太田述正コラム#9515(2017.12.11)
<2017.12.9東京オフ会次第(続々)>(2018.3.27公開)

5 「講演」の時のパソコン

 前回のオフ会の「講演」の時、初めてパソコン2台体制をとりました。
 1台はTVモニターにHDMI接続して画像を出力するため、もう1台は「講演」原稿を自分が見るためのものです。
 その時は、前者用には(HDMIポートがある)富士通新パソコンを使い、原稿は(HDMIポートがない)NECパソコンのメモ帳を使ったのですが、今回も、「講演」開始直前まではそうするつもりで、同じパソコン2台をセットしたものの、(毎回、彼が何部か用意してくれる、)「講演」原稿のプリントアウトをKTさんからもらって、これを見ながら話をする方式に切り替えました。
 いずれにせよ、せっかく、K.Kさんに、OfficeなしにOfficeファイルを読む方法を教えてもらっていたけれど、今回、それを用いることにはならなかったわけです。
 でも、次回からは、富士通新パソコンがTDKさんに提供されて手元を離れているはずなので、1階から(HDMIポートがある)富士通旧パソコンを持ってくるつもりですが、これに、(今回の「講演」の場合は、wordファイルに画像をコピペしたものを使いましたが、)画像取り扱い可能化措置を施す必要があります。
 PDFファイル用にはAdobe Readerをインストールするとして、wordファイルのほか、パワーポイント・ファイルも使えるようにするには、今回K.Kさんが教えてくれた方式より、富士通旧パソコンに、ライセンスなしのOfficeをインストールしておく方がよい、と思います。
 というのも、外で「講演」したりする際に、これからは富士通旧を持参することになるからです。
 K.Kさん、折を見て、その方法の復習をよろしく。

6 文十郎さんの活躍等

 地方在住なのに、このところ、ほぼ皆勤の(技術屋さんの)文十郎さんが、別の出席者が「講演」会場のイスのセッティングを行っている時に床に落として外板が少しズレてしまった、私の布団掃除機の、外板を一旦ドライバーでネジをはずして取り外した上で、すぐに直してくれました。
 ことほどさように、今回、沢山の出席者が、ロジ面で積極的な貢献をしてくれました。
 その文十郎さんが、私のパソコン部屋の●万円のイスに座らせてくれというので、座ってもらいました。
 私自身は、いくらで買ったのか全く覚えていなかったのです・・彼に聞かされた後、また忘れてしまったので、●のままです・・が、私が昔のコラムに書いた価格をちゃんと覚えて、しかもそのイスに関心を持ってくれている、彼のような読者がいるんですね。
 今回は、私の執務部屋(兼寝室)までもがオープンハウス状態になった結果、私のプライバシーで未開示の部分など殆どなくなってしまった感があります。

7 質疑応答(続)

O:地名についてだが、スタンフォード大学で、スペイン領時代のカリフォルニア・・これもスペイン語由来・・でアメリカ原住民のキリスト教化を強引に推進した宣教師(フニペロ・セラ(コラム#7777、8929))の名前を冠した構内道路があり、その名前を変えろという動きがある(コラム#9296)ところ、構外でも、カリフォルニアの旧幹線道路の一部に彼の名前が冠せられている。(注)

 (注)Junipero Serra Boulevard。サンフランシスコ市と南サンフランシスコ市を結んでいる。
https://en.wikipedia.org/wiki/Junipero_Serra_Boulevard

 サンフランシスコというのも、もちろん、スペイン領時代からの都市名だ。
 (「講演」中、インディアナ州の名前もアメリカ原住民由来の地名のような話をしてしまったが、原住民が自分達をインディアンと呼んでいたわけではないので、ここで訂正しておく。)
 ところで、スペインは、このように、北アメリカ大陸の西部や南部までをも領土としたところの、世界帝国をかつて築いたわけだが、先般の在京スペイン大使館での「椿事」が象徴しているように、今や、見る影もない。
 私の英国防大学での同僚達中、種々異なった意味でだが、「?」マークをつけざるをえなかったのが、スペイン、(ベネズエラ)、エジプト、及び、マレーシアから来ていた連中だった。
 この中で、スペインからの軍人は、愛嬌の全くないドン・キホーテといった感じの人物だったことを思い出した。
 独立騒動の渦中にあるカタロニアの人々は、恐らく、何でこんな奴らに大きな顔をされる形で一緒にやっていかなきゃならないんだ、という気持ちなんだろうな。