太田述正コラム#15543(2026.3.11)
<皆さんとディスカッション(続x6532)/映画評論603:バッド・バディ! 私と彼の暗殺デート>
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<んなもん、岸カルト「タカ」派お定まりのマッチポンプのマッチだよ。↓>
「・・・高市首相は2012年自民党憲法全面改正草案の起草委員には名を連ねていないが、雑誌『諸君!』2005年6月号の「わが九条「改正」試案」という特集への自身の寄稿において、日本の自衛のための「国防軍」の保有と武力行使を明認する「九条改正私案」を公表している(同誌同号203〜204頁)。これは現在の自民党が掲げる「9条改正モドキ案」とは異なり、2012年の自民党憲法全面改正草案中の9条改正案に近い立場である。・・・
この2005年寄稿は、20年以上前のものであり、現在でも同じ立場を彼女が保持しているか否かは不明である。保持していたとしても、上記寄稿は「私案」――しかも選挙に敗れ議員失職していた時期の「私案」――にすぎず、首相・自民党総裁として自らがいま公的にとる立場とは違うと主張する可能性はある。しかし、立場が変わったのなら「変わった」、変わってないのなら「変わってない」と、はっきり、選挙中にそう言うべきであり、9条改正という日本の安全保障に関わる緊要な問題について現在の自己の立場を曖昧にしたままにして逃げるのは、政治家として卑劣である。・・・
<そりゃ、こんな犬の遠吠え的論考でお茶を濁す、戦後日本の公法学者の脳死的怠慢さにも大いに責任あるで。↓>
法の支配が力の支配によって掘り崩されつつある現在の国際社会において、日本が文明社会の価値と自国の安全を保持するためには、いまや「ならず者超大国(a Rogue Superpower)」となりはてている米国の軍事的属国から脱却する主体的な安全保障体制の確立と、立憲民主主義体制の再確立という二つの要請が結合されなければならない。それにも拘らず、両者を統合する視点が、日本政治においては、右にも左にも、そして「中道改革連合」のごとき「中道」を標榜する勢力にも欠落している。・・・
<こんな風に八つ当たりせざるを得ないのは、真の敵が見えてない己の不勉強が故だぞ。↓>
一層深刻な問題は、今の野党勢力は、自民党に代わって政権を担当する能力があると国民に信頼されてはおらず、自民党政権が党首の看板を変えるだけの「擬似政権交代」で「失われた三十年」の責任もとらず今後も延命し続け、日本は抜本的な自己改革ができないまま、国際社会の激流の中で方向を見失い、衰弱を続ける恐れが強いことである。それに代わる未来を切り開く責任は、政治家ではなく、国民にある。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2990c49ac608e28b56007e61e99df82d2d0a4897
<習ちゃんには気の毒だが、「ほぼ」ノー、に決まってんだろ。
本論考の根本的問題点は2つ。
岸カルト(自民党マッチポンプ戦略)批判がないこと、と、昭和天皇家批判がないこと!↓>
「・・・根本問題は、本当に高市政権は9条問題と本格的に向き合い、それを抜本的に解決する意志と展望を有しているのか、という点である。・・・」
https://president.jp/articles/-/110142?cx_referrertype=yahoo&yhref=20260311-00110148-president-pol
ウクライナ問題/ガザ戦争。↓
<焦りまくるトラ。↓>
「トランプ氏がイランが機雷敷設なら「前例のない軍事的措置」と警告 敷設艦など16隻排除・・・」
https://www.sankei.com/article/20260311-QTDGEQBMVFIJPN53PTMP4FSU34/
「トランプ大統領「イランとの戦争は短期間の小旅行、まもなく終結する」・・・」
https://www.donga.com/jp/article/all/20260311/6134089/1
<もっと焦りまくるトラの子分達。↓>
「米<エネルギー>長官「タンカー護衛に成功」投稿を直後に削除・・・」
https://www.sankei.com/article/20260311-QCAV7Q7VLJNCRKG2P4Q3JPS7ZE/
Most Republicans Oppose Trump Sending Troops Into Iran—Poll・・・
https://www.newsweek.com/most-republicans-oppose-trump-sending-troops-into-iranpoll-11652008
Here’s How Badly Oil Prices Could Hurt Republicans in the Midterms・・・
the math is pretty clear: there is a correlation between the cost of oil and losses endured by the party running the White House. The pattern can be seen going back half a century.
