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日本属国論

588 komuro 2017/02/22(水) 23:57:25 ID:R7zJUjFC
≫ 升田/谷川・・と一括りにしちゃいけないんでしょうが・・と大山の将棋の違いを極端に単純化すれば、前者が常に最善手を指し続けることを目指す達人であるのに対し、後者は相手に悪手を指させて勝負に勝つことを目指す達人であるところにある、と私は考えています。
 で、私は、前者の棋風が好きだ、と申し上げているわけです。≪(コラム#8930。太田)

太田さんと私では、谷川将棋の見方がかなり違うのでしょうね。大山将棋については同意です。

最善手を追い求める棋士はたくさんいると思いますが、トッププロ棋士をも魅了する将棋を指せるのはごく少数です。
その代表格が谷川将棋だと、私は考えています。
複数の勝ち筋がある局面で(最善手かどうかはともかく)より鮮やかな手順を選ぶのが谷川将棋だと考えます。
そんな将棋に魅了された人なら差し手や内容にこだわるものですが、太田コラムからそのこだわりを感じたことがありません。
お得意のピアノへのこだわりが、将棋からは感じられないのです。そこが私の感じる違和感だと思います。
だからと言って、太田さんが谷川将棋を評価することを否定するつもりはありません。

さて話は変わって電脳将棋についてです。
もし私が強い将棋ソフトを作るとしたら、複数の勝ち筋がある局面でより負けにくい手を選ぶようにプログラムします。
そこには他人からどう見えるか、といった要素を入れません。そんなものを入れると弱くなる可能性があるからです。
というように昨今の電脳将棋が作られているとすれば、人を魅了するような差し手が出てくるのは大分先の話だと思います。

例えば、先日のNHK杯で久保九段が橋本八段に逆転負けを食らった将棋がありました。
NHK杯のように持ち時間が限られた将棋だと、久保のように強い棋士でも間違うものだな、と感じました。
これが電脳将棋ならあの逆転は無かっただろうと。
でもその人間ならではの「未熟さ」があっても、人を魅了する何かがある限り、私はNHK杯を見るのを止めません。
そこが電脳将棋と違う点だと考えています。

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