太田述正コラム#15261(2025.10.20)
<皆さんとディスカッション(続x6411)/映画評論461:テルマ&ルイーズ>
<GfUeGwUQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
≫その「静的サイト」ってのを拝見させてもらったけど、コラムそのものとどこがどう違うのかイマイチよく分からなかった。≪(コラム#15259。太田)
ご覧いただきありがとうございます。
内容はコラムそのものとほぼ変わりません。
違いは、見た目や、細かい使い勝手です。
・画面左のメニューや右の目次から見出しにジャンプできる
・検索窓でキーワードを入力した際、リアルタイムにコラムの当該箇所が表示される
また、昨日作成したサイトは、コラムに、Markdown
https://ja.wikipedia.org/wiki/Markdown
による構造化を施したものになります。
この構造化の有無が、AIの読み取り精度に関係する、そうです。
(技術的な詳細や、そのMarkdown化が精度にどの程度貢献するのかまでは、分かりません)
以下はGemini 2.5 Flashの回答です。
Q. Webサイトの(10万字以上の、比較的分量のある)テキストが、Markdownで構造化されているのといないのとでは、AIの読み取り精度に影響しますか?
A. はい、AIの読み取り精度に影響を与える可能性は高いです。
特に10万字以上の比較的大量のテキストの場合、Markdownによる構造化はAIがテキストの階層構造や重要なポイントを理解する上で非常に有利に働きます。(以下省略)
≫それはともかく、多分、あなたも有料読者じゃないんだろうから、PLBxBjmUクンへのお答えと概ね同じお答えになるな。≪(同上)
無料読者でした(先ほど有料読者の申込をしました)。
⇒当分の間、名誉有料読者とし、入金は、私個人宛のカンパ扱いにさせていただきます。
例外的に、バックナンバーへ、直ちにアクセスできるようにします。
但し、今月の現時点までのバックナンバーは、来月初日の改訂バックナンバー
でご覧ください。(太田)
ScnsYGZUさん(コラム#15261)、ありがとうございます。
サイトの作成にあたっては、技術的な調査をしつつ、そもそも何目的で作るのかの整理からになると思っています。
(私自身、まだまとまっていません……)
あと数年、AIがもっと進化するのを待っているのが、もしかしたら正解なのかもしれませんね。
<JMegSqW2>(同上)
難しすぎるんだわ 太田さんの思考は
だれか、簡単にわかるサイト作ってください!
⇒人間主義でもって、基本的に日本史も含め、全人類史を説明しちゃおうってんだから、むしろ私の「思考」は易しいんだけどねえ。
ただ、日本が先の大戦に勝利した、とか、戦後日本は米国の属国であり続けてきた、といった私の指摘に拒否反応から判断停止しちまうんじゃなく、私が戦争の勝敗や独立国/属国の定義としていることを踏まえつつ、その当否を判断する、といった冷静な姿勢、というか、感受性、といったものが、太田コラム読者には最低限求められる。
もとより、私の議論は典拠が山盛りで読むのが面倒だ、といった気持ちは理解できるけど・・。(太田)
<6er7piRA>(同上)
李在明の謎の側近キム・ヒョンジ
https://www.youtube.com/watch?v=xAlbti9gx-k&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=AuDIyl5xWXA&t=1s
キムは李の愛人にして金庫番か?
どっちにしろ、今の与党が野党に転落したら、2人ともムショ送りは確定コース。
⇒韓国の政府風土もあるが、機能してる民主主義の悲喜劇ってやつだ。
議院内閣制にする議論が進まないねえ。(太田)
<US>
≫それにしても、首都が、トリーアからミラノに移り、ローマに戻らなかった理由が気になります。≪(コラム#15260(未公開)。太田)
ローマは、当時の国際情勢を考えると行政上の首都としては遠すぎるし、防衛上の拠点としても無防備で、軍隊のトップたる皇帝のいる首都としては全く機能しない都市だったからではないでしょうか?
