-poor-choice-for-the-democrats-response/2018/01/30/42b88368-05d9-11e8-94e8-e8b8600ade23_story.html?hpid=hp_no-name_opinion-card-b%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.0cdb50562cda
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 モチ、(安倍チャンだけじゃなく、)産経新聞にとっても米国は宗主国サマなんであるわね。↓
 「沖縄米兵事故–産経新聞、琉球新報と主張対立・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180131/k00/00m/040/111000c
 この程度の話が記事になるっちゅうだから、大河ってバケモンだね。↓
 「「西郷どん」で話題 方言指導は鹿児島出身の俳優2人・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018012702000158.html
 WSJに引き続きFTが、ゼロックスが富士フィルム傘下に入る見込みと報道。↓
 Fujifilm close to deal with Xerox–Ailing printing and photocopying group aims to fend off activist shareholder revolt・・・
https://www.ft.com/content/ad6ddeec-061a-11e8-9650-9c0ad2d7c5b5
 ソフトバンクが、犬の散歩依頼マッチング会社に出資、だとさ。↓
 Wag, the Dog-Walking Service, Lands $300 Million From SoftBank Vision Fund・・・
https://www.nytimes.com/2018/01/30/business/dealbook/softbank-vision-fund-wag.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=stream&module=stream_unit&version=latest&contentPlacement=10&pgtype=sectionfront
 スゲー、コワー。↓
 「東大、世界最高の「磁場」発生に成功 985テスラ記録・・・
 ダイナマイト数本分に相当する爆発が起きるため、実験は鉄製の壁で囲まれた防護箱内で行ったという。
 病院の検査などで使うMRI(磁気共鳴断層撮影)装置が発生する磁場は3テスラほどという。」
https://www.asahi.com/articles/ASL1Z3SH3L1ZULBJ006.html?iref=comtop_8_05
 「・・・インド<で>・・・男性<が>・・・酸素ボンベを持ってMRIの置かれた部屋に入り、装置に引き付けられた。・・・装置に当たり破損したボンベから漏れ出た液体酸素を吸い込んで死亡した・・・」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018013000779&g=int
 早く、癌を、結核並みの過去のビョーキにしてチョーダイ!↓
 「がん患者自身の細胞、遺伝子操作で味方に 実用化へ前進・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASL1L6W85L1LULBJ00X.html?iref=comtop_list_sci_n03
 フシギの国ニッポン。↓
 「戦国創業、甲府の「シマヤ釣具店」破産へ・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180130/k00/00e/020/240000c
 東洋の神秘、韓国。↓
 「韓国で再上映された『君の名は。』現地の“ホントの評価”と意外な意見「これはポルノか?」・・・」
http://s-korea.jp/archives/25386?zo=1
 とにかく韓国が嫌いで日本が大好きな北朝鮮。↓
 「・・・金正男・・・氏を殺害したとして起訴された女2人の公判が30日、マレーシアの裁判所で開かれた。・・・
 シティ・アイシャ被告はタクシー運転手に声をかけられ、日本で放映されるユーチューブのお笑い番組への出演を持ちかけられた。その日のうちに、クアラルンプール市内のショッピングモールで、「あの日本人」と呼ばれる男と会った。
しかしこの男は、実は北朝鮮人だったとされる。この男を含む3人は同年3月に、北朝鮮へ強制送還された。」
http://news.livedoor.com/article/detail/14234233/
 身につまされるである。↓
 「認知症になり介護を受ける前にやるべきことは?–老人ホーム・後見人の選定、夫婦問題に盲点が…」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/122600095/013000023/?n_cid=nbpnbo_mlpum
 優生手術裁判の話が取り上げられている。↓
 Japanese woman sues government over forced sterilisation・・・
 The governments of Germany and Sweden, which had similar eugenics policies, have apologised to victims and paid compensation.
