太田述正コラム#9668(2018.2.26)
<皆さんとディスカッション(続x3630)>

<太田>(ツイッターより)

 乳児死亡率。
 高い順:パキスタン、中央アフリカ、アフガニスタン、ソマリア、レソト、南スーダン、象牙海岸…。
 低い順:日本、アイスランド、シンガポール、芬蘭、スロベニア、エストニア、キプロス…。
https://edition.cnn.com/2018/02/20/health/unicef-newborn-deaths-by-country-study/index.html
 前者じゃパキスタン、後者じゃスロベニアとキプロス、がちょっぴり意外。

 中国共産党が憲法の国家主席任期制限の撤廃を提案。
http://www.bbc.com/news/world-asia-china-43188739
 私の予想通り、日本文明継受完成を射程に入れ、中共、天皇制の導入へ。
 後は、習ちゃんが、終身国家主席にとどまるのか、また、後継について、自分の(娘を含む)親族に継がせるのか、堯舜禹的禅譲制を採用するのか、だねえ。

<komuro>

 藤井聡太について、将棋世界の連載記事「神を追いつめた少年」の記事を図書館でコピーしたので画像ファイルでお送りします。
 ついでに図書館においてあった本に、本人へのインタビューがあったのでお送りします。

・単行本 天才棋士降臨・藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃 インタビューより
 …9歳からそこにネット将棋が加わり、三段リーグの途中から将棋ソフトを使うようになりました。…

・連載記事 神を追いつめた少年 第1章 将棋世界2017年8月号
 藤井v.s.澤田戦、幼少時のエピソード

 コメントは掲示板に書き込みます。↓
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 藤井聡太<について>の雑誌記事を図書館でコピーしたので、メールで送りました。
 ネットには書いてない部分もかなりあると思うので、参考にしてください。

⇒ありがとうございます。さっそく読ませていただきました。
 おかげさまで、師匠が、藤井六段が三次元的思考ができるめいたことを言っている意味が、(どうして、そんな分かりにくい表現を使ったかの理由も含め)、プレ将棋ソフト世代たる先輩棋士達共通の「経験」に根差す指し手のクセを踏まえ、そのクセを逆用する、ということだと、私としては、受け止めることができました。
 つまり、彼、相手の頭の中のクセも読んでいる、と見るわけです。
 彼が、ひふみんアイをしばしば敢行しているのは、相手の頭の中のクセについての自分の読みを確認するためだろうってことも・・。(太田)

 本家<(『将棋世界』)>に載った記事なので、情報の信頼性は高いと考えます。
 コピーしなかった部分ですが、彼は苦手な教科に小学校は図工、中学では美術と答えていました。
 この部分は太田さんと同じですね。

⇒私は保健体育中の体育も、それに、算数/数学も苦手でした。聡太に勝利!(太田)

≫藤井六段は、彼が、棋士になりたいと杉本七段の門を叩いた頃までは、まだ、将棋ソフトの棋力がそこまでの水準に達していなかったので、…と、私は見ています。≪(コラム#9666。太田)

 私が遊んだいちばん古い将棋ソフトは「棋太平」で、35年前の8bitマシンFM-7用でした。
 それから「森田将棋」「金沢将棋(極)」「AI将棋」「激指」など10本くらいのソフトで遊んできました。

⇒前出の雑誌記事から、藤井六段の家には、少なくとも物心つく頃までにはパソコンがあったことが分かりましたし、彼が、本格的に将棋ソフトで研究を始めるより前にはネット将棋もやっていたことも分かりました。
 ネット将棋をやりながら、将棋ソフトは使わない、ということはありえないでしょうし、それより前から将棋ソフトとも「遊んでいた」可能性が高いですね。
 私の「読み」は当たっていた、と思いました。(太田)

 2000年を超えた辺りから将棋ソフトの棋力が私を上回るようになって、特に序盤が定跡データベースの充実もあって勝てなくなりました。
 それ以降 ponanza が登場するまでは、2年に1段ずつ強くなっていったという印象です。
 ということで、彼が生まれた頃の将棋ソフトはアマ有段者だと理解してください。

⇒これも、私の記憶通り、ということのようですね。(太田)

≫話は変りますが、状況が似ているはずの日本の囲碁界で、若手が台頭していないのはどうしてなんですかね。将棋ソフトと違って、(誰でも簡単に使うことができるところの、)パソコンに乗る囲碁ソフト、まだ、あんまり強くないのかなあ。≪(同上)