私は世界史を勉強したことがなく、塩野さんのローマ人の物語と統一教会で聞かされた話ぐらいしか知らないので、もしかしたら問題提起の前提も方向も間違っているかもしれませんが、ローマに戻らないのは当たり前じゃんと思ってしまったのでメールしました。
<太田>
元老院は、一貫してローマに留まっていた筈であるところ、そのことと、皇帝の所在地はそうでなかったこと、の両方を説明するためには、ローマの衰凋と荒廃がどの程度のものだったか、また、その原因は何であったのかを知りたい、ということです。
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
<ネタニヤフ、ウハウハ。↓>
Scramble to shore up ceasefire as Israel hits Gaza with deadly raids–IDF says attack followed Hamas forces killing two soldiers, but both sides say they are committed to ceasefire・・・
https://www.theguardian.com/world/2025/oct/19/israel-identifies-body-of-11th-hostage-from-gaza-amid-ceasefire-tensions
<なんてたって、ワシントンポスト・サマがお墨付き。↓>
The Gaza ceasefire is cracking. Hamas is to blame.–Terrorist brutality risks igniting a Palestinian civil war.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2025/10/19/hamas-gaza-ceasefire-collapse-violence-terrorism/
妄想瘋癲老人米国。↓
<そんなごリッパな代物じゃねーさ。↓>
「・・・共通のキーワード、というより鍵概念となっているのは「共通善(コモングッド)」である。 トランプ(サンダース)現象とは、これまでのアメリカ政治の失敗と限界を示した事態である。失敗した政治の根底にあった思想は建国以来のリベラリズムであり、トランプ時代の共和党保守側に立つ新思潮はほぼ共通して、そのリベラリズムが限界に達したと見ている。リベラリズムは、市場経済を軸として個人に自由と平等の機会をもたらそうとする「古典的リベラリズム」と、政府の規制の力で社会・経済的平等を保障し自立した個人をつくろうとする「革新的リベラリズム」に分かれて、アメリカ政治の左右を形成してきた。建国期以来の前者が大恐慌の1930年代に大きく破綻し、後者が「ニューディール・リベラリズム」(民主党主導)の形をとってそれを修正した。だが、その修正リベラリズムが70年代に行き詰まると、古典的リベラリズムが「レーガニズム」(共和党主導)となって再興し、民主党新世代(クリントン、オバマらニューデモクラッツ)も巻き込んで、40年近く続いた。そしてそれも破綻した現在、建国以来のリベラリズムは修正派も含めて四面楚歌となった。右派の新思潮は、20世紀以降のアメリカをそのようにとらえ、「リベラリズム後」を考えている。それがポストリベラルの考え方である。その基層の上に立って、どのようなアイデアや政策でアメリカを立て直すか、方法論での議論が改革保守やパレオコン、テックライト……など多彩な思潮を勢いづけている、と見るのが妥当である。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad7d370d7833a0a848b6ead4967c1c742a9a3bf9
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
一応、話題になっててよかったね。↓
Would Japan’s First Female Prime Minister Advance Women’s Rights?–Sanae Takaichi is poised to break Japan’s political glass ceiling. But some worry she will maintain policies that have held women back.・・・
https://www.nytimes.com/2025/10/19/world/asia/japan-women-prime-minister.html
アカン、疲れが出たのか、ミスタッチが多過ぎるし、オケと張り合うだけの切れ味のあるしっかりした、良い音、を響かすことにも成功していない。(そもそも、彼女、スタンウエイのピアノとの相性が良くないのかもしれないな。)↓
MIYU SHINDO – third round (19th Chopin Competition, Warsaw)・・・
https://www.youtube.com/watch?v=TKoNyNP2__A&pp=ygUM6YGg6Jek5a6f5YSq
https://www.tokyo-np.co.jp/article/443636?rct=culture
<この人もミスタッチに触れてはいたが、恐らくは意図的に甘い評をしている。↓>
「進藤実優さんを聴いて【ファイナル5人目/ショパンコンクール2025】・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=N3oOXVblcu4
昨日、収録し忘れ。↓
Ohtani rewrites history to send Dodgers to World Series・・・