http://www.bbc.com/news/world-asia-42877227
 仮想通貨がらみのこんな日本でのハナシ、知らんかったわー。↓
 A J-pop band for the crypto craze・・・
http://www.bbc.com/capital/story/20180126-a-j-pop-band-for-the-crypto-craze
 伝えたい事実が一体何なのか、よく分からない記事。↓
 Taliban threaten 70% of Afghanistan・・・
http://www.bbc.com/news/world-asia-42863116
 現在欠員となっている駐韓米国大使の最有力候補、対北武力行使に反対であることから白紙に。↓
 US scraps pick for South Korea ambassador–Victor Cha nomination shelved after expert raises concerns about military moves・・・
https://www.ft.com/content/59af32aa-0620-11e8-9650-9c0ad2d7c5b5
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 こんなことまで報じるのなら、ちゃんとオーナーが中共人だったって書けー。↓>
 「ベネチアで日本人学生がぼったくりに遭う 4人で15万円請求・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0130/c94689-9421515.html
 <同じく、こんなことまで報じるの?↓>
 「米ウォルマートと日本の楽天 電子書籍業務で提携・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0130/c94476-9421603.html
 <シャカリキに安倍改憲阻止にこれ努める習ちゃん。↓>
 「外交部、中日韓サミットについて日韓と緊密に意思疎通・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0130/c94474-9421625.html
 「中日関係発展の正念場・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0130/c94474-9421560.html
 <見落としてた、日中交流人士モノ。↓>
 「ボランティアの近藤千晶さん「日本文化って何だろう?中国で改めて知る日本」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0124/c94473-9419421.html
 <ここからはサーチナより。
 その通り!↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本を視察に訪れた中国人の見解として、「日本で最も驚いたのは、日本には生涯を1つの仕事に打ち込む職人がたくさんいることだった」と伝え、こうした考え方が社歴の長い企業が生まれる下地になっているのではないかと主張した。
 記事は、中国の中小企業の平均寿命はわずか2.7年、一定以上の規模の企業であっても平均すれば7ー8年にとどまるという統計があることを指摘する一方、日本には社歴が1000年を超える企業が複数あり、500年以上の企業も多いと紹介。しかも、こうした長寿の企業の多くは中小企業であり、日本の中小企業は「日本経済を下支えすると同時に、日本経済の神話を作った立役者でもある」と指摘した。
 さらに、日本は「職人の国」であると主張しても過言ではないとし、日本には生涯を1つの仕事に打ち込む職人が、今なお数多く存在すると指摘。儲かると見れば、すぐに仕事を変えたり、本業以外の分野にも積極的に参入する中国人から見れば、利益だけを追求せず、ただひたすら1つの仕事に打ち込む日本の職人の姿勢は驚きであることを強調した。
 また、日本で長寿の企業が多い理由もここにあるとし、本業に打ち込み、本業に集中することで競争力を高めることができると伝え、日本での視察を通じて「自分のなかで道が拓けた気がした」と主張。日本から中国に帰国した今、「自分がやるべきことを脇目も振らずに集中してやることが成功への近道であることが分かった」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1652615?page=1
 <日本へ行けキャンペーンだが、その狙いまで開示しちゃって、チョー真剣。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国人観光客はますます日本旅行を好む傾向にあるが、日本人は気分を害し始めている」とする記事を掲載した。
 記事は、「2017年の訪日中国人観光客数はのべ1000万人に達し、ここ数年での最高記録を更新したという。道理から言えば、たくさんの人がやって来てお金を落としてくれるというのは日本人にとっては喜ばしいことのはずなのだが、日本人はそう思っていないようだ。あまりに多い観光客に気分を害しているのである」とした。
