太田述正コラム#9756(2018.4.11)
<皆さんとディスカッション(続x3674)>

<太田>(ツイッターより)

 「…柳瀬首相秘書官<(現産業経済審議官)>の…発言…本件は、首相案件…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14559274/
 「…愛媛県中村知事…県庁職員<が>…報告のために記述したのは間違いない…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14559248/
 毎日は号外を出した。
https://mainichi.jp/articles/20180411/k00/00m/010/016000c
 勝手に発言した、と昭恵夫はなお辞めないだろ。

 「…昭恵さんはいろんなことを逐一、晋ちゃんに報告していた。勝手にやるということはないと思うよ。…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%8C%E5%AB%89%E5%A6%AC%E6%B7%B1%E3%81%84%E6%99%8B%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AF%E2%80%A6%E3%80%8D%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%A4%AB%E5%A6%BB%E3%81%AE%E6%81%A9%E4%BA%BA%E3%81%8C%E2%80%9C%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E2%80%9D%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AA%E7%9C%9F%E7%9B%B8%E3%82%92%E6%BF%80%E7%99%BD/ar-AAvJiCp?li=BBfTvMA&ocid=ientp#page=2
 (引用しなかったが、安倍母のこの結婚への関与も含め、)僕がかねてから公開と未公開コラムで指摘していた通りだな。
 2人は、一卵性夫婦で文字通りの一蓮托生なんだよ。

<太田>

 関連記事だ。

 <みんな、ウンザリしてるよな。↓> 
 「愛媛県知事のひと刺しで安倍官邸に激震 始まりは週刊朝日特報・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%84%9b%e5%aa%9b%e7%9c%8c%e7%9f%a5%e4%ba%8b%e3%81%ae%e3%81%b2%e3%81%a8%e5%88%ba%e3%81%97%e3%81%a7%e5%ae%89%e5%80%8d%e5%ae%98%e9%82%b8%e3%81%ab%e6%bf%80%e9%9c%87-%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8a%e3%81%af%e9%80%b1%e5%88%8a%e6%9c%9d%e6%97%a5%e7%89%b9%e5%a0%b1/ar-AAvHVkX?ocid=iehp#page=2 「会食時に獣医学部話題 15年4月以前、首相と加計氏・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018041190070019.html
 「今月に開学した同学部の1期生や地元市民からは憤りや不安の声が聞かれた。・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180411/k00/00m/040/122000c
 「「もっと強気で行け」安倍首相は佐川氏にメモを渡していた・・・」
http://blogos.com/article/289299/

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 刻々と、藤井君の将棋以外の可能性が閉ざされつつあるなあ。↓

 「藤井聡太六段、史上最年少での七段昇段に王手・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20180410-OYT1T50144.html?from=ytop_main7
 <アユム氏、アクセス数トップをかろうじて維持。でも面白くない。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=A3do9YUym7Y

 案外そうかもなー。↓

 「GK川島が後悔!ハリル監督の「コミュニケーション不足」は「フランス語」にあったのか・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14560133/

 慶祝。↓

 「北海道の男性が世界最高齢男性に認定 1905年7月25日生まれの112歳・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14558259/
 <「日本の」ニュース・フェチのBBC「だけ」がやっぱり取り上げてた。↓>
 Japan’s Masazo Nonaka is the world’s oldest man・・・
http://www.bbc.com/news/av/world-asia-43715630/japan-s-masazo-nonaka-is-the-world-s-oldest-man

 父親の福田赳夫は、安倍チャンの父親の晋太郎とは違って、「隠れハト」派じゃない、真正「タカ」派だったようね。↓

 「福田康夫氏「米国は自国の生産モデルを反省すべき」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0410/c94474-9447529.html
 <米国民達は腰が引け切っとるよーね。↓>
 American companies in China shouldn’t fear tariffs. They should fear a boycott.・・・
 <親米感情だって、中共当局の誘導によるってことが分かってないな。↓>
 ・・・many Chinese appreciate both American products and American people — unlike, say, the Japanese, whom many Chinese resent for invading the mainland during World War II.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/global-opinions/american-companies-in-china-shouldnt-fear-tariffs-they-should-fear-a-boycott/2018/04/10/6ec85fe0-3c35-11e8-974f-aacd97698cef_story.html?noredirect=on&utm_term=.91b61d32ae07

 どーせ、それも、モンゴルの軛症候群の悪化をもたらしただけなんだろ。↓

 「ロシア人の親日の背景にシベリア抑留者への畏敬の念あり・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_657806/