In the last three midterms in which the price of oil was, adjusted for inflation, hovering around or above $100 a barrel at this point in the cycle, the party in the White House lost 29 House seats on average・・・
https://time.com/article/2026/03/10/ioil-prices-iran-republicans-lose-house-hakeem-jeffries/
「ホワイトハウス「対イラン軍事作戦、大統領が目標完全達成と判断すれば終了」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/345936
<さっさとこれやって、軍事作戦終了宣言をしろい。↓>
US weighs sending forces into Iran to secure nuclear stockpile, reports say–Tehran has enough material to make at least 10 nuclear warheads but extracting it would be very risky, say experts・・・
https://www.theguardian.com/world/2026/mar/10/us-weighs-sending-forces-into-iran-to-secure-nuclear-stockpile-reports-say
<弱者の恐喝。↓>
「イラン安保トップ「トランプ氏、排除されないよう身辺に気を付けろ」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/345938
「イラン「戦争の終結を決めるのは我々…石油1リットルも輸出させない」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/345945
<体制変革は武装組織が割れない限り不可能。↓>
Middle East crisis live: Iran warns against protests, saying police have their ‘finger on the trigger’–Iran’s police chief says protesters will be treated as ‘enemies’ and that security forces remain stationed in the streets・・・
https://www.theguardian.com/world/live/2026/mar/10/iran-war-live-updates-iranian-supreme-leader-mojtaba-khamenei-middle-east-tehran-oil-prices-latest-news
<急に元気になったところの、モンゴルの軛症候群重篤患者ボス。そんなプーチンでさえ新最高指導者とは話をさせてもらえないのね。↓>
「ロシアのプーチン大統領がイランのペゼシュキアン大統領と一連の攻撃開始以降2度目の電話会談をし、アメリカ側との本格的な仲介に乗り出したのではとの見方が出ています。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3%E6%B0%8F-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%A8%E5%86%8D%E3%81%B3%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E4%BC%9A%E8%AB%87/ar-AA1XWDvc?ocid=hpmsn&cvid=69b0e07a464c4a538d5f85a3b748bd8f&ei=10&cvpid=69b0e0849e194dd3be16ab4ec70dd3f0
妄想瘋癲老人米国。↓
<イグ・ノーブルなトラ。↓>
「イグ・ノーベル賞、授賞式は米国から欧州に 「渡米、安全ではない」・・・」
https://digital.asahi.com/articles/ASV3B6QH1V3BUHBI020M.html?iref=comtop_7_05
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
日・文カルト問題。↓
<満洲に昔から朝鮮族はいたんだし、ハングルは冊封国当時の産物なんだから、習ちゃんが正しいで。↓>
「WBCで日本の応援に怒りを示した韓国教授、今度は中国博物館を批判 ハングルを自国の文字扱いした?・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/wbc%E3%81%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%BF%9C%E6%8F%B4%E3%81%AB%E6%80%92%E3%82%8A%E3%82%92%E7%A4%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E9%9F%93%E5%9B%BD%E6%95%99%E6%8E%88-%E4%BB%8A%E5%BA%A6%E3%81%AF%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8%E3%82%92%E6%89%B9%E5%88%A4-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%92%E8%87%AA%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%96%87%E5%AD%97%E6%89%B1%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%9F/ar-AA1XSEeF?ocid=hpmsn&cvid=37400561d4484a39de111d321ee63c50&ei=11
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<このご時世に、ご愛顧に深謝。↓>
「・・・中国のポータルサイト・捜狐に「『葬送のフリーレン』の超硬いパンがネットミームの新たな主役に」とする記事が掲載された。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b972223-s25-c30-d0201.html
--映画評論603:バッド・バディ! 私と彼の暗殺デート--
今回の「『バッド・バディ! 私と彼の暗殺デート』(・・・Mr. Right)は、2015年・・・の<米恋愛・アクション・コメディ>映画<で、主演は>・・・サム・ロックウェル<(コラム#13932)、助演は>アナ・ケンドリック」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%87%E3%82%A3!_%E7%A7%81%E3%81%A8%E5%BD%BC%E3%81%AE%E6%9A%97%E6%AE%BA%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%88
だが愚作。
ロックウェル(Sam Rockwel。1968年~)は、無学の米男優・声優
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB
ケンドリック(Anna Kendrick。1985年~)は、無学の米女優・歌手・制作者だ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Anna_Kendrick
2人ともキャラが立っている。
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太田述正コラム#15544(2025.3.11)
<渡辺京二『私の幕末維新史』を読む(その15)>
→非公開