 今から10年前までは、張栩、山下、高尾、羽根、河野といった現在40歳前後のメンバーでタイトルを分け合っていました。
 それが井山裕太が20歳で名人を獲ったあと、次々とタイトルを獲得して今に至ります。
 最近では井山より年少の、伊田、一力が挑戦していますが、まだ井山からタイトルを獲るには至っていません。
 あと若手では芝野虎丸もいて、近いうちにタイトル戦に登場すると見られています。
 囲碁のPCソフトの方ですが、「天頂の囲碁」と「銀星囲碁」が2強です。
 最新版ではどちらも AlphaGo のディープラーニング技術を取り込んでいて、アマでは歯が立たなくなりました。
 私自身は20年以上前から対局囲碁ソフトで遊んでいますが、6,7年前から歯が立たなくなりました。

⇒そういう状況であれば、囲碁でも、藤井六段的なスターが登場してくる可能性はありそうですね。但し、ホンモノのスター(星)同様、死ぬ時に超新星爆発を起こすケースもそうでないケースもあるでしょうが・・。(太田)

<豊丘時竹>(2018.2.21)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20180221

 –韓国の羈縻国化–

 表題は「かんこくのきびこくか」と読むのだと思う。漢和辞典を必死に調べた結果、そう結論した。繋ぎ止めるというような意味だと理解した。属国とはどれほど違うのか私には分からないが、中共に絡めたおられた国だというのだろう。李氏朝鮮に戻ったtいうことか。いずれにしても難しい言葉である。
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52269538.html

⇒「羈縻国」は私の造語であり、コラム#9202を参照してください。(太田)

<豊丘時竹>(2018.2.22)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20180222

 –日米韓連携なんて夢のまた夢–

 アメリカにとっては、中国は今でも同盟国なのだろう。日本が韓国と仲良くしなければならないと強迫観念にとらわれているように、私には見えるのだが、一番日本に悪さを仕掛けているのが韓国ではないだろうか。太田述正コラムを読んでいると中国は真の脅威ではないと思えるのだが、一般には真の脅威だと思われているようだ。
 アメリカ人は臆病だから北朝鮮が原爆を捨てない限り、アメリカは攻撃できない。私はそう考えている。そして北朝鮮の原爆は怖いが、中国の原爆は、同盟国だと信じているから怖くないのである。
 日本人は、原爆で攻撃されたら、それはその時と達観しているから、じつは、怖くないのだと思う。
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52269574.html

<豊丘時竹>(2018.2.24)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20180224

 –ドゥテルテは皇室/日本を愛し、習ちゃん大好き人間–

 韓国と仲良くするというのは、私の考えとはちょっと違うのでコピペしたくないのだが、太田さんの言葉を無視するのもつらいので、トップからコピペした。「中共による南シナ海での軍事プレゼンスの増大」については、中共による侵略の証拠だと私は感じていたが、アメリカに対するものだった、と分かったのはよかった。
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52269633.html

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 ここで大事なこと。↓

 <どうして松陰にそんなに魅力があったのか。↓>
 「高杉晋作「タマラン」、松陰に愚痴・・・
 <どうして江戸で松陰から学んだもの以上のことを教えてくれる人物が見つからなかったのか。↓>
 江戸で入った大橋順蔵の塾に物足りなさを感じ、水戸藩士も語るに足らず、学ぶものが見つからないなどの不満をつづった。
 <長州藩は下関戦争を起こすのだから、そして、それに「敗北」するも、明治維新がなったのだから、高杉は「正しかった」ということ。↓>
 また、米国と日米修好通商条約を結んだ幕府を批判する立場から「天皇から交易禁止の勅命がおりて、米国が承知しない場合は戦争に及んでもよい」と持論を述べたものの、久坂玄瑞や桂小五郎には受け入れてもらえなかったことも書いた。・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASL283HRGL28TZNB00D.html?iref=comtop_8_07

 やっぱ、米国本土まで有効射程に収めない核戦力を北朝鮮に保持させるラインでの手打ちが近そう。↓

 「・・・北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が米朝対話に「十分な用意がある」と意欲を示したことについて「非核化の道に向けた最初のステップになるのかどうかを見極める」との声明を発表した。「いかなる対話も非核化につながらなくてはいけない」と強調し、対話は非核化が前提との立場を改めて示した。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27384300W8A220C1MM0000/?nf=1

 とにかく、米国内でも対北朝鮮はこんな、ビビリ・ムード。↓

 An attack on North Korea would be massive – and massively stupid・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/global-opinions/an-attack-on-north-korea-would-be-massive–and-massively-stupid/2018/02/25/4830251e-18dd-11e8-8b08-027a6ccb38eb_story.html?hpid=hp_no-name_opinion-card-f%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.04ed86be22f2

 金の数もメダル総数も韓国がアジア一。
 素直に敬意を!↓

 Korea Brings Home Best-Ever Winter Olympics Haul with 17 Medals・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2018/02/26/2018022601136.html

