タイトル | : Re^4: 戦闘機論争 |
投稿日 | : 2007/06/13(Wed) 16:23 |
投稿者 | : 太田 述正 |
> 98年度末の時点で、41機のF-15DJがいたわけですが、
> (典拠:自衛隊装備年鑑1999)
> 10機は数えたということは、残りの30機はどこいっちゃんだんでしょうね?
>
> 同様に、F-4EJ/EJ改があわせて105機、F-1が52機居る事になってますが、これも差分はどうしたのだろう?
以下は一般論です。
どこの国でも、現有機数等の現有勢力、特に部隊別(例えば aggressor squadron)の現有勢力の公表は避けようとするのに対し、ミリバラはある時点での、特定の国の現有勢力全体、あるいはその国の特定の部隊における現有勢力を推定して記述することから、ミリバラの数値は、当該国の消息通の「常識」とほぼ一致する場合もあれば、ずれる場合もありえます。
ほとんど何も公表しない国すらあるのです。
また、各国が公表する数値はしばしば契約ベースの数値である点にも注意が必要です。
このほか、保管(モスボール)されている装備の取り扱いや、戦闘用航空機と見るかどうか等でミリバラと当該国の判断が食い違うことはザラです。