 睡眠時間が短く質も低いにもかかわらず、寿命が長い、とはこれいかん?
 どっかおかしいいちゃう?↓

 「・・・日本人の平均睡眠時間は、男性で6時間30分、女性で6時間40分と、睡眠データを分析した主要28カ国の中でそれぞれ最短だった。・・・
 日本人の睡眠時間が短いのは、入眠時間が比較的遅いにもかかわらず、起床時間が世界平均と大差ないほど早いことが一因のようだ。
 睡眠中の体の動きや心拍数で算出した「睡眠の質」でも、日本は28カ国中25位にランクイン。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AF28%E3%82%AB%E5%9B%BD%E4%B8%AD%E6%9C%80%E7%9F%AD-%E6%9C%80%E9%95%B7%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%9B%BD%E3%81%AF%E2%80%A6%E2%80%A6%EF%BC%9F/ar-AAvHekB?li=AA54vs&ocid=ientp

 「闇」の原因を誰か分析してくれー。
 とりあえずの仮説は、捜査/取り調べに制約があり過ぎる・・おとり捜査も盗聴も司法取引も基本的に認められていない・・ため、だが・・。↓

 「外国人が心底怖がる「勾留地獄・日本」の真実 世界一安全な国が抱える闇・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%81%8C%E5%BF%83%E5%BA%95%E6%80%96%E3%81%8C%E3%82%8B%EF%BD%A2%E5%8B%BE%E7%95%99%E5%9C%B0%E7%8D%84%EF%BD%A5%E6%97%A5%E6%9C%AC%EF%BD%A3%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AA%E5%9B%BD%E3%81%8C%E6%8A%B1%E3%81%88%E3%82%8B%E9%97%87/ar-AAvwIBr#page=2

 アメちゃん知識人達、すっかり自信喪失に陥ってるみたいだが、シリアの全飛行場に対する攻撃敢行後、今後とも、全てのシリア軍機及び在シリア国籍不明機は破壊し続ける、と宣言すりゃ、かなりきくと思うけどな。↓

 America’s Three Bad Options in Syria・・・
https://www.nytimes.com/2018/04/10/world/middleeast/syria-us-chemical-weapons.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=rank&module=package&version=highlights&contentPlacement=2&pgtype=sectionfront

 かつて白豪主義だった豪州で、政治家に非白人が占める割合が、依然、無に等しいことに警鐘が鳴らされている。

 ・・・The Australian government, in particular, looks much as it did in the 1960s, before the end of the White Australia policy, which restricted nonwhite immigration.
 Roughly 94 percent of Parliament is of Anglo-Celtic or European heritage, making the body more white than the United States Congress (where 19 percent of lawmakers identify as racial or ethnic minorities) and the British Parliament (where 8 percent of the House of Commons and around 6 percent of the House of Lords do).
 Among Australia’s federal and state government department heads, the homogeneity is even more pronounced: 99 percent of the leadership is Anglo-Celtic or European.・・・
https://www.nytimes.com/2018/04/10/world/australia/study-diversity-multicultural.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=stream&module=stream_unit&version=latest&contentPlacement=10&pgtype=sectionfront

 オメデトさーん。↓

 Yulia Skripal Released From U.K. Hospital After Poisoning・・・
https://www.nytimes.com/2018/04/10/world/europe/yulia-skripal-released-hospital.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=rank&module=package&version=highlights&contentPlacement=7&pgtype=sectionfront

 納得。↓

 <なるほどね。↓>
 「・・・AIの強さの源泉は「自己分割」・・・」
http://diamond.jp/articles/-/165084?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
 <違法/不当を追及する税理士・公認会計士/弁護士、だけが残るってのはその通り。↓>
 「税理士や弁護士が職を失う–「士業失業」は起きるのか?・・・」
http://diamond.jp/articles/-/164894
 <翻訳はAIには極めてむつかしい、ということにも同意。↓>
 「みんなが無意識に–Google翻訳を使う–意外な理由・・・」
http://diamond.jp/articles/-/164724