 銃規制が先か米国が滅びるのが先か。↓

 「銃乱射–銃規制強化に賛成7割・・・「過去最高」・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180226/k00/00e/030/137000c
 <NRAとの関係を解消する米企業群出現中。↓>
 These are the companies that have cut ties with the NRA・・・
http://www.latimes.com/nation/nationnow/la-na-nra-companies-boycott-20180224-htmlstory.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 なんやこれ。口あんぐり。↓>
 「春節の悩みは「結婚の催促」? それに対応する日本の独身男女の手法とは・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0226/c94689-9430004.html
 <これもや。↓>
 「春節の消費に変化 日本人より現地に詳しい中国人観光客・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0226/c94476-9430002.html
 <これもそれに近い。↓>
 「激萌え!かわいらしいエゾモモンガ、札幌で撮影・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0226/c94689-9430011.html
 <これもやねん。↓> 
 「中国、春節が海外旅行のオンシーズンに 日本における飲食系の消費急増・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0224/c94476-9429728.html
 <日本へ行けキャンペーンの一環ではないだけで、これもやねんねん。↓>
 「日本の超薄型ディスプレイ、心電波形をリアルタイムで表示・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0226/c94689-9430009.html
 <ここからはサーチナより。
 まだまだ全然少な過ぎる、と死に物狂いの日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・訪日中国人を人口比から分析する記事を掲載した。日本政府観光局によると、2017年の訪日外国人数は前年比19.3%増の2869万人で、統計開始の1964年以来最多を記録したが、訪日外国人の主な国籍は中国や韓国だったという。
 具体的に国や地域を見てみると、中国人が最も多く736万人、次いで韓国の714万人、台湾の456万人、香港の223万人と続いた。しかし、韓国は2位であるものの、人口比ではずっと高い割合になると記事は分析。5000万人あまりの人口の韓国から、714万人が訪日したということは、「100人当たり14~15人」が日本を訪れたと、その割合の大きさを伝えた。
 同様に、3位の台湾は2300万人の人口のうち456万人が訪日しており「100人当たり19人」、香港に至っては730万人強の人口に対して223万人であり「100人当たり31人」にもなる。筆者はこの「恐ろしい数字」に驚き、何度も数字を見直してしまったほどだとしている。
 一方の中国はどうだろうか。中国の最新の人口調査をもとに、13億8300万人で計算すると、日本に行った中国人はわずか0.53%という数字になると記事は指摘。つまり100人に1人もいないということになる。
 しかし記事は、別の観点からいえば、日本の観光業にとってはチャンスだと分析。訪日旅行市場は「発展の余地が大きい」ということだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1654096?page=1
 <マニアックなのか、目の付け所がいいのか、これぞ、日本へ行けキャンペーン。↓>
 「中国人が見た日本の渋谷・・・ただ人と車の流れを見ているだけでもオモシロイ!・・・」
http://news.searchina.net/id/1654104?page=1
 <以上がポジだとすれば、これはネガ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「どうして日本人は中国旅行にあまり来ないのか」と問いかけ、日本のネットユーザーの声から分析する記事を掲載した。
 記事は、日本人が中国旅行へ行きたがらない理由として日本のネット上では「食べ物がまずい、空気が汚い、治安が悪い、民度が低い、自由がない」といった声があると紹介。記事は、食べ物と衛生問題は認めるが、民度に関して言われることだけは我慢がならないと中国人筆者自身の感想を伝えた。傷つくし、腹も立つのだという。
 記事は中国人筆者の個人的な意見として、こうした理由のほかに、日本人自身にも原因があると分析。そもそもの理由は「海外旅行に行きたいと思う日本人が減っている」ためではないかとしている。「オタク」という言葉の発祥地が日本であることから分かるように、日本には引きこもり多く、中国人のように海外に出かけないのだろうと推測した。
 しかし、中国人が日本に行く理由は非常に多く、ショッピング、食、景色のどれをとっても世界でも他に代わる所がないほどだと絶賛。日本の製品は質が高く、街には趣があり、サービスの質も高いので「神様になった感覚を体験」できるほどだ、と中国人が日本に行きたがるのも当然だと分析。最後に、中国人は民度のことを言われると傷つくものの、恥を知ってこそ前に進めるのであって、中国人は日本に追いつけるよう努力し続けるべきだと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1654134?page=1
 <SUVを取り上げた、これぞ日本車買えキャンペーン。↓>
 「世界の低燃費SUVトップ10、ほとんどが日本車! 非日系は2つのみ、しかも下位・・・」
http://news.searchina.net/id/1654101?page=1
 <日本車買えキャンペーンで今度はいすずの宣伝。↓>
 「・・・中国で高い評価を得ているのがいすゞ自動車の中国合弁会社である慶鈴汽車のトラックだ。
 ・・・今日頭条は・・・中国国内で慶鈴汽車のトラックの評判がとても良いと伝え、個人経営の配達業者から大規模な物流企業に至るまで、効率が高い物流を実現し、それでいて耐久性と燃費性能を兼ね備えたいすゞのトラックは「なくてはならない存在」であると称賛する記事を掲載した。
 記事が紹介しているのは、いすゞの中型トラックだ。複数の写真とともにトラックの性能を称賛しているが、そのなかでも特に高く評価しているのは運転手への配慮とその配慮を通じた安全性の実現だ。広々とした運転席と大きなフロントガラスによる視界の広さなど、長時間でも安全に運転しやすい設計となっていることを指摘した。
 中国では近年、日系メーカーの乗用車の販売が好調だが、トラックのような貨物自動車の分野でも高く評価されていることが見て取れた。一方、記事には中国で物流に携わっていると見られるユーザーから多くのコメントが寄せられていて、「いすゞのトラックは良い車だが、もう少し馬力があるとなお良い」、「中国メーカーのトラックより高額すぎて、小規模な業者には手が出ない」といった意見も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1654093
 <日本車買えキャンペーンでミエミエのキャプション。↓>
 「中国で売れる日系車、日本で売れない中国車、そこから見えてくるもの・・・」
http://news.searchina.net/id/1654097?page=1
 <ありま、日本の農産品だけじゃなく、木材も輸出品目に?↓>
 「・・・今日頭条は・・・「木材の購入において日本と中国の関係が逆転するようになった」と主張する記事を掲載した。
 箸を使って食事をするのは中国の文化であり、古くは商朝の時代には使用されていたと主張し、使われる材料は「竹、木、骨、陶器」と様々だが、これまで箸を作るために多くの木材が伐採されてきたことも事実であるとした。
 記事は東アジアの国々は基本的に箸を使って食事をするが、日本は中国と比べ「麺類を好んで食べるゆえに箸の需要も非常に高い」とし、その為に中国から大量の木材を輸入してきたと主張した。
 日本人からすると、中国人も麺を食べているし、人口から言うと中国人が使う箸によって伐採される木材の方が多いように思うだろうが、中国で使われる箸の多くは竹で作られている。使い捨てにされる割りばしや爪楊枝も竹で作られているゆえ、中国人にとって「多くの森林が伐採されているのは日本人が箸を作るために輸出されているから」というのはしっくりくる理由に感じるようだ。
 木材の輸出で財を成した中国人もいるのだが、近年深刻な環境悪化を見た中国政府は木材の輸出を制限し、こうした処置は徐々に効果が現れているとした。しかし中国でも大量の箸が消費されており、竹以外に木材も必要としている。では中国は自国の森林を保護しつつ、どこから大量の木材を購入しているのかというと、「日本から木材を買い付けるようになった」と指摘。実際に日本の木材輸出量は近年に急増しているのだと紹介した。