 そして、その背景について「中国人観光客がこぞって訪れる店では常に品切れが起きている。それが彼らの機嫌を損ねることにつながっている。また、人海戦術のような中国人観光客の波に、交通もマヒ状態になる。さらに、中国人は賑やか過ぎる性格から、道中で伝統的な服装の女性を見かけると誰でも彼でも記念撮影をしたがる。これも日本人に気まずい思いをさせている。1度や2度ならまあ良いが、回数があまりにも増えれば嫌になってくるのだ」と説明している。
 また、「こういった中国人観光客の行動に、多くの訪日ツアーガイドが苦悩を抱えている。中国人観光客があまりにも多すぎ、しかも必ずしもモラルが高くないため、中国人のガイドをすることが大きなプレッシャーになっているのだ」と指摘。一部の中国人からも「わが国民の行為は確かに日本人に嫌な思いをさせている部分がある。今後は注意すべき」との声も出ていると伝えた。
 記事はそのうえで「それでも日本は旅をする価値のある国。物価は安いし、名勝古跡は確かに素晴らしく、一見に値するものだ。旅行において、われわれが絶えず学び進歩しなければならない部分は多いのだ」としている。」
http://news.searchina.net/id/1652629?page=1
 <定番の、京都を材料にした日本へ行けキャンペーンだが、ヒートアップが極限へ。↓> 
 「・・・今日頭条は・・・「日本に洛陽を盗まれた」とする記事を掲載し、中国人に対して、これを読んで皆深く反省するべきだと訴えた。
 桓武天皇の時代に建設された平安京だが、記事は、西側(右京)を「長安」、東側(左京)を「洛陽」としたものの、右京は湿地帯であったためほどなく廃れ、左京だけが残ったと紹介。その後、1000年以上も京都のことは洛陽と呼ばれてきたと伝えた。
 中国には現在でも河南省に洛陽市がある。かつては歴代9王朝が相次いで都を置いたことから、「九王朝の古都」と呼ばれるほど栄えたというが、今ではすっかりその面影はない。記事は、中国では失われてしまったかつての洛陽が京都には残っており、絵で描いたように美しく「夢にまで見た唐」だと絶賛。京都御所、醍醐寺、妙心寺、金閣寺、嵐山など多くの写真を掲載し、「1000年前の中国の古都が完ぺきに保存」されていると、感動をそのままに伝えた。
 また記事は、京都にはあちこちに「洛陽」という文字が刻まれているのを見ることができるとも紹介。学校の名前に洛陽が残っているほか、バスの名前は洛バスで、多くの商品名にも洛陽にちなんだ名前が付けられている。そのため、中国人は京都で「唐にタイムスリップ」したような感覚に襲われるという。
 記事は最後に、「我々は喜ぶべきか悲しむべきか」と複雑な心理をのぞかせて締めくくった。」
http://news.searchina.net/id/1652654?page=1
 <定番だが、最後のくだりが新しい。↓>
 「極めてしっかり管理されている日本の建設現場で、最も強く感じたことは・・・
 記事はこのほか「クリーン、環境保護の概念が社会に浸透するのに伴い、日本の建設現場でも『リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル』の『4R』の取り組みが推進されている」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1652619?page=1
 <よっぽどショックだったのね。↓>
 「・・・今日頭条は・・・米ニューヨーク地下鉄の新型車両製造<で>・・・「意外にも中国中車を負かすほどの実力者」として川崎重工を紹介する記事を掲載した。
 中国中車は中国国営の鉄道車両大手であり、この入札においては生産規模や、人件費などのコスト安を売りにしていたようだが、この中国中車を「負かすほど」の川崎重工とは一体どんな企業なのだろうか。
 記事は、川崎重工の創業は「明治時代にさかのぼる」と歴史ある企業であることを紹介。船舶・鉄道車両・航空機・モーターサイクル・ガスタービンなどの生産、さらには防衛関連企業としても有名で、川崎重工は自衛隊の飛行機と潜水艦なども手がける企業だと伝えた。
 また、中国ともつながりがあるようだ。現在、川崎重工は中国遼寧省大連市にある造船企業の大連中遠造船工業有限公司(DACOS)に出資している。川崎重工は、この中国拠点を成長センターと位置づけ、事業規模の拡大と収益性の維持向上を目指すとしている。」
http://news.searchina.net/id/1652663?page=1
 <日本をレスペクトした客観記事。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国では社員や労働者の立場は不安定であり、転職は「日常茶飯事」であると指摘する一方、日本人は中国人ほど職を頻繁に変えないと伝え、その理由を考察している。
 記事によれば、中国では2ー3年に1度転職するのは普通のことで、なかには1年に複数回転職する人も少なくないという。日本でも転職は何ら珍しいことではなくなったが、さすがに1年に複数回転職する人は少ないだろう。