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 これぞ、究極の日中交流人士モノ。↓>
 「日本経済学者「米国は日本にしたことを中国にもしている」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0410/c94476-9447558.html ※
 <これはフツーの日中交流人士モノ。↓>
 「李克強総理が日本国際貿易促進協会訪中団と会見・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0410/c94474-9447376.html
 <これもそうや。↓>
 「中日合作の長編アニメ映画「肆式青春」の予告編初公開・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0410/c206603-9447330.html
 <同じく。↓>
 「中日の医療専門家が腫瘍予防・抑制で協力を促進・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0410/c95952-9447268.html
 <ここからは、サーチナより。
 定番だが・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本は先進国で食生活も豊かだというのに肥満の人は多くはないと伝え、「日本人の食生活を見れば、日本人の肥満率が低い理由が分かる」と論じる記事を掲載した。
 記事はまず、中国では「朝食はそこそこ食べ、昼食はしっかりとり、夜は少なめにすべき」と言われていることを紹介。さらに、はるか昔の日本では朝食と夕食の2食しか食事を取らないという時代もあったが、近年は中国と同じように朝昼晩の1日3食の食事を取る人が多いと伝え、それでも日本人の多くがスリムな体型をしているのは「食事の内容」が中国人と違っているためであると論じた。
 続けて、日本のごく一般的な家庭の食卓に登場する食事を写真で紹介。ご飯と味噌汁、そして、焼き魚といった食事など、「食材の種類が豊富で栄養バランスに優れ、油分が少ない」のが特徴だと紹介。また、日本人の食事は夜が豪勢であることが多いとしながらも、日本人の食事や和食は中華料理のようにカロリーが高くないのが特徴であり、こうした体質などではなく、食生活が良質だからこそ、日本人の多くはスリムなのだと指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1657013?page=1
 <必ずしもそうじゃないんだけど、ま、いっか。↓>
 「今日頭条はこのほど、日本は過去、世界第2位の経済大国だったが米国の陰謀によって経済成長を失うほどの不況を迎えるに至ったと主張する記事を掲載した。
 記事は、太平洋戦争で負けた日本は国土の多くが廃墟となり、焼け野原になったにも関わらず、極めて短期間で経済を立て直し、世界第2位の経済大国にのし上がったと紹介。日本は1950年代中ごろにはインドやカナダのGDPを超え、さらに1967年から68年にかけて日本は、英国、フランス、ドイツを抜いて米国に次ぐ経済大国になったと紹介し、日本は1945年の敗戦からわずか2~30年で世界一流の工業強国へと変貌を遂げ、その奇跡は世界の人びとを驚かせるものだったと論じた。
 さらに、当時の日本国内で「ジャパンアズナンバーワン」という言葉が登場したように、いずれ日本経済が米国を超えるのは当然と見なされ、日本経済の繁栄は永遠に続くものと信じる人が多かったと紹介。だが、当時の繁栄が「日本にとって完全に過去のもの」になってしまったのは「完全に米国のせいである」とし、1985年9月のプラザ合意が日本経済を崩壊させたのだと論じた。
 続けて、プラザ合意によって円高ドル安が進み、日本の輸出産業は価格競争力を失ってしまったと伝え、さらにはバブルの発生と崩壊によって日本経済は深刻な傷を負うに至ったと紹介。現在の米国経済と中国経済の関係は、プラザ合意前の日本経済と米国経済の関係に酷似していることを示唆したうえで、米国が中国を念頭に鉄鋼製品などの関税引き上げを行ったことは「米国のやり方」なのだとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1657044?page=1
 <ずっと前にも似たような趣旨の記事があったが・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・東京に比べて大阪は中国人が「より快適で、よりウマが合う」と感じられる都市だと伝えている。
 記事は、多くの中国人が日本に対して抱く固定概念としては「真面目で融通が利かないが、自律の精神に富み、礼儀を重んじる」というものだと指摘。さらに、日本と中国では文化の違いもあるため、初めて日本を訪れた中国人は「どうも馴染めない」という感覚になると指摘する一方、「大阪ではこうした感覚ない」と伝えた。
 続けて、大阪人の性格は日本人のなかでも中国人に近いと伝え、日本人独特の堅苦しさや融通の利かなさはないうえ、非常に明るい性格をしていると指摘。また、大阪という都市では「他では感じられない、生活の息吹を色濃く感じ取ることができる」と伝え、だからこそ、中国人にとっては東京に比べて大阪の方が「より快適で、よりウマが合う」と感じられるのだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1657046?page=1
 <ここからは、今日頭条記事以外の引用。
