タイトル | : Re^8: 仕方ないなぁ…… |
投稿日 | : 2007/06/11(Mon) 20:21 |
投稿者 | : 通りすがりの逸般人 |
ここまで典型的な例は初めて見たなぁ……
> 何が「悪魔の証明」ですか。
> (そもそも、あなたの使っているような意味では、日本でしか、しかもそのほんの一部でしか、使われていない言葉は好みませんが、)英陸軍のガゼルにかつて装着されていたロケットポッドのメーカーを英国防省に問い合わせた上で、今度はそのメーカーに、そのロケットポッドの弾として、1999〜2000年当時、何が使えたかを聞き、更に、その弾の全メーカーに弾の装甲貫徹力を聞いた上で、当時の世界各国で就役していたMBTの種類によっては、その装甲を貫徹できる弾があったかどうかを確認すれば済むことでしょう。
> これだけ、多数が同じことを私に繰り返し書いて寄越す熱意とヒマがあれば、十分上記のことくらいはできると私が太鼓判を押します。
> 英文でしたためるのがちょっとホネかもしれないけど、頑張ってね。
いいえ、出来ません。何故なら今回私が否定しなければならないのは、太田氏の
> ロケット弾ポッドを装着した汎用ヘリの乗員が、有事において、戦車の装甲を打ち抜ける徹甲弾も携行していた場合、戦車を攻撃しない、とは考えられないと私は思います
> より直截的に申し上げれば、そうしたとしても、それが自殺的攻撃であるとは到底言えない、と思うのです。
> 英陸軍が、例えばフォークランド戦争の際、戦車の装甲を打ち抜ける徹甲弾をガゼルに携行させていた可能性はある、と思うのです。
という、(「思います」「思うのです」で結ばれている)太田氏個人の「感想」だからです。感想に対してはどんな事実も無力です。だから私は、太田氏の「感想」には絶対に反論できません。
繰り返します。(少なくとも通常の汎用ヘリや対戦車ヘリが運用可能な)ロケット弾ポッドに搭載可能なロケット兵器では、現用の戦車の装甲をその運動エネルギーを用いて貫通することは不可能です。これは(LOSATのサイズからも明らかな)物理的・技術的要因から来る制限であり、その制限を克服したという情報が無い限り事実です。
これは、対戦車戦闘に関する技術的知識を少しでも学んでいる人間ならば常識として知っていることです。否定しているのは(少なくともこの掲示板に書き込む人間に限っては)太田氏だけです。
この事実を否定するのなら、否定する太田氏がその論拠を明らかにすべきです。私はそれを指して「悪魔の証明を要求している」と指摘しています。