 記事は、日本人が中国人のように転職を繰り返さない理由として、日本では今でも多くの企業が年功序列制を採用していて、年齢や雇用期間の長さが給与に反映される場合が多いためだと指摘。さらに、日本では同じ職種であれば中国ほど給与に大きな差が生じないほか、転職しても必ずしも給与がアップするかどうかは不明であることを紹介し、それゆえ日本では同じ会社に長く勤めることで給与を上げていくことを選択する人も多いと伝え、これが日本人が中国人ほど頻繁に転職しない理由だと考察している。」
http://news.searchina.net/id/1652580
 <日本に対し怨嗟の声を上げた客観記事。↓>
 「打倒中国に燃える日本卓球界の秘策・・・元中国代表をコーチ陣に引き込む・・・」
http://news.searchina.net/id/1652617
 <ここからは今日頭条記事以外の引用。
 最後に紹介されている中共人民の声が全て。↓>
 「・・・中国メディア・観察者網は・・・河野太郎外相が自身のツイッターアカウントに中国外交部の華春瑩報道官とのツーショット写真を掲載したことを伝えた。
 河野外相は訪問先の北京で王毅外相や楊潔チ国務委員、李克強首相と会談した28日、「With a famous Chinese Lady!」(有名な中国人女性とともに)と題して、華報道官との笑顔のツーショット写真を掲載した。
 華報道官は中国外交部の定例会見でおなじみの女性報道官で「ほとんど笑顔を見たことがない」と称されてきた。そんな華報道官は先日、上野動物園のパンダ・シャンシャンを、杉山晋輔外務事務次官の名前(杉山は、中国語で「シャンシャン」)と聞き間違えて屈託のない笑顔を見せたことで、日本と中国双方のネット上で話題となっていた。
 記事は、華報道官の「貴重な笑顔」が再び披露されたことについて日本のネットユーザーから「笑顔のほうがやっぱりかわいい」、「2人とも笑顔がステキ」といったコメントが寄せられたことを紹介している。
 一方、中国のネットユーザーも河野外相と華報道官とのツーショット写真に対し様々な感想を残している。「パンダの一件以来2回目だ」「華姐さんはわらうと本当にステキ」、「華姐さんはわれわれのもの、日本鬼子は離れろ!」、「外交の場では随意に笑みを見せるようなことはない。どうやら本当に関係改善を望んでいるようだな」といったコメントが見られた。」
http://news.searchina.net/id/1652614?page=1
 <日本の災害訓練用VRに学べとさ。↓>
 「・・・中国メディアの太平洋電脳網は・・・IT先進国になりつつある中国だが、日本に勝てない分野もあると伝え、日本では防災訓練にVRを活用する動きがあることを紹介した。
 記事はまず、日本は自然災害が多発する国であるゆえに、中国を圧倒的に上回る水準で防災教育が行われていることを紹介。そして、最近では防災訓練にVR(バーチャルリアリティ)を取り入れる動きがあり、より精度が高く、よりリアルな訓練ができるようになりつつあると驚きとともに紹介した。
 続けて、実際の建物内で起こる災害を再現できるシュミレーションシステムを紹介。このシステムは、ロボットを使用して室内をキャプチャし、そのデータをベースに構築した仮想空間と現実の世界をリンクさせ、建物内を歩きながらVRで避難訓練を行うことができると伝えた。
 記事は、VRを活用した避難訓練や災害シミュレーションはまだまだ複雑ではあるが、将来的にはこのシステムを使用した避難訓練によって、尊い人命が失われずに済むことになるはずと期待を示した。」
http://news.searchina.net/id/1652618?page=1
 <へー、そーなんだ。↓>
 「・・・中国メディア・中国新聞網は・・・これまで中国人の人気を集めてきた韓国の整形業界の秩序が乱れており、代わりに日本での整形手術に注目が集まっているとする記事を掲載した。
 記事は、「韓国の整形クリニック街には、1000メートルほどの通りに800軒あまりの整形クリニックがある。最大の消費者層は中国人客だが、中国人が韓国で整形手術を受けたことで生じた事故やトラブルの発生率は年々上昇している。メディアも相次いで韓国の一部クリニックが利益重視に走って手術の効果を軽視したり、破格の仲介費を要求する黒幕が存在したりといった情報を流したことで、消費者が二の足を踏むようになった」と紹介した。
 そして、「これらの理由により、近ごろ日本が美を追求する中国人の『第2の場所』になりつつある」とする一方、日本で整形手術を受ける場合にも注意が必要であり、韓国で被害に遭った中国人が日本でも再び落とし穴に嵌ってしまう可能性があると指摘。「日本で美容外科の医師になるには、通常の外科で7年以上従事して各種手術の技術を身につける必要がある。さらに、3年間のインターンによって美容手術のやり方をマスターし、厳しいテストに合格しなければ美容外科手術の執刀を行う資格は得られない。この資格を手に入れられる人は、日本ではとても少ないのだ」と伝えている。
 また、世界的な美容外科技術の最高レベルの象徴とされる国際美容外科学会の会員資格を持つ日本人は103人であり、「日本にはそもそも、毎年大量に整形手術を求めてやってくる中国人消費者のニーズを満たす処理能力がないのだ」とした。