http://news.searchina.net/id/1654094?page=1
 <時々取り上げられる話題。↓>
 「世界の漢方大国は日本だった! 中国は漢方起源なのに中国人が日本で爆買い・・・」
http://news.searchina.net/id/1654127?page=1
 <「客観」記事。↓>
 「中国同様晩婚化、非婚化が進む悩む日本では、こんなお見合いが行われている!・・・」
http://news.searchina.net/id/1654100?page=1
 <出来悪「客観」記事。↓>
 「どうして日本の家庭には防犯扉がないのだろうか」と疑問を提起。理由について、日本では防犯設備のニーズを満たす製品として最もよく見られるのが赤外線の防犯設備であり、赤外線システムが玄関のドアや窓などに設置されていると説明し、「このため中国のように大きくて分厚い防犯ドアを日本で見かけることは少ないのである」としている。
 記事はさらに、集合住宅を中心とした日本の家屋の玄関ドアには頑丈な防犯扉がついていないだけでなく、扉の真ん中あたりに「口」までついていると指摘。「これは郵便物を投入するためのもの。例えば、水道・電気・ガス・電話などの料金通知といった郵便物がここから屋内に向けて投入されるのである」と説明した。
 赤外線システムの普及という以前に、泥棒に入られるリスクが元々中国よりも低いという点については説明がされていない。その代わりに記事は、日本では窃盗犯罪に対するペナルティが非常に重いと伝えており、その一例として、以前日本でお賽銭から10円玉1枚を盗んで逮捕された男が懲役1年の実刑判決を受けたことを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1654115?page=1
 <ここからは今日頭条記事以外の引用。
 定番。↓>
 「やっぱり信頼できるもの! 中国人が日本で健康診断を受けたがる理由・・・中国サイトの知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1654095
 <日本に学べキャンペーンの一環。↓>
 「日本の交通ルールはこんなに細かい「日本で禁止されていることが普通に行われている中国」・・・中国メディアの斉魯壱点・・・」
http://news.searchina.net/id/1654136?page=1
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太田述正コラム#9669(2018.2.26)
<眞壁仁『徳川後期の学問と政治』を読む(その11)>

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