https://www.bbc.com/sport/baseball/articles/cy40p88wzelo
日・文カルト問題。↓
<ゲップ。↓>
「日本はノーベル賞連発、韓国は候補すらなし…求められる「創造的研究支援するR&D改革」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd12bb097387fa1861078fc718837f4aac5e4666
<片面的日韓交流人士モノ。↓>
「MLB:漫画でもあり得ない…大谷、6回10K無失点&3本塁打でシリーズMVP–大谷、先発登板で6イニング10奪三振・無失点–打者としては3本塁打のパワー…シリーズMVP・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/20/2025102080006.html
「【写真】ワールドシリーズ進出を確定して喜ぶ大谷とドジャースの選手たち・・・」https://japanese.joins.com/JArticle/339979
<日韓交流人士モノ?↓>
「「日本国籍」デマに巻き込まれた韓国女性歌手アン・イェウン、幼少期の韓服写真などを公開し釈明・・・」
<???↓>
「韓国史講師出身のユーチューバー、日本で単独デモ…「李在明政権が親中化しつつある」主張
https://japanese.joins.com/JArticle/339980
「【写真】新宿の街頭で「李在明=ヒトラー」と書かれたプラカードを手にするチョン・ハンギル氏・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/339981
「【写真】「日本国籍」デマに巻き込まれたアン・イェウンが韓国人だとして掲載した幼少期の写真・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/339978
<ご愁傷様。↓>
「日豪のイージス艦に「共同交戦能力」搭載認める米国、韓国には拒否・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/20/2025102080033.html
<ゲップ。↓>
「韓国で映画「チェンソーマン」が週末興行1位 日本の3作品が上位圏に・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251020000800882?section=entertainment-sports/index
<・・・。↓>
「韓国政府の佐渡金山追悼式 来月下旬開催の見通し=駐日大使・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251019000100882?section=politics/index
<知ーらない。↓>
「昨年の訪韓観光客数は日本の半分以下「追いつけない」=韓国ネット「K-○○人気は虚像」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b962283-s39-c30-d0195.html
確かに・・。↓
「・・・人類史における第三の大移動が、まさに始まろうとしている。気候の厳しさが増すなか、アフリカからユーラシアへと、多くの人々が北を目指して移動してくるだろう。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/252116943c597b46446169dad540b131215d79bf
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<サッカーは諦めて野球にしなさい。↓>
「大谷翔平の異次元の活躍に中国ファン驚嘆=「マジで神」「野球が一人で勝てるスポーツだったとは…」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b962385-s25-c50-d0052.html
<太田>
–Thunderbird–
昨日、ASUSパソコンでJ:COMの6アカウントの設定を試みたところ、うち3つの設定ができなかった。
HP旧パソコンといい、一体、これは何なんだと憮然とした思いでいたところ、本日、X299パソコンでThunderbirdを開いたら、J:COMアカウントの部分が全部消えていた!
やっぱ、フリーソフトじゃ、そろそろ限界なのかしら、と、げんなりしている。
–映画評論461:テルマ&ルイーズ–
今回の「『テルマ&ルイーズ』(Thelma & Louise)は、1991年に公開された<米>映画<で、>監督はリドリー・スコット、脚本はカーリー・クーリ、主演はスーザン・サランドンとジーナ・デイヴィス<であり、>・・・ブラッド・ピットの出世作としても知られる」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%9E%26%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%BA
というものであり、かねてよりタイトルは知っていたところ、名画だと言える。
クーリ(Callie Khouri。1957年~)は、レバノン系ユダヤ人の子孫たる米国の女性脚本家、制作者、監督で、パデュー大学(演劇)卒。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AA
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太田述正コラム#15262(2025.10.20)
<清水廣一郎『中世イタリアの都市と商人』を読む(その4)>
→非公開