 定番だが・・。↓>
 「日本の肺がん発見率は中国の10倍!・・・
 中国メディア・東方網・・・記事は、「日本では、早期肺がんの発見率が60%に達してるが、わが国では2~5%しかない。わが国の肺がん患者の70~80%は、見つかった時にはすでに末期になっており、手術の機会が失われてしまっている」とした。
 そのうえで、日本人が早期にがんを発見できる理由として「定期的に低線量肺がんCT検診を受けていること」を挙げた。・・・」
http://news.searchina.net/id/1657040?page=1
 <客観記事。前の同じような記事よりも詳しい。↓>
 「・・・中国メディア・東方網は・・・「どうして日本の地下鉄駅にはコインロッカーがたくさんあるのに、中国国内の地下鉄には少ないのか」とし、その理由について解説する記事を掲載した。
 記事はまず、中国の地下鉄駅にコインロッカーがない大きな理由を「コインロッカーが儲からないうえ、管理コストが高いからだ」と指摘。コインロッカーを設置して営業する際、専用スタッフによるメンテナンスや清掃といった人的コストが必要になるとした。
 また、コインロッカーを設置することにより、爆発物、毒物、武器などをロッカーに保管する人が容易に出てくると説明。「中国国内の地下鉄における日常的な保安検査の入念さからも、安全に対する重視ぶりがうかがえるだろう」とし、安全上の問題もコインロッカーを設置しない理由になっていることを伝えた。
 さらに、記事によれば、中国の地下鉄駅ではコインロッカーに対するニーズが低いという。「地下鉄はあくまでも通過地点であって目的地ではない。今、中国国内で荷物を預けるニーズが」あるのは、滞在時間が長くなるような場所、例えばスーパーマーケットや高速鉄道駅、空港などだろう」と論じている。
 記事は一方で、「日本の地下鉄は密度が高く、短い距離を高頻度で利用する人、固定の路線を利用する人が非常に多い。そして駅の構内には大きな商業街があり、駅を外出の目的地にする人も少なくない」とし、日本の駅におけるコインロッカーの存在意義について説明した。」
http://news.searchina.net/id/1657060?page=1
 <こんな話あったっけ?↓>
 「・・・中国メディア・東方網は・・・「出家をしても過労から逃れられず 日本の僧侶が超過労働でうつ病に」とする記事を掲載した。
 記事は、「日本の和歌山県にある高野山には寺院が117カ所もあり、実に大きな規模を持つ宗教の地である。そして、日本でもっとも霊気が宿る場所だと言われている。しかし、ここの僧侶も俗世の『過労』の命運からは逃れることができなかった」として、男性僧侶1人が長時間労働によりうつ病に罹り、労働基準監督署から労災認定を受けたとした。
 そして、労災認定を受けた僧侶が40代であり、2008年より寺で仕事するようになったと紹介。毎日午前5時に起きて読経し、日中は寺を参拝する観光客を接待し、残りの時間で日常業務をこなしていたとし、忙しい時期には午後9時まで仕事をするのが日常的になっていたと説明している。
 また、代理人の弁護士の話として「2015年4、5、10月は全く休日がなく、疲労が蓄積してうつ病に罹り、仕事を休まざるを得なくなった。僧侶は労働基準監督署に労災認定申請を行い、昨年10月に労災として認定された」としたほか、僧侶の修行が労働とみなされた初めての事例であり、その意味は大きいと伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1657043?page=1
 <まだ、ホントのこと・・支那側の目的意識/使命感の欠如と文明的劣位・・言えないからねえ。↓>
 「・・・中国メディアの百家号は・・・なぜ中国は日本のような国土の小さい国による侵略を許してしまったのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
 中国では日本に対する蔑称として「小日本」という言葉があり、もともと中国語で「小」という言葉は悪い意味を持つことがあるが、小日本という言葉にも「小国」という意味合いも含まれている。記事は、日本の国土は米国や中国からすれば紛れもなく小さいと指摘する一方、日本の国土面積はフランスより若干小さい程度で、ドイツや英国より大きいと指摘した。
 さらに、日本の人口も中国より圧倒的に少ないが、日本には天然の強みがあるとし、それは海に囲まれていることだと指摘し、海は見方を変えれば「天然の高速道路」とも呼ぶべきものであり、山に囲まれているよりも移動や物流が容易であると主張。日本はこの強みを生かして朝鮮半島や台湾を侵略したと主張し、その時点で中国本土に侵略してくるのは時間の問題だった論じた。
 また、日本は中国侵略に向けて十分な準備を行っていたのに対し、中国は当時の政府内部で派閥争いが繰り広げられていたとし、「準備万端の人間が目覚めたばかりの人間を容易に打ちのめすことができたのはごく当たり前のことだった」と主張した。
 そのほか記事は、中国は古来より北部の遊牧民族を警戒し続けてきたが、海側への警戒は薄かったとの見方を示し、こうした要因が日本の侵略を許す要因になったと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1657041?page=1
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太田述正コラム#9757(2018.4.11)
<眞壁仁『徳川後期の学問と政治』を読む(その34)>

→非公開