 一方、日本の正規の美容外科技術は高く、管理体系も非常に厳しくなっており、この点が日本での落とし穴を回避するためのポイントになっていると指摘。「日本の医療体系は非常に厳格であり、手術の設備や補助材料、麻酔技術、充填物の注射に対する要件基準がとても高い。手術後の効果だけでなく、術後に長きに渡り客の体に負担を残さないことも考慮されている。この点が、他の国と異なる部分だ。術前と術後の見た目が大きく変わってしまうような手術は日本の業界の習慣に合わないため、ルール違反の医師あるいはクリニックである可能性が高い」と紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1652587?page=1
 <そう言われてもねえ。↓>
 「・・・中国メディア・東方網は・・・「また1つ、日本のスマホブランドが撤退を宣告した」とする記事を掲載した。
 記事は、「現在、世界のスマホ市場は成長の鈍化に伴って各メーカー間の競争がますますし烈になっている」としたうえで、富士通が先日携帯電話事業のポラリス・キャピタル・グループへの売却を進めていることが伝えられたことを紹介。「富士通が携帯電話業務から間もなく退場することを意味する。富士通はすでにパソコン事業もレノボに売却している。携帯電話業務の切り離しが実現すれば、富士通のビジネスモデルチェンジはさらに一歩前進することになる」とした。
 そのうえで、業界関係者の話として「日本の携帯電話メーカーはフィーチャーフォン時代は大きな特色を持っていたが、スマートフォン時代になると完全についていけなくなり、市場から淘汰されることになった。世界のスマホメーカーランキング上位に、日本のメーカーはほとんど見かけなくなった。富士通の前に、三菱、東芝、NECなどのメーカーが相次いで携帯電話事業を手放してきた。今や残るはソニーなど3社だ。しかし残ったメーカーもアップルやサムスンのほか、華為(ファーウェイ)やOPPOなど中国メーカーの台頭、参入により、大きな試練に直面している」と伝えている。
 記事は一方で、「注意しなければならないのは、日本の多くのメーカーは携帯電話事業を放棄しながらも、なおもスマートフォンの恩恵を最大に受けているということ。多くの部品が彼らによって供給されているのだ。ソニーのカメラ技術は世界のスマートフォン市場で利用されており、東芝のメモリーチップも市場で一定のポジションを持っている。総じて、今のスマートフォン市場において日本のメーカーはサプライチェーンの中に入るなどといったモデルチェンジを加速させているのだ」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1652640?page=1
 <だよねえ。↓>
 「・・・中国の国営テレビ局・中国中央テレビ(CCTV)は・・・24日に成田空港で発生した中国人観光客のトラブルについて、「大騒ぎすれば満足の行く解決が得られると思い込んでいる」とする評論記事を公式サイト上に掲載した。
 記事は、「24日夜、成田発上海浦東行きジェットスター航空35便が、上海での降雪によりキャンセルとなった。175人の中国人客は搭乗ロビーに留まっていたが、航空会社から退去と荷物の受け取り、そして、自力での宿泊場所の確保を求められた。中国語による説明がなかったことで、中国人客は航空会社の指示に従わず、揉み合いのトラブルが起きた。その間、中国人客は国歌を歌い抗議した。その後中国大使館が仲介に入り、中国人客たちは26日早朝に上海に戻った」とトラブルの経緯について説明するとともに、中国外交部の関係者が、「これは乗客と航空会社間の一般的な紛争。そこで国歌を集団で歌って解決しようというのは明らかに不適切であり、民族感情の対立を煽り、トラブルを激化させることになる」との私見を示したことを紹介した。
 そのうえで記事は、「不可抗力で行程が変化するのは誰しも望まないこと。しかし、怒りに任せて極端な行動を取るべきではない。乗客は航空会社が振り替えの手配を不可能としたうえ、速やかにホテルや食事の手配をしなかった点に不満を抱いたようだ。しかし、運航するジェットスターはLCC(格安航空会社)である。LCCのフライトに乗ったことのある人であれば、無料の食事サービスはおろか、毛布の貸し出しさえないこと、不可抗力による欠航の振り替えを行わないことを知っているだろう。これらは全て事前に免責事項として乗客が合意しているものであり、今回のケースも航空会社は契約に基づいて処理をしたに過ぎず、法理上の誹りを受けるいわれはない」と評した。
 そして、「乗客との意思疎通といった点で航空会社側の応対に至らない点があったかもしれない。しかし、警察官と揉み合ったり、負傷者を出したりするというのは、乗客としてすべきことではない。大騒ぎをしたのは一部の中国人客で、航空会社の指示に従った人もいたことをメディアはしっかり伝えるべきではある。しかし、一部の中国人には『大騒ぎすれば満足行く解決が得られ、騒がなければ解決しない』という考え方で凝り固まっている。これには非常に残念な思いとやるせなさを感じる」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1652650?page=1
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太田述正コラム#9617(2018.1.31)
<キリスト教の原罪(その4)